他者との比較と感情
はい、こんにちは、リドルです。こんにちは、ひびのです。今日のお題は、自分と他者を比べて成長する話、イエーイ!
僕、ついつい他人と自分比べちゃうんですよね。いや、わかります。自分もそうです。本当ですか?
で、特に何だろう、今はXとかでも、その分野の第一人者みたいな人たちのポストを常に見られる時代じゃないですか。
そうですね。自分のスキル感と例えば比べたりとか、あとは、この人はここまで考えきれているけど、自分はここまで深く思考してなかったな、みたいなのを感じるたびに落ち込んじゃうんですよね。
わかりますか?その気持ちはめっちゃわかりますね。ただ、とはいえ僕らも人生を歩んで自分のキャリアを積んでいく中で、
まあ、そんなことを気にせずがむしゃらにやらなければならないじゃないですか。
うまいこと感情と付き合っていかないといけないですよね。ちょっとどうしようかなと困ってるんですよ。
いや、まあ確かに困りますよね。しかもなんか、Xぐらい遠い距離だったら、まだしも同じチームとか同期とかになると、
もっとなんかこう、近いから大変に感じるというか、比べられちゃうんじゃないかみたいな。
はいはいはい。僕特に職場というか、チームの中でこれまでの立ち位置って基本的にはフロントエンドとバックエンドっていう代表的な二交代率もあるけど広く何でもやる、フットワーク軽くいろんな仕事をこなすみたいな
ブランディングをしてきたと思うんですよ。チームに似た人が入ってくると対抗意識持っちゃいますよね。
どうします?後輩入ってきて似たような動きされだしたら。
似たような動きされだしたらですか。ちょっと内心、おっと、これは僕の立場が危ういぞとは正直思いますね。
でもまあとはいえ大人なんでその人の動きを素直に褒めて、まあその人もより活躍できることはサポートしたいとはもちろん思いますよ。
なんか張り合ったりしないですか?
張り合ったり、まあ時にはその人の動きを見て自分も真似させていただくとかは結構やります。
逆にその人がもうめちゃくちゃ頑張って日比野さんがやる仕事を全部持ってっちゃうとか、そういう感じになって評価まで持っていかれそうになったらどうします?
評価まで持っていかれる、いや結構思い当たるんですよね。そういう時はミクシーの評価制度の中で例えばその人の職務ランクが自分より上かしたかって基本的にはわからないじゃないですか。
わかんないですね。
まあなので相対的に見て自分よりその人が評価されているかどうかはわからないんですが、結構落ち込みますよ僕は。
ただ1日2日落ち込んでどうしようかなって考えた後、いやとはいえ自分も頑張らなきゃいけないなっていう考えに至ってまた仕事を頑張り始めるみたいな。
でもなんかその人がもういろんな日比野さんが普段取るようなタスクを持って行っちゃった場合にもうやけの腹になってるわけじゃないですか。
何を頑張るんですか?
それで言うとさっき自分が言ったように僕の戦い方は何でもやるなんですよ。
さすがに人一人でやけの腹にできる領域ではないというか、その人がやってないことを見つけようと思えば見つけられるフィールドかなと思っていて、何かしら自分の生きる道はこれまでの例でも探せていると思っています。
それで言うと、僕リドルさんと同じチームだったことがあるじゃないですか。
はい。
多分リドルさんのスキル感で言うとあの完全に僕の上位互換なんですよ。
いやそんなことないよ、フロントですからわかんないよ。
いやウェブフロントエンドの領域では多少僕の方が経験があるかもしれないけどくらいで、例えば僕らが働いていた部署でウェブアプリケーションの縮小が決まりましたよね最初。
うんうん。
でその時に僕もじゃあ何しようかなと思ってサーバーとモバイルアプリを触り始めたけど、もうすでにその時リドルさんってサーバーの開発はかなり経験があるし、モバイルアプリも僕より一足先に手を、足を突っ込んでいたじゃないですか。
これはどうやってこの人と戦おうかなっていうのは最初考えてましたよ。
あーまあまあ確かに。でも若干こうポジションはかぶってないんじゃないですか。レイヤーが違う可能性があるというか。
あーそのリドルさんはいわゆるシニアエンジニア的な振る舞いをしていて、僕は若い。あのミドルクラスのバリバリを描く立ち回りっていう感じですかね。
自己肯定感の低下
うんうん。
それは確かにそう。
でも実際にそういう悔しいことがあったシチュエーションの時は、まあさっき一回落ち込むみたいな話ありましたけど、
そうですね。
分岐して何か探すみたいなとこあったと思うんですけど、例えば全然違うスキルの人に嫉妬したりとか、その人を見て落ち込んだりみたいなことはないんですか。
全然違うスキルの人を見て。
例えば若いけど、コンピューターサイエンスだったりとか、アットコーダーみたいなアルゴリズムの問題を解くようなところですごい成果を出していて、
