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2025-06-16 17:59

#11 [求人dig] ミドルエンジニアの企業リサーチ(Sansan株式会社編)

求人深掘りシリーズ第二弾!今回はひびのがSansan株式会社さんの求人情報を読み解いていきます。


今回紹介した求人情報: https://open.talentio.com/r/1/c/sansan/pages/76481

サマリー

今回のエピソードでは、株式会社Sansanの求人リサーチを通じて、ミドルエンジニアが企業を深く理解する方法を探求しています。Sansanのプロダクトやチーム構成、ウェブアプリ開発エンジニアの求人内容について詳しく解説しています。このエピソードでは、Sansan株式会社のミドルエンジニアに関する求人情報が分析され、従業員の年齢や給与、開発チームと運用チームの役割分担について詳しく説明されています。また、グローバルビジネスを目指しており、海外展開に関心がある候補者に対する期待も示されています。

Sansanの概要とプロダクト
こんにちは、リドルです。
こんにちは、ひびのです。
今回のお題は、ミドルエンジニアが求人情報からどこまで深掘れるか。
イエーイ!
この前、リドルさんにやっていただいた、
シニアエンジニアが求人情報からどこまで文間を読めるか、
自分もやってみたいなと思いまして、
いいですね。
チャレンジしていきたいと思います。
今回はどこの会社さんを見るんですか?
今回私が見る求人は、株式会社Sansanさんです。
Sansanさんですね。
Sanをつけると、Sanが3つ被ってしまいますね。
自分が見た求人が、そのSansanさんの中でも、
ビルワンというサービスのウェブアプリ開発エンジニアという求人について、
詳しく調べさせていただきました。
ざっくり言うと、Sansanには今、社名と同じSansanというプロダクト、
それからもう一つビルワンというプロダクト、
この2つが会社の二本柱みたいな存在になっているみたいで、
そのうちの一つのプロダクトになります。
これを見ていくわけですね。
しみのさん、念のために今から話す内容は推測ですって言っておいたらいいんじゃないですか?
これ今から話す内容は半分くらいは推測です。
半分くらいはしっかり調べさせていただきました。
なのでもしここ間違ってるよとか、
お気づきの方はこっそりDMで教えていただけるとありがたいです。
まずSansanさんがどういう会社かというと、
設立が2007年。
多分僕らが知っているサービスで言うと、
名刺アプリの8とかありましたよね。
確かに営業の方が使ったりしましたよね。
そうですね。
テレビCMもその時売っていたので、
だいぶ知名度も高いかなと思います。
スマホが出始めた頃に8をリリースして、
その後今はもちろん8のアプリもあるんですが、
基本的にはSansanビルワンという
ビーム系のサービスを主力にしている会社です。
どういうサービスなんですか?これは。
ざっくり言うとビーム系の、
ちょっと自分もあまり把握できてはいないんですが、
バックオフィス系のSaaSですね。
今簡略見た感じだと、
社内とかの経費生産で使えるアプリっぽくて、
社員が専用のクレーカーみたいなもので決済を行って、
領収書をアップロードすると、
経費生産の担当者がビルワンを使って、
シームレスに取引できるというか、
おっしゃる通り、バックオフィス系のSaaSで、
経費生産、領収書発行からその後の処理までを
全て担うというところがコンセプトになっているのかなと
思っています。
従業員数が1700人から2000人程度、
株式会社Sansanのグループ全体でですね。
そう考えると、僕たちの所属しているMixiと
求人情報の詳細
だいたい同規模くらいなんじゃないかなと思っています。
Mixiは1000人くらいだと思っていました。
今、契約社員の方とか、
いろいろな雇用形態を含めると、
1700人、2000人くらいだったと記憶しています。
そうですね、意外に多かった。
ここからは、ちょっとあっているかわからないんですが、
職種の内訳はどんなものなのかなと思って調べて、
これ、公式サイトには情報がなくて、
デューダのサイトを見たところ、
いわゆるプロダクト開発に関わっている人と、
もう片方、ビジネスサイドの方々、
それぞれの比率はだいたい50%、50%くらい。
2B向けのサービスなんで、
