CTCの企業概要
こんにちは、シニアソフトウェアエンジニアのリドルです。このポッドキャストは、IT業界のいろんな話やリアルをお届けします。
今回はですね、お便りが来ましたので、そちらについて回答していこうと思います。
mineo さんという方からいただきました。ありがとうございます。現在大学3年生ということでですね、就職活動をされているということで、
もともと私が所属していたCTCという、伊藤忠テクノソリューションズという会社を志望していてですね、この会社どうなん、みたいなところとか、どうやったら先行通過しますかね、みたいなところの相談をいただきました。ありがとうございます。
そうですね、ちょっとCTCの会社の内部の話とかをめちゃくちゃ細かくはできないんですけれども、ちょっとこういうところ気をつけた方がいいんじゃないか、みたいなところをしたいと思います。
ただ、1点注意点なのが、私ここに会社にいたのがですね、5年くらい前の話なので、ちょっと今今の最新状況はわからないです。
はい、ということで、ちょっとその注意点をですね、念頭に置いていただきながら、ちょっとお話しさせてください。
CTCという会社はですね、SIRで、今だと結構業界でも上の方にいるかなと思います。
もともとはNTTデータさんがいて、その次にNRIさんがいて、CTCか、もしくはSCSKさん、みたいな感じだったんですけれども、
最近はCTCが売上ベースかな、なんか相当大きくなってて、NRIさんを抜いたみたいな被災を見た気がします。
それもあって、結構今、割と売上とか利益をどんどん追求していく組織になったという風な話も、風の噂で耳にしたことがあります。
現在はですね、伊東宇宙っていう総合商社があるんですけれども、そこの完全子会社ということで、非上場、前は上場したんですけども、
株式のMBOだっけ、だから株式を全部回収して非上場になったという言い聞かせがあります。
その過程で平均年収が300万ぐらい上がったみたいな話も聞きましたね。すごいですね。
採用面接のポイント
ということで結構平均年収も高めで、金属年数も多分40歳超えてるぐらいの方がアベレージなんで、10年ぐらいなんじゃないかなと思います。
この会社でどうやったら先行突破できるかという話なんですけども、私も当時新卒採用も手伝っていた時期がありまして、
その時の経験からお答えしますが、当時のCTCはエンジニアの採用であったとしても技術レベルって全然求められないというか、
そもそも情報系の出身の人ってそんなに多くないので全然聞かれなかったですね。どちらかというとやっぱりSIRという仕事はお客様のシステムをですね、
いろいろヒアリングして代わりに作って収めるっていうのがメインでして、主なキャリアパスとしてはプロジェクトマネージャーがほとんどなので、
最終的にプロジェクトマネージャーに慣れるようなスキルというか、人間性なのかっていうのを見られるかなと思います。
具体的に言うとですね、これはもう採用の求める人材像のところにそのまま書いてあるんですけども、大きく5つ書かれていて、
チャレンジ精神、好奇心、コミュニケーション、協働力、自立性ですね。どこの会社でも必要なスキルだと思いますが、これが書かれていて、
この5つがですね、どれもいいバランスで整っている人が採用される傾向にあるかなと思います。なので採用の場面とかエントリーシートのところではですね、
この5つの要素に対して過去の経験歴から今後仕事においてもそれが発揮できそうかみたいなところが見極められているという印象があります。
なのでこの辺りについて一通り回答できるような準備はしておいた方が良いかなと思いますね。またですね、この会社っていろんな事業をやっていて、いろんなお客様とお取引があるんですけれども、
大きく分けて私がいるときは情報中心、金融、公共、あとはエンタープライズといってその他大勢みたいな感じとか流通みたいな感じで分かれていたんですけれども、
配属のタイミングでここ行きたいで一応手を挙げられるんですけど、別に確定するわけでもなんでもないみたいな感じだったので、志望通りのところに行ける人もいればそうじゃない人もいるみたいな感じだったんですね。
それも働いてたのか採用面接中になんかここにすごい行きたいですみたいな、すごい細かいこの事業とかこのドメインみたいなことを熱意とともに語ると、あんまり引っかからないような記憶があります。
別になんか悪いわけじゃないと思うんですけど、どうしても配属が希望通りできないタイミングとかもあったりするので、個別具体的なドメインをめっちゃ志望中からこそオンサーに行きたいみたいな話をするよりかは、もうちょっと賢くですね、
なぜCTCなのかみたいな理由を上手く見つけて、その上でオンサーなんですみたいなところから説明した方がいいかなというのが何回か面接を見聞きしての感想ですね。
企業研究の重要性
ちょっと具体的にじゃあマルチベンダーでいろんな仕事やってますとか幅広いお客さんがいてITの下流から上流やってますみたいな会社はどこにでもあると思うんですけど、そういうところでどうやってその他社と違う志望動機を持ってくるかみたいなところはですね、ちょっと皆さん足を使ったりとかですね、頭をひねったりAIと壁を写したりしてみていろいろ調整してみてください。
ここはね、ちょっと腕の見せるところというか、なんかめちゃくちゃトリッキーなこと言う必要もないんですけれども、自分の経験からしか出てこないような、ちゃんとロジックが通っているようなものを持ってくれば良いかなと思います。
またですね、学歴はもう全然見られなくて、なんか当時は大卒であれば何でもいいみたいな、そんな感じでしたね。
なので、同ランクの会社と比べると割と文庫という意味では開放されたかなと思いますね。
その点、逆にESがたくさん届くんですけど、それを結構ちゃんと見ないといけなかったりもするので、ESはある程度しっかり見られたような記憶があります。
という感じで、CTCですね。こんな感じのところをちょっと対応すればいいんじゃないかと思います。
ただ今CTCの話でありましたけども、一般的なSIRでおいては似たようなことだと思うので、企業のサイトを見て、求める人材図を見て、
あとはディープリサーチとかでIRの資料とか、過去に出したニュースとか、そういうのでリサーチしてどういう会社なのか、みたいな特性を知るのが良いかなと思います。
あとはですね、結構会社によってもカルチャーは結構違うはずなんですね。そこにいる社員の方とか、その雰囲気とか。
実際にOB訪問じゃなかったとしても座談会とか、そういう社員の方と直接会話できる機会みたいな、各社も起きていると思うので、
そこで雰囲気感じてみて、一緒に働きそうだなとか、あんまり相性は合わなそうだな、みたいなところはある程度先に判断した方がいいかなと思います。
あとですね、CTCはいくつかその事業グループ分かれているんですけれども、基本的には最初に配属になった事業グループにずっといることが多いです。
私は最初情報通信というところにいたので、情報通信系のことをずっとやっていたんですけれども、
めちゃくちゃ珍しいパターンで途中からエンタープライズの方に移動して、再来に情報通信の方に戻ってくるみたいな、
結構そういう事業グループまたぎの移動をしたんですけれども、それをやる人は多分ほぼいなくて、基本的に金融に入ったらずっと金融とか、
例えば銀行だとしたら赤い銀行、で、もしかしたら青い銀行にちょっと移動ある可能はあるんですけれども、
そこから例えば流通に行くとか乗通に行くとか、そういうことはほとんどないですね。
情報通信に行くとかはほとんどないですね。ちょっと今はどうかわかんないです。これは私が以前いたときの話ですね。
ということで、今回はお便りにありました、私がかつて所属していた企業の裏側というか、
こういうふうにしたら受かりやすいんじゃないかなみたいな試験をいくつか述べさせていただきました。
この内容がもし参考になれば幸いです。ちょっとセンシティブすぎる話とかはネットに載せれないので、これで勘弁してください。
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ありがとうございました。