集中力の種類
こんにちは、シニアソフトウェアエンジニアのリドルです。こんにちは、リドルソフトウェアエンジニアのひびのです。このポッドキャストは、二人でIT業界の様々な話やキャリア、困ったことを話してリアルを届けようという趣旨でやっている番組です。
今回のテーマは、左利きのエレンから学ぶ、集中力の種類について。あなたはどのタイプ、イエーイ。
左利きのエレン、僕も読んだことありますよ。ありますか。確かに集中力の話されてた気がするんですけど、全部忘れました、詳細。
あ、まじか。簡単に話をすると、左利きのエレンというのは、何で連載してるんだろう。わからない。連載してないかも。ノートで連載してるのかな。ちょっと詳細わかんないんですけど。
広告代理店に勤める主人公がいろんな天才とあって、もがきながら前に進んでいくという話なんですけれども、その中でですね、集中力のタイプというか、そういう診断があったんですね。
社会人生活って、最近ね、結構細切れのタスクが多くて、シングルタスクの人というか、すごい没頭して何か一つのタスクをやる人って結構難しいのかなと思っていて。
そうですね。そうなると、ちょっと自分の集中力のタイプというのを改めて知っておいた方がいいんじゃないかというところで持ってきました。
これはでも、本当に僕個人的にはマルチタスクが苦手なタイプだなと自分では思っていて、本当にそれこそ今の部署に移ってマネジメントロールをやるようになってからは、結構時間の使い方を意識しているようになりました。
素晴らしい。どういう意識してるんですか?
基本的には、もちろん今プレイングしなければマネジメントしなきゃいけない状態なので、例えば没頭して開発したいようなタスクを、割とミーティングが少なくなるみたいな、5時台、6時台とかに入れていくとか、しかもそれしっかり開発っていうのを彼らに見ておいて集中できるようにするとか。
あと、基本的にジムタスク、例えばこの人のアカウントを復興するとか、この申請を処理するみたいなのは、結構昼間の時間帯で15分時間とって、もう絶対この時間の枠の中でやり切るぞみたいな感じで処理したりする。
いいですね、そういう工夫は。自分はどっちかというとマルチタスクタイプなので、それこそ3分とかいう単位で違うことをやったりとか、ボットキャストの編集するときとかも、編集して自動化している部分があるので、その待ち時間とかはすぐ別の作業をしたり、終わったら戻るとか、そういうの結構頻繁に切り替えるタイプなので。
この切り替えが上手いの、本当に羨ましい。
逆にね、一つのものにギュッと集中するっていうのはそんなに得意じゃないので、1時間2時間ならいいですけど、5時間6時間みたいな話になると無理ですね、多分。
僕本当に今でこそやらないけど、学生の頃、12時間コード書いてたとか、割とそういうタイプだったんで、そう考えるとリドルさんとは対極の志向かもしれないですね。
いや、でもそっちの方がね、話は盛り上がりそうなんで、いいですね。
いいですね。
はい、ということで、集中力について説明しますが、このひらひきのエレンという作品においては、集中力を3つの観点で分解してくれています。
長さと深さと速さです。
おー、分かりやすい。
そう。長さっていうのはどんだけ集中力が持つか。
だから、ひびのさんは長いんですよね、多分。
うん、多分。
で、僕は短いです。
集中力の観点
で、集中力の深さ、これは集中力のついたときにどこまで深くまでいけるか。
あー、そうですね。
それで言うと、僕は集中してる時間が長くなればなるほど深くはなれるタイプかなと。
それって例えば、すごい深くまでいったときに、誰かから声かけられたりとかすると、戻ってくるときに、「はっ!」みたいな感じになったりするんですか?
あー、割とありますね。声は出ないけど。
逆にそこから、また集中の海に帰っていくのがすごく大変なんで。
結構前のポッドキャストで僕らが話してた、エクシーの車内のディープゾーン。
最近あそこでずっと夕方時間は潜ってます。
あー、いいですね。でもそういう使い方できるんだね。
自分はあそこ行っても遊んじゃう。
まあ、真っ暗で意外と人を選びますよね。
そうですね。最後が速さなんですけど、速さって何かわかります?
