1. いつものデザインのはなし
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2023-04-26 18:51

#04 - デザインの引き出し【いつものデザインのはなし】

4回目は「デザインの引き出し」について🗄✨ 時代も考え方もどんどん移ろう中で 学びと情報収集が常に欠かせない職業でもあるデザイナー。 日々のアンテナの張り方などを紐解いてみました💁🏻‍♀️ ▼CONTENTS ———————————————— () - ごあいさつ () - 好きなデザインだけではダメだった! () - 就職してからが学びの本番 () - キャリアは積んでも悩みは尽きない () - シンプルこそ至極のデザイン () - 興味ない事にこそヒントが隠れている () - Pinterestありがとう! () - Canvaもありがとう! () - シンプル好きはイベントの賑やかしに困りがち () - 今後は流行りが全てでは無さそう? () - 引き出しと尖りでエンディング ———————————————————————— ↑時間をクリックするとジャンプできます!

【番組概要】
🕛第2・4水曜12時ごろ配信しています!(月2回配信)
このラジオはフリーランスのデザイナー、
「つる」と「ばちこ」がお送りするデザイントーク番組です。
ふだんのデザインの話から日常のことまで、
ざっくばらんに語り合っています。

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【つる】
フリーランスのグラフィック/Webデザイナー。
ロゴやフライヤー、Webサイトの制作などを行う。
シンプルに整理されたデザインが好き。
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【ばちこ】
グラフィックデザイナー / WEBデザイナー / イラストレーター
いくつかの会社勤務を経て、フリーランスでやんわりと活動中。
長崎うまれの大阪経由なので方言が変です。(西寄りではあります)
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00:01
いつものデザインの話
このラジオは、フリーランスのデザイナー 鶴とバチ子がお送りするデザイントーク番組です。
普段のデザインの話から日常のことまで、ざっくばらんに語り合っています。
はい、いつものデザインの話第4回目ですけども、
今回のテーマは、デザインの引き出しについてです。
本当に大変なのよ、引き出し。
そうですね。
どうしてんの、引き出しいつも。
これは視覚問題というかね、デザイナーのスキルの一つですもんね。
この引き出しがあるかないかで、腕が違うわけだ。
そうですね。
困るんだよ、本当だからね。
困る。
クライアントさんの糸を組み取るのもさ。
デザインの引き出しって話をしたいなと思った経緯として、
第2回目の時に好きなデザインの話をしたんですけど、
好きなデザインって学生の時とか好きなデザインがあって、
それが好きだから自分で突き詰めていくけど、
いざ社会に出た時にお客さんの仕事、クライアントワークとかをやる中で、
好きなデザインだけじゃダメだってことに気づかされるんですよね。
分かるわ。
割と多くのデザイナーが経験したことがあることだと思うんですけど、
自分の中にこのクライアントワークをやるためのデザインの引き出しがないぞってことに
ハッて気づかされるっていうか、やべえみたいな。
ちなみに何だったの、それ。
それは何かバナーとかを作るみたいな、
広告バナーとかウェブサイト帳に表示される広告バナーを作るみたいな仕事だった時に、
そもそも僕が通ってたその美術大学では、
そういう実務的なフォトショップの使い方とかイラストレーターの使い方っていうのは学んでこなかったんですよ。
え、そうなの?
うん。なんかもうちょっとこう何だろうな、デザイン美術大学、
今はちょっと多分状況変わってると思うんですけど、
僕の時は自分が専攻してたコースとかも影響してるんですけど、
どっちかというともうちょっと何だろう、広告、紙媒体が多かったんで、
紙使ったものが多かったから広告作って、広告?ポスターか、ポスター作ったりとか、
何か立体作品作ったりとか、
あとは何かもうちょっとアート寄りなものを作ったりとかっていうことが多くて、
そうそう、だから専門学校みたいに社会に出た後のことを視野に入れて、
そういうフォトショップの使い方とかを学ぶみたいな授業はそんなになかったんですよ。
なんか意外かも。
美術大学って多分アカデミックな世界ではあるので、
そういうのは少ないとは思うんですけど。
そうか。
03:00
ちょっとなんかそれはなんかもっと現場の人がバンバン来て、
いろいろ伝えていくのかと思ってた。
そうですよね。
現場の人はもちろんいて、
僕の状況がちょっと特殊か、
僕はグラフィックデザイン専攻だったけど、
職業としてはウェブデザイナーというか、
そっちの方に行ったので、
ウェブデザインってまた分野が違いまして、
違うね。
多分広告会社とかに入っていれば、
もうちょっと自分の引き出し、
自分の引き出しじゃないか、大学で学んだことを使ってできたのかもしれないんですけど、
そういうIT系か、IT系でウェブに行くとまたちょっと状況が違うというか、
ここはここの引き出しが必要なんだって思って、
なんかもう業務外でも家で勉強する日々が始まりますよね。
どうやって勉強してたのそれ?
