年収向上の戦略
はい、こんにちは、riddleです。はい、こんにちは、ひびのです。 今日のお題は、技術以外を伸ばして年収を上げる話。
技術以外を伸ばして年収を上げる話。 なんか似たようなお題というか、YouTubeの番組、話ありましたよね。
フワッとしすぎて全然わからん。 あのフォークウェルのエンジニアリングマネージャーの方。
赤川さんが喋ってた気がする。 年収800万円台からどこまで、次どうやって転職して年収を上げようかみたいな話。
ありましたね、はい。私もあれ見ました。 あ、本当ですか?
何かおっしゃってることはとてもよくわかりましたし、 1000万円以上を目指すなら、その人のキャリアを真似したところでいかないから、頑張って自分だけのキャリアを見つけてねって感じだったと思うんですけど。
今回はその一条になればいいかなということで、 年収1000万円以上を目指したいというね、パパ向けにね。
自分が知ってることだけを教えたいと思います。 知ってるばかりでしたいですもんね。
年収どうやって上げるのって話で、結局はよく言われる需要と供給の話になっちゃうので、 需要あるところに飛び込んで、平均年収高いところに行けばなるよって話になっちゃうんですけど。
なので何のエンジニアか、要するにソフトウェアエンジニアのうちのバックエンドなのか、 フロントなのか、モバイルなのか、SREなのか、はたまた複合なのか、マネージャーなのかみたいな話だったり、
いろんな業界あるので、金融行くのか、医療行くのか、SaaSとか、もしくはエンターレイとか、 同業とかいろいろあると思うんですけど、どの業界に行くのか。
で入った時はどのポジションなのか。メンバー、リーダー、マネージャー、C、X、O、 経営層みたいな感じなのか。結局その掛け算で年収が決まりますよと。
金融とか医療は結構高いので、あと今ノリに乗ってるベンチャーとか、それとか高いので、
そういうとこ入ったら同じ持続でも年収が1.5倍ぐらいになっている可能性もありますし、 外資なら外資でさらに増えている可能性もあると。
なのでその辺は高い業界を狙ってくださいっていうのがまず答えです。 その上でスキルを何を上げていくんだいっていう話ですね。
スキルセットの重要性
完全に自分語りになるんですけど、 自分はSIRにて現職のミクシーに転職しました。
その時のスキルセットとしては、メインがインフラで、 バックエンドとかフロントエンドのコードは仕事では書いたことがないという状況でした。
インフラエンジニアプラスリーダー経験みたいなところで採用されたという感じです。 この時の年収をX円とすると、
だいたい4年で300ぐらい上がったのかな。 まあまあ上がりましたね。
多分それなりに上がったんですよ。 弊社でもそんな多くないと思うんですよね。
1年で100万円近く。
3年じゃない、4年? 4年って300ぐらいだから75ぐらいですか。
でもそこまで上がる人はまあまあそんなにいないですよね。
そうですね。上げていただいたという話で。 じゃあなんで上がったのかって話じゃないですか。
そうですね。
はい、こんなに入るって話ですね。
まあもちろん技術を伸ばしました。 元々インフラだったところにバックエンドも足して、
フロントエンドもほんのちょびっとできるようになって、 モバイルもちょびっとできるようになって、
あと対外的な活動をしたりとか採用みたいなところをやったりとか、 とりあえず横に広がってきたという感じです。
ただ正直この横に広がってきた活動は評価はされましたが、 そんなにこれで給料上がった感じはしてないです。
なので技術力で上がったって感じじゃないですよね。
じゃあどの掛け算が効いたんでしょう。
結局そのスキルセットを使って仕事上のややこしい課題を 他の人よりも早く解決してきたから、
その結果として給料上がったっていう方が近くて、 なのでこの時って別に技術だけじゃないんですよね。
ビジネス力の必要性
動き方とか課題を見つける力とか、 どっちかっていうとそっちの方に価値があって、
技術は難い要素だったんです。
そうですね。
僕の場合はそうです。
これはもしかしたらめちゃくちゃ一つの技術を極めた結果、 このスキルを持ってるのは君しかいない、
だから年収を上げてあげようみたいなタイプの人もいると思うんですけど、
世の中の多くの人はそうじゃないのかなと思ってます。
そうですね。その分野で一番の争いはちょっと何だろう、 具が悪いですもんね、多くの人にとっては。
そうですね。よく会社にあるグレード制度で一番上のランク行くと、 業界を牽引するみたいな感じがあると思いますけど、
それちょっとハードル高くないですか?
