1. IVS2024 KYOTO SESSIONS
  2. エコシステム内でのキャリアパス
2024-09-12 1:32:42

エコシステム内でのキャリアパス

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イノベーション創出に向け多様な支援が求められる中、エコシステムの重要性は日々高まっている。本セッションでは、エコシステム内でのキャリアパスをテーマに、前半は若手世代がエコシステム内でのキャリアについて語り、後半は起業家を交え、これからより多様化するエコシステム内でのキャリア形成について模索する。

■IVS2024 KYOTO/IVS Crypto2024 KYOTOについて
2024年7月4日から6日まで、伝統と革新が融合する京都で、IVS2024 KYOTOとIVS Crypto 2024 KYOTOを同時開催します。

IVS2024 KYOTOは、起業家、投資家、事業家、技術者、研究者、そしてスタートアップやオープンイノベーションに関心を持つすべての人々を対象としたカンファレンスです。資金調達や事業成長の機会を求める経営者や投資家、新しい事業アイデアに興味がある人々にとって、新しい未来を築くための貴重な機会を提供します。

IVS Crypto 2024 KYOTOは、クリプトとブロックチェーンに特化したカンファレンスです。この分野のパイオニアたちが、デジタル経済の進化とWeb3の可能性について深く掘り下げます。両カンファレンスは同じ場所で開催され、参加者は自由にどちらのイベントにも参加できます。


名称:IVS2024 KYOTO / IVS Crypto 2024 KYOTO
主催:IVS KYOTO実行委員会(Headline Japan/京都府/京都市)
日時:2024年7月4日(木)~7月6日(土)
会場:京都パルスプラザ他  

・チケットページ:https://www.ivs.events/tickets2024
・HP:https://www.ivs.events/
・X(Twitter):https://twitter.com/IVS_Official

#IVS #IVS2024 #スタートアップ #起業 #経営 #ビジネス

サマリー

スタートアップエコシステムにおけるキャリアパスに関するセッションが行われ、参加者はそれぞれ異なる経歴やビジョンを持つ起業家としての経験を共有しています。番組は、各スピーカーがどのようにキャリアを形成し起業に至ったのかに焦点を当てています。ポッドキャストエピソードでは、参加者がスタートアップのコミュニティやキャリアパスについて議論し、特にスカイランドなどの若者が集まる場の重要性に触れています。また、起業に対する不安やVC(ベンチャーキャピタル)の役割についても深く考察されています。エコシステムでのキャリアパスは多様化しており、VCでの経験が起業やスタートアップへの転職にどうつながるかが探求されています。特に、M&Aの重要性やVC業界での独立のしやすさについても言及されています。 このエピソードでは、企業家としてのキャリアパスやスタートアップ市場の変化について議論され、日本のスタートアップがグローバルな視点で成長する必要性が強調されています。また、具体的な転機や次のキャリアの選択についても触れられています。エコシステム内でのキャリアパスに関する議論が進み、スタートアップやVCファイナンスの重要性が強調されています。さらに、起業家が直面する課題やメンタリティの維持についても考察され、M&Aや組織の成長における創業者の役割についても言及されています。 キャリアパスに関する議論が繰り広げられ、スタートアップで働く意義やリスク、起業の選択肢が強調されています。特に、長期的な視野でのキャリア形成とエネルギーの重要性が話し合われ、参加者は自身の経験を通じて得た教訓を共有しています。エコシステム内でのキャリアパスを語る今回のエピソードでは、スタートアップ支援の重要性やキャリア選択の過程での発見が紹介されています。特に、個々の経験や視点を通じて、挑戦や苦労がどのように成長につながるかが述べられています。 キャリアパスに関する議論が展開され、スタートアップにおける柔軟なキャリア形成の可能性や支援の重要性が強調されています。若手の視点から、自身の経験を生かして新たな価値を創出する意義についても触れられています。エコシステムの中でのキャリアについての模索や支援の重要性が語られ、参加者がつながることのメリットが強調されています。

キャリアパスの紹介
稲荷田 和也
みなさま、こんにちは。
岩崎 由夏
こんにちは。
稲荷田 和也
ありがとうございます。
矢部 寿明
こんにちは。
稲荷田 和也
お越しいただいてありがとうございます。
スタートアップエコシステム内でのキャリアパスをテーマにしたセッションを始めさせていただきます。
私、モデレーターを務めます稲利田と申します。本日、よろしくお願いいたします。
中山 悠里
お願いします。
稲荷田 和也
スライドですね。
今回のテーマは、キャリアパスとなっております。
スタートアップのエコシステム内でのキャリアパスは、
企業家さんだったり、支援者だったり、若手の方々も含めてどういう風に移っているのかというところを深掘りしてまいります。
スタートアップの歴史というのは、まだまだ浅くてですね、かつ、進化し続けているということかなと思っております。
その中で、ロールモデルの存在ってすごく大事だと思いますし、それ通りにいくということもないと思いますので、
考え続けることというのが非常に大事かなという風に思っております。
なので、今日がそういう機会になればいいかなという風に思っております。
スピーカーの紹介をさせてください。
お一人ずつお願いいたします。
起業家の経験
稲荷田 和也
じゅんさんからですね、お願いします。
上原 仁
はい、上原寺と申します。
よろしくお願いします。
岩崎 由夏
お願いします。
上原 仁
お願いします。
もう、これは、トントンと言ったらいいんですよね。
はい。
じゃあ、トントンといきましょう。
吉田 碧生
上原寺と言います。
稲荷田 和也
しゃべっていただいて、1分ぐらいでキャリア簡単に、1分難しいですよね。
でも、1分半ぐらいで。
上原 仁
一応、はい。
私、NTTというクソどでかい企業からマイネットという会社を創業しました。
創業して10年ほどで上場して、8年ほど上場企業経営をやりました。
その後、全役職を退任して、今、新しくCORISというチームを立ち上げて、
スタートアップのM&Aを促進するような仕事をしています。
どうぞよろしくお願いします。
稲荷田 和也
お願いいたします。
たぶん、スライド的には岩屋さんが来る気がしています。
はい。
はい、お願いします。
岩崎 由夏
私、今、上原さんがマイネット退任されてるの言いまして。
え?
すごいびっくりしてたんですけど。
私は、もともとDNAという会社で採用担当、会社員としてやらせていただいておりました。
27歳か8歳ぐらいの時に起業して、株式会社ユートラストを起業して今に至ります。
今日も全フロアにブースを構えておりますので、
そこでああいうお祭りの人たちが待ってるので、遊びに来てください。
ハッピーの方々ですね。
はい。よろしくお願いします。
稲荷田 和也
お願いいたします。
次、やべさんですね。お願いします。
矢部 寿明
はい、クレジットというスタートアップをやっておりました。やべです。
稲荷田 和也
もう少し声量を上げてください。
上原 仁
声張っていきましょう。
矢部 寿明
クレジットというスタートアップをやっておりました。やべです。
私は、最初外資系のGEという会社でファイナンスの仕事を始めて、
その後、イコマスのベース、シリーズBぐらいのフェーズに入社して、
新しい金融事業の立ち上げみたいな小会社を作ってやらせていただいて、
直近5年ぐらい、自分のスタートアップクレジットというフィンテックのスタートアップをやって、
9億くらい調達した後、今解散し、無職し、
無職から新しいキャリアを始めていると。
そんな感じでございます。
上原 仁
無職のくせにキャリアセッションに出ている。
稲荷田 和也
逆にありがたいですけどね。
矢部 寿明
ちょっとレアな存在だと思いますので、
岩崎 由夏
無職枠。
矢部 寿明
無職の方はぜひお声掛けください。
稲荷田 和也
今無職だよって方とかいらっしゃいますか?
いないでしょう。
いないでしょう。
中山 悠里
失礼いたしました。
稲荷田 和也
いないでしょう。
お願いします。
岩崎 由夏
お願いします。
稲荷田 和也
中山さんですね。
中山 悠里
皆さんこんにちは。
アニマルスピリッツというVCでキャピタリストをしております中山と申します。
私はファーストキャリアは大学生の時にスタートアップの立ち上げメンバー、
スタートアップの中の人をやっていたというような感じでして、
その後BCGというコンサルティングファームで今度は大企業のコンサルをやりました。
やっぱり自分はスタートアップが好きだなと思って戻ってきまして、
スタートアップの中の人ではなくてスタートアップの外側というかエコシステム内で
スタートアップを支援する側でVC4社やっております。
最初がストライブという独立系のVC、
次が楽天のVC、
起業への道
中山 悠里
アントラというこれはもうちょっとアーリーステージ寄りのアクセラレーターみたいなことをやった後に、
アントラの前に私2年無職期間がありまして、
無職。
ちょっとなんか水飲んでて聞いてないですけど。
無職のちのアントラの今のアニマルスピリッツというところでございます。
よろしくお願いします。
岩崎 由夏
お願いします。
稲荷田 和也
お願いいたします。
最後私モデレーターの稲荷田と申します。
新卒で33というメジカリの会社にギリギリ未成長のタイミングで入りまして、
エンタープライズの営業を3年間くらいやった後に辞めてですね、
SEEDのスタートアップ、NFT系だったんですけどそこの立ち上げに携わりました。
その後進行産業だったりスタートアップやっぱり広報だとか認知獲得あと、
なんでそういう思いでやってるのかとか、
そういったのってすごく大事だなって思ってそこが支援できるような会社を
昨年の9月に立ち上げていろいろやっております。
最近はポッドキャストをめちゃくちゃ注力しております。
僕と中山さん実はスタートアップNOWという。
中山 悠里
ポッドキャスト聞いてくださいお願いします。
稲荷田 和也
じんさんも。
上原 仁
めっちゃ勉強になるやつですね。
そこですかありがとうございます。
稲荷田 和也
リスナー目線で恐縮です。
じんさんのポッドキャストもよかったら一言お願いします。
上原 仁
私はスタートアップのおじさんで、
私の娘25歳になるんですが、
ジャフコというベンチャーキャピタルで働いております。
そうなんですか。
最近ですね、親子でポッドキャスト始めました。
スタートアップファミリーっていうポッドキャストをやっております。
矢部 寿明
僕も聞いてます。
上原 仁
ありがとうございます。
稲荷田 和也
スタートアップファミリーはめちゃくちゃいいんで聞いてください。
親前キャピタリストであられる上原あきさんとシニアでいらっしゃるじんさんで、
しかもすごくいいのがじんさんがパパっていう目線で話されてるんですよね。
上原 仁
一人称パパ。
そうなんです。
稲荷田 和也
親子の会話を見ながら学びができるというポッドキャストです。
ありがとうございます。
イントロダクションこのあたりで、
本日事前にテーマを6つ用意してるんですけれども、
流れで全然変わっていくかなと思っております。
用意しているものを簡単に申し上げると、
起業家になるためのキャリアパス。
起業してなかったら何をしていたのか。
起業家のセカンドキャリア。
無職の話とかもございましたけれども。
ネクストキャリアに勤まれている方もいらっしゃいますので、そのあたり。
投資家のキャリアパス。
やっぱり起業家だけじゃなくて、
エコシステムの中に様々なステークホルダーがいますので、
そういったあたりも深掘りできればなと思っています。
あとは起業家目線だけじゃなくて、
社長とか代表の方からしたら、
自社のメンバーって今どういうキャリアで、
こういうキャリア進んでいく可能性があるんじゃないか、
みたいな話とかもありかなと思っていますし、
最近で言えばエコシステム内に閉じずに、
外に出ていくとか、
あるいは一般的には外に見られているけど、
実は一緒、同じエコシステムとも言えるよね、
みたいなのもあると思いますので、
そのあたりも深掘りできたらと思っております。
ちなみに今お越しいただいている方の属性、
少しだけ知れたらなと思うんですけれども、
起業家の方っていうのはどれくらいいらっしゃいますか?