ネットで検索したりとか、
本買って使い方を学んだりとか、
そのソフトってね。
使い方とかが全然違う。
違った。
違った。
当時思ったのは。
大学でやってたのは、
イラレフォトショーでもやってたんですか?
そうですね。
使ってたけど、イラレがメインだった。
イラレがメインで、
フォトショップは写真をちょっと加工したりとかその程度。
フォトショップでバナー作るみたいなのって、
結構実務的なやつじゃないですか。
そこはやっぱりスキルが欠けてたというか。
そういうことね。納得。
でもスキルの話もそうだし、
例えばバナーだったら、
後ろに背景を散りばめたりとか、
背景にパターンを入れたりとかするじゃないですか。
そういうので間を持たせるというか、
空間を作りすると思うんですけど、
大学ではシンプルなデザインとか、
ポップなデザインが好きっていうので、
ただそれをやってただけだったんで、
そういう小気味いい何かみたいな、
間を埋める何かみたいな、
それこそデザインの引き出しがなかったみたいな。
そこから学ぶ日々でしたよね。
いやー本当にね。
怒られたりとかさ、
なんじゃこりゃとかさ、いろいろ言われて。
僕の語りがちょっと多くなっちゃった。
バチ子さんはデザインの引き出しで、
悩んだりとか思ったこととかありましたか?
今も悩んでるよ。
今も悩んでる。それはそうだ。
それはそうだ。今も悩みますね。
どんどん時代に追いついていかなきゃいけないし。
でもそれはね、
専門学校を卒業して、
就職したての頃は、
まさにさっき鶴ちゃんが言ったのと同じで、
本当好きなものしか、
想像してないから。
はりとあらゆるチラシとか、
雑誌とか、
とにかくめっちゃ見ることは、
強いられたっていうかね。
そうですよね。
やっぱそれを見たり模倣したりするのが、
一番の近道ですね。
デザインの引き出しを増やすっていう面では。
そう。なんでそれがあるのかって、
06:02
やっぱり理由があるから、
なんでこれこんなにダサいんだろう?
でも、いやいや、そのダサさには理由がある。
っていうのを追求する日々。
すごい。
ちゃんと分析して、
自分の中で咀嚼してっていう。
そうそうそうそう。
だから、なんかね、
もうぶち当たる日々。
ぶち当たる日々。
本当に。
それは本当にね、
とりあえず業務やってて思いますよね。
まだこの引き出しはなかったっていうのに、
ぶつかるというか。
そう。だからね、
一番難しいのはシンプルなんだよね。
引き算のね、
引き算の美というか、
どこまで引き算したらいいのかって、
あんまり難しいですよね。
でもね、
すごい軽んじる人が多いと思ってるんだ。
シンプルって。
これって文字ここに入れて、
置いてるだけじゃん。
そうですね。
そのちょっとしたね、
余白。
一つの感覚でさ、
全然違ってくるから。
っていうのを知っていただきたいけど、
知る機会もそんなないよね。
なかなかね。
そこはね、
わびさびの、わびさいというか。
すごい繊細な世界ではあるんだけど。
だからシンプルも、
いろんなパターンを見て、
引き出し作らなきゃいけないし、
かといえば、
ポップにはまたいろんな引き出しがあるし。
本当に。
優雅な感じとか、
和物とか、
ラグジュアリーな感じ。
またラグジュアリーも、
一つとっても全然違うんだよね。
確かに。そうですよね。
一番困ったのはね、
私がちょうど仕事してたときは、
ギャルまではいかないけど、
すごく眩しい。
しかしね、
デコしたような、
デコデコしたデザインとかを
結構やることがあって、
わかんないとか。
でもそのまま答えなきゃいけない。
それがお客さんにとっての
良い答えならば。
っていうね、
引き出しを日々作らなきゃいけない。
大変だよね。
デザイナーの仕事ってそういうのも含まれてるというか、
自分の引き出しを増やしたりとか、
自分そういうのを表現するために
リサーチとか、
が結構、
割とっていうか、結構な
割合を占めてるような気がしますよね。
だから街歩いてても、
結局仕事のこと考えちゃうよね。
確かに。本当だよな。
一緒にね、バーとかで飲んでるときとかも、
ビール一つデザインとか
