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こんにちは、いわみです。1月19日の金曜日、いかがお過ごしでしょうか。
ノートを読んでいたら、佐々木俊直さんの書いた記事で、
そのネット広告は一体誰に向けたものなのかという、
ちょっと興味深かったので、そこからいろいろ考えてみました。
記事の内容は簡単に言うとですね、リンクを貼っておこうと思いますけど、
今の広告というのは、情報リテラシーの高い人には
ウェブの広告というのはほとんど刺さらないというのを
人から聞いて、うんうんという、そういう話だったんですね。
情報リテラシーの高い人というのは、何を指すのかはよくわからないですけど、
言いたいことはなんとなくわかりますよね。
特にネット、インターネットの広告に関することだと思うんですけど、
YouTubeでもネット記事でも、広告を見て何かを買おうと思ったりとか、
それをクリックして、そこからセールスに至ったという経験は皆さんはありますかね。
僕は多分覚えている限り一度もないんですよね。
Amazonとかのリンクを踏んで、たまたまセールをやってて、
これは安いなと思って買ったようなことはありますけど、
いわゆるこの商品いいですよというのは、
どこの誰とも知らない人の広告を踏んで、そこから購入に至ったということは、
もしかしたら気づかないところであるのかもしれないけど、
ダイレクトなルートで何かを買ったということはほとんどないんじゃないかなと。
いきなり話は脱線するようですけど、
じゃあテレビの広告で何かを買ったことはあるのかと言われたら、
それもなんかないような気はするけど、
広告の効果というのは無意識というかサブリミナルですね。
サブリミナルに何かそういうのが刷り込まれて、その結果何か買ったという。
多分テレビのCMとかって割とそうですね。
ラジオもそうかもしれませんけど、
そのブランド名とか商品名を覚えさせて、
それをたまたまコンビニとかスーパーで見たときに、
その商品を選ぶようにするという。
そういう割と遠回しな広告が多いと思うんですけど、
それはともかくとしてこの佐々木さんの記事に書いてあった、
ネットの広告は情報リテラシーの高い人には刺さらなくなっているという指摘は、
それなりにこれは佐々木さんが別に言ったというよりも、
佐々木さんの記事に書いてあって誰かが言っていたということらしいですけど、
この記事の後半の方に、後半というかその中にですね、
昔はその広告というものが、
すごく全然違う役割を果たしていたということが書いてあって、
わかりやすいのは伊藤石瀬里さんとか、
ポスターとか百貨店の広告みたいなのは、
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今でも結構力を入れられた広告というのは、
昔はその広告の制作がメディアの花形だったって、
1980年から90年代のバブル時期の話ですよね。
僕はその頃にはあまり物心つくかつかないかぐらいのことだったんで、
そんなにリアルタイムとして体験はしていないけど、
なんとなく想像はできるというところではあります。
要するにこれはですね、広告というものをどう捉えるかというか、
広告を一つの作品というかコンテンツとして作っている人たちの
作った作品と見るか、それともかけたお金に対して、
どれだけクリックとか数字が上がったのかという、
効果しか見ていない広告というのはですね、
同じ広告という名前がついてはいるけど、
ほとんど違うものなんじゃないかなと。
ネットの広告というのは多分初期、
インターネットが流通生まれたぐらいの頃からあったと思うんですけど、
ネットの広告が言ってみれば不快なものだったというのは、
多分今に始まったことじゃないと思うんですよね。
だから雑誌とかテレビのCMに対して、
ネットの広告というのは数が膨大というのと、
簡単に出せる、いろんな業者が参入しているということからして、
品質が低いというのは一つの原因だと思うんですよ、広告が。
この記事にはネット広告は今や苦役になってしまった、
苦役というのは苦しい役割という苦しい作業ということですよね。
広告が苦役というのは今となっては当たり前、
僕この間ブラウザで広告をブロックしてくれる
ブレイブというブラウザの紹介をしましたけど、
ネットの広告がないほうがいいという。
それが昔のテレビとかのCMとかだと、
人によって分かれたかなと思うんですよね。
つまりテレビのCMは中には楽しいやつもあるから、
CMもちゃんと見るよという人もいれば、
CMなんて広告なんて見たくないから全部飛ばして、
CMカットの録画だけしてみるんだみたいな、
古い話かもしれませんけど今も多分あるんでしょうね、
CMをカットしてくれる録音機みたいなのは、
僕は全然知らないんですけど、
何が言いたいのかというと、
ネットの広告というのはほぼ誰から見ても
苦役なものじゃないかなと僕は思うんですけど、
それでもあれですよね、
こんだけ広告があるということは、
ネットに広告をドワッと出すと、
ちゃんと効果があるという、
そこから物が売れるブログとかやったりとか、
ネットで文章とか書いていると、
それは広告に使われたりとか、
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集客に使われるものを当然取り扱っているわけですから、
広い意味ではそれは広告と言えるんだけど、
僕は1ユーザーとして、
ネットの広告から何かを買おうと思わないし、