そうですね。
情熱タイムとか出る人でしょう、それ。
確かに、1回のエンジニアには到達なかなかしがたいですね。
そうですね。仮に到達したところでそのスキルの転用がやっぱり難しいというか、 そこまで必須用とされるようなポジションないので、
そう考えると、そっちを目指すの個人的には楽しくないし、 そこに行くのも多分難しいというか、
ほぼ不可能に近いし、ってなると他のところで戦わないといけないというところで、 もうちょっとざっくり言うとビジネス力みたいなところですかね。
ビジネス力。ビジネス力、なかなか広い言葉ですよね。
そうなんですよ。広い言葉なんです。
なんて言えばいいんだろう。
なので、もうちょっと具体的にすると、プロダクト開発をしてますと。
なので、それで言うとプロダクトを成功させる力。 これより抽象的だと思うんだけど。
いや、ちょっと具体になりました?
でも、とはいえですよ。
プロダクトを成功する力、もちろん大事だと思いますよ。
ただ一方で、もちろんプロダクトの成功って個人の力では達成しないじゃないですか。
かつ、練習とか自分の評価を上げる文脈だと、 ちょっと不確実性が多いのかなと今若干思います。
なるほど。ここで言うプロジェクトとかプロダクトの成功は、 確かに売り上げをめっちゃ上げるとか利益を上げるっていうのは、
結果としてついてきたらめちゃくちゃありがたいんですけど、 そっちはボーナスで評価されればいいかなとまず思っています。
なので必ずしも事業がめっちゃ上向きにならなかったとしても、 コンピテンシーっていうんですかね、自分のスキルの部分は評価されるものなんですよ。
自分の感覚としては。
そうですね。
これをどうやってやるのかっていう話です。
なるほど、なるほど。
これは、一エンジニアというよりかは、 その事業を引っ張っているプロジェクトマネージャーとかプロダクトオーナーとか、
事業責任者みたいな人のポジションで考えると思っていて、 事業を進めるためにいろんな問題があったりとか、
それは見えてる問題、見えてない問題があるじゃないですか。
見えてる問題としては、単純に例えばプロダクトがいけてなくて、 あんまりマーケットに刺さってないとか、
こういう機能を作りたいんだけど、なかなか上手く作れてないとか、 何かインシデント起こしちゃったとか、
そういう目の前にあって見えてる課題もあれば、 実は仕事してるようだけど、サボってる人たちがそこそこいるぞみたいな。
現場の敷居意外と低いぞとか、 この人とこの人組ませたら良くないのとか、
例えばですよ。そういう見えづらいとか、 見えていない問題とかもあったりするじゃないですか。
かつ現場にいないとなかなか見えない課題ですよね。
そうですね。あと、課題じゃないけど、 実はこうするとめっちゃ業務がやりやすくなって、
運用コスト下がるぞとか、そういうのがあります。
これ大事な視点として、僕が注力していたのは、 その3種類に全部アプローチをするっていうのをやってたんですけど、
意識的にやってたというよりかは、 自分が結構いろんなところに顔を出したときに色々気づくんですね。
それは別に技術的な観点だけじゃなくて、 法律性の観点だったりとか、リスクの観点だったり、
事業的な観点だったり、組織的な観点だったり。
そこで、ここがボトルネックになってるぞとか、 ここがきな臭いぞみたいなのを打ち合わせとか、
ワンワンワンのタイミングでスタートすると、 それを何とかしようみたいなムーブをするんですね、自分の場合は。
これは自分自身で対応することもありますけど、 上司にエスカレーションして終わることもあります。
ここで大事なのは、エンジニアっていう枠に 別に閉じる必要はないので、広い目線でいろんなところを見て、
事業を前に進めるために必要だろうと思うものを 自己判断して、それを改善したりとか、対応していくっていう力がめちゃくちゃ大事で、
これってしかも言語化が難しいんですよ。
ただ、この活動をやってると信頼を結構蓄えることができて、 この信頼が結局評価につながるんですよね。
そうすると別に技術力って他人に頼ってもいいわけで、 フロントエンド得意なひびのさんに、
フロントでヤバいやつあるのを発見した三上が、 ひびのさんこれヤバいんで、
事業部長には集中していいっていうオッケーをもらってるんで、 ちょっと直してもらえませんかみたいなことを急に依頼することが多分あると思うんですよ。