自分が若いとこに比べたらもうだいぶ差があるぞみたいな。
はいはいはい。
ただまあそれは直接的には自分の業務とは関係ないし、あくまで学術的だったりだとか、実務にそこまでめちゃくちゃ影響があるわけじゃないよねみたいなところだったりした時ってそんなにないですか。
それで言うと多分僕の場合はそもそも頑中にないと言ったらおかしいですけど、いや頑中にないはちょっと失礼な言葉なんですけど。
頑中にない面白いな。
いや、なんというかもうそのフィールドでいきなり僕と、例えばアットコーダーっていうフィールドで僕とその人が戦ったとて、僕が確実に負ける状態じゃないですか。
同じフィールドで戦っている人じゃないと思って、そもそも戦おうとしない、そのフィールドでは。
なるほど。フィールドが違えばあんまり関係ないんですね。
そうですね。なんで特に同じようなフィールドだと結構意識します僕は。
じゃあ会社とかは全然違うけどウェブフロントみたいな文脈で活躍されている方とかそういうのと結構意識する。
それも違うかなと思っていて。
なんていうかな、例えばSNSでもウェブフロントにめちゃめちゃ詳しいとか常に最新の情報を発信しているような人はいるじゃないですか。
なんかその人たちに対抗意識を燃やすみたいな思考にはあんまり至らないですね僕は。
それってその人同じチームにいないからですか?
まあもちろんそうですね、例えば同じチームにいたらじゃあこの人とどこまで戦えるだろう、どういう戦い方ができるだろうということは考えると思いますが、
職場が違うからそもそもこの人と戦う機会は今のところないだろうなと思ってアウトオブガン中。
あーなるほど、それあれですね、自分と違いますね。
本当ですか。
ひめのさんの場合は実際に同じところで働いて自分に実害があるというかインパクトを受けてしまうような状況だとすると、
その相手のスキルに対して嫉妬というかジェラシーみたいなものがあって落ち込んだり意識するみたいな感じだと思うんですけど、
そうですね。
自分の場合は別になんか業界関係ないしスキルセットもあんま関係ないし、どっちかっていうとなんか自分より年下の人で自分ができないことがすごいできる人とか、
そういうものも含めて全部こうなんか自分を下げるなんですか要因になるんですよね。
こんなに若いのにこんなことできてすげーな自分って全然できないんだなみたいなのを全方面に思ってるみたいな。
でかつその比較対象になる人たちの何というか範囲がめちゃめちゃ広いっていう感じで。
全員包囲で。例えば大谷翔平さんすごいなとか例えますよ。
ちょっとあそこまで行くと別次元すぎるのであれですけど、なんかもうちょっと似た業界でなんかすごい頑張ってる人とか見ると、
それで萎縮しちゃう。萎縮しちゃうというかなんかギャップを感じちゃうんで、今何やってんだろうなみたいな。
どっちかっていうとなんか目の前の仕事でどうこうっていうよりかは、なんかそういうところで勝手に落ち込んでるみたいな。
そこまでその比較対象のフィールド範囲が広がると、常に落ち込みっぱなしじゃないですか。
そうなんですよね。だから自己肯定感めちゃくちゃ下がるんで、このタイプの人マジで行きづらい気がするんですよね。
リドルさんって自己肯定感じゃあ低いんですか普段から。
そんな高くないですね。だからなんかその分会社でちょっと褒めていただくこともあるので、そこでなんとかバランス取ってるみたいな。
だからなんか微妙にしてるね。だから本当に仕事辞めたらやばいっす。
ある種、働いて職場の中ではすごくいいプレイができていることで、世間と比較した時のバランスを保ってるってことですね。
多分言語化するとそういうことかもしれない。やばい。ニートになれない。
早く働かなきゃ。
今日最終日で、今日やめるんですけど。
収録日が実はリドルさんの最終出社日なんですよ。
そうなんですよ。この後、PCとか入管書とか全部返すんですけど、やばいっす。寂しいっすね。
SNSを見るのが危険ですね。
まあ、そうっすね。最近は特にAIとかでね、いろんなツールどんどん使い倒してる人も増えてるんで、
ちょっと一旦、これは時だから、どうせ1ヶ月後また違う話になってるから、1回ちょっとスルーしとこうって言い聞かせてます、今。
なるほど、なるほど。
ちなみに、視点を変えると、リドルさんは、何だろう、常に自分と比べる他者と戦っているとも取れるじゃないですか。
まあ、そう。他者と比べて、自分が自分を知りたたいて何かに向かわせるというか、勉強に向かわせるというか。
戦ってるというかは、自分の中で勝手に落ち込んで頑張るみたいな。
そうですよね。落ち込んだところから、じゃあもっと自分は頑張ろうという、いわゆる良いセルフフィードバックが得られているわけですよね。
そうっすね。でも、それで頑張って勉強してもあんまり身にならないですよね。
そうなんですか?
