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皆さん、こんにちは。ITeens LabのPodcastです。 ITeens Lab代表の小林です。
本日はゲストで、福岡インディーゲーム協会会長の 村上浩二さんに来ていただきました。
村上さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ありがとうございます。
ITeens Labって、僕のやっている子どもたちプログラミングだったりとか、 ITのものづくりを一緒に楽しんでやっていこうというスクールを運営しております。
そちらにゲストで来ていただきましたが、
村上さんと僕は大学の先輩・後輩になるということで、
あんまりITeens Labとしての絡みは今までなかったですよね。
そうですね。教会のイベントに小林くんが声をかけてくれた子たちが参加してくれたりっていうのがあったぐらいですかね。
そっかそっか。
あの時、エクサキッズもそうだけど、 ITeens Labでもブースを出させていただいたんですね。
そうですね。
そうなんですよ。村上さんは福岡インディーゲーム協会というのをやっていて、
イベントとかを開催していて、 ITeens Labの生徒も作品を展示させてもらったことがあるというような関係性になっております。
今日は村上さんに、やっぱりインディーゲームとは何かというか、
インディーゲームの魅力とか、その辺を含めて生徒とか保護者に向けていろいろお話をしていただこうかなと思っています。
よろしくお願いします。
お願いします。
そしたら、今日村上さんの方でちょっといろいろお話を準備してきてくださっているということなので、
スライドとかあれば画面共有をお願いしても良いでしょうか。
はい、ではちょっと画面共有させていただきますね。
はい、ありがとうございます。
これでいいかな。共有。
これで写ってますかね。
あ、来ました来ました。
来ました。
じゃあスライドショーの最初から。
はい、ありがとうございます。
では早速村上さんの方からお話をよろしくお願いします。
はい、ではよろしくお願いします。
今日はですね、ゲームクリエイター、インディーゲームっていう今話も出ましたけど、
インディーゲームとはどういうものかとか、あとゲームクリエイターはどういうことをしているかみたいなことを話させていただこうと思います。
私の簡単な自己紹介で言うと、本名村上浩二といいまして、1976年の4月8日生まれなので、
もうすぐ49歳になるんですね。
3児の子供さんにいいまして、一番上の子は大学4年生でもうすぐ卒業。
結構大きいですね。
もう大きいです。下の子も高校2年なので、もう50歳になったらみんな手が離れるなって感じですね。
小林君と一回りぐらい違うのかな。
そうですね、僕がこの間40になったので、9個違いってことになりますね。
大学では一緒に学んでいなかったんですけど、私は行く足っていうところ出身でして、今太宰府に住んでるんですけど、
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小林君と同じ大学、九州芸術工科大学という、今は旧大に合併されてますけど、そこでデザインを学んでたんですけど、
大学卒業して建設会社に入ったんですね。
35歳の時に建築士とかの資格も取って独立をして、建築事務所を設立したんですけど、
ちょうど8年前かな、40歳目前にして、ゲームを作りたいなと思ってゲーム制作をチャレンジして、
それがそこそこうまくいって、建築の方ではなくてゲーム制作の方で2020年にゲームの制作会社を設立しました。
これすごいですね。ということは、もう2回会社立ち上げられてるっていうことですよね。
そうですね。最初の建築事務所は会社というか、よくあるみなし法人みたいな、法人ではないんですよ。
個人事業主みたいな感じで、40歳から始めたゲーム制作の方は、ちゃんと法人にしたという形ですね。
ありがとうございます。そして、ポッドキャストで聞いてる方にも伝えたいんですけど、
このスライドがまた、すごいゲームっぽい感じの画面でスライド作ってきてくださって、楽しくなりますね。
ありがとうございます。すみません、ちょっと挟んじゃった。
いいです。全然大丈夫です。
好きな言葉がですね、人は自分が考えた通りの人間になっていくって言葉がある。
ブルースリーというですね、すごいアクションスターがいて、その人の言葉なんですけど、