あ、これ今思い出しました。集中を開始できるまでの速さみたいなニュアンスですよね、確か。
そうです。集中に入るまでの瞬発力の音ですね。
あってます。やるぞ!って思ってスッて入れるかどうか。
ここはどうですか?リドルさん。
実際の集中力の使い方
僕は速攻入ります。
おー、僕は逆で助走が必要なタイプです。
あー、いいですね。全部逆なんじゃないか。
全部逆だ。これは良いサンプルなのでは。
そう。だからさっきのポッドキャストの編集の例じゃないですけど、
3,4個タスクがあってモニターに3,4個並んでるときに、僕は一瞬で切り替えて一瞬でそこに集中するタイプなんで、
別に何か途切れてもそんなにダメージはないというか、そんな感じなんですけど、
逆にひみわさんはそういう感じだと途切れた瞬間にまた一回休憩するかとか、次の周知に入るまで結構タメがあるというか。
そうですね。本当に時間の使い方で工夫しなきゃなかなか仕事進められないタイプかもしれないですね。
でも左利きのエレンの話はここまでなんで、あとは僕らというかこういうタイプの人はこういう感じだよねみたいな話とかをしていきたいんですけど、
結局どっちがいいかっていうのはないと思うんですけど、得意なタスクと不得意なタスクってありますよね。
もちろんそうですね。あと今思ったのは冒頭でリドルさんが今はマルチタスクの時点でこのゲームを仕事してるんですが、
その環境においては圧倒的にリドルさんタイプが仕事できるとされるんじゃないですかね。
まあそれは確かにあるような気はしてて、というのもAIエージェントに最近コードを書いてもらったりするじゃないですか。
そうするとなんかAIエージェントが終わったよみたいな通知を音出してやってくるとか、スラックの通知飛んでくるとかって結構多くなるのかなと思っていて、
そうするとその度に集中研ぎ出したらしんどくないかなと思いますね。
あーわかります。それで言うと実際に僕やってるのは、最近僕は今いろんなAIコーディングエージェントがある中で、
割とデビンをがっつり使っているタイプで、思いついたそばから本当にメモ書きするくらいの流度でデビンに指示出しておいて、
デビンがタスク終わったらスラックで通知もしてくれるし、あとプルリク作るところで止まってくれるので、
そのプルリクのレビューを一斉に見る時間を30分とっていう。
あーそういうことですね。そこなんか自分と違うかも。自分はデビン使ったことないけど、
多分そのシチュエーションになったらプルリク来た瞬間自分の作業を止めてプルリク見て、マージして次のやつ依頼するとか、そういうタイプっぽい。
なんか自分でまとまった時間をとってはいないけど、そのある時間で一斉に指示を出す。
その時間は指示出すのだけに集中して、あとそこからタスクが全部終わったらデビューを見るのに集中するみたいなタイプですね。
あーでもいいですね。効率的ですよね。
うん、自分としては効率的。でもやっぱりリドルさんみたいなのをするコンテクストをするんですよ。
ありがとうございます。これ個人的なあれなんですけど、仕事が手元に残っている状態とかボールを持ち続けている状態が嫌いすぎて。
要するに自分のタスクに集中している間に他のタスクが積み上がっていったり、誰から返事を返すのが遅くなると、
自分以外の人が、デビューは人じゃないですけど、速攻返信返せばその人も手止めですぐ作業できるのに、
それができないっていうのは割と苦手というかあんまり好きじゃないポイントだったりするから、やってた結果そうなったのかもしれないです。
なるほどな。僕もその気持ちはわかるんですよ。例えばある時はなるべくその人からの依頼は自分の手元でやってる作業よりも優先して返そうとか。
思ってた時期にあったんですけど、やっぱりそれだとどうしても上手くいかなかった。
それって何だろうな。あまり感覚がわかんないんですけど、何かタスクやってました、誰かからスラッグが来ました、
そっちに切り替えて返事をしますってなった時に、どこに結構ロスがあるのかなと思っていて、まず気づくじゃないですか。気づく時は瞬間で気づきますよね。
で、そこからその人の文章を読むまでって何かラグありますか?
そこまではラグないです。例えば文章を読みます、そこから何かしら自分でコードを読んで、今こうなってますよっていう返信をするとか、調査ですね。
それか自分の方で何かしら作業をして返すみたいな。まず一つ、この自分で何か細かい作業をする部分。
まず自分で書きますよね。で、返すその結果を最初の依頼主に返します。
そこまで終わって、じゃあ自分のやってた開発タスクに戻るぞって時に、またちょっと没頭するのに、没頭集中するのに、
やっぱラグがある。自分が感じているのはこの2つですからね。本当に結構依頼が昼間にポンポン飛んできたら、その依頼自体は処理できているけど、肝心の自分の手元のタスクがそんなに進んでないみたいなことがあったりとか。
なるほど。それって戻った時にどこまでやってたっけって思い出すのに時間がかかるんですか?
あー、それもありますね。確かにそれは一つの要素としてはあると思います。
集中力のタイプの探求
自分が集中してコードを書いてて、あれ今どこまでコードを書いてたっけとか、現に自分の手元で前に作ってた途中までのコードがあるけど、ここからどうしようとしてたんだっけとか。
あー、そうか。直前の記憶が。直前って言っても何分間に入るかわかんないですけど、そこが維持しづらいというか。
今話してて思ったのは、もしかしたらスラックで飛んできた依頼に手をつける前に、異企業でもコードの中にコメントを次これするみたいなのを書いておけば若干改善するの?