営業部隊がいろんな会社に売り込みに行ってるってところで、
高い比率なんですかね、営業部隊が。
おそらくそうですね。
もちろん開発の方に、
PDMだったり、デザイナー、エンジニアみたいな人たちが
含まれると思うんですが、
ビジネスサイド、営業の方とか、
バックオフィス系の方もいていらっしゃるようですね。
先ほど話した通り、大きな柱は今、
33とビル1なんですが、
今回、求人情報を見るビル1の方を、
自分はサービスを触ったことがないので、
こちらも調べさせていただきました。
これはですね、先ほど話した決済、
領収書受取から、その後の管理までを
一貫して管理できるというコンセプトで
運用されているサービスのようです。
なんというか、競合は多そう。
そうですね。確かに最近のSaaS戦争じゃないですけど、
似たコンセプトのサービスは結構多いので、
目移りしてしまうというか、
どうやって比べればいいのかという気になりますね。
そうですね。一方で、
ダイレクトに売上を生み出せるという利点も十分にある。
ダイレクトっていうのは、
サブスクで月額使ってもらったら、
利益が毎月コンスタントに積み上がるよねみたいな。
そうです。
確かに。
あと、そこまで一貫して管理できるSaaSとなると、
いわゆるロックインしやすいという利点も
あるんじゃないかなと思いました。
確かに。囲い込みというか、
仮に一部、あんまり使い勝手が良くない、
本当に使い勝手が良くないかどうかは全然わからないですけど、
それ以外のところで使いやすいものが揃ってたら、
また全部そこに整えようかみたいな感じがありそうですよね。
そうですね。おっしゃる通り。
あとそれから、いわゆる一貫して任せられるSaaSということで、
これは推測なんですが、
オペレーション業務に一定人を張っているんじゃないかなとも推測しています。
オペレーション業務というのは、カスタマーサクセスというか、
実際に困った時にお手伝いしてくれるような
カスタマーサポートの人みたいな感じですか?
そうです。そうです。
確かにそういう方いらっしゃるでしょうね。
あと、株式会社さんさんのグループの中で、
AI開発の専門の子会社を持っていたりとかして、
今後、こういうオペレーション業務を一定、
自動化の方向に持っていきたいという人もあるんじゃないかなとは考えています。
そうなってくると、今回の求人だと、
今の話でいうと、どのあたりをやるような担当のエンジニアになるんですかね?
技術スタックと求められるスキル
それでいうと、ウェブアプリ開発エンジニアの
ウェブシステムを開発、運用に携わるポジションなんじゃないかなと思っています。
あと、ビルワンの話にちょっとだけ戻ると、
2012年のインボイス制度の導入が多い数となって、
売上を伸ばしている状況にあるようです。
インボイス制度はもう導入された制度なんで、
今はちょっとわかんないんですけど、
結構あれですかね、忙しそうな部署なんですかね。
機能追加をどんどんしないといけないとか、
法令の対応が必要だったりだとか、
それによって働き方が結構変わりそうだなと思っていて。
そうですね、おっしゃる通り、
税制周りの崩壊性によって開発が発生するとか、
そういう状況はありそうですよね。
そうなると、結構大きいサービスだと思うんですけど、
何人くらいの規模でやられてるんですかね。
そこまではちょっと調べきれていませんでした。
少ない人数だと、リファクタリングとかが結構手に回りづらいのかなって、
ふと思ったんですけど、
このポジションだと具体的にどういうことをやっていくんだろうな。
確か文章でも若干書いてあったところで言うと、
インボイス管理サービス、ビル1のウェブアプリケーションエンジニアとして、
プロダクトの価値を素早く質の高い状態で、
世に送り届けるための全てのプロセスに携わります。
どこかというよりは、
お客さんが、オペレーターが見るウェブのインターフェース全般に
携わっているんじゃないかなと理解しています。
ざっくり言うと、ビル1のコアの機能がバックエンド側にあって、
管理者が使うフロントエンドと、
お客さんが実際に使うウェブアプリ、
フロントエンドかもしくはモバイルだと思いますけど、
それをモバイル以外のところ全部担当しているようなイメージですかね?
そうですね。自分もそのように理解しています。
おそらくスマホアプリは提供していないんじゃないかなと思います。
じゃああれですかね、SPAとかのかな?
SPAじゃねえわ。
えーっと、P?
はい、プログレッシブウェブアプリケーション。