飲んでも、
ああ、なるほど、みたいなね。
割と仕事モードで見るときが
ありますよね。
あのさ、瓶の蓋とか。
なるほど、なるほど。
これ、このロゴにしたんやろうな。
そう、見ちゃいますよね。
見ちゃうよね。
興味ないことでも、
なんでこれがいいんだろう
っていうものをやっぱり
突き詰めることが多いかも。
09:01
それは大事ですね。
それも引き出しを増やすためのあれか。
そう、だってそれ、自分興味ないけど
でも売れている。
またはそのデザインが良しとされている。
じゃあ一体なんでなんだろう。
考えていくことが結構
引き出しを増やしていく。
あれになるかもしれないな
なんてのは。
確かに、それ思うわ。
最近それ怠っていたような気がする。
怠ってた。
いろいろ甘んじてたというか。
慣れとかね、慣れとかもあるじゃないですか。
何年かやってる中で。
そうね。
慣れちゃって、これはこういう感じでいいかな
みたいな。ある程度妥協みたいなのが
見えるときもあって。
そういう中でね、もうちょっと
工夫できたらとか、違う引き出しが
あったらね、もうちょっと違う表現ができるんじゃないか
みたいなのもあるから
それで言うならさ、
本当にね、ピンタレストありがたいよ。
ああ、ピンタレストはね。
本当にありがとうって感じ。
すごい良い時代になったなって。
だってあれ普通だったら
普通だったっていうか、それこそ何十年前
とかだと、そういう
ピンタレストがかつ
ピンが何かしらの
特集でされてるような本を
自分で買って
買い集めて
持っとかなきゃいけないみたいな。
そうなんですよね。
それがさ、あんなさ
ね。
手軽に。
本当ですよね。
あれはピンタレストはめっちゃ見る。
僕も参考にしてます。ピンタレストは。
いろいろ
プロジェクトがあるたびに
いろいろ参考みたいなのも集めて
使ってるってことで。
お客さんにこの感じで。
見せるのも
プレゼンテーションにすごい役立ちますもんね。
ピンタレストの
広告みたいになっちゃったけど。
確かに。
自分が学生の時にはそこまで
アーカイブというかああいうものが
そこまでツールが発展してなかったから
今デザイン学ぶってすごく
やりやすいよなって。
どんなものもそうかもしれないけど。
今学ぶためのツールがすごいから。
あとキャンバーね。
キャンバーね。
もうすでにテンプレートいっぱいあるしさ。
本当だよな。
キャンバーも
あれこそ引き出し
いらないよね。
そうだよな。
多分あそこの
トップリリースみたいなやつがあって
っていうことはあそこがめっちゃ使われて
すごい流行ってるデザインっていう
ありありと分かるわけ。
それで使いたい人もそのまま使うし
私は結構勉強にも
使ったりする。
今こういうテイストがそうなんだね。
そっかそっか。
そこでも学べるか。
非常に学べるよ。
すごいな。
最近は逆に
キャンバーの使い方とかで
教えることもあったりする。
ワークショップやったりみたいなことですか?
ワークショップとか友達に
引かれて
仕事でも使う。
12:01
例えば
プレゼンテーション用の資料を作りたいけど
自分では作れない
みたいなときにキャンバーで
作ってあげておいて、あと文字修正
とかしたかったらどうぞみたいな。
そういう納品の仕方。
そっかそっか。
お客さんが使うツールとしても使いやすいから?
そうそうそうそう。
なるほど。
意外と何でもいけます。
なるほどね。
デザインに引き出した話からいろんなところに
リンクして。
でも本当に
いろんなところで
引き出しはいっぱいあるんで。
いかにアンテナ張るか。
ピンポイントな話で言うと
ハロウィンとかクリスマスとか
イベントの
ときって
いつも悩むというか
引き出しとして
そういうのを表現しなきゃいけない
クリスマスっぽい感じとか
ハロウィンっぽい感じとか
今は何回か
一年ごとにやってるから
なんとなく分かってきたけど
最初それをどうやって表現したらいいんだろう
みたいな色とか
モチーフとか
そういうのを一から自分で
描かなきゃいけないのかなとか
そういうのもいろいろ引き出しになかった部分。
それどうやって習得したの?