割と少なめではありますかね、
3、4人くらいいらっしゃいます。
ありがとうございます。
今スタートアップで働いているよって方とかは、
どれくらいいらっしゃいますか?
それも意外と少ない。
逆にスタートアップを支援しているよっていう方とかは、
岩崎 由夏
これが多いんですね。
稲荷田 和也
じゃあ支援側のキャリアもいいですね。
今スタートアップにはいないけど、
これから入りたいとか興味ありますっていう方とかは?
岩崎 由夏
入社お待ちしています。
稲荷田 和也
いいですね、ぜひです。
学生さんとかそういうのもいらっしゃるんですね。
5人くらいいらっしゃいますね。
ありがとうございます。
今回のセッションが1時間半枠になっているんですけど、
前半60分が我々をやらせていただいて、
比較的起業家の方が多いかなというところです。
一方で後半はU30の皆様のキャリアパスについての話もありますので、
自然的に今回のキャリアはシニア目線での話になると思うんですけれども、
お付き合いいただければなと思っております。
そして岩崎さんが他のセッションと実はブッキングをしているというアクシデントが。
岩崎 由夏
売れっ子と言いたいところなんですが、ただのミスでして、
私はもう少ししたらちょっとお先に違うところに行ってきます。
稲荷田 和也
あとどれくらい?10分?
あと17分あります。
ありがとうございます。
自然的に岩崎さんを多めに最初は聞くかと思いますが、
ぜひ皆さんも入っていただけたらなと思っていますので、よろしくお願いいたします。
そうしましたら順番にですね、まず起業家になるためのキャリアパス、
起業に興味ある方もいらっしゃると思いますし、
あるいは今働いている会社の代表の方がどういうキャリアだったのかみたいな話も
抑えていくと歩み方変わるかなと思いますので、その辺り聞いていきたくてですね。
この辺り岩崎さんだったり安倍さん中心に聞きたいなと思っていまして、
岩山さん改めてキャリアのサマリンも含めてかもしれないですけれども、
どんな感じで起業に至ったかみたいなところをお伺いしてもいいですか。
岩崎 由夏
まず結論から申し上げますと、誰でも起業家にはなれるかなと思っていて、
私全く起業する気がない人間でして、もともと私は漠然と一生会社員をやるんだと
小さい頃からずっと思ってたんですけれど、
気が付いたら起業して楽しくやらせていただいております。
流れでいうと、もともとDNAという会社で働いていたというと、
それこそ起業する気で入ったのかとよく言われるんですけれど、
なぜか私はDNAに死ぬまで勤めてやろうと思っていた人間でして、
ただですね、偶然DNAが買収したペロリという当時スタートアップがあって、
そこに出向をさせられたんですね。希望でもなんでもなく。
そしたらなんて楽しいんだと思ってしまって、スタートアップめっちゃ面白いやんって思ったんですけれど、
2016年あたりですね、世間を賑わすようなメディアのいろんなことがあって、
ちょっと私の口から言いづらいんですけれど、
あれを一通り対応させていただいていた側の人間でして、
落ち着いたなっていうタイミングで自分もスタートアップに行こうと思ったところがきっかけでございました。
稲荷田 和也
行こうと思ったんですね。
そうなんです。
岩崎 由夏
しようではないんですね。
最初は普通に転職活動をしてたんですよ。
なんですけど、転職活動をすればするほど市場に対して腹が立ってくることがいっぱいあって、
もう終わってんすよみたいなことを先輩の起業家に言ってたら、
岩崎さんそういう時に起業すんねんねって言われて、
なるほど私が起業ですかみたいなところから、気が付いたら今に至りますという感じです。
稲荷田 和也
なるほど。
その起業を元々する予定ではなかったということで、
意識的にこういうキャリアを歩んでとか、
このピースを埋めていって起業するみたいな思考はあまりなく、
もうやるってなったからやったみたいな感じなんですか?
岩崎 由夏
そうですね。あんまりなくって、いわゆる経歴書に書くようなキャリアとしては別に何でもいいと思うんですよ、起業って。
なんですけど一つだけ私、いけるって思った瞬間があって、
これは起業ができると思ったのが、
偶然ラッキー起業家とか投資家のメッカのコミュニティみたいなところに入れたんですよ。
大城 摩希子
どこなんですかそれは。
スタートアップコミュニティの重要性
岩崎 由夏
アンリさんとかのツイッターの人たちいるじゃないですか、当時。
特に6,7年前ってツイッターにみんないて、
そこでコミュニティが出来上がってて、覚えてらっしゃいますよね多分。
そこの人たちと仲良くなったら最悪調達できんちゃうかぐらいの気持ちがあったんですね。
非常に舐めたことを言ってますけど。
時はそう理論っていうのを私はずっと唱えていて、
何をするんでもトップランカーのコミュニティってちっちゃくどこかにあるんですよね。
なんでその人たちと仲良くなれたら自分の中の基準も上がるし、
行くところまで行けるんじゃないかっていう時はそう理論っていうのをずっと唱えていて、
今の日本のスタートアップの時はそうはここやーって当時は思ったんです。
で、偶然その人たちと可愛がってもらえるようになって、
これは企業やって思ったっていうのは裏側としてはありますね。
稲荷田 和也
今の時はそうってあるんですかね。
岩崎 由夏
今時はそうどこですかね。
上原 仁
今どこなんでしょうね。
私も今どこかなって思いました。
スカイランド?
岩崎 由夏
あのしゃもじないですかしゃもじ。
稲荷田 和也
今朝もねイベントやりました。
上原 仁
スカイランドおった。
稲荷田 和也
よかった、いらっしゃって。
スカイランドはなんで今。
上原 仁
若い子たちがもう無造無造で集まってる感じ。
稲荷田 和也
スカイランドの今のなんだっけ、NEXTベースとか。
コミュニティ施設がね。
クロステックベンチャーズさんがやってる渋谷で無料で使える施設。
上原 仁
実際どうなんだろう。
今すっかり上場企業になってるような方々が
早い時期2013年、14年くらいの頃はEVさんのシェアオフィス。
そうでしたね。
結構イケてるっていうか
ツイッターとかで勢いのあるベンチャーキャピタルのシェアオフィスは
結構爆進地になってること多いですね。
岩崎 由夏
確かにメッカになりやすいですね。
稲荷田 和也
今かなり増えてますもんね。
NEXTベースもありますしオアシスもあれば
本当にどのVCさんも今やられてらっしゃいますので
ぜひそういったところに行き来されてということですね。
起業を考える
稲荷田 和也
はい、ありがとうございます。
したらヤベさんにもぜひ伺ってみたいんですけど
企業化はもともと目指されてたとかなんでしょうか。
矢部 寿明
そうですね。
僕が学生の頃に目覚めた的なのがあって
もともとずっと途上国開発とか
国連で働きたいみたいな
そんなことを思ってましたと。
途上国大学5年間やってたんですけど
そこ1年ずっと行ってて
ケニアとか
その時に結構フィンテックのスタートアップとか
テックのプレイヤーが
途上国、貧困の課題みたいなのを解決する
ザクというとソリューションを色々作ってるのを見て
国連とか世界銀行とかで働くよりも
そういう事業を作る方がインパクトあるんだろうなっていうのが
一つのきっかけ。
たまたまなんですけど
もう一つはやっぱりコミュニティではなかったんですけど
自分の高校と大学のクラスメイトが
デリーの共同創業のCTOをやって
大竹っていうクラッシュル
そうなんですね
高校、大学
5年と3年で8年間か
一緒だったっていうのがあって
常に隣で
それこそ最初のピボットとか
デリバリーの時期から
横目に見ていて
なんならその前の高校生の時から
アップルマジすげえみたいなことを
そういうのが重なって
事業を作ってみるみたいなのを
途中から経験していったっていう
そんな感じです
うよ曲折だって
いろいろ経て
スタートアップとして
2019年に羽ばたいて
いったというような感じでございました
岩崎 由夏
お疲れ様でございました
矢部 寿明
ありがとうございました
稲荷田 和也
学生企業ではない?
矢部 寿明
学生の時は会社にはしなかったんですけど
稲荷田 和也
プロダクト何個か作ったりとかしてました
吉田 碧生
なるほど
稲荷田 和也
その後ベースさんとかいらっしゃったのは
入社されて?
矢部 寿明
それは一社目
大学卒業間近の時に
最後いろいろやっていて
スナップチェットを超えるんだとか言ってて
なんですけどすぐ終わっちゃって
ダメで
困って就職して
たまたま拾ってもらって
1年間働いて
上原 仁
自信がつきましたと
矢部 寿明
1年間?
もう俺大丈夫だなってなって
起業しようとして
いろいろ回ってる時に
たまたまやろうと思ってた事業が
ベースが同じようなことやりたいって話だったので
入れた
立ち上げらせてもらった
そんな感じです
稲荷田 和也
そういうことなんですね
矢部 寿明
そんな感じです
稲荷田 和也
1年間では何を埋めたんですか?
何のピースがハマっていけるぞって
結果的にはベースさんと一緒に
矢部 寿明
雰囲気ですね
雰囲気なんですね
仕事できる気がするっていう
そんだけって感じですかね
岩崎 由夏
私企業前のヤベさんと会ったことあるんですよ
矢部 寿明
そうなんですね
稲荷田 和也
どんな感じだったんですか?
岩崎 由夏
すごい自信に満ち満ちになって
矢部 寿明
本当に僕も恥ずかしいんですけど
他の人にも
あの時のお前は輝いてたみたいな
稲荷田 和也
あの時のお前
矢部 寿明
今のお前はダメだみたいな
上原 仁
ぜひお二人に伺いたいんですけど
起業する前って怖くなかったですか?
起業するっていうこと
そっから先起こること
お金の責任
岩崎 由夏
人の責任
上原 仁
いろんなこと
岩崎 由夏
怖くなかったですか?
私めちゃめちゃ怖くて
起業家の先輩に
私資金調達って借金やと思ってたんですよ
ほんまにアホなんですけど
みんな何億円調達とかってやってるじゃないですか
あれ私失敗したら
半蔵直樹みたいに
ちょっと言いづらいですけど
上原 仁
どっちかっていうと南の定用やね
岩崎 由夏
そうそうそう
自分の命を
リアルに命かけやなあかんのちゃうかって思ってて
VCの役割と起業家精神
岩崎 由夏
私まだ死ねないですって
起業家の先輩に言ったら
お前アホかって言われて
それ聞いてから資金調達は
究極的に個人的な
その金銭リスクはないよっていうのを
上原 仁
ちゃんと理解してからはあんまり怖くなかったです
岩崎 由夏
なるほど
矢部 寿明
やべさん怖くなかった?