そうするとフロントエンド得意なひびのさんが頑張って直してくれて、 そのままでは三上がそれを見つけたことで何かの事前の問題を防げたっていうことになれば、
それは僕らは評価されるわけじゃないですか。
僕もリドルさんも評価されるべき結果ですね。
っていうのを積み上げて、それをかつ自分一人じゃなくてチームとかに対してもやるし、 組織に対してもやったりすると、
技術力は別に何も上がってないけど、組織を前に進めたり事業を前に進めるってことがすごいできているので、
評価が上がりやすい。結果燃焼は上がるみたいな。
なるほど。すごく今バランスいいなと思ったのが、
僕エンジニアとして問題を見つけたら自分で解決したくなる立ちなんですけど、 そうじゃなくて、
エンジニアだけど半分リーダーマネージャー的な思考が入っている。 というか問題解決にあたって。
それはありますね。ちょっと上の目線で見るみたいなところは。
自分で解決するよりも他の人に任せた方が早いなーっていう時はお任せしちゃいますし、
これ自分で解決することで自分のフロントエンドのスキルがちょっと尽きそうだなみたいな時は自分でやることもありますし、
その辺は自分の中のバランスでやっちゃいますね。
バランスだったり、あとはその時の自分のリソース配分だったりですかね。
多分これをもっとうまく広い範囲でできるようになると、 さらに上のポジションになるという理解でいるんですけど、ここは本当かわかんないです。
まあまあまあ、でもそれ究極それをすごくうまくできる人が、
マネジメントレイヤーだったり経営層だったりっていう感じですもんね。
多分今のはマネジメントレイヤーまでの話なんですよ。
マネジメントっていうか、メンバーを直接見る中間管理職までの話なんですけど、
これってなんでできているかというと、いろんな情報に直接アクセスして、そこで気づいたことをそのままエスカレーションしたりとか自分で対応したりするんですね。
マネジメントと自己成長
ただもう一段、二段上がると現場を直接見ることがなくなって、現場のマネージャーからさらにエスカレーションを受けて対応するみたいなことになるわけじゃないですか。
そうすると、先の先の情報のことを正しく把握するのって難しくなると思っていて、
かつ自分の下に200人ぐらいメンバーがいた時に、一人一人のことなんて分からないじゃないですか、普通の人。
でなると、余計にこう一段難しいマネジメントだったり意思決定が求められるってことを考えると、ちょっと違うハードルがあるのかなと思ってます。
なるほど。そうですね、確かに。
そこのやり方は分かんないです。
でもなんだろう、そのスタイルってやっぱりその現場の情報をものすごく正確に早く処理できるリドルさんならではの、今生きてるスキルな感じもしますよね。
そうかもしれないです。
まあなんか大変なやつとかは割とプロジェクトオーナーの人にお願いしますって渡しちゃったりとか、他のマネージャーの方にお渡ししたりすることが多いので、
そういう意味では自分はあまりロールを持ちたくなくて、マネージャーというロールを持つとマネージャーとして対応しないといけないけど、メンバーとして気づいたらマネージャーに渡せばいいじゃないですか。
そうですね。
なのでそういうロールの方が個人的には動きやすくてよかった。
なので普通に技術者としていろんなこともできるし、組織のいろんなことにも気づいて改善を持っていけるっていう、事実心が高いというか、事実的な行動をいろいろとれるというところが評価対象になって結果的にトントントンと上がることになったっていう感じですね。
あとはそれの掛け算かな。採用を大英雄さんとも一緒に活動としてやったりしてましたし、その外部の発信だったり、それこそ新卒の採用とかイスコンに会社として出たりとか、そういう横幅の活動かつ要所要所の改善みたいなことをやっていくと自分のことを知ってくれてる人が増えたりするので、
そうすると会社の評価会議ってだいたい経営層レベルまで最終的に上がって、この人上げていいんだっけダメなんだっけみたいな話になるんですけど、いろんなところで舞い咎いた種で投資してもらえるというか。
まあまあまあ確かに大変ですね。特にうちみたいな大きい会社だとなおさらですよね。