自分はそうやって思って人生を生きていますね。
私の代表作品なんですけど、RPG。昔の16ビットって言ったらわかりますかね。
スーパーファミコンとかメガドライブとか、ちょっと30年くらい前に主流だった16ビットのゲームみたいなのが好きで、
ドット絵のゲームを作ってます。
これ実はですね、今の子供たちも結構ドット絵のゲーム好きなんですよね。
そうなんですね。
ハイグラフィックなやつばっかりかなと思いきや、割とドット絵みんな好きで描いたりとかしてますね。
雰囲気が好きなんですよね。
ドットの情報が、今のゲームはすごくリアルグラフィックで情報がすごい良いんですけど、
逆にこのドットの情報が少ない中に物語を詰めていくっていうのが好きで、
基本的にはドット絵のゲームしか今作ってない感じですね。
今見せてもらっている4つは全部村上さんの個人制作の作品っていうことですね。
そうですね。ダークブラッドっていうゲームを1,2個作ってまして、
これがカードを組み合わせて戦うRPGみたいなやつでして、
これはスマホで出している形ですね。
最近、去年出したケリバトっていうゲームがパズルRPGみたいなやつで、
敵を蹴り飛ばしてモンスターハウスの中を脱出するみたいな。
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だからケリバトなんですね。
そうです。
その蹴りバトルみたいな。
そうですね。蹴り飛ばすと蹴りバトルみたいなのを一緒にしたんです。
なるほど。
ゲームのタイトルもなかなか考えないと難しいので、一番頭悩ませたところなんですけど、
ピンと閃いたのがケリバトっていうタイトルだったんですけど。
面白い。
ケリバトもスマホとかいろいろ出したんですけど、
テレビ番組で、たぶん10代の子は知らないと思うんですけど、
ゴリパラ見聞録ってですね、
福岡のゴリケンさんっていうお笑い芸人の子たちが出てる人気番組があってですね、
そのゴリケンさんがこのケリバトすごい気に入ってくださって、
番組が15周年なんで、
その15周年の記念のゲームに、
このケリバトのゲームを番組用にカスタマイズしたのを出せないかって話があって。
へー。
はい。
それで、本当に先月ですかね、
ゲームゴリパラ見聞録っていうゲームをリリースしました。
おめでとうございます。
こんな感じに、
そうですね、ちょっと少し懐かしい、古く懐かしいゲームみたいなものを作ってます。
基本的にスマホと、
あとモノビューターは任天堂スイッチで出してるのもあったりしますけど、
いろんなスマホでもテレビでもパソコンでも遊べるっていう風に、
いろいろプラットフォームをいろんなところに出してます。
はい。
そしてあれですよね、
これはもう村上さんはどっかのゲーム製作会社に入って作ったとか参加したっていうことじゃなくて、
村上さんの個人の選択別として。
そうですね。
これが面白いですよね。
本当に僕ずっとゲーム会社に一歩も足踏み入れたことないので、
だからゲームの作り方っていうのは本当にわからないんですよね。
だからいろんな人に聞いたりとか本読んだりとか、
あとは自分が建築をやってた時のやり方で、
それをゲームの機械で作ってるみたいな形ですね。
はいはいはい。
えー面白い。
結局誰かにお願いして一緒に気持ちとかイメージを伝えて、
それを形にしていくっていうのは建築もこういうゲームも一緒なので、
意外とそこはすんなりとですね、
やれてるっていうかあんまり苦労なくやれてますね。
へーなるほど。面白いですね。
なんかこういうゼロから一人でっていうか、
こういうグラフィックのデザイナーさんとプログラマーさんと私っていう形でやってますね。
ちなみに私プログラミングほとんどできないんですよ。
あ、そうなんですね。
僕はもうディレクションっていうか、
ゲームのコンセプトを作ってストーリーを作ったりして、
ゲームデザインっていうですね、
全体を形作るのを設計したりするようなことをやってます。
もうじゃあ4作品ともそのスタイルで。
そうですね。
なるほど。デザイナーさんともプランナー企画とかディレクションを村上さんがやった、
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あとコーダーさんがいらっしゃる。
そうですね。
ゲームクリエイターっていうと、
一言で言うとすごく簡単なんですけど、
いろいろ例えばプロデューサーですね。
プロジェクト全体の責任者。
私もやってるプロデュースっていうところと、
あと現場制作。