僕はなんかよくも悪くも無知だったっていうのもありますし
なんか自信もあったんで
怖くなくて
かつ今やろうとしてた事業が結構
初期から資本が必要な事業だったんで
なんかもうVCからの調達ありきだし
そこにこうなんか失敗するとか
意味にも思ってなかったんですよね
岩崎 由夏
そこはねちょっと詳しく聞きたいですよね
上原 仁
何があったんか
めっちゃこの辺はやっぱ時代感じますね
多分2014、15年ぐらいをはざかいに
エクイティマネー
出資を受けて起業するっていうのが
稲荷田 和也
結構当たり前かどんどんしていって
上原 仁
そのタイミングなんですね
そこ以降本当に怖いことじゃなくなったんでしょうね
稲荷田 和也
その前はどうだったんですか?
上原 仁
いやもう人生を賭けて
もし失敗したら絶対追い剥ぎが来る
牛島くんの世界
っていう感覚はあったけど
今はもう全く違いますからね
稲荷田 和也
ジンさんはそのタイミングで
上原 仁
ジンさんは追い剥ぎを怖がりながらやりました
岩崎 由夏
先輩起業家の方々本当すごいです
矢部 寿明
本当にすごい
でも良くも悪くも
そういう意味では本当に起業は誰でもできる
やろうと思えば明日から
中山 悠里
なんか一つポジショントークなんですけど
本当にやりたいことが決まっている人は
もう恐れずに
おっしゃってたように恐れずに
そのまま起業すればいいと思うんですけど
起業したいなって思っても
なかなかじゃあ何やればいいんだろうっていうのが
分からないけど起業したい人っていうのも
最近増えてるなと思ってまして
そういう人にはまずはVCは意外とおすすめでして
稲荷田 和也
なんでですか?
中山 悠里
VCに入ると
VCのネットワーク最初におっしゃってた
ネットワークっていうところに
入れるっていうのもそうですし
いろんなビジネスモデルとか
いろんな起業家に会ううちに
自分はこれがいいんじゃないかとか
このスタイルが自分だったらできるんじゃないか
っていう風に
気づいてくるところもあると思っていて
実際EV
ヒストベンチャーズの卒業生とか
結構起業家多くてですね
そうなんですね
エニープレスの内藤さんとか
チケミンの知卿とか
結構そういう排出機関にも
なってるかなって思うので
やりたいことが決まっていれば起業
やりたいものが決まっていなかったら
VCっていうのもあるよっていう
ポジションのトークを
稲荷田 和也
ありがとうございます
今ちょっと本人がいない中ですけど
ちなみにじんさんの娘さんの秋さんは
新卒VCじゃないですか
はい、新卒VCの娘です
その辺りはどういう風に見られてらっしゃる?
上原 仁
そうですね
まず今中山さんおっしゃった通り
スタートアップを全体マクロで
観測しようとした時に
VCっていうポジションが
一番いいのは間違いないと思います
起業するかしないかっていうのに関わらず
ベンジャーキャピタリストっていう仕事が
なんだろうな
日本の産業の中で
めっちゃ新しく蠢いていくところに対して
資金を注入する側
ないしはブーストする側の存在になるので
なんとか日々が楽しい
日々いろんな出来事が
どんどん変化していく中で
キャリアを積んでいけるので
その楽しさがあるんだろうなということを
見ていて思います
稲荷田 和也
なるほど
この後もし触れられたらまた触れたいんですけど
たぶんそろそろ岩屋さんの時間が来てる気がして
最後聞いてもいいですか?
すいません
とはいえ一回転職されようとしたわけじゃないですか
その時はどういう
行くとしたらどういう会社が良かったとか
もし起業って選択肢
あの場で
そういう時に起業するんだよって言われてなかったら
起業してないかもしれないじゃないですか
してないですね
どういう可能性があったんですか?
岩崎 由夏
私は人事がいない会社に行きたいなと思ってたんですけど
人事だったんで
一人目人事になりたいと思って
探してたんですけど
結果ですね
そんな体操を受けることもなく
稲荷田 和也
途中からプログラミングの勉強に切り替えて
岩崎 由夏
プログラミングの勉強しながら
私圧倒的に貯金もなかったんで
最低限のフリーランスをしながら
起業の準備をするようになりました
稲荷田 和也
ちなみに前に伺ったことも
プログラミングから始めたっていうのは何でだったんですか?
岩崎 由夏
私採用担当だったんで
相方のエンジニアを採用できる自信はあったんですけど
採用担当だからこそ
どんだけ採用がむずいかも知ってたんで
ワンチャンエンジニアの相方見つからへんかもなと思いながら
自分でも作れるようにと思って
勉強してたんですよ
元々別に理系の人間なんで
いやいやみんなできてねーやからできるやろみたいな感じで
書けば書くほどですね
これはプロの人は採用せなあかんと
気づく結果になったんで
結果良かったのは
そのコードを書いたことによって
今の共同創業者山田さんって言うんですけど
コード見せてって言われて
見せたら60点やなって言われて
稲荷田 和也
60あったすごいですね
岩崎 由夏
すいません前段忘れました
チュートリアルを60点でギリクリアしたなって言われたので
それである種こいつはこいつなりに頑張ったんやなって思ってくれて
一緒にやってくれることになったんで
まあまあ私の書いたコードは1行も残ってないですけど
書いて良かったなっていう話です
上原 仁
でもあれですね古くは
楽天市場作った時の三木谷さんって
自分でコード書いてらっしゃったらしいですよね
岩崎 由夏
そうなんですか
西牧 直香
いやでもちょっとECは怖いんで私絶対書かないです
稲荷田 和也
お時間ですか
岩崎 由夏
ありがとうございます
ありがとうございました
矢部 寿明
ユートラストの告知ですか
稲荷田 和也
そうですよね
岩崎 由夏
よかったら日本のキャリアSNSを作っております
ユートラストを使ってくださいよろしくお願いします
ありがとうございました
稲荷田 和也
ありがとうございます
VCでのキャリアパス
稲荷田 和也
さっきの途中の話題に一回戻りたいんですけれども
中山さん一瞬そのまま行けますか
最初から起業しないで一回VCに行くのはいいって話があったじゃないですか
中山さんも実はVCにいるのはいつか起業したいとか
そういうの思われたことがあったとか今もあるとかあるんですか
中山 悠里
自分は圧倒的に黒子が好きなんですよ
黒子が好きで自分が前に出たいとかあんまりなくて
圧倒的に頑張ってるすごい人を応援したいので
自分はVCっていう立場の方が合ってるんだなっていうのは思ってるところです
なるほど
もう一個VCのキャリアのパスって
実はそんなにイメージされている方多くないのかなと思うんですけど
分からないですね外から見ると
密あるかなと思っていてVCで極めていく
VCで独立してGPになるっていうこれが一つのキャリアパスですよね
もう一つが起業につなげるっていうキャリアパス
それから実はスタートアップのどこかにジョインしたい
Cクラスでもいいしメンバーでもいいんですけど
ジョインしたいっていう時に何が重要かっていうと
勝てるスタートアップで働くことじゃないですか
勝てるスタートアップってどこなのかって採用面談しても分からない気がしていて
それをスタートアップにいながら
VCにいたらいろんな財務情報も見えてくるし
状況も見えてくるんでここ勝ちそうだなって分かるじゃないですか
勝てるところに転席するっていうのも実はキャリアパスとしては多くて
例えば私のいたストライブの時は
ネギスさんっていう同僚がモルキュールに行ったりとか
ミネシマさんっていう同僚がスマートキャンプに行ってMAでエグジットしたりとか
やっぱりもっとVCで投資先に転席してそこで幹部やると
かなりの確率で勝てるっていうのがあるかなと思ってます
なるほど
稲荷田 和也
もしも今これは別に理由は問わずですけど
万が一中山さんがアニマルスピリッツを辞めなければいけないとか
もしもですよなった場合っていうのは次何されたいとかありますか
大城 摩希子
ちょっとあのGPがいるんで
稲荷田 和也
ごめんなさい
中山 悠里
上司にクビになったらっていう話ですよね
稲荷田 和也
これ一例です
でもVCのネクストキャリアってすごい大事な話だと思ってますんで
中山 悠里
クビになったとしたら
でも私やっぱりスタートアップ一社に絞るっていうよりは
幅広く支援する方が好きなタイプなんで
何かしら他のVCなのか立ち上げるのかわからないですけど
同じような立場でエコシステムの中にいるけど支援側にいたいなって思ってます
稲荷田 和也
なるほどありがとうございます
投資家のキャリアはこのあたりに一旦しまして
皆さん気になっているであろう無職セッションといいますか
無職セッションは後日あるのでそこは聞いていただければと思うんですけれども
企業間のセカンドキャリアについて話は移っていきたいなと思っています
無職の話からしてしまったので
ジンさんからでもいいですか
新たな挑戦とコアリスの設立
稲荷田 和也
ジンさんが退任をされて今新しいチャレンジをし始めたわけじゃないですか
それはどういう意思決定で今のコアリスを立ち上げたのか
他の選択肢ってなかったのかとか
なぜコアリスだったのかみたいなところを伺ってもいいですか
上原 仁
そうですねちょっとだけ手前から話をすると
元々インターネットが大好きで
企業化っていう生き物が大好きだったんですよ
っていう中で
それはもう自分が20代の頃ね
インターネットの企業化が大好きで
やっぱ好きなことで企業したいじゃないですか
だから好きなこと
インターネットで企業しようって決めて
インターネットの会社をやってたんですけど
結果的に気が付いたら私の会社は
インターネットの会社じゃなくて
ゲームの会社になってたんです
ゲームの会社として上場したんですが
どうもですね
15年ほどやったところで
俺あんまゲーム得意ちゃうなって気付いてしまったんですね
本当は好きで得意なことをやって企業して
進んでいけるのが一番いいんですけれども
途中で実はそんなに好きでも得意でもないことに
自分の授業がなってたっていうのに気づき
よりこのゲームの会社を好きで得意で
育ててくれるような人っていうのを見つけてきて
結果的に私の場合
セガのCEOをやっていた方に
うちに来ていただいて
その方に社長を任せして
で辞める
辞めるじゃないですけど
全役職退任っていうのを決めたんですね
でもう一回立ち帰って
次何やるか
もちろん支援側になるとかっていうのもあり得たんですけど
稲荷田 和也
エンジェル都市とかもされてますんで
上原 仁
やっぱり一回企業家として
自分の人生のタクトを自分で握ってる
操縦桿を自分で握ってるっていう
この感覚を味わってしまうと
なかなか次の別の道行っていけないなっていうのが
考え尽くした結果の
思ったことだったんですね
だからやっぱりもう一回企業やと
もう一回企業や
で企業するってなったら
やっぱり好きで得意なことやれたじゃないですか
で今度こそその
インターネットじゃなくてもう一個の
企業家が大好きだから
その企業家を
何ですか
企業家を良くするような
企業家がハッピーになるような
企業をやろうっていう風に決めて
企業家の
ネクストチャレンジを作っていけるような領域として
M&Aエグジットを
プロデュースする仕事っていうのに
行き着いたと
そんな感じです
稲荷田 和也
M&Aって選択肢
特に最近はすごくホットな気がしますけれども
順当に考えたらそのままGP
VC立ち上げるって道もあったと思うんですけど
どうしてそっちの道じゃなかったんでしょうか
上原 仁
今VCそんな儲からないんですよ
中山 悠里
それすごい
重要な話題だなと思っていて
私あくまでスタートアップってキャリアの中で
VCって話をずっとしてきたんですけど
VCってその投資家っていう側面もあるじゃないですか
投資家ってどういうマネタイズモデルかっていうと
お預かりした資金
運用資金に対して
まず運用手数料っていうのをもらいます
つまり運用額が大きいほど手数料多いわけですよね
じゃあ同じ投資家っていう属性で見てみると
VCって圧倒的に運用額小さいわけですよ
適切なファンドサイズって100億ぐらいって言われていて
2%かけたら2億じゃないですか
でもじゃあカーライルの5号ファンド
4300億ですよ
1桁違いますよね
まずベースのサブスクフィーというか