いろいろ素材とかも
使ったりしながら
こうやって
表現方法を学んだというか
オレンジで紫で
コウモリさん
引き出しは増えたとは言っても
根がシンプル志向というか
だからついシンプルにしちゃいがちになって
好きだもんね
なんか足りないなみたいなのが
結構あるんですよね
なんかポップじゃないなというか
賑やかじゃないなみたいな
寂しいなみたいなのが
当たる
そういうのに当たっちゃう時があって
以前一緒に
仕事をした時に
マジコさんがチラシを作ってくれたんですけど
そのチラシを見て
すごい学ぶことがあったというか
この引き出し自分にはないな
ないぞって言って
これ欲しいなというか
そんな風に思ってくれたんだね
そういうのを
見せつけられたというか
すごいなみたいな
ありがとう
引き出しっていうのはあるものとないもの
どうやって身につくんだろうね
すごい人いっぱいいるからさ
どういうものを見て
どういう生き方したらそうなるのみたいな
仕事の
種類とかも
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自分にどういう仕事が来るのかっていうのは
結構影響があると思うんで
自分の場合はそこまで
いろんな引き出しの必要な仕事が
そこまでないから
僕の場合いっぱいいろんな引き出しを作るってことは
できてないなっていうのが
できてないな?
まだまだだなみたいな
そういうけど
そこは貪欲いいね
貪欲いい
貪欲好きだな
そうだよ
そうなんですよね
リサーチ力だの
引き出し力だの
でもテレビ見なくなったしな
そうなんですよね確かに
僕もテレビ見ないから
そこから
受動的に
得るものがなくなってきた
勝手に入ってくるものがあんまりないよね
そうだそうだ
どっちかというと自分で食らいついていかないと
そうですね
昔は確かにそうだな
テレビ見てたりとか
雑誌買ってペラペラ見るとか
そういう感じも多かったな
だからさ引き出しと
ちょっとかけ離れちゃうか分かんないけど
あのね
前だったら流行ってたものが
全てなイメージあるけど
今はそうじゃない気がするのね
そうですね
確かに今も今で流行ってる
何かあるかもしれないんだけど
各それぞれで
好きなものを好きに
生きていってるような
感覚がそれぞれあって
好きなものがあったら
勝手に放り下がっていくし
でもなんとなく流行ってるものが好きなら
多分そっちに行くだろうし
わりとそこが
みんな分かれてきてるような気がする
確かに隅分け再分化されてきてる
うん
それは非常に感じるから
そうか
そうするとあれですね
自分たちの世界の中で
うまくできればいいみたいな感じもあるのかな
そうすると引き出しがそこまで多くなくても
実はね
この世界ではこれで日本でいけるぞみたいな
感じも世の中になっていく可能性もありますね
ある意味で
尖っちゃってもいいんじゃないっていう
そっかそっか
ちょっと変わってるか
うん
それを思うけどね
デザインに引き出した話だったけど
デザイナーとして尖るみたいな方向性も
視野に入れながら
いいかもしれない
全然ありだと思う
そこは世の中を見ながら
尖ってる部分欲しいな
うん
前まではね
流行りにあったものを
自分で合わせにいかなきゃいけなかったかもしれないけど
これからはそうじゃないかもしれない
そうですね
確かに
学びだ
いい着地点なんだ
引き出しと尖り
どっちも大事だけど
尖ったって引き出し必要なんだから
尖りなりにも
尖りなりにも
18:01
すごい日本語
尖りなりにも
だからね
いかに脅威を持つかだよね
うん
そういう意味では
こうやって話せるデザイナー仲間がいると
色々共有できて楽しいな
こういう番組を通して
自分も色々インプット増やしていきたいな
って思ってます
増やしていきましょう
そうですね
第4回デザインの引き出しはこんな感じで
いい着地ができたんじゃないかな
と思います
私もそう思います
では次回も
お楽しみにしていただければと思います
はい
よろしくお願いします
ありがとうございました
18:51

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