あー、それは改善すると思います。自分もそれ年末年始とかやりますね。
あー、その年始ここから着手するみたいな。
そうそう、年始末何やってて次ここからやることみたいなことを絶対書いてて、そこからやるようにするみたいな。
大事ですね。それで言うと、リドルさん的にはもう手元で作業してます、スラック見て返します、その後戻ってきたときに割と記憶は残ってる方ですか?
残ってますね。
おー、いいですね。記憶力素晴らしい。
これ何だろうな。これ自分の中でもまだちゃんと固まってないんですけど、邪魔される方がもしかしたら総合の生産性が上がってるような気もしていて、
自分、携帯の通知とかも別に仕事中でも全部オンにしてるんですよ、プライベートとかも合わせて。
例えばですけど、プライベートのLINEが来たりとか、何かやらないといけないものの通知が来たら絶対鳴らすようにはしてて、
来たらパバッて返してまた仕事に戻るみたいなことをやるんですね。
そうするとやってるタスクの総量が上がってるから、結果的に自分のパフォーマンスも上がってる気がして、やる気も出て仕事もこなせてるから。
なんかいいループなのかな、もしかしたら。
リドルさん的にはもう何だろう、普通に仕事だけをしてる状態だったらまだ全然その間にタスクを入れる余裕がある?
そうですね、だからその間にX見たり、新しいフィードで飛んできたブログ読んだり、他の人のタイムズ見たりとか、それもやりながらちょいちょいちょいって。
ほー、羨ましいな。
この原稿を書いてる時も、カーサーで別の作業をしながら、YouTubeをちょっと裏で流してて、このドキュメントを書いてたんですね、台本を。
で、台本書いてる時は集中してるけど、飽きたなと思ったらYouTubeをパッて見て、カーサーがちゃんと止まってないからツラ見して、止まったらそっちに移ってみたいな感じで作業してるから。
もしかしたら仕事の精度は悪いかもしれない。集中してバーってやってるより。
それで言うと、リドルさんって、例えば手元で開発してる時に例に出したようなスラックが飛んでくるじゃないですか。
もうスラックの通知見た瞬間に、瞬間的に反応してますか?それとも通知来てるけど、ちょっと手元の今やってるタスクを1分くらい終わらせてから通知に移るとかで言うとどっちですか?
見パターンがあって、すぐ見るか、だいぶ無視するか、無視するかって言うか放置するか。
あーってことはあれですか、通知見た瞬間に緊急度、優先度を自分の中でつけてる感じですか?
そうですね、通知っていうより僕の場合はスラックの未読が溜まったら全部見るんですけど、
未読見て自分が回答したらほうがいいなみたいなものは別にメンションがついてなくても回答するんで、見た瞬間に判断するかな。
あー、なるほど。
で、スルーする時はどっちかって言うと自分の今やってる作業が自分の手に余るような作業の場合、
難しいコーディングをしてるかとか、自分が慣れてない分野のものをやってるとか、そういう時は余裕がないので見ないかも。
あー、なるほどなるほど。そうか、実際に手元でやってる仕事の集中度にもよる。
あー、そういう意味だとあれか、自分の手的にあんまり集中力を必要としないものに関してはパッとスイッチできるかも。
はいはいはい。なるほどね。
逆にあれですよね、リードルさん的に言うとそこを自分の中で取捨に立ててうまく処理できる方法で動いてるって感じですよね。
そうですね、計らずも自分の集中力のタイプに応じた動き方を結果的にしてたみたいな。
なるほど、なんか今僕話聞いてて思ったのが、じゃあ自分はどうだろうって思った時にチームのグループメンションとかあるじゃないですか。
はいはい。
ああいうので自分が答えなくてもいいなみたいなものにも、なんか真っ先に切り込んでいっちゃう節はあるのかなと思ってて。
いや別に悪いことじゃないですよ、いいことですよ。
それは良いことだと思うんですけど、一方で自分の仕事をそれで処理できないっていうのもまた本末線とじゃないですか。
そうですね、それは本末線とですね。
なんかそこは今ちょっと意識しようかなと思いました、今日から。
おお、いいですね、何か意識が変わるものがあったら良かったです。
はい、じゃあこの辺にしますか。
この辺にしますか。
はい、今回はですね左利きのエデンから集中力のタイプについて3つ、深さと長さと速さですね、ご紹介しました。
感想の募集
皆さんもですね、どれかのタイプには当たると思います。
ただ作品の中で集中力が長くて深い人っていないよみたいな確かに紹介のされ方をしていたので、そう思っている場合は長くないか深くないかのどっちかなはずです。
そこはご注意ください。
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