運用手数料小さいです
じゃあ今度リターンもあるじゃないですか
成功報酬もらいますと
それも大体成功報酬の80%をLPの皆さんにお返しして
20%を自分の手元にもらうわけですけど
稲荷田 和也
80-20ですね
中山 悠里
この比率って運用額が大きくなっても
圧倒的に変わらないんですね
ってことは最初運用してる額が小さいから
戻ってくる金額も小さいし
VCって息が長い
10年運用しないといけない
エクジットするまでも10年かかるんで時間軸も長いし
じゃあリターンの比率どうかって言ったら
大体3倍ぐらいですよね
VCのトップリターンで3倍
それって他のオルタナティブアセットで比べてみると
やっぱり低いわけですよ平均が
どんなにVCのアセットクラスの中で頑張って運用して
トップのリターンを出したとしても
これ日本においてなんですけど
低いわけですと
他のバイアウトファンドの方がリターンいいわけですと
上原 仁
VCの人がコンコンといかにVCが儲からないかの話をしてる
中山 悠里
ほんとにお金儲け
投資家としてお金を儲けたいだけだったら
稲荷田 和也
お金儲けならってことですね
中山 悠里
VCじゃないと思いますと
ベースの給料も違いますと明らかに
どんなにパートナークラスの人と
バイアウトファンドのアソシエットクラスの人の給料を比べたら
アソシの方が高いわけですよ正直
そういう世界観なんですね
なんですけどVCのいいところは
はい待ってました
まず独立しやすい
誰でもって言ったら
なんでお前独立してないんだってなりますけど
割と若い人でも独立しやすいし
チャレンジしやすい
バイアウトファンドで独立するって
相当厳しい
ほんとにもうシニアっていうか
相当な歴史を刻まないと
上原 仁
すごい信用積み重ねてですよね
中山 悠里
難しいわけですよね
そういう意味で早く独立したい
自分のファンドを持ちたいっていう人には
おすすめ
でも一生サラリーマンやろうって思ってるんだったら
VCじゃないよって思います
稲荷田 和也
独立心があるってところと
あとは純粋にスタートアップへの愛とか
そこです一番大事なところ
中山さんの底が最近温まってるっていう
温まってるか解き放たってるタイミングかと思いますので
なるほど
話をちょっと戻ると
ジンさんはVC以外は選択肢は
VCと今のM&A系の事業以外はなかったんですか
上原 仁
もう一回インターネットやるかっていうので
だからWEB3で
WEB3での企業をゴリッゴリに考えて
年齢的には30歳くらい若い
20代前半の子たちと
めっちゃディスカッション重ねたりした時期はありました
稲荷田 和也
投資家としてじゃなくて一緒にやるとか
上原 仁
もちろんプレイヤーとして
ここから先WEB3が
世界に大きなインパクト与えることだけは間違いないと思ってるんですよ
今この瞬間もそう思ってます
この現実世界
リアルワールドの物事と
全く切り離した国というか
国家というか
経済圏を作り上げることができるのがWEB3なんで
これ自体は多分10年とか20年の単位で
めちゃめちゃ浸透していくのは間違いないと思ってるんですよ
だからそこに飛び込むのはあり得たんですけど
それをやるには
ちょっとだけ自分が年取ってるなっていうのは感じた
自分が20代の時に
誰とだって思って飛び込んで
あの世代
矢部 寿明
あの年代
上原 仁
20代のうちに
世の中でまだルールが全くできていない
仕組みができていないところに飛び込むのがめちゃくちゃいいんやと
思いましたし
それはすごいハッピーなキャリアいただきました
だけど50代にこれからなろうとする人間が
今全くルールのないところでやるよりも
むしろ今あるルールに対して何らかアプローチをする
例えば政治に対して経済の
産業に対してアプローチをするとかの方が
多分他の人
今の若い人にはできないバリューを出せるな
っていう風に考えて
新しい方に行くよりも
既存のものをより正しくする
っていう方に向かおうと決めました
稲荷田 和也
ありがとうございます
もう1個だけ聞いて
やべさんにパスしたいなと思ってるんですけれども
M&Aの重要性
稲荷田 和也
M&Aって選択肢で
それは好きという領域と得意という領域と
それぞれあるって話もあったと思うんですけど
エコシステムとか社会にとって必要だから
っていうのもあったんじゃないかなと思っていて
そこは改めて
簡単な解説も含めて少しいただいてもいいですか
上原 仁
先VC儲からないみたいな表現しましたけども
今状況としてはすごく環境変化してるんですよね
このスタートアップ周り
こうやって1万人で集まって
盛り上がれるようになったっていうので
すごくマス化したという現状はあるんですけれども
ただやっぱりここのまでの20年間の
儲かりやすさ
なんていうかな
儲かりやすさっていうのは
例えばVCでいうと
VCっていうのは
株を安く買って高く売る仕事なわけですね
その高く売るっていうのを
めっちゃ早くやるための
マザーズ市場っていうものが
当初マザーズっていうのがあって
それがあるおかげで
市場の変化と企業家の挑戦
上原 仁
めっちゃ安く買って高く売る
安く買って高く売るっていうのを
高速回転することができていた
結果的にVCさん儲かりやすかったので
LPさんからのお金も流れ込みやすくなって
それが1兆円まで膨らんだおかげで
それをそれでフィーディングする
先の企業家たちもどんどん集まってきて
1万人の祭りが開けるようになった
これがここまでのところなんですけど
やっぱり2年ほど前に
アメリカの金利とかがガーって上がり始めて
日本の東証グロースっていう
すごいちっちゃいマーケット
全体の時価で7兆円くらいしかないんですけど
このマーケットにわざわざ
世界のグローバルマネーが
アロケートする理由がなくなってきたんですよね
なのでジャブジャブと
ジャブジャブ回せる時間帯は
もうだいぶ終わりを告げてるよっていうのが
まず捉えた感覚なんですよ
でも日本からのスタートアップは
もっともっと世界に対して
インパクトポジティブに与えていきたい
となると1回リセットというか
洗い替えをする必要があるなと
今国内の市場向けに
スタートアップやってる人たちって
企業化としてはめちゃくちゃイケてる人がいるんだけども
ただ市場は日本の中だから多分ちっちゃいみたいな
結果的に仕上がりの時価総額は
100億円そこそこみたいな
有能な人がプレイするには
もうちっちゃいマーケットになってるんですよ
日本の国内市場向けスタートアップっていうのが
その人たちがちゃんと1回イグジットをして
2週目の勝負
この時には必ずできれば
Day1 Globalで勝負をしに行くっていう
そういう企業化の2週目キャリア
っていうのが
それが当たり前になるために
絶対必要なのが手前の
M&Aで1回出口作って
2週目の企業で
世界に対して本気出すっていう
そのサイクルを作るために
稲荷田 和也
このエリアを選んだっていうのがあります
企業の解散とキャリアの選択
中山 悠里
M&Aをどうやったら増やせるのかっていうところ
すごく課題があるなというか
何が問題点なのかなって
いろんな人がいろんなポジショントークで
言ってると思うんですけど
上原 仁
ポジション関係なく株価が高い
未上場株が高い
なので高いのを
適正価格に
ガス抜いていくっていうのが
今あるべき姿だと思います
少なくとも東証マザーズがあった時代の感覚で
作られた根付けの仕組みみたいなものを
ちょっと一回みんなでガラガラボン忘れて
ゼロベースで
今日本でVC業をやるんだとしたら
この金額だよねみたいなのをやり変える
きっとアニマルスピリッツさんみたいな
VCさんがそれをやってくださるんだと思ってます
中山 悠里
頑張ります
稲荷田 和也
ありがとうございます
企業家のセカンドキャリアは
戻れたらめちゃくちゃ戻りたい話題ではあるんですけど
一旦ヤベさんの今の
今まさにセカンドキャリアを
模索されているタイミング
会社が解散された
実質そういう意思決定をされたのが
いつでしたっけ
クレジットさんが解散するぞ
という意思決定されたのは時系列でいくと
時系列でいうと
矢部 寿明
会社の解散の意思決定自体は
2月とかですかね
ギリギリまでっていう感じですか
稲荷田 和也
2月で外に公開されたのが
矢部 寿明
2月末かな
そのタイミングで従業員解雇したりとか
残作業として
アクション可能なものは
明日って感じですかね
稲荷田 和也
なるほど
でいくと今は6月末
矢部 寿明
4ヶ月ぐらいなんでそこから
いろいろ考えてて
VCで働いてみるとか
スタートアップじゃない世界に
行くとか
プライベートエクイティー行くとか
留学行くとか
いろいろ考えたんですけど
スタートアップが面白いなっていうのは
なんだかんだ変わらず
結構いろいろ考えたんですけど
自分の中ではやっぱり
言うてもシリーズAぐらいまでしかやってないし
メンバーで言うても
50人ぐらいまでしか経営してないし
すごい
自分が自分に思う
かっこいいというか
なりたい経営者とか
企業家像からは
はるかに遠い状態にしか
まだ経験できてないなって思って
もうちょっと企業家とか経営者として
しっかりと世の中に大きな成果を
出せてるっていうところを
目指していきたいなっていう風には
すごい思ってってるっていう感じですかね
上原 仁
でも
やべさんって今回
やべさんが取られたアクションって
めちゃくちゃかっこよかったと思うんですよ
ありがとうございます
すごい端的に言うと
立ち上げたスタートアップが50人まで
なったけども
この市場無理って決断して
その50人の会社を
クローズするっていう
自ら意思決定をして畳んだんですね
苦しくなってどうこうって言うんじゃなくて
畳むっていう意思決定をして
辞めてその辞めたこと自体を
Xツイッターとかでも
たくさん
潔く辞めましたっていうのを
外に公表されたんですよ
これ企業家からすると
すごい勇気なんですよね
稲荷田 和也
一般的にはどういうアクションが多いんでしたっけ
上原 仁
気がついたらいなくなってる
たくさんの
たくさんの企業家仲間たちが
気がついたらいなくなってましたよ
その後実際借金のお湯剥ぎが来たり
ごめんします
だいたいエクイティマネーだけで
苦しい時期エクイティマネーだけで
突き抜けるってこと滅多にないんで
稲荷田 和也
だいたいデット借りるんで
上原 仁
個人でも含めて
無担保無保証じゃない方
ついてるやつやったりして
連帯保証の裏書きしていて
っていうのが多い
矢部 寿明
本当そうですよね
私もどうしようかなって
悩んでた時に
前まで
数年前まで一緒にいた企業家とか
どうしてるかなとか
過去の事例とか調べたりしたんですけど
ちっちゃい男なので
あんま出てこないし
その中で難しい意思決定であった
って感じは解散の話
キャリアの話で言うと
何ですかね
ポジショントーク
こうなってほしいなベースで言うと
企業頑張った人
自分も頑張ってたと思うので
いろんなオプションがあった方がいいなって思うし
自分の場合は幸い
いろんな
ご縁もあって
たくさんのオプションがあって
結構どれ
あるように見えたっていうのはありますと
例えばどういうオプションだったんですか
それこそVCスタートアップで
ネオ経営レイヤーで入るとか
スタートアップに投資したい事業会社とか
オープンイノベーション系とか
自分フィンテックなんで
金融系の会社から
いろいろありましたと
ただみんながみんなそうじゃないだろうな
って正直思っていて
一定の
例えば僕の場合で言うと
悪目立ちしてたとか
言うても先行的に
期待先行型で走ってきた分
ネットワークがわりと強いタイプだったとか
新たなキャリアへの移行
矢部 寿明
ある中で
どうなんだろうなって思ったりしましたね
上原 仁
ここでちょっと注釈つけると
ただやっぱり起業して
会社畳んだ
人は
採用市場では低手
あまたですね
その中でも特別モテた方だったと思いますけど
周りの静やかに
会社を畳んだ
人たちでも
次の職で
厳しい思いをしている人って
あまりいない
矢部 寿明
そうですねやっぱり仕事は
すごいたくさん
ちょっと微妙なんですけど
オファー自体がすごいあるし
たぶん価値も出せる人が多い
あとは問題はどっちかというと
起業家自身の
本当に何したいのお前っていうところと
