1. ゆるITエンジニア道場
  2. 分厚い技術書を読むコツ
2025-08-07 06:25

分厚い技術書を読むコツ

ソフトウェアエンジニアたるもの分厚い技術書を読むことはたくさんあるでしょう。ただ分厚いとなかなか読み進められません。


今回は riddle がやっている読み方をご紹介します。


--------------------------------------------------------------


riddle : https://x.com/riddle_tec

ひびの : https://x.com/nasustim


番組へのお便りはこちら:https://forms.gle/gp78XNFgERDFDkb88

サマリー

分厚い技術書を効果的に読むためのテクニックが紹介され、読書のステップや重要なポイントが説明されます。最後には、読んだ本の内容を実践する方法や記憶を再確認する方法についても語られます。

技術書を読むコツ
こんにちは、シニアソフトウェアエンジニアのリドルです。このポッドキャストは、IT業界のあるあるな話だったり、
普段の困りごと、またキャリアの話を話していくポッドキャストとなっております。 今回は、分厚い技術書を読むテクニックについてご紹介したいと思います。
皆さん、分厚い技術書持ってますか?うちは多分50冊ぐらいはあります。大半ね、読んだような気もするんですが、
積んでるものもたくさんあるんで、まだまだ消化していかないといけないなという感じではあるんですけれども、ああいう本ってやっぱり
取っつきづらいですよね。暑いし、なんか難しいこと書いてあるし、しかもそもそも結構高いし、
物によっては3000円から5000円とかが平気でするので、やっぱり普通の本と比べると手が届きにくいかなと思います。
ただですね、ソフトウェアエンジニアで高みを目指すなら、やっぱあの手の本は必須になってくるので、たくさん買いましょう。
そしてたくさん買うと問題になるのが、どうやって読むんだって話ですね。 一番おすすめなのは技術書の読書術っていう本が出てるんですよ。
なのでそれを読んでいただくのが一番手っ取り早いんですが、まあそれは置いといて、今回私がどんな感じで本をサクサク読んでいるのかについてご紹介します。
いくつかステップはあります。まず第一フェーズ、割り切るですね。 皆さん、本を読む時に昔の国語の教科書のように頭から最後まで読んでませんか。
もうね、まあ小説はそれでいいんですけど、技術書はそれをやめましょう。 もちろん値段は高いし、余すところなく頭に叩き込みたいっていうのは
わかるんですけども、やっぱ難しいです。なので欲しい栄養を欲しいだけ摂取することを心がけましょう。
まあ要するに好きなとこだけ読めば良いです。はい、そして2番目、読む前に当たりをつけましょう。
ここでいう当たりというのは、見出しを読んで何が自分は今知りたいのか、そしてどの見出しのところを読むべきなのか、そして最終的にどういう状態になっていれば
この本を読んで良かったと言えるのか、そういったところですね、まずクリアにしていきましょう。
見出しというのは最初に表紙開いた時に描かれている目次のところで、大体第1章なんとか、第2章なんとかって書いてあるんですけど、まあその大きな見出し単位で構いません。
多くの場合はですね、最後の方は発展的な内容が書かれていたり、美貌的な内容が書かれていたりするので、ユースケースに沿っていなければその辺はまあカットしても良いですよね。
また有効な方法として、あらかじめ自分がその本を読む目的みたいなものもあると思うので、例えばこの技術についてこういう観点が理解できていることみたいなQAを先に作ってしまって、本読み終わった時にそのアンサーが埋められているような感じになると理想です。
はい、そしたらここまでできたら次は読むというステップですね。読む時もまあ本によってですが章ごとに分割されてなくて流れて読んでくださいみたいな感じの本もあるんですけども、多くの本は意外と途中から読んでも何とかなります。
まあダメだったらね、前の章戻ればいいんで。ということで基本的には好きな章から好きなように読みましょう。
この読む時にも時間を区切って読むと良いかなと思っていて、例えばこの章は30分時間をかけて読もうということでタイマーをセットします。
そうなると30分で読むには分量が多い場合、どうやって読むかっていうと結構斜め読みするんですよね。
英語と違って日本語は単語だったりか漢字の意味で大体意味が取れることが多いので、そんな感じでさささっと読んでいきます。
もちろん一度読んだだけで理解できないことも多いので、そういう場合は2度3度何度も読んでいきます。
で、そういうことをしていくと欲しい情報が別に全部に載っているわけではなくて、10行あるうちの1行だけが欲しいエッセンスだったりするので、そこを引っ張れればまあ勝ちみたいな感じですよね。
例えば20ページこの章ありますってなった時に、3ページだけ読んでなんか眠くなってきたなーとか飽きてきたなーってことありませんか。
自分は結構あります。そういう時はもう開き直って他の本を開いたり、他の作業に移ります。
これは自分の集中力にも依存していると思うので人それぞれだと思いますが、私の場合はそういう読書体験の方が結果的に多くの情報が頭に残るというか、本を読み進められるのでそういう方法をとっています。
内容の実践と記憶
はい、そして本を読んだらその本の内容を実践しましょう。もともと本を読む目的というのは、その情報を身につけて何か良いアウトプットを得たいと、日々の実践に活かしたいということだと思うので、実際に本を読んだ内容を実践してみましょう。
例えばプログラミングの本を読んだらそのプログラミングを試してみるとか、アーキテクチャーの本を読んだらアーキテクチャーを作ってみるとか。
それが難しいケースの場合はですね、何かブログでアウトプットするとか、私のようにポッドキャストで何か発信してみる。
まあそうでなくても自分のねスラックのチャンネルに書いてみるとか、そういうレベルでもアウトプットとしてはなると思うので、何かしら出すと自分の理解度の甘いところ、しっかり理解できたところ認識できるのでおすすめです。
はい、そして最後は思い出すですね。これはね自分のやり方なんですけれども、自分は物理の本を愛用しているので、読み終わった本は本棚に収納しています。
そして本棚にたくさんの本が並んでいるので、たまにその本棚の前に立って背拍子を見ます。
そして背拍子を見た時に、この本って何かこういうこと書いてあったよなぁ、何かあのセンポイントだよなぁとか、今この仕事でこういうこと悩んでるけどどの本がマッチするかなぁみたいなことを本の背拍子を見て探します。
その時に前回読んだ記憶が多少なりとも残っていると、この本もう一回読もうとかわかりますし、もし記憶がなくなってしまっていた場合は、
やばいこの本の記憶ないわ、もう一回読もうみたいなアクションをとれるので、結構物理本の使い方としておすすめです。
電子書籍の場合は一覧ページみたいなところからですかね。はい、という感じで今回は分厚い本の読み方について、私リドルがやっている方法についてご紹介しました。
参考になれば幸いです。このポッドキャストはハッシュタグユライティで皆様からの感想やコメント募集しております。
またエピソードの概要欄からGoogleフォームのリンク経由でのコメントも大歓迎です。ありがとうございました。
06:25

コメント

スクロール