それは導入している可能性はありそう。
それこそウェブブラウザ側である程度キャッシュなり機能を保持しておいて、
最低限オフラインの環境でも利用できるみたいな需要があるサービスなんじゃないかなと思っています。
そうなると、この求人で書かれている、見えない方のためにお伝えすると、
フロントエンドがTypeScriptのリアクトで、BFFがExpressとかTypeScript、
サーバーサイドがKotlinと、これなんだ、Kotraって読むのかな?
ケーターですね。
ケーター。
Kotlinのウェブのバックエンドのフレームワーク。
あー、ケーターって読むんだ。あとGoと。
なんか複数言語を使っているのはちょっと意外ですけど。
おそらくKotlinとケーターはバックエンドforフロントエンド、
あ、でも違うか。BFFはTypeScript Expressって書いてありますもんね。
そうなるとどういう使い分けしているのかはちょっと気になりますね。
これ見るとKotlinとGoとTypeScript、リアクト、あとノードかな?を書けないといけなさそうですね。
そうですね。
そうすると結構若手って言ってもスキルの広さを求められますよね。
とはいえ、例えばウェブアプリケーションエンジニアとしてキャリアを積んできた人なら最低限どちらかは書けそうな言語選定ではありますよね。
インフラとかも書かれていて結構マルチにスキルが求められているのかなみたいな。
そうですね。質の高い状態で世に届けるための全てのプロセスに携わりますので、
当然アプリケーションエンジニアというクリラがインフラも触ることになるみたいなケースは想定されますよね。
年収と従業員年齢の分析
なるほど。これ333ってSREみたいな横断の舞台はいらっしゃったりするんですか?
そこは調べきれていなかった。
なんかいそうですよね。いくつかのサービスを出されているのを多分共通基盤的な形できっと持っているんじゃないかな。これ予想ですね。
そうですね。
その可能性もありそう。
あとはミクシーみたいに横断でSRE業務全般を見ているSREグループと、
あと事業部のエンジニアみたいな感じで緩やかな共通基盤の整備に関わったり関わらなかったりみたいな状況もありそうですよね。
そうなるとSREがどこまでインフラに対してやるんですかね。
なんかビルワンだとGoogleクラウドのクラウドランとかアップエンジンとかクラウドファンクションを使ってますよみたいなこと書かれてますけど、
実際に開発者がこの辺まで面倒見るのかな。
ちょっと謎ですね。
利用経験ぐらいまでしか書かれてなくて、モニタリングだったりトラブルシューティングみたいなところは求められることにも書いてないので、
SREがよしなにモニタリングしてたりとかするのかな。
どうなんでしょうね。それこそリドルさんがおっしゃられているのは開発と運用が割とチームによって分かれている組織というか。
開発と運用というよりかはインフラレイヤーにおける運用だったりだとか、
エラーレートの上昇みたいなところは開発チームというかこの求人ポジションの人じゃなくて横断チームのSREの方が見てたりするのかなみたいな。
確かにその説もありそうですね。
年収レンジ的には結構高めでかつアッパーも1512万円高いですね。
アッパーも1512万円で結構高い。年収の設定からおそらく求めているポジションのスキル感としてはアッパー、ミドル以上くらいなのかなと思っています。
最低770万ですもんね。
ちなみに333のグループ全体での平均年収が750万円らしくて。
そこより高いな。
若干高いくらいの設定になる。
エンジニアは結構高めの傾向があるから、非エンジニアを含めた平均年収が750万というのはもしかしたらエンジニアはみんなこれくらいもらってるかもしれないですね。
説もありそう。
あと自分がこの募集要項を見て思ったのは、アッパー、ミドルとはいえ経験年数が3年以上というところで、まあまあ若い人を求めているという意図はあるんじゃないかなと思いました。
若いけどしっかりお金を出して有志な人材に来てもらおうみたいな感じですかね。
です。あと333のグループ全体での平均年齢、従業員の方の平均年齢が32歳らしくて。
ミクシーと比較するとマイナス3歳くらい。
ミクシーそうなんですね。平均3歳以降なんだ。
そういう意味でも若くてしっかり開発できるようなポジションの人を求めているんじゃないかなと思っています。
募集要項と求めるスキル
この会社って新卒はそんなに多くないんですかね。中途がメインなのかな。