合致するオプションが見えるのかどうかとか
なんだかんだやっぱり
もう一回やった方がいいのかなってなったりとか
そこはすごい難しいなって自分も経験して思いました
上原 仁
そんな結果
ヤベさんが選ばれた
稲荷田 和也
次のキャリアは決まってるんですか
矢部 寿明
私実はメルカリに入社しました
おめでとうございます
3日前から
初週から
IVSに来て業務を放棄しているんですけど
最高じゃないですか
上原 仁
メルカリに
矢部 寿明
拾っていただきました
上原 仁
起業して
悔しい思いした上で
ではっていうところで
これから世界で戦っていこうとするような
メガベンチャーに加入する
世界戦に挑んでいくことに対して
加担をする
メルカリのキャリアの一つだと思います
矢部 寿明
そうですね
自分の場合さっき言った通りで
言うてももっともっと
起業家として
経営者として
一流になっていきたい
まずはそれを目指したいと思っている中で
そういう
自分の経験していない
フェーズの会社の
関わり方いろいろですけど
比較的経営に近いレイヤーとかを
見れるオプションとか
責任を持てるオプションっていうのが
やっぱりあったっていうのは
すごい幸いだなと思って
おります
まだ使用期間なので
稲荷田 和也
3ヶ月後どうなってるか分からないですけど
メルカリの中ではどういう事業部で
矢部 寿明
私の場合は
もともとフィンテックずっとやってたっていうのもあって
メルカリがメルペイっていう
フィンテックやってるので
そこのCEOオフィスのヘッド
上原 仁
っていう感じでやってます
矢部 寿明
ただちょっと
何もやってないので
稲荷田 和也
PCセットアップしかしてないので
矢部 寿明
セットアップだけして京都に
稲荷田 和也
何も分かってないって感じ
ちなみにそれはどういういきさつで
お声がかかったのかとか
矢部 寿明
もともとメルカリ
メルペイ経営陣含めて
他のフィンテックの人たちも仲良かったので
その中でいろいろ
お話しさせていただいてたって感じですかね
稲荷田 和也
ご自身でもっかい起業される
みたいな話も選択肢があったと思うんですけど
そこはやらなかったのが
矢部 寿明
そうですね
さっきまで上司がいたんで
いないことを確認した上で言うと
サイドプロジェクトでは会社作ってて
スタートアップって感じではないんですけど
いくつかやりたい
プロダクトとか企業案があるんで
友人たちとやりつつ
っていう感じです
いずれどこかのタイミングで
スタートアップとして
企業もっかいやろうとは思ってます
稲荷田 和也
1年なのか2年なのか
矢部 寿明
1年とかいったら怒られちゃう
どっかで
そんなに遠くない未来でやろうとは思ってます
今度は
すごい思ってるのは
じんさんもそうだと思うんですけど
自分5年しかやってなくてスタートアップ
起業して
5年とかで
生み出せるものとかって
ないなって結構思ってるんですね
世の中にある
価値のある事業とか
プロダクトとか会社とかを見てると
大体10年はやってる
10年やって
初めてそういう
ステップに
踏み出せるのかなって思っていて
次仮にやるんだったら
それは10年軸
10年やるっていう前提の中で
事業を作るし資本政策
引くしそういう価値の
生み出し方をそんなくらいやんないと
意味あるものを
生み出せないっていう前提の中で
勝負するかなって思いますね
それは
いわゆるVCバックドなスタートアップの
考え方とはある意味で逆
だと思うんですよ
クレジットもそうでしたけど
3年後が1年後が
半年後が3ヶ月後が
来週こうしたいこうなってたいみたいなの
スタートアップとVCファイナンス
矢部 寿明
に追われ続けていて
本当に価値あるものを
じっくり時間をかけてステナブルに
生み出すための
中でのVCファイナンスが
手法の一つであるっていう
あるべき姿とはちょっと遠い
経営をしてたなっていうのをすごい思ってるっていう
そこはちょっと
考え方を変えて
次はやりたいなと思ってる
稲荷田 和也
間髪をつけずに
10年企業を作るんじゃなくて
1回メルカリに入ったっていうのは
矢部 寿明
これはですね
オプションとして
オプションとしての成長に
あるいは自分が
自己実現に含めて
価値あるステップかなと思った
っていうのはあるんですけど
スタートアップまたやるっていう前提に立ったときに
話をすると
2つあるなって思っていて
スタートアップしてから
初めてから
永期ゲージみたいなのがあったときに
永期を養う
回復することはないなって思ってまして
ずっと
逃げ方下がりみたいな
上原 仁
企業をやってる間
矢部 寿明
資金調達して一瞬スパイクしたりとか
売上があって一瞬スパイクしたり
こういうのはあるんですけど
吉田 碧生
基本はダウントレンド
矢部 寿明
って思ってます
変数が実は2つしかないんじゃないかって思っていて
1つはどのくらい
高いところから
スタートできるか
もう1つはいろんなことがあったときに
いかにこの永期ゲージが
すり減らないようにするか
僕とかも25で最初起業したんで
その時は
例えば最初の従業員が辞めるとか
バンって落ちるわけですよ
なんですけど
長くやってる人達って
途中でいろんなイベントがあったときに
ダメージが減ってくんですよね
これを感覚が
麻痺してくるとか
最高になってくるとか
いろんな表現されてるわけですけど
要するに
ここを高くするっていうのと
いろんな
イベントが起きたときに
すり減らないようなメンタリティとか
習慣とかを手に入れる
僕の場合はシリーズAまでに起きれば
悪いことは大体経験したと思うんで
そこまではほとんど
稲荷田 和也
ノーダメージでいけるだろうと思ってるんで
矢部 寿明
次やったとしてもそこまでは
その次のステージのところでダメージを受けないようにする
っていうのと
高いところからスタートする
それをちょっと意識して
稲荷田 和也
A期を養うのと
10、100のフェーズも
ちゃんと知るみたいなところと
矢部 寿明
そうですね
上原 仁
そんな風にちょっと考えたりしてます
思いもよらぬグロース
トラクションが出るとかみたいな
A期がグッて立ち上がるときもあるので
起業しようとしている人は
いいことも時々ありますからね
稲荷田 和也
ちなみにじんさんは
A期は起業家時代
あるいはセカンドで行くタイミングでもいいですけど
どんな感じで
減らさない努力とかされていたのか
上原 仁
もともと高すぎるとか
さっきの話の
インターネットなことをやっている間は
やっぱり
ダメージを受けるポイントはいっぱいあるんですけど
それでもA期は
戻り続けるっていう状態でしたね
ただ好きで得意なこと
じゃないことをやりだしたぐらいから
ダウントレンドになっていくっていうのはありましたね
稲荷田 和也
特にゲームやってるとき
起業家のメンタリティ
上原 仁
例えば
ゲームだったり
例えば
もともと私は起業家が好きで
起業をしたんですよね
起業家っていうのの
職業上のミッションって何かっていうと
社員の方
社員と
社会の方
社員とかお客さんの方を向いて
組織や戦略を作るっていうのが
起業家の仕事なわけですよ
これめっちゃ楽しいんですよ
だけど上場企業の
経営者ってなると
株主の方を向いて
株価を作るっていうのが第一ミッションになるんです
基本的に
そこが全くの転職的なものだ
っていうのを知らないで
上場企業経営者になっちゃった
それはそれで経験としては
めっちゃ良かったんですけど
好きで得意かと問われると
ちょっと違ったかもっていうので
A期がダウントレンドになったかもしれないですね
稲荷田 和也
そうなんですね
陣さんはランニングとか
運動もめちゃくちゃされてるじゃないですか
それはやっぱりA期を保つためとかも
上原 仁
ありますね
先程言ったらハードシングスだらけ
っていうのは間違いなく言えるんで
の中で自分のハートを
鍛え続けるっていうか
ハートをアドレナーに
出し続けるために
起業して
大体5,6年経ったところでみんな
走り始めます
稲荷田 和也
すごく分かります
1年目から走ってるんですけれども
なるほど
ありがとうございます
もう一個さっきの話も絡めて聞きたかったのが
ヤベさんは今回
結果的に
もう一回行くぞっていう気持ちもありながら
メルカリも挟みつつって話だと
思ってるんですけども
逆に陣さんがこれまで見られてきた
企業家さんの中で
そのまま停滞してしまったとか
次のチャレンジができなくなっちゃった方とかも
いると思うんですけど
実際はどういう相談事が
多いのか
あるいは今MAの相談を受けるときも
もう一回休みたくなっちゃったんですよね
みたいな方とかもいるんじゃないかな
上原 仁
むしろ
このビジネス
気持ちは分かるけども
このビジネスの構造
この状態だったらもうこれ以上
借金してまで続けるのはやめた方がいい
もうちょっと会社守るんじゃなくて
自分の身を守るべきだよ
アドバイスすることなんか実際あります
実際その一人
会社を
結果的にその彼は売却するっていう形
とったんですけど
そういう風になって
着地した
例とかあったりします
M&Aと創業者の役割
矢部 寿明
なんか僕
解散したんで
売ったやめた
企業家結構あったんですよ
この数ヶ月
すごい驚いたので言うと
時間8割ぐらい
もしかしたらもうちょっとかもしれないですけど
もう二度とスタートアップしないみたいな
ことを思う人が
僕は結構多かったなと
スタートアップ
VCから調達してスタートアップはしない
上原 仁
そうですね
スタートアップか企業家っていうので違いあるっていう
前提で言ったときの
スタートアップとは限らない
VCバックとは限らない
みたいなのはある感じがしますね
だから無理
グロースモデルじゃないのに
グロースモデルじゃないのに
VCからの資金を入れてしまって
その構造的な
ギャップに苛まれた
みたいな人は多いかもしれない
この6,7年の
矢部 寿明
VCバックとの人は
おっしゃる通りだなって思ってて
一方で僕すごい思ったのは
自分もスタートアップまだまだやりたいって思ってるっていうのもあって
なんかそれもったいないなと思って
すごい
日本を僕が語るなって感じなんですけど
アントレプレナーシップみたいなものを
持ってる人って
すごい貴重な存在だと思って
上原 仁
もうむちゃくちゃ貴重な資源ですよね
矢部 寿明
それがなんかこう
いろんな形で終わった後に
また燃えないとか
そこはすごい
もったいないですね
エコシステム的な感じで言うと
上原 仁
これに関しては
このエコシステム自体がまだ生まれたてで
めちゃめちゃ未成熟なんですよね
まさに今ので言うたら
やるべき事業とデッドでやるべき事業
明らかに構造的に
あるのにもかかわらず
それは受けても出しても
そのあんまちを気にせず
やっちゃってる
みんな一周目な人が多いんですよね
二周目になったら絶対
その間違いしないじゃないですか
構造的におかしいもの
っていうのがだいぶ理解されるようになってきた
この10年って感じなんじゃないですかね
ちなみに
次もやっぱり起業したいっていう
この方が私は多いですね
本当ですか
寄り切るんでしょうけどね
だいたい会社畳んだ後って
畳む直前の表情よりは
100倍ぐらい明るい顔になっているんですよ
100倍
矢部 寿明
もう肩の2が降りたっていう
上原 仁
めっちゃ明るい
その顔その顔
そういう風にはなるんですよね
肩の2降りて一回ちょっと
休みたいっていう風には言うものの
いずれ必ず起業したい
っていう人の方が多い感覚がありますね
矢部 寿明
これは何かしらの
属性の違いがあった人と違うんでしょうね
それは健全だし
そうあるべきだなってすごい思いますね
上原 仁
だと思います
でも一回やったらやめられない
と思うんですけどね
稲荷田 和也
起業家という人生が
上原 仁
だって楽しいもん
稲荷田 和也
うん
今のすぐ次行きたいパターンの方って
こうやって仮に
上々企業にエグジットするってなったら
基本ロックアップってつくわけじゃないですか
ロックアップもなくて売りたい方も
中にはいるのかなとか
でくると大手企業からしたら
でもやっぱり2年ぐらいはやってほしいみたいな気持ちもあるじゃないですか
それは意外と事業にもよる
上原 仁
事業によるというよりも
こっからのM&Aは私はこう思うで言うと
特に創業代表は