制作現場のスケジュール管理をするディレクターさん。
プログラマー。
プログラミングするんですね。
コードを作成するプログラマーさん。
あとはゲームのデザインを、
ルールとか仕組みを作るゲームデザイナーさん。
2Dとか3Dとかグラフィックを描いたり、
モデリングをしたりするアーティストの方。
音楽を作るサウンドクリエイター。
シナリオを書くシナリオライター。
なるほど。
あとはテスターですね。
テストをしてバグを見つけてくれる。
僕はこの中で言うとプロデューサー兼ディレクター兼
ゲームデザイナー兼シナリオライター兼テスターみたいな形ですね。
なるほど。
結構こう見るとかなりありますね。
部署というか部門が。
そうですね。
ゲームっていろんな部署の人たちが、
いろんな専門の人たちが集まってやるので、
ゲームといってもほとんど総合芸術みたいな、
映画とかに近い感じですよね。
いろんな人の力を借りて一本のゲームを作っていくっていうのが
ゲームの現場となっています。
でも私は見たことがないので、こうなっているそうです。
ありがとうございます。
私が行ったことがない大きなゲーム会社っていうのは、
基本的にさっきのすごい人数で、
いろんな人たちが役割分担で作るので、
基本的に一つのゲームを何百人の人が集まって作るんですよね。
それで物によっては数年かかったり、
当然備えた人に給料も発生しますし、
人をやっぱりこれだけ動かすというのはお金がかかるので、
制作費がめちゃくちゃ何十億ってかかるんですけど、
そうなんですね。
有名なところで言うとファイナルファンタジーですね。
フィフティーンかな。
1000人ぐらいが、約10年ぐらいかかって、
260億とか300億って言われてますけど、
すごい。
ちょっと想像つかない規模ですね。
そうですね。1000人いたら普通の中小企業よりも人数いるので、
確かに。
その部門だけで大きな会社と一緒ぐらいなってことですね。
すごい。
これはちょっと想像つかないですね、確かに。
大きな会社っていうのは大人数のチームで、
本当に完全に分業してやるっていうのが、
こういうゲーム会社ですね。
そうじゃないとあれだけの対策は作れないので、
みんなで手分けして作っていくっていうのが、
大手が作るAAAって書いてある、
AAAって言われるゲームになってます。
ちなみにそれって何の略なんですか、AAAって。
何なんでしょうね。
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多分AAAって言うのは、
対策っていうのをよく言うんですけど、
じゃあ1Aとか2Aがあるのかって言うと、
そういうのは聞いたことないんですけどね。
インディーゲームの大局にある巨大なゲームっていうか、
そういう超有名なゲームがAAAって言われてます。
なるほど、パイナルファンタジーとか。
ゼルダの伝説とかですね。
そういうやつですね。
私が作っているインディーゲームっていうのは、
1つのゲームを小人数で作る。
多分皆さんの中でもゲーム作ってる人がいると思うんですけど、
1人で自分で作って、全部音楽とかも作って、
プログラミングコードも作ってっていう形になると、
それもインディーゲームなんですよね。
1つのゲームを小人数で作り上げる。
制作費、自分1人で動いた場合はタダでできますし、
ものによってはいろんな人にお願いしたりして、
私が知っているインディーゲームで一番大きいところだと、
20人ぐらいで作ってるというところがありますけど、
それぐらいになると何百万円かけて作るっていう感じですよね。
例えば僕の先ほど紹介したキリバトとかでしたら、
作るとコーディングをする方と、
あとグラフィックデザイナーさんの3人で大体半年をかけて、
その方々に支払った費用とかで100万円ぐらいかかったという感じですね。
100万円ってちょっと現実味はありますね。
そうですね。
100万円ぐらいの規模じゃないと僕らもインディーゲームで作ってて、
そんなになかなか売り上げもですね、
毎月何百万も売り上げるようなゲームではないので、
これぐらいが私たちの大体の規模で、無理のない規模ですね。
なるほど、なるほど。
小人数のチームで、もう1人がいくつも研究をしてやっている。
ちなみに私この3人の方々とお会いしたことないんですよ。
3人で顔を合わせると。
みんな音声での打ち合わせとかあるんですけど、
実はまだお会いしたことないっていうですね。
どういうふうにして出会って、どういうふうにしてやり取りをしてやったんですか?