新卒割と多い気がしますね。ちょっとそこまで調べきれていなかったが。
なんか2B向けで新卒やってますね。
自分の知り合いでも1人332新卒で入った人はいた記憶です。
エンジニア月給40万円から、省与含めて想定年収560万から1000万って書いてある。
書き値が高いですね。
これ省与が相当でかいのかな。
いや違うな。なんかクリエイター職とかビジネス職は40万円なんですけど、エンジニア職は40万からになってるので、
その人の経験だったり、配足時の活躍スキルみたいなところで初期の月収が結構高くなるみたい。
そうするともしかしたら賃金の一番下の770万はアッパーミドルよりももう少し低めと考えてもおかしくはないかもしれないですね。
そうですね。2つ目ぐらい。
2つ目。
駆け出しの次のステージぐらいな感じかな。
はいはい。
そう考えるとこの会社結構儲かってそうですよね。
ちゃんと数字見てないんであれですけど、下から2つ目ぐらいのグレードで770万でしたっけ。
ですね。
出せるのは。
確かに儲かっているはずです。
昨年、2023年度までは赤字だったが、2024年度から黒字転換している。
うんうん。
しっかりと売り上げも伸ばしているみたいな状況のようです。
会社の主要ビジネスを最初に説明していただきましたけど、2B向けのサーズをいくつか持っていて、そこの収益がってことでしたし、サブスクモデルが中心ってことは基本的には積み上がっていく感じなので、黒字になったってことはいきなりなんかめちゃくちゃでかい投資したりとかしない限りは基本的には今後も継続して儲かっていきそうって感じですね。
そうですね。
いいですね。狙い目ですね。
ちなみに、あと自分が調べたところで言うと、もう一つ募集要項の歓迎の項目、新規プロダクト開発の経験、GitHub、インフラ、アジャイル開発、会計知識とか、割と普通だなっていう印象ですよね。
一番下の英語環境での開発経験は、これはサンサンさんがもう一つタイとシンガポールに事業所を持っていて、でかつこのサンサンのサービスを海外展開しようとしているっていうのが2024年の記事であったので、グローバルビジネスに関わりたいみたいな意識が強い人にもお勧めできる会社なんじゃないかなと思っています。
グローバルビジネス展開の意義
なるほど。しかも英語、他の国ってことなので、会計処理とか税制的な話とかも全然違うでしょうから、アプリも作り直しに近い形にもしかしたらなるかもしれないですよね。
そうですね。日本のバックエンド処理でそのまんま使えるところが少なそうですもんね。
そうですね。そもそもなんか領収書だって現地だったら現地の言葉で書かれてるでしょうし、OCR的なのも作り直しなんじゃないか。
その国用にファインチューニングするとか必要だそうですね。
おそらくそのニュースが2024年だったのでまだまだ海外事業の方はかとき、これからシステムを作っていきたいみたいな人にもお勧めできそう。
これだけ見るとビルワンのどの部隊の配属なのか、同じチームでグローバルの分もやってるかもしれないんですけれども、そこはちょっと見えないので、カジュアル面談のタイミングとかでそういうところは聞きたいですね。
そうですね。あとおそらく333の中で33とビルワンが2つ大きな柱になっている。
りゅうだの情報によるとそもそも会社全体での従業員の張り方、比率もだいぶこのサービス、この2つのサービスによっているようで、そうなるとビルワンの事業部自体がかなり大きいんじゃないかなと思っています。
なので実質、ビルワンの事業部の中でのオープンポジションみたいな意図もあるんじゃないかなと。
なるほど。そうなるとやっぱり、面接とか選考の中でビルワンの中の具体的にどういうポジションなのかとかロールなのかははっきりさせながら選考に進みたいですね。
そうですね。逆にこちら側としてもしっかり希望を伝えて、ある程度その希望に沿った配属をしてくれるみたいな希望もありそうだなと思っています。
でもあれですね、勤務地は全部日本だ。だから海外で仕事するってのはないですね。
そうですね。この求人票には勤務地は日本、東京、大阪、愛知、福岡だけですね。
まあまあまあ、その辺りはどうなんでしょうね。もし内情を知っている方がいたらぜひ教えてほしいです。
今日はそんなところで終わりましょうか。
はい。ありがとうございました。
ありがとうございました。
17:59

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