いなくなる方がいいと思ってます
なぜですか
企業のスタートアップの時期って
創業代表がですね
魔法みたいな使い方を
人通力あるんですよね
その創業代表の
人通力でその会社とか事業とかが
グイグイグイ引っ張られてることって
多いんですよね
それゆえにめっちゃ成長してるんだけど
それ仕組みで成長してるんじゃなくて
トップの人通力で成長してることって
多いわけです
さてと大きな会社が
その事業体を買いました
買いましたってなって
創業者は株売り切ってますよね
自分のものじゃなくなってますよね
その状態でそれまでと同じ
人通力使えなくなるんですよ
実際意思決定権限も変わりますし
熱量が同じようには回らなくなる
これは仕方がないです
人間オーナーシップって
考えますから
ってなると
人通力がなくなった状態の事業は
やっぱり伸び悩むんですよね
でも本当は
こうあるべきっていうのは
M&Aで事業を売るよりも前に
トップがいなくても
回る仕組み
本当にトップが
会社に全然行ってないみたいな
ナンバー2の人がめっちゃ仕組み
作るのが得意なCEOが
ほぼ全部回してるみたいな状態
になってんのが
M&A前の理想の状態ですね
そしてM&Aで
買いアウトしたらその後
引き継ぎの100日か半年
ぐらいだけ創業代表はそこにいて
そこから先いなくなる
2週目の休業に回る
稲荷田 和也
これが一番美しいと思います
美しさはそこにあり
実態としてはそんな美しい状態にある
上原 仁
互いに
今まだ残ってるのは
買い手の方は
創業者に何とかして人通力出せよ
って言うけど
もう魔法使えなくなってるんですよ
でも
スタートアップのリスクと時間軸
上原 仁
創業者側は
創業者の方が
早めにいなくなりたいってなるのは
稲荷田 和也
絶対早いですね
ありがとうございます
あと2分ぐらいで
僕らのセッション終わっていくんですけど
もしよかったら
感想的な
今話してみてどうだったか
聞いててどう思ったかみたいなところも
お一人ずつ聞いていきたい気持ちがあるんですが
どうでしょう
いけそうな方から
難しいですね
矢部 寿明
はい
感想じゃないんですけど
スタートアップ
やってみて
やっぱり
さっき言った通りなんですけど
自分的な重要だなって思うのは
長い時間軸で物事を捉えること
スタートアップだからこそ
世の中に新しい価値を
生み出したいからこそ
キャリアでもそうだし
自身の経営する会社でも
そうだと思うんですね
っていうのがすごい重要で
やっぱり10年
僕の場合これは僕の完全な意見ですけど
物事を10年軸で捉えて
勝負する
必要があるのかもしれないなと
キャリアもそういう風な考え方で
スタートアップは特に
VCも同じですね
10年やらないと結局エグジェット出せないので
何者でもないまま
進むっていうことだと思うんで
そういう意味で
スタートアップに関わる人は
10年っていうのを一つの軸で
考えてほしいなって
僕は思っているという感じです
起業環境の変化
矢部 寿明
もしかしたら使用期間で
過ぎちゃうかもしれないですが
稲荷田 和也
はい
中山 悠里
そうですね
企業のリスクっていうところも
今日よく話が出ていたと思うんですけど
割と
日本のスタートアップエコシステムも
だいぶ精度が整ってきている
ところがあって
買取条項みたいなのは
創業者個人に貸すのは
やめようとか
いろんなところが徐々に議論が
始まっていますし
レッドを調達するときも
だいぶ代表個人の保証って
外せるものがすごく多く
なってきたので
昔に比べるとだいぶリスクなく
起業できる環境っていうのが
整いつつあるんじゃないかなっていう風に思っていて
そんなにリスクって
昔ほど全然ない
なのでやりたい
これやりたいっていうものがあれば
もう何の迷いもなく
起業するのがすごくいい
と思いますし
私みたいに一つのこのテーマが
別にやりたいっていうんじゃなくて
起業とかスタートアップっていう
0から1を生み出す
社会を変革しようってする
前向きなエネルギーが好きみたいな
セクターとして好きみたいな
人は必ずしも
起業っていうのが道ではなくて
自分がそのエコシステム周辺で盛り上げる
っていうことも道だと思いますし
いろんな
自分の特性とか
そういうので道を選んでいくと
すごくスタートアップが
もっと盛り上がっていいんじゃないかな
稲荷田 和也
と思います
好きと得意ですね
上原 仁
じんさん最後お願いします
ありがとうございました
この後次若手のセッション続きますので
まだ席立たないでください
終わるわけではないです
そうですね
前半の方で少し話したい
スタートアップというもの自体が
環境変化の時期にあるんですよ
だんだんとみんなで
作ってきたものの解像度も上がってきてるし
最適化が進むようにもなってきている
そこの中で
先程中山さんおっしゃった
このエネルギーのある
スタートアップというエネルギーのあるエリア
に触れていたいっていう人たちが
実際増えているし
そういう人がきっとここにも多くいらっしゃると思うので
それを大事にしていきたいですね
という上で
一言言えるのが
人にそれぞれ
あった蜜ってものがあるんだよというのは
すごく言いたくて
起業しなきゃいけないわけじゃないし
その中で支援する側
というのも一つだし
そこの中で働くのも一つ
ただこのエネルギーに触れ続けることで
人生がちょっと
人生もハッピーになるし
それに加担することによって世の中が
もうちょっとポジティブにエネルギー
持って
やっていけるようになるんだろうな
ということを思います
好きで得意なことをやりながら
それぞれにあった道を歩んでいってください
個人のキャリア形成
稲荷田 和也
以上です
我々のセッションはここまでとなります
今どちらかというと
1週2週何週も回った方の目線で
キャリアというのは語ったわけですけれども
逆にU30の皆さんが
歩んでいくキャリアがあると思いますので
実際どう思っているのかとか
大人たちの話を聞いてどう思ったのか
みたいなことも含めて
上原 仁
やりづらいやろな
稲荷田 和也
順番が変わっちゃったのもあるので
あれですけれども
絶対いい話聞けると思うので
席は立たずにぜひこのまま聞いてください
中山 悠里
よろしくお願いします ありがとうございました
大城 摩希子
はい
後半のセッションを始めていきたいと思います
後半はですね
U30というところで
比較的若めの
メンバーで
ちょっとしゃべっていきたいなと思っています
ありがとうございます
まず最初ですね
私が
ドラムブースターの大城と申します
私はですね
ちょっとまた変わった
キャリアをしているんですけれども
最初人材のベンチャー会社に
入りまして1000人ぐらいの
まあまあ大きい会社で
営業とか
開拓みたいなところをやってまして
その後にですね
医療系のスタートアップに
転職をしまして
スタートアップの中の人として
事業開発であったり
サービスを作るといったところを
やっておりました
医療系のスタートアップというところも
あったので
コロナが来たタイミングでちょうど
会社にいまして
かなり大きく
サービスを止めたりとか
サービスを中止するというところを
経験して
こんなにもスタートアップって
脆いというか
一撃で
死んでしまうような
こともあるんだなというところを
身をもって経験しました
その経験からですね
しばらく私も実は1年半ぐらいですかね
無職の期間がありまして
無職した中で
色々スキルを磨きまして
今度はスタートアップを
救うというか支える立場として
仕事をしたいなと思いまして
またまたご縁があって
今のゼロマンブースターに入社をしている
というようなところになっております
今日はですね
私が
ちょっとしゃべりながら
お二人に振っていきたいなと思っています
よろしくお願いいたします
お願いします
吉田 碧生
お願いします
はい
私吉田と申します
私はですね
阪急阪神ホールディングスという
鉄道を母体とした会社の
不動産部門に
今おりまして
不動産の観点で
CVCであったりとか
大阪関西のエコシステムを盛り上げる
というところの取り組みを
やっております
私は今入社6年目で
6年間ずっと
今の仕事をさせていただいてまして
基本的には
大阪関西での活動というところには
なるんですけれども
自分自身もスタートアップの方の
成長の
お役に少しでも立てたらなという
思いでやりつつですね
大きい会社なので
当然人事異動とかキャリアの話も
色々あるので
その辺りを今日は皆さんと一緒に
シェアできたらなという風に思っております
よろしくお願いします
西牧 直香
皆さんこんにちは
大先輩のセッションの後に
わざわざ残っていただいて
ありがとうございます
改めてJAFCOグループの西巻と申します
JAFCO自体は
去年の4月から入社をしているので
VCのキャリアとしては
まだまだ浅いんですけれども
この業界
めちゃくちゃ面白いなと思っているので
もっともっと若手の方が増えて
欲しいなという風に思っています
元々なんですけれども
一生懸命勉強していたのが保育でして
保育教育の分野を勉強していまして
そのまま保育士さんになろうかな
と思っていたんですけれども
急にキャリアチェンジというか
方向を変えまして
一社目は人材の会社に入っております
そこでやっていたのが
まだまだ
働き方改革のギリギリ前だったので
補副全身系の
体育会系の営業を
3年くらいやりまして
メンタルを
支える3年間を過ごしました
その時にエンジニア派遣の
仕事をしていたので
資金調達をしたスタートアップさん
が次に
誰を取るかというところをずっと
見てきたのでスタートアップ
めちゃくちゃ面白いなというところと
誰が入るかで
めちゃくちゃ
会社の成長スピードが変わるというのが
特に面白かったので
自分もスタートアップに行って
スタートアップをブーストさせる
すごいなってやるぞという風に思いまして
AIとか音声認識を
やっている
スタートアップですね
今BtoBのSaaSなんですけれども
に転職をしました
SaaSの営業を半年くらいと
あとはアライアンス
代理店
パートナーセルフですね
あたりをうろうろとしながら
スタートアップの初期が
めちゃくちゃ大好きだったので
副業で自分で
スピードのスタートアップにどんどん
首突っ込んで
マーケティングとか営業をどんどん立ち上げて
抜けていくっていうのをやっていくうちに
今JAFCOに
ご縁あってジョインすることになりました
JAFCOというとやっぱり
投資部の人がすごい目立つんですけど
私はグロースアップチームにおりまして
スタートアップをどう育てていくか
どういう風に支援していくかというところに
注力をしているので
また日頃表に出ている
JAFCOメンバーとは違う話ができるかな
と思ってます
改めて今日よろしくお願いします
大城 摩希子
はい
ありがとうございます
3名それぞれアクセラレーターと
事業会社とVCというところで
それぞれちょっと違ったキャリアの
話ができるかなと思っております
少し今
自己紹介でしゃべってもらったんですけれども
現職に就いたきっかけも
少し深掘って
いきたいなと思っています
私はなんですけれども
先ほどちょっとお話しした通りですね
スタートアップの中の人を
やりましてベンチャーの
1000人くらいの規模も経験している
というところで
今は50人いくかいかないか
ぐらいなんですけれども
それぞれ違うフェーズの会社に
所属したというところで
西牧 直香
大城さんめっちゃキャリア
悩んでましたよね
大学時代からの友人なんですけれども
無職期間の迷走が
めちゃくちゃえげつないところから
今スタートアップ支援に就いた瞬間に
キャリア選択の重要性
西牧 直香
めっちゃ輝いているので
何の仕事に就くかってこんな大事なんだ
っていうのを彼女を通して
すごく勉強になった部分があるんですけど
大城 摩希子
その辺の苦労をぜひ
ありがとうございます
私1年半ぐらい無職してたって
話さっきしたんですけど
大城 摩希子
何やろうかすごい悩みまして
営業なのか
マーケなのか
またまたカスタマーサクセスなのか
めちゃくちゃいろいろ
受けまくったんですけど
その無職期間に見てた私は
ネットフリックスに救われまして
ネットフリックスの
スタートアップ夢の扉って
見たことある人どれぐらいいらっしゃいます?