買ったことがないと自分では思っているので、
そういう意味ではちょっと矛盾していますよね。
一つに大きな原因としてあるのが、
ネットの広告が不快だからですよね。
何で不快なのかなと考えると、
クオリティが低いからと言ってしまえば簡単なんだけど、
どういうふうに低くて、
なぜそれが起こっているのかと考えると、
いろいろあるけど、
一つ思うのは、
見ているスパンが狭すぎるんじゃないかという、
ファストフードみたいな言い方がありますけど、
広告もファストになりすぎているんじゃないか、
みたいなところはありますよね。
これはネットの世界全般に言えることだと思うんですけど、
どういうことかというと、
テレビCMとか、
大きなブランドが自分の会社を宣伝するときの広告って、
ものすごく時間と手間暇をかけて、
いいものを作りますよね。
そういうのは作品だから見ていて楽しいやつとか、
ちょっと感動したりするものもありますけど、
パッと僕が今思いついたのは、
例えばナイキのCMとかって、
ネットとかでもたまに見れますが、
ああいうのがよくできているし、
映像としてよく見れるなというものは、
あとAppleとかですかね、
そういうのは見ちゃいますよね。
それはよくできているし、
それはものすごく優秀なクリエイターが、
お金と時間をかけてやっているからということですけど、
そんだけのことをやって何をしたいのかというと、
商品を売りたいというものももちろんあるけど、
もっと長期的なものとして、
ブランドイメージといいますけど、
そういうものを作るのが大きな目的ですよね。
それができちゃえば、
商品というのは作っていれば売れるみたいなところはあるので、
単発単発の商品を売ることよりも、
そのブランドのイメージみたいなのがずっと大事だよということだと思うんですね。
このブランドイメージを大事にするというのは、
別にそういう大きな企業、
AppleとかNikeとかだけじゃなくて、
ほとんどのものを売っている人というのは、
やっぱりブランドイメージというのは、
僕は意識した方がいいんじゃないかなと、
自分でそうやって何かビジネスとかやるようになって思うんですよね。
特に個人名とかで発信とかをやってたりとか、
ブログとかやってるんだったりですね。
そこで信頼をなくしたら、
もう多分そこから人は何も見てくれないだろうし、
もちろん物も買ってくれなくなるだろうから。
それで最初のノートの記事の話に戻ると、
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リテラシーの高い人はネットの広告から物を買わないってなると、
そういうリテラシーの高い人たちは、
どこから情報を得て物を買っているのかっていうと、
いろいろあるでしょうけど、
一つあるのは口コミとか知り合いの紹介とかですよね。
リアルにより近いところからの紹介で買うっていう。
そういうのでもエコーチェンバー的なことが起こっているのかもしれませんけど、
僕ここでふと思ったのはネットの中でもですね、
広告とこれを言っていいのか分からないけど、
ネット広告と口コミの中間ぐらいなものがね、
僕は最近よく目にしてるなっていうか耳にしてるなって思ったんですけど、
それは音声配信で知ってる人が紹介しているものってことですよね。
これって別に不快じゃないし、
僕それによって買った物ってたくさんある。
骨伝導イヤホンって僕、もう何年も使ってて、
あれを買ってますけど、
それを最初に知ったのも確かスタンドエフェムかなんかで、
ただの無参だったかな。
どういうルートで買ったのかちょっと忘れましたけど、
でもそういうところをきっかけにして知ったりとか、
僕なんかもですね、ポッドキャストとか人が喋っているのを聞いて、
僕は誰かが書籍の紹介をしてるとだいたいメモっとくんで、
それを気になったときに買ったりとか図書館で借りたりとかっていうことをするんで、
個人の紹介みたいなものがほとんど僕の広告のルートだなって、
それを広告と言っていいのか分かんないけど、
結果としては同じですよね。
誰かの口コミで物を買っているってことだから。
だから無理やり結論じみたものを導き出してみると、
ネット記事の広告っていうのはどんどん質も低下してるし、
もともとあまり楽しいものではないけれど、
それで物を買う人もいるし、
広告業界自体はそんなに今も増えてるでしょうから減らないんでしょうけど、
そんな中でそこから物を買わない人っていうのも一定数いて、
どんどんその人たちの人数も増えてると思うんですよね。
それをリテラシーの高いと言っていいのかどうかは分からないけど、
ともかくとしてそういう人が一定数いるっていう。
それでネットの広告から物を買わない人は何から買ってるのかっていうと、
大体その個人の口コミとか、リアルの知り合いじゃなくても、
ネット上の狭いコミュニティの中で広まったもの。
それは信頼できるからですね、その相手がね。
そういう人からの紹介で物を買うことが増えてるっていうから。
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そういう意味では音声配信っていうのは広告プラットフォームとしてですね、
狭いけれどめちゃめちゃそのコンバージョン率が高いっていう、
そういうプラットフォームでもあるのかなと思ったりしました。
今日は余計な話を挟まずにこれで終わりにしたいと思います。
お聞きいただいてありがとうございました。
良い1日をお過ごしください。さようなら。