そうですね。で、あとはそういって学んだ内容を社内の情報発信としてブログ書いたりとかしておくことで、この人こういうこともやってるんだなってことをみんなに認知してもらって、本当はそんなにできなかったとしてもちょっとできる人に思ってもらえるという副次効果が。
自分の好きな言葉で一石多鳥っていう勝手に作った言葉があるんですけど、石1個投げていっぱい取れればいいよねみたいな。なるべくこう1個のアクションで複数の意味を持たせるようには動くようにしてますね。
副業とスキルの認知
確かにリドルさん偉いなって思うのが、プロジェクトの中で要所要所でやったことがあると思うんですけど、それをしっかりドックベースにまとめたり、プロジェクト関係ないスナックのチャンネルでしっかり発信したり、特に大きい会社でかつ事業部内で閉じてるプロジェクトも多い中で、そういう動きってすごく全社にいい影響を与えてるなと僕も思っています。
いや良かったですね。自分関わった案件、結局全部赤字だったんで、自分は給料をもらいながら赤字を作ったという感じなんで、ちょっと会社に何かを残してないと、マジでこいつ何で入ったんだみたいな話になるんで、何か残したのが良かったですね。そこがね、結局問題なんですよ。
なるほど、ああそうか。リドルさんの意識の中でのキャリアだとそうなるのか。
いや、あのまあ、あんま後悔はしないんですけど、結果的にその数字だけ見たらそうなんで、すいませんって言う。赤字ですよね。
なるほど。
まあでも、紹介してくれたのは会社なんで、まあいっかと思って。ありがたく頂いとこう給料がと思って。という話を聞いて、ひびのさんも技術意外を伸ばして年収を上げるっていうのはちょっとイメージつきますかね。
はい、イメージつきましたよ。
お、いいっすね。
何ですかね。
Next Action何します?
Next Action、そうですね。でもドックベースしっかり書いていきたいなと僕も思っています。
ああ、社内ブログいいと思います。
まあそれこそ、現状プロジェクトやったはやったけど、頭の中で整理できてないことも多いなっていうのは僕の中で課題だと思っている。
例えば何を整理できてないんですか。
それぞれのプロジェクト、それぞれのタスクで具体的にこうやって問題を解決したとか。
ああ、大事ですね。ひびのさんが今後転職するかどうかわかんないですけど、職務経歴書にもそういうことを結局書くことになるので、
どっかのタイミングでまとめておいたりとか、自問自答し次どうするんだっけみたいなことはやっといた方がいいですね。
そうですね、確かに。まあドックベース一つ一つがその職務経歴書の項目一つ一つになりますもんね。
そうなんですよ。転職の時聞かれるんですよね。何に困りましたかとか、苦労したことは何ですか。次やる時どうしますか。
これパッと答えられるように、段からしっかりと整理しておかなきゃなって感じですね。
あるですね。意外と振り返るといろいろあると思うので、これ以上次に年収を上げる時にはどうするかっていうのは正直あんまり見えてないですよ。
これ以上横を伸ばしていくのか、深みをつけていくのか、もしくはカバーする範囲を広げていくのか、
カバーっていうのは、より上のマネージャーになっていくのかみたいな話。
ただどれもだんだん難易度が上がるじゃないですか。
でなると本業は諦めて、本業は一定水準のままにいって、より本業を効率的に終わらせた上で副業で頑張って稼ぐかみたいな。
本業の業界を変えるの選択肢もまだ残ってますよ。
そうですね。ただ今のところ興味のある業界とない業界は結構はっきりしてて、赤い業界で興味あるところが少ないんですよね。
なので、ちょっと副業とか頑張らないといけないかもしれないけど、そこまでお金にこだわらなければ。
このラジオ、ポッドキャストを聞いてくれている方で、リドルさんに是非副業を頼みたいという人はDMをください。
あれやりたいですね。教育系やりたいな。
いいんじゃないですか。
いやでも講師難しそうなんですよね。何教えよう。
プログラミング、教育。教育系SaaSとかはどうですか。
SaaSを作りたいというかは、実際に生徒に講師として教えるみたいな方がやりたいので、どっちかっていうと時給2500円ぐらいでやるあれじゃないですか。よく言う講師みたいな。
あー。
こっちかな。
じゃあそうですね。プログラミング講師の副業もあれば是非DMをください。
はい。ありがとうございました。