グラフィックデザイナーさんについては、僕がツイッターで、
Xでこの人の絵はすごく好きだなと思って、
お声掛けをしたりスカウトしたんですよね。
なるほど。
コーディングの方は、仕事募集のサイトみたいなので、
今回は募集して、一番話してみて、
一番仕事が一緒にできそうだなっていう人に決めたんで、
お会いしたことないんですよ。
なるほど、なるほど。面白いですね、ありがとうございます。
インディーゲームはそういうこともあり得るっていうですね。
それはもうよくあることなんですか?
よくあると思いますよ。
僕だけじゃなくて、結構今、どうですかね。
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何かの意気投合してやる人もいれば、最初募集をかけてやる形もあるので、
結構こういうパターンも多いと思います。
面白い、ありがとうございます。
なんでゲームを作り始めたのかって聞かれるんですけど、
僕のいくつか理由があって、
欲望っていうかですね、自分の心の中にある欲望みたいなのがあって、
一つはまず自分しか表現できない世界っていうのを作りたかった。
で、頭の中にあるアイディアをみんなに見せたいっていうですね、
そういう欲望があったんですね。
もう一つは、世界中の人に自分の存在を示したいっていうのがあって、
自分が生きた証っていうのをしっかりと爪痕を残したいっていう、
ゲームを作ると、
売れようが売れまいがゲームを出したっていうことは残るからですね。
そうですね。
そういうのをまず残したかったっていう爪痕ですね。
あとは誰かの心に響く作品を作りたかったっていうのがあって、
僕の作品で誰かの人生に影響を与えたいというか、
僕も昔プレイしたドラゴンクエストとかいろんなゲームをやって、
やっぱり胸がときめいてこういうゲームを作りたいなっていう思いがあって、
今こうやってやってるんで、
僕のゲーム作った作品で誰かの人生にいい影響を与えたいなっていうのが一つありましたね。
はいはい。
あともう一つはシンプルにお金持ちになりたいとか、
インディーゲームドリームを掴みたいみたいですね。
なるほど。あるんですか?そのドリームみたいのが。
えっとですね、最近だと8番出口って知ってますかね。
これさえ存じないです。
えっとですね、結構最新とかで売れた、
スイカゲームとかと同じ時期に同じくらい売れたゲームなんですけど、
それもインディーゲーム、インディーの日とか作ったんですけどね。
8番、地下鉄の通路をずっと歩いていって、
8番出口に出ないといけないんですけど、
途中同じとこをずっと繰り返して歩くんですよ。
ただ途中、貼ってあるポスターがちょっと違ったりとか、
床がちょっと違ったりとか、何か違和感があるんですよね。
違和感があった時は戻らないといけなくて、
1番出口、2番出口みたいに出口がずっとカウントされていくんですけど、
違和感に気づかずに進んじゃうとまた最初に戻っちゃうみたいな。
へー。
アイディア。
ちょっと特殊な脱出ゲームみたいな感じ?
そうですね。脱出ゲームの概念を変えたみたいな作品だと思うんですけど、
これも本当は技術力というよりもアイディアで大ヒットさせたっていうですね。
あとはピコパークとかですね、ゲームもありますし、
もっと言えばマインクラフトですね。
マインクラフトはまさにインディーゲームで、
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働きながらある人が一人でゲームを作り始めて、
それが今世界中の人が遊んでるゲームになってますから、
そういうインディーゲームが大ヒットして、
本当に世界的なヒットになればすごい収入っていうのもありますし、
やっぱり自分のゲームをいろんな人が遊んでくれるという夢があるなって思いますね。
確かに。やっぱりゲーム作ったら遊んでほしいですもんね、何より。
それもそうですね、本当。これはみんなそれぞれ絶対作ったもの遊んでほしいと思うので、
だからただでもいいから、フリーでいいから遊んでっていう人も多いですしね、
お金を取らずにフリーで公開するっていう人も多いですよね。
僕はちゃんとお金をいただくっていう話はしてますけど。
8番出口くらいのヒット作になるとやっぱりかなりお金持ちになれるんですかね。
そうですね、たぶん本当に。
例えば1本1000円売れたとしてもですね、
それが100万も売れたとしたら、いくらだろう。
何億とか何十億とかありますよね。
ストアに何パーセント持っていかれるみたいなのってある?