いや、これは個人的な感覚なんですけど、いろんな分野でダメだと思うからいろんな分野をやるんですけど、
やっぱり理解が浅くなったり、どうしても記憶の定着が悪かったりとか興味があんまりなかったりすると、
結局そうすると、しばらくすると忘れてるんで、あ、また覚えられてないみたいな感じで自己肯定値がまた下がるっていう風のスパイラーがあるんですよね。
そうなると、なんか理解浅いなーみたいな、ダメだなーみたいになっちゃうんですよ。
ある種、熱しやすいというか、いわゆるリドルさんの劣等感っていうところに対して刺激を与えると、
わりとどんな分野でも熱しやすいっていうところがあるんじゃないですかね。
そうなのかな?そうかもしれない。
例えば、リドルさんと同い年の人で、野球めちゃめちゃ頑張って世界一になりましたみたいな人が突如Xに現れたら、
野球したくなりませんか?
いや、なんないっすね。ジャンルが違いすぎてなんないっす。近接ジャンルじゃないと難しいっすね。
なるほど。じゃあ例えば、CTFの世界一になった。
今だとほぼないですけど、CTFみたいなものの存在を知ったときにはCTFやったりとか、
こういうのちょっと基本的なことを知るためにやっとかないといけないんだなーみたいなところでやったりはしましたね。
そのときはなんだろう、やっぱり誰かの熱に当てられてとか、そういった動機だったんですか?
そうですね。セキュリティの勉強したとき、きっかけは会社の研修とかで、
今後はセキュリティエンジニーが必要だから、研修行ってこいみたいな感じで行かせてもらったんですよ。
研修クソ高いんですよ。1週間ぐらいで80万ぐらいするんですよ。
そうでしょうね。社会人向けですもんね。
めちゃくちゃ高い。で、それに何回か行かせてもらって、セキュリティの資格取ったりするんですけど、
それでやっとエントリーみたいな感じなんですね。
でも、やっぱりそういう研修に来る人って普段からセキュリティをガッツリやってる人とか、
例えば防衛省のサイバーセキュリティなんとか所属してますとか、セキュリティのコンサルタントですとか。
研修と自己成長
研修自体がエントリーレベルの人向けってわけでもなかった?
エントリーレベルじゃないですね。
当時自分はインフラしかできなかったんですけど、インフラのアプリもネットワークも一通り分かった上で、
その上でどう攻撃するかとか、どう守るかみたいな話をしだすんで、
分かってること前提になってて、置いていかれないように必死だった。
なるほど。かつ防衛省の人とか、もうすでにサイバーセキュリティが一定分かってる人が一堂に介してるってなると、
なんかそれはそれで燃えそうですね。
そうなんですよね。しかもなんか熱量高い人多くて、
実費で来てる人とかもいて、60万ぐらいの研修。
えーと思って、マジかと思って、やば、この熱量に追いつけないぞみたいなのを、
初日で思って、その後頑張って強みついて、大会とか出て、それなりの成績を残すみたいなね。
そこで成果につながってるの素晴らしいです。
まあまあ、いろいろ運が挟まったんですけど、
まあでもそういうのをちょっときっかけに、自分を振り立たせてみたいな感じで、
自分と他者は比べがちですね、自分の場合は。
うーん、なるほど。
リミノアさんの場合は、ギャップみたいなのを利用してこうしてるみたいなのあります?
利用してこうしている。
まあ自分もギャップを感じて、その後自分と向き合った結果頑張るみたいなのは、
割と繰り返しているケースかな。
まああとそのギャップに、僕の中ではギャップを感じる、自分を見つめ直す、
割といろんなことを考えるんですよ。
それこそ最近でも割と似たようなことを感じて、
個人のGoogleアカウントのジェミニとひたすら互い打ちしてたんですけど、
まあその度にやっぱり自分の強みって何だろうとか、
あと自分が本当にやりたいことって何だろうみたいなことが言語化できて、
でまた明日から仕事を頑張る原動力になるみたいな、
割と何だろう定期的に自分は救われてるような。
その何ですか、他者への扇望をベースとして救われてるという話ですか?
