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おはようございます。いとまです。
夏までに整理収納アドバイザーを目指している中学校教員です。
このチャンネルでは、モノだけでなく考え方や行動も整理して、
身軽に生きていこうよという話をしています。
今日は、まあ今日もなんですけども、
授業とか授業の効率についての話をしたいと思います。
僕は英語の教員なんですね。
昨日とその前の放送では、デジタルとかAIのモノを使って、
授業をどんどん効率化していこうとか、
テスト作りとかノートチェックとか、
そういうのも全部デジタルでやっていった方がいいんじゃないかという話をしたんですね。
でも、全部をデジタルにしているわけじゃなくて、
授業ではChromebookを配っているんですが、Chromebookは使わせていません。
単元によってプレゼンテーションを作るとか、
そういうときは使わせてますけども、
翻訳機能を使う目的では使わせておらず、
YA辞書を買わせています。
YA辞書を必ず持ってきなさいと。
英語に関しては基本的に教科書に載っている単語しか使わないですし、
そこに載っている単語は全部教科書の裏の作為にありますから、
英話が必要ないんですね。難しい文を読んだりしませんから。
ただ、YAに関しては英作文を書くときに、
自分が言いたいこと、言いたい単語を調べるときに使うので、
YA辞書を持ってきなさいと言っています。
僕の授業では必ず習った単元の後に、
自分のことを書かせる授業がありますので、
単純に与えられた日本語の文を英訳するんじゃなくて、
習った文法とか表現を使って、自分のことを書くとか、
友達と話したことを書くなんてことをさせています。
そうすると、教科書には載っていない単語とか表現が必要になってくるんですよね。
そのときに、何て言うんだっけ、これっていうときに使うのがYA辞書なんですね。
何でこう思ったかっていうと、まず生徒がいちいち聞いてくるんですよ。
例えば、僕は体操を習っているんですけど、体操って何て言うんですか。
体操はジムナスティックスだよ。
ジムナスティックスって何ですか。どう書くんですか。
G、Y、M。これね、ずっと続くんですよ。
このやりとりが。とりあえず一回自分で調べて、これで合ってますかぐらい言えないのかってだんだんムカついてくるんですけど、
だからそういうときにYA辞書を使えと。
結局、ネットで英訳、和訳機能を使ってしまうと、
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生徒は全部、僕は体操を毎日練習してますって全部日本語で打って翻訳しちゃうから、
英訳が全部出ちゃうんですよ。全部出ちゃうんですよね。
そうすると、語順とか文構造とか、そういうことは結局わかんないんですよね。
ただ出てきたものを書き写してるだけなんで、あまり学びになってないんですよ。
僕は毎日体操を練習していますっていう文を検索して翻訳して出た文を写すと。
でもその後に例えば、僕は昨日体操を練習しましたにしてみましょうとか、
したことがありませんっていう文じゃ書いてみ?って言うと、書けないんですよ。
なのでやっぱり一回自分で考える、自分で調べて、単語だけ調べて考えるっていう、
ちょっとめんどくさいところ挟まないと覚えないと僕は思っているので、
あえて検索機能は使わせず、ちょっとめんどくさいアナログなYI辞書を使って書けというふうに言ってるんですね。
で、あと撮るっていう単語に関しても、写真を撮る、ボールを撮る、人のものを撮るとかね、
いろんな撮るがありますよね。
この時に撮るで調べて、写真を撮るはテイクなんだな、テイクの方で使うんだな、
キャッチアピクチャーじゃなくてテイクアピクチャーなんだなとか、
そういうことがわかるし、撮るっていう単語はテイク以外にもいろんなものがあって、
こういう場面ではこっちを使うんだなとか、こういう場面ではキャッチを使うんだなとか、
そういう気づきがあるわけですよね。
これが翻訳ソフトを使ったときには得られないことかなと思っています。
検索機能、検索する能力を養うためには辞書って大事かなというふうに思うんですよね。
なんでそうやって生徒が自分でまず調べてみて、自分の手で調べてみて、
ほんでわかんなかったら僕に聞いてくださいと。
自分でまず文を作ってみてからこれで合ってますかというような習慣をつけたい。
何でもかんでもすぐに家庭を飛ばして正解だけを聞いてくるような生徒、子どもにはなってほしくないから、
そういうことを今はしています。
ただこれも今後はどうなるんでしょうかね。
辞書を使わせるって言ってるのは僕で、
結局自分が学生時代にそういうような学習方法をしてきたからそれを進めるわけですよね。
今後辞書を使って何かを調べるっていうことは年齢が下がっていくにつれて今後なくなっていきそうな気もしますよね。
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そもそも翻訳とか英語を日本語に訳す必要もないみたいなことが起きそうな気もしますが、
でも本とか辞書で調べて自分で覚えるっていう作業は人間にとっては大事なのかなみたいな。
人間とかって思考でかくしてましたけど、
こういう頭を使う作業っていうのは今後もあった方がいいかなって思う部分であったりはします。
自分で調べて検索するっていう能力が低いとAIを使いこなす能力も身につかない気もしますね。
AIには重要な単語とかワードを簡潔に入力して物を作ってもらうじゃないですか。
その時にどの単語を入れれば自分が思っているような文章とかができるかとか、
どういう文章が相手にとって見やすい文になるのかとか、
構成を含めて指示出しするとか、
そういう能力っていうのはまずは自分で調べたり文の構成を考えたりするような能力が養われていないと難しいのかなって思うので、
両立、何でもかんでも全部デジタルに頼ってしまうんじゃなくて、
こういうアナログな方法もやっぱり必要かなと。
自分でページをめくるとか、
鉛筆で文字を書くとか、そういうものも必要かなというふうに僕は思いますね。
ということで今日はですね、デジタルAIの時代でもアナログな勉強方法って大事だよねという話をしました。
うちの小児の息子もChromebookを持っていますが、
基本的に言葉を調べるときは机の横に国語辞典を置いてますので、
それで調べろと言って調べていますね。
はい、ということで本日もここまで聞いてくださりありがとうございました。
この辺でおいとまいたします。