西牧 直香
そんなに
大城 摩希子
めっちゃキラキラのやつですよね
あれを見て
スタートアップ支援
っていう領域があるんだな
吉田 碧生
っていうのをそこで知ったんですよ
大城 摩希子
それきっかけなの?
そこがきっかけ
見てた時に
たまたま
採用媒体の方から
ピコンとメッセージきまして
スタートアップの支援
やりませんか?みたいな話で
アクセラレーターなんですけど
みたいな文面がきて
アクセラレーターって何かなっていう
西牧 直香
アクセラって言葉だけで
聞くとめっちゃかっこいいですよね
名乗りたい職業ですよね
大城 摩希子
かっこいいなって思って
とりあえず話聞いてみようかってところから
話を聞いて
話聞いていくうちに何言ってるか
よくわからなかったんですけど
ネットフリックスの
あの話ちゃうかなっていうところで
それで
めっちゃ面白そうだなっていうところで
首を突っ込んだっていう感じですね
吉田 碧生
アクセラレーターっていう
カテゴリーで何個か見てたんですか?
大城 摩希子
選択肢として
いやいや
公演があったんですけど
初めてあったんですよそこでメッセージをもらって
ドラマとしては知っているけれども
日本でそういう仕事が
あるっていうのはそこまで知らなかったんですよ
でそのメッセージをもらって
初めて気付けたというか
そこで
知ったっていうところなので
そのメッセージをもらってなかったら
多分私今ここにいないし
ここにも座ってないんですよ
本当に縁だなと思ってます
スタートアップの世界を知る
大城 摩希子
なるほど
っていうところで
吉田さんにも
吉田 碧生
聞きたいなと思ってます
僕は新卒で
阪急阪神という事業会社に
入ったんですけれども
学生の時に
経営学部で
それこそスタートアップとか
振興産業について調べてたことがあって
スタートアップ
すごい面白そうだなと思ってて
インターンとかもしてたんですけど
就職する時に
これは
人事面談とかでは
あまり言わなかったんですけど
インターンしてたからこそ
スタートアップ行こうかなと思ったんですけど
全員かっこよく見えたんですよね
スタートアップの方って
すごいビジョナリーだし
社会人経験もないんで
こんなかっこいい大人
いっぱいいるんや
みたいな感じになって
どの人もどの会社も
かっこよく見えていて
その時に
自分がやりたいことが何なのか
っていう解像度がゼロだなと思って
よくも悪くも
スタートアップっていう組織に行くことで
自分が得るものと失うものはあるなと
思ったので
スタートアップに携われる
事業会社でかつ
当然人事異動とか
初期配属の希望
どれくらい聞いてもらえるとか
あると思うんですけど
スタートアップ関係の部署の
あまり人気がなさそうな事業会社
どこかなっていう風に調べて
たまたまインターの
後援もあり今の会社に
潜り込めたっていうような
西牧 直香
でも大学生で
スタートアップに関われる
事業会社を選べるのめっちゃすごくないですか
それがあると知らなかったので
吉田 碧生
それぐらいしか解像度がなくて
本当に
スタートアップの中の人として
どんどん新しい価値を作って
いけるような人になりたいって最初はそう思ってたんですけど
西牧 直香
そうそうみんなそう思いますよね
吉田 碧生
そのためのステップが全然
自分の中でわからなくて
それをやっぱくこぼると結局何したいのか
どんな人になりたいのかっていうところの
落とし込みが全然できてないな
エコシステムでの支援の意義
吉田 碧生
ってなって
出身大阪なんで
阪急阪神っていうブランドとか
会社のことは知ってたし
僕も今の会社でこういうポジションがある
っていうのは正直全然知らなかったんですよ
インターン行って初めて教えてもらって
しかもなんか
あまり人気がなさそうだったんで当時は
これはなんかずっと
言い続けたらいけるんじゃないかと
いやいや人気企業ですよ
っていううまく潜り込めたっていうのが
正直なところですね
大城 摩希子
なるほど
西牧 直香
じゃあ2人ともあれですか
スタートアップ支援
支援っていう文脈ですかね
スタートアップの中じゃないところから
あるかみたいなのは
大城 摩希子
たまたま知ったよみたいな
西牧 直香
感じですね
よく聞きますよね若手でも
その道あったんだみたいな
めっちゃもったいないなと思ってて
大城 摩希子
知らないんじゃないかな
西牧 直香
やっぱり
私今現職についたきっかけは
結構お二人と近くて
もともとスタートアップ支援を
人材の観点で
一生懸命やってたので
なんとなく
VCとかそういう
スタートアップを支える人たちがいるらしい
っていうのは分かってたんですけど
なんでしょうそういう専門領域だ
っていう認識があったので
一回別のルートから
入っちゃうと絶対そっち行けないだろうな
っていう感覚があったので
全くそのスタートアップ支援
という文脈で今後自分が関わってことは
ないだろうと漠然と
20代前半中盤くらいですかね
思い込んでました
なのでそのままスタートアップ
に自分もジョインをして
じゃあ次のキャリアどうしようってなった時に
先輩方の話そのまんまなんですけど
いや独立しかもう道ないかな
みたいなところをすごく思っていて
ジャフコに入るギリギリ前までは
スタートアップ支援というか
立ち上げのコンサルみたいな
タイトルで独立しちゃおうかな
っていう風にちょうど思っていました
でなんかそんな
タイミングでスカウトを
ジャフコからもらって
私の中のジャフコのイメージは
カッチカチの金融屋さんで
スタートアップ育てる支援を
やってるイメージも正直あんまなかったですし
大きいお金を動かしてる会社
っていうイメージだったので
私このキャラクターなので
金融はさすがに
ちょっとキャラ的に
大城 摩希子
無理なのよ無理なのよ
西牧 直香
普通に無理なのよ
無理でしょうと思って一応
ジャフコの採用の担当の方にも
ちょっとキャラクターが合わない
会社の文化が合わなそうなんで
ちょっと辞退させてくださいっていう話を
最初したらいや俺ら変わるから
みたいな俺変わるからみたいな
恋人を引き止めるときの
もっとなんかアクティブになりたいんだよ
俺らみたいなのを
じゃあ一緒にやろうかっていうので
信じて入社をして
思ったより面白くて
1年経っちゃったんですけど
きっかけは本当にVCに入りたい
っていうところではなくって
うっかりたまたまみたいな
ところがありました
大城 摩希子
うっかりたまたまは共通ですね
じゃあ皆さん
吉田 碧生
整理共通してますね
大城 摩希子
ありがとうございます
ちょっと次行きたいなと思うんですけど
なんかきっかけそれぞれ
いろいろ違うなというところは
ありつつも
実際このエコシステムの中入ってみて
見えた景色みたいな
もともと入る前のギャップ
入る前に感じてたこと
想像であったり
あと入ってから
思ったと違ったな
想像通りだったな
めっちゃいいじゃんな
いろいろあると思うんですけど
聞きたいなと思ってます
どうですか?
吉田 碧生
まず
社会人ってこんな大変なんやなっていうのは
前提あった
まずシンプルに
会社で働くってこんな大変なんやっていうのは
すごい最初
西牧 直香
カルチャーショックを受けて
新卒の就活講座みたいな
吉田 碧生
それがすごい自分の中では
衝撃が大きかったんですけど
やっぱりスタートアップの方と
ご一緒させていただくとか
微力ながら
応援させていただく立場で
見えている景色としては
本当に生む苦しみって
とてつもないんだなと思っていて
先ほど先輩方の
お話で自分の悩みもほぼ解決されたな
と思ったりもしてたんですけど
やっぱり自分自身も
最初は何か生み出せる人になりたい
けどそのための
ハウがわからなくて事業会社に来たっていう
前提がある中で
本当に何もできない
自分がどうやってその
起業家とかスタートアップの人の
役に立てるんだろうっていうことを
すごい考えていて
その中でやっぱり
今の会社のリソースとか
自分自身が
個人で作ってきたネットワークであったりとか
能力であったりとか
これをしっかりとデリバリーしていくっていうのが
それがとても
難しいことだしそこにとんでもない
面白さがあるなっていう
気づきがあったので
自分の中では
この会社に入った
目的の一つとして
持っていた見るべき景色
っていうのが今
見えてるなと思いますし
見えたからこそ次自分どうしようとは
なってます逆に
大城 摩希子
その話はちょっと後で
講談で聞きたいなと思ってるんで
西牧 直香
まさに自分が
事業を作ったことがなくて
自分が起業したことがない中で
起業家の役に立つって
どういうことなのかって
ものすごい難しい問いだなというふうに
思っています
それは私も今ももっともっと向き合っていかないと
いけないと思っていますし
支援をするという言い方すら
合ってるのかなっていう
ところではあるんですけれども
そうですね
あの
この支援の業界にいらっしゃる方って
ずっと支援の業界にいらっしゃる方が
長いような気がしていて
そうですね
これ飛び込んでみてまだ1年なので
あの
全体を見れてるわけではないと思うんですけど
これまで出会ってきた人のほとんどは
ずっとVCにいます
ずっとアクセラにいますという方が多かったので
もっと何でしょう
いろんな業界でいろんな経験をした人が
飛び込んできた方が
より具体的な支援になるんじゃないかなって
最近すごい思ってまして
テーマと離れちゃうんですけど
大城 摩希子
今朝のタクシーでも話してましたよね
西牧 直香
そうそうそうそう
女性もたくさんいていいと思うし
もっと企業家がいてもいいと思うし
それこそ今
よく聞く悩みの
キャリアの悩みであるのが
1回SaaSの営業に入っちゃうと
スタートアップでのキャリア形成
西牧 直香
そこからマジで抜けれないっていう
相談が多いんですよ
彼らはずっとSaaSの営業
インサイドセールスやって
フィールドセールスやって
一番目指すべきなのは
エンタープライズセールスで
それ以上ないんだよね
でもそこにめちゃくちゃ向き合って
この5年やってきましたという人が
もしスタートアップ支援に来たら
その経験って死ぬほど生きると思うし
非業家としても欲しい
知恵だし
もっと業界に留まるキャリアじゃなくて
そこで得たものを
別のステージで
生かせるような
そういうキャリアパスが
一般的になるといいな
っていうのはこの業界にいても
すごい思いますね
吉田 碧生
流動性は上がってきてるんじゃないですか
そんなことないですか
僕らの世代だと
同じ会社で一生勤め続ける
っていう感覚を
持ってる人の方が少ないのかな
と思ったりもするんですけどね
西牧 直香
若手はだいぶ入ってきてる
と思うんですけど
もうちょっと上の先輩方は
固定?