ありますあります。
ストアによってなんですけど15パーから30パーくらい持っていかれるんですけど、
それでもですね、全然すごい金額になりますよね。
いいですね。聞いてくれてる人に夢あるって言ってくれてますね。
会社員だとやっぱりどうしても会社の中で作ってるんで、
アイデアを出したとして、自分がチームのリーダーになってそれが大ヒットさせたとしても、
売り上げは全部もらえるわけじゃないですもんね。
出世はすると思うんですけど、ボーナスが増えたとかあると思うんですけど。
インディーゲームはもうそういう自己責任であるんです。
売れなかったら一銭も入らないんですけどね、給料もらえるわけじゃないから。
だけど売れたらこういうすごい収入が得られるっていうのは一つの夢かなと思いますね。
いいですね。
じゃあやっぱり村上さんまだまだヒット作をこれからも狙っていくってことですね。
もちろんですね。
正直僕のゲームはそんなに売れてはないので、
もっとやっぱりヒットをさせたいですし、もっと世界の人に知ってもらいたいので、
数日前に台北ゲームショーっていう台湾で行われてるゲームショーに行ってきたんですけど、
そういったところに自分たちでゲームを持って行って、自分たちで展示して人に見てもらうとか、
いろんな人に僕のゲームを広めてくださいっていうふうに営業をかけて回るみたいなんですね。
そういったのも自分でしないといけないのがインディーゲームなので。
大変ではあるんですけど自分で全部やらないといけないからですね。
だけどやりがいがありますよね。
確かに確かに確かに。
すごい自分の作ったゲームをみんなが目の前で遊んでくれて褒めてくれたりとかすると、
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やっぱり作ってよかったなっていうのは思いますね。
そしてそういったゲームショーにまた自分が作ったやつが並んでるとかいいですよね。
いいですね。
やっぱり自分のゲームがみんなに見せられるようにお披露目できたっていう晴れの舞台みたいな感じもありますし。
作ってる間まあまあ孤独ですもんね。
そうですね、本当そうです。
孤独で、正直作り上げる、作り始めて作り上げる人って1割か2割しかいないんですよね。
確かにそうだと思いますね。
完成させることだけでも偉いとは僕思うんですけど、
みんなまずゲームを作りたいって言っても、実際作らない人もいっぱいいますし、
作り始めても途中で投げて完成させない人もいますから、
ちゃんと作って世に出して人に遊んでもらうところに持っていくまででも、
そのゲームはすごいと思いますね。
本当にそうです。分かります。
僕はちょっとした、ちょこっとしたミニゲームを作る程度なんですけど、
やっぱりその、大体ゲームができるところとまた完成って結構話が変わってくるというか、
完成させるのがまず難しくて、その後リリースするっていうのもまた難しいんですよね。
そうですね。そこにすごい大きな壁があると思うので、
その壁を越えた人と越えてない人との見える景色は全然違うからですね。
なるほど。
勇気を持って怖くても、自分のゲームを自信を持って出すっていうですね。
これ聞いてる方も是非、勇気を持って出すところまで行ってほしいですね。
一件質問が来ております。
はい。
野生の森本さんに、自然破壊は、
今までしかちょっとハンドル名読めないんですけど、野生の森本さんから質問なのですが、
1ダウンロードいくら儲かりますか、ダイレクトですね。
これ本当にゲームのやり方、売り方次第なんですけど、
僕のゲームは有料のやつと無料のやつがあって、
有料のやつだと自分で価格設定するんで、
例えば1000円だったら売り上げ1000円なんですよ。
そこからちょっとストアに引かれて、15%引かれたなら850円が自分の収入になります。
1万本売れれば850万円。1本しか売れなければ850円。
スマホゲームの無料で出してるやつがあって、
それは広告が何回流れたかとか、
面白いと思った人がもっと楽しむために課金をしてくれたりとか、
そういったことによって収入を得られるので、
1ダウンロードあたりいくらっていう金額はパッと出しにくいんですけど、
YouTubeと一緒ですよね。広告1回見てもらったら0.何円。