それが結果的に自分にいい影響を与えてるなっていうのは思いますね。
たまに嫉妬に狂うみたいな表現もあるじゃないですか。
朝の何かを見て、例えば一つしかない席に座るためにめちゃくちゃ努力したけど、
他者との比較による刺激
結局他の人に奪われちゃった。
その人の運だったりだと実力にめっちゃこう、
嫉妬に狂うみたいな。
逆に言うとちょっといろんな状況があると思うんですけど、
例えば自分と誰かが戦って、自分がその席につけなかったっていうシチュエーションだと、
席を奪われた時点で自分とその他者は次やるべきこととか、
いろんな条件が変わってくるんじゃないかなと思って。
それで言うと、起こってしまったことは仕方がないから、
今自分のいるフィールドでどう戦おうかなっていう思考に
最終的に至ることが多いかなと思います。
切り替え早いですね。
そうですね。割と切り替え早いです。
切り替え早いのはいいですね。だからあんまり引きずらないから、
それで次のことやろうみたいな。
引きずりますか?リドルさん。
いや、全く1日になったら忘れるタイプなんで、
よく過去のこと忘れて妻に怒られるんですけど。
でもね、職場でもプライベートでも仮想的のたくさんUXでも、
いろんなことは起こると思うし、
切り替えなきゃやってられないです。
そう考えるとライバルというか、
自分が嫉妬できるスキルを持ってる人は周りに多くいたほうがいいですか?
なんか思ってるのは、僕の戦い方だと、
例えばそのライバルというか、
自分が今ライバル視している人がいるとして、
結局その人と継続的に高め合えるみたいな関係になることって、
これまであんまりなかったので、
なんかそういう継続的にライバルを続けられる相手っていうのは、
僕欲しいなと思ってます。
確かに。
お互いに意識するってなかなか条件合わないと難しいですよね。
そうですよね。
特にそれこそ職場とかだと、
同じ人でも頑張り方によっては割とすぐ差が開いたりとか、
差が開いたらその人たちはやる仕事が全く別になるだろうしと。
そういう意味では何の上下の関係もなく、
切磋琢磨し合える関係、
それこそ学生時代の友達みたいな、
そういう関係欲しくなりますよね。
そうですね。
一緒にやってた仕事の時とかだと、
ひめのさんに年齢近いぐらいの人が、
同じぐらいのポジションの人が一人いたと思いますけど、
その方といいライバル関係みたいなのを、
実は構築してほしいみたいなことは思ったりしてましたけどね。
本当ですか?
当時のプロダクトオーナーとそういう話はしましたね。
そういう話改めて聞くと面白いですね。
いつかプロダクトオーナー呼びたいですね、ここに。
昨日飲んだんで、また別に。
このポートキャストやってることも伝えたんで、
だから声かければ全然来てくれると思います。
そのPOの人と今一緒に仕事している、
フランスから来られている方とさっき話したんですけど、
知ってました?このポートキャストの。
どうぞどうぞ、昨日宣伝してた。
宣伝してくださってるんですね、ありがたい。
あとはひめのさんが社内でもっと宣伝してくれてね、
社内の聞いてくれる人を増やすっていうところが大事ですね。
社内ちょっと宣伝しなきゃな、
そう考えると、あれいいとっかかりですよね、
あのエピソード、ミクシーに入って良かったこと、驚いたこと。
ああ、確かにこういう話してますよみたいな。
人事の方にも使っていただいてですね、
ぜひ聞いて会場に面談を受けてほしいという感じですね。
そうですね。
ちょっと話がずれてきちゃったんで戻すと、
もともと自分と他社を比べて成長する話をしてました。
結構それによって自分の成長を促された2人だったので、
結構この人については肯定的に述べました。
人によっては結構、比べて自分なんてできないんだって
ズーンと落ち込んじゃって、
そのままあまりやる気出ないみたいな人もいると思うんで、
その辺りは自分がどういうタイプの人間なのかは、
よくよくいろんなものから察する必要があると思いますが、
いい関係というか、この力をうまく利用すると、
自分の成長にもぜひつながると思いますので、
いろいろと他の人を見てうらやんで。
間違いない。
身近にいる人は本当に自分に刺激を与えてくる意見と動力になる。
そうですね。もしかしたらあなたが誰かにうらやまれてるかもしれないですからね。
すげえみたいな。そんなことできるなんて。
みたいな思われてるかもしれないんで。
はい。より強くなっていきましょう。
ありがとうございました。
ありがとうございました。