ここでの温度差みたいなところも
大城 摩希子
少しずつ正直出てきてるのかな
西牧 直香
と思って
吉田 碧生
私としてはそういう風に見えています
さっきの
自分の人生を
自分で舵取りしてる感覚が
やめれないっていうお話があったと思うんですけど
僕も今
この部署でこのお仕事をさせていただいて
6年くらい経つんですけど
この6年間めちゃくちゃ楽しかったな
と思う一方で
今の部署じゃなかったらどうなってたんやろう
みたいなことは
結構思うことがあるなと思っていて
移動も
もちろんこうしたいって
表現することはできると思うんですけど
何万人っている
組織として動いている中で
やっぱり最適解っていうのが
優先されるタイミングも
絶対あると思っていて
そのキャリアって
僕が作ってるっていうよりは
人事配置を
考えてる方とか
会社にキャリア作ってもらってる
なっていう
感覚がなんとなくあって
今自分が目の前の仕事
すごい面白いって思ってるからこそ
多分こう
いろいろ
視野的に
すごい広い範囲で見てみると
次の可能性とか
やるべきこととか
っていうのが見えてくるんじゃないかな
っていう気もしていて
若手にだんだん
共通認識化されている
気がしてます
エコシステム内での支援の重要性
大城 摩希子
なるほど ありがとうございます
私もですね
実際に働いてみて
来月で
2年になるんですけれども
本当に
入りたての頃と
今のこの
タイミングってまた
この市場も変わってきてるなとは
思ってまして
アクセラレーターとか
VCとか
CVCだったり
スタートアップに興味を
持ってくださる方が非常に増えてきたな
と思ってます
私が2社目のスタートアップに
いた頃とか
スタートアップに転職しましたって
話をした時に
大丈夫なん?それみたいな
吉田 碧生
その選択
大城 摩希子
心配される
すごいされたんですけど
今ってすごい
世の中的にもすごくみんなが
応援してくれるような時代にも
なってきてますし
ちょっとこの世界に入って
見えた景色っていう話からは少し
それるんですけれども
そうですね
入ってみて
スタートアップの方を支援する
支援するっていうのもすごくおこがましい
話なんですけど
自分の持ってる武器とか
自分ができることをひたすら
本当にやるっていうところで
感謝してもらえるのが本当に
働きがいがあるというかやりがいがあるな
と思ってまして
私は潜在の会社に
いたっていうところだったり
医療系のスタートアップで
事業開発とか
サービス作る導線作ってた
みたいなところもあって
その中で経験してきた
話だったり
こここうしたらいいんじゃないかみたいなところで
メンタリングとかで話せるような
ところもあって
プログラムの中で支援させていただいた
企業さんとかとも
今もつながってますし
ことあるたびに
声かけてもらえるっていうのが
一個人として認識して
例えばジャフコの
ジャフコさんだからとか
阪急阪神さんだからではなく
一個人の大城として
なんだろうな
信頼してもらえてる
頼りにしてもらえてる
頼りにしてもらえてる
というところがすごく嬉しいな
というふうに思っています
あとちょっと7分ほどなので
そろそろ最後の
タイトルにいきたいなと思うんですけど
このセッションの
タイトルにありました
エコシステムの中での
キャリアについてたところで
アンダー30だからこそ
今見えてるところと
これからみたいなところで
紹介していただきたいなと思うんですけれども
西巻さんどうですか?
もっと知ってほしいですよね
西牧 直香
このキャリアめちゃくちゃ面白いと思っていて
20代だからこそ
いろんな会社に出会って
いろんな企業家に出会って
いろんな価値観に出会って
今時代でどういうものが求められていて
そこに対して自分がどうアプローチできるかっていうのを
ひたすら短スパンで試行錯誤できる
PDCA回せるのって
めちゃくちゃなんだろう
お得なポジションだなって
個人的には思ってます
ただどちらかというと
スタートアップってなるともちろん中から
一事業を育てていく
世の中を変えていく
日本を変えていくという方がフォーカスされてはいるので
どうしてもみんなそっちのキャリアの方が
一般的だよねって思うと思うんですけど
私めちゃくちゃこの
スタートアップエコシステムを
どう最適にしていくかっていうのを
もっと20代がもっと30代前半ぐらいまでの
いわゆる若手と呼ばれる人たちが
持ってる今できることを
最大限みんなで試行錯誤したら
また別の意味で
いい盛り上がり方するんじゃないかな
大城 摩希子
と思っているんですよね
西牧 直香
だから本当に
おすすめしたくって
大城 摩希子
思ってます
ありがとうございます
若手の視点でのキャリアの可能性
大城 摩希子
実は今朝タクシーで一緒に会場まで来てたんですけど
タクシーの中でもずっと
20分ぐらいこの話してまして
このセッション
実は私が
やりたいですって企画して
出したセッションなんですよ
この企画の
背景として
企業をしろ
という文化というか
このエコシステムの中で企業家は
どんどん増えてきて若手も
学生の企業家の方とかも
すごい増えてきているものの
支援サイドにいる人
もう少し増やして
いきたいなすごい思っていて
いろんな
企業家がいるからこそいろんな
支援家の人がもっといていいと思ってますし
女性も
そうですし
一回先ほども話あった
と思うんですけど
企業した経験のある人が支援サイドに
来てもいいと思いますし
いろんな多様性も
少し増やしていけるともっと
このエコシステムの中が
活性化されてきて
いいんじゃないかなという風に
すごく思っていたんですけど
吉田君はどんな風に思ってますか
吉田 碧生
僕も本当に
約束だなとはすごい思っていて
社会とか世の中がどういう風に
動いているのかとか
新しい価値が生み出されるプロセスっていうところを
同じ視点で
同じ体験をすることはできないですけど
客観的にすごい近いところで
見れるのは本当に
プラスになることが非常に多いな
と思ってますし
さっきのエコシステムを
最適化するみたいなところでいくと
本当に我々も民間企業の
一社としてやってますけど
行政も含めていろんなプレイヤーが
どんどん盛り上がり
つつある状況だと思っていて
その中でも結構若手
ここも同じ世代ですし
組織の
肩書きというよりも
個人の肩書きというか個人の熱意とか
ロールで
組織の垣根を超えて
スタートアップの方に対して
企業家の方に対して何ができるのか
それを考えていける
雰囲気はちょっとずつ
出てきてるんじゃないかなと思っていて
西牧 直香
本当にそうですよね
めっちゃクリエイティブな仕事だと思っていて
我々に足りないのは発信
もっと支援者へと
後ろからひっそり支える
みたいな文化があったけど
前に出てしゃばるではなくて
なんて表現したらいいんですかね
こういうアプローチをして
うまくいったよみたいなのを
もっとみんなでシェアできるようになったら
そっちサイドも
めっちゃクリエイティブで面白そうだねみたいな
認知が取れるんじゃないかなと
思っていて
もっと知ってほしいですし
我々としても発信していかなきゃいけないけど
見せ方がちょっと難しかったりはしますよね
大城 摩希子
そうですね
吉田 碧生
こういう場で
出会ったことをきっかけに
何か取り組みとして一緒にやってみたりとか
こうやってお話させていただいている
ものに対して
分かっていただくとか
ムーブメントはどんどん作っていけそうな
気がするんですけどね
具体でどうやってやっていったらいいのか
みたいなところは
西牧 直香
先輩方のお力もお借りしてやっていきたいところですね
そうですね
今回はおしろさんが作ってくれたように
こういうセッションに勇気を持って
みんなでどんどんやっていって
いかに楽しいかというのをアピールしていくというのがいいんじゃないでしょうかね
大城 摩希子
そうですね
さっき学生の方とかもいると聞いたので
ぜひ支援サイドのキャリアも
考えてみてほしいなと思っています
あとですね
2分ほどぐらいなので
30秒ぐらいでちょっと
話してみて感想とか
あれば聞いてみたいなと思うんですけれども
じゃあ吉田さんから
吉田 碧生
そうですね
改めて前段の先輩方の
お話も受けて今の自分が
恵まれているなというところを
再認識しましたし
今回この会場も
若手の方とか先ほどの学生の方も
含めて本当に
同じテンション同じ雰囲気
モチベーションでやっていけそうな方々が
こんなにもいるんだというところで
もう一段
自分を奮い立たせるいいきっかけを
いただいたなというふうに
思っております
大城 摩希子
ありがとうございます
西牧 直香
改めて今の仕事
めちゃくちゃ最高だなというふうに
思っていますこういう機会をいただけないと
皆さんとも出会えなかったと思いますし
もちろんスタートアップにいた頃よりも
出会っている人数は
圧倒的に違うので
そうですね
このエコシステムの中で
もっといろんなキャリアをみんなが歩めるように
自分も
これが面白いこういうことがよかったよ
こういう選択が自分のためになっているよ
というのをどんどん積極的に発信して
エコシステム内でのキャリアの模索
西牧 直香
みんなでそういうところを作っていけるように
なれたらなと思う
いいきっかけだったのでありがとうございました
大城 摩希子
よかったですありがとうございます
最後
そうですよね
そうですね
私も
なんだろうな
すごい
言葉が今まとまらないんですけど
エコシステムの中でのキャリア
ゼロワンの中にいるメンバーも
結構模索していたり
皆さん結構新しい領域というか
エコシステムが
できてからまだ間もないからこそ
どういう風に歩いていけばいいのかな
と迷われている方も
多いんじゃないかなと思っています
なので今西牧さんも
話してくれましたけれども
自分がやっていく
道をちょっと示してみたりとか
一人ずついろんな方が
いろんな支援者の方が
発信していくことで
こういう支援のあり方もあるんだなとか
本当に視野を
広げていけるような
なんだろうな
というのを示せるとすごくいいなと
私の中で思っています
今回は
U30というところで
後半しゃべらせてもらったんですけれども
初先輩方ももちろんいらっしゃいますし
いろんな支援者の方いらっしゃるので
ぜひIBS機関中に
いろんな方とつながっていただけると
いいんじゃないかなと思っております
というところで
お時間になりましたので
西牧 直香
こちらで終了にできればと思います
大城 摩希子
後半も聞いていただいてありがとうございました
01:32:42

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