1日100万回再生してもらったら10万円。
そういうふうに何回遊んでもらったかによって収入が増えるというふうなものですね。
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広告も面白いですよね。
要は1回ドーンって1000円とかで買ってもらわなくても、
ただフリーなんだけどちょっとハマってやっちゃうよなみたいなゲームで
毎日ついつい開いちゃうみたいなやつで意外に儲かってするっていう話ですよね。
そうですね。インディーゲームの、
例えばさっきの有料ゲームの場合は買ってもらった時にも収益が出るんで
売れたらOKなんですけど、スマホゲームの場合は何回遊んでもらうかなんですよね。
遊んですぐに飽きてポイってダウンロードして遊ばれなくなったらほとんど収益ならなくて、
何日にもあたって引き続き繰り返し遊んでくれるっていうゲームが一番収益が出やすいんですね。
なるほど。確かにインディーゲーム、ドリーム、
ぜひちょっと聞いてる方々も生徒も目指してほしいなと思ったりしますね。
最後にですね、この資料の最後に伝えたいことっていうのがいろいろあったんですけど、
もうできるかどうかっていうのは関係なくて、やりたいことかどうかだと思うんですよね。
僕もゲーム作り始めるときは、基本的には建築しかしてなかったからできないはずなんですけど、
できるできないじゃなくてやりたいかどうかだと思ってチャレンジをしました。
やっぱりこれはですね、チャレンジしないっていうのはすごい損なことで、
うまくいけばラッキーな気持ちで、失敗を恐れないでチャレンジしてほしいなっていうのがありますね。
例えばゲームを作って売れなくても、それでもゲームを作ったっていう自信になりますし、
ゲームを作った経験が何にでも生きてくるので、売上げは全然、
例えば10ダウンロードしかされなくて全然お金にならなかったっていうのは一見失敗に見えるんですけど、
ゲームを出したっていうことだけで大成功なので、すごく実は成長してるんですよね。
だからそこの失敗したらどうしようとかを考えずに、
チャレンジしてほしいなっていうのがずっと思ってることですね。
めっちゃいい話ですね。
僕の好きなブルースリーの言葉で、
常に自分らしくあれ。自分を表現し自分を信じろ。成功した人を探してそれを真似するな。っていう言葉があるんですよ。すごく好きな言葉で。
自分を殺してまで人の真似をして成功しても人生は面白くないと思うんで、
自分らしく生きてというか自分らしく何かをしながら、
その中で成功とか自分なりの満足する結果を掴むっていうのがですね、
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やっぱりみんなに目指していただきたいなって思ってるところですし、僕もそれを目指して日々ゲームを作っております。
なるほど。
ありがとうございます。
これ最後ブルースリーの名言でしまるっていうところがまためちゃくちゃいいですね。
ブルースリーってあれですよね。カンフーの映画スターの人ですよね。
今の若い子たちは名前ぐらいは聞いたことあるかなと思うんですけど、
この方の考えとか思いとかいうのがいまだに私も読んでて、
すごいな、今に通じるなって思ってて、勇気をもらうことがいっぱいあるので、好きですね。
ありがとうございます。朝日くんが先生からも映画見ましたというコメント。
そうですよね。昔流行ってましたしね。僕の頃はジャッキー・チェンだったんですけど。
僕はジャッキー・チェンのほうが馴染みありますね。
たぶんそうだと思います。
いやー、めちゃめちゃいいお話いただきました。ありがとうございます。
皆さんもぜひ心の中とアイコンで拍手をお願いします。ありがとうございました。
じゃあですね、前半戦1回これで締めさせていただいて、
僕のほうからですね、村上さんインディーゲームについてこういうのを教えてくださいっていくつか持ってきているのがあるので、
2本目の収録でそちらについていろいろ触れていこうかなと思います。
じゃあまずは1回目はここまでとさせていただきます。
福岡インディーゲーム協会会長の村上孝司さんでした。ありがとうございました。
ありがとうございます。