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2025-08-20 06:28

仕事を上手く私物化しよう!

仕事をうまく私物化すると自分だけじゃできないことがたくさんできてめっちゃいいよ!という話をします。


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riddle : https://x.com/riddle_tec

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サマリー

このエピソードでは、仕事の私物化に関するメリットとリスクについて話されています。具体的な例を通じて、ビジネス環境を活用して自己実現を図る方法が紹介されています。

仕事の私物化の利点
こんにちは、シニアソフトウェアエンジニアのriddleです。このポッドキャストは、IT業界のいろんな話やリアルをお届けするポッドキャストです。
今回はですね、仕事を上手く私物化しようというテーマでお話ししたいと思います。よく工種混同するなと言われますが、個人的にはですね、
工種混同できる醍醐味が仕事にはあるのかなと思っています。何を言いたいかというと、仕事に市場を持ち込むと仕事のパフォーマンスも
プライベートのパフォーマンスも上がるよねっていう話なんですね。これちょっとわかりづらいんで具体例でご説明しますが、例えば私が聞いた話で、
とあるイベントを主催しているディレクターの方がですね、めちゃくちゃ好きな漫画があると、その漫画家の作者の方にどうにかしてお布施をしたい。
お金を渡したいということですね。ただ、いきなり寄付みたいなのを個人ですると結構ハードルが高いじゃないですか。
それは金銭的な意味でも、寄付っていうのもよくわかんないですし。で、そこで考えたのが、イベントとしてその漫画家の方が書いた作品とのコラボで何かイベントを起こして、
そうするとお仕事としてその漫画家の方に発注できるので、その点、会社のお金を使ってイベントを起こし、作者の方にお金を支払いし、イベントを開催。
で、そのイベントが成功すれば会社的にも利益が出るので、みんなハッピーですよね。こういうことをやられていて、推しの漫画家の方に仕事を与えているというか、一緒にやっているみたいなお話を聞いたこともあります。
またですね、例えば、カンファレンスみたいなものがあって、著名な方を外部から呼ぶ際に、著名な方との橋渡しみたいなことを裏方でやられる方もいらっしゃるんですけど、
そうなると、著名な方と個人的に仲良くなって、いろいろ業界の話を聞いたりとか、例えばリファラルまではいかなかったとしても、ちょっといろいろなところに口を聞いてもらって、自分のコネクションをもっと増やしていくみたいな、そういうこともできますし、
いろいろ仕事上のポジションを利用して、うまく自分のプライベートのやりたいことを叶えている方って結構いらっしゃるんですよ。
で、これやるとやっぱりいいじゃないですか。自分のお金だけだとできないけど、会社のお金を使ってそういうことをやって、ハッピーになれると。
だからこれはね、タイミング見てですけど、どんどん皆さんね、やっていけるといいと思うんですよね。やっていけた方が、まあみんな売り喜ぶんで、まあいいと。
そしたらですね、これバランスが大事なんですよ。これエンジニアでよくありがちなんですけど、私もずっと転職面談の時に何回か聞いたことありますが、
明らかにこのサービス的にはマッチしていない技術が入っていることがあって、例えばKubernetesっていうコンテナのオーケストレーションツールがあるんですけど、
これって結構運用が大変だし、ある程度大きいサービスでないと進化を発揮しないものなんですね。すごいなんかそのちっちゃいサービスに入れてもオーバーヘッド大きすぎるというか。
なのに転職面接とかでいろいろ話を聞いてみると、明らかに不釣り合いな環境にこのKubernetesが入ったりするんですよ。
これ何でですかって聞くと、前任者が当時Kubernetesが流行ってた時にエイヤーで入れましたみたいな。その後辞めちゃって、運用結構苦労して、この後ECSとかに戻そうとしてるんですみたいな話をね、結構聞いたんですよね。
これは仕事を私物化した悪い例で、本人が触りたい技術を後先考えずにとりあえず入れて、周りの人に迷惑をかけていなくなるっていうね。
立つ鳥跡を濁しまくったパターンですね。とか、フラッターが出たての時にフラッターで開発したいみたいな。そういう会社さんがあったらしくて、それはフラッター使ってもいいけど、ちゃんとあなたが全部面倒見れるんですよね。
それだったら入れてもいいですよっていうふうに、プロダクトマネージャーの方に釘を刺されたらしいんですよ。で、ただそこまでの端力はなくて、やっぱやめときます。
今でこそフラッターってAndroidとiOSの両方が一緒に開発できるプログラミング言語のフレームワークとして、めちゃくちゃ世には広がっているので、専権の命があった話になりますけど、
当時のその人の話だけ聞くと、まだ未成熟なものをプロダクションに適用したいって話だったので、そこをちゃんと自分で管理できるだけの端力持ってますか?みたいな質問されてしまって、
しどろもどろになってしまったみたいな話ですよね。なので、仕事はどんどん私物化した方がいいと思っているが、やっぱりそれに伴う責任は逆にもっと増えますし、
私物化の進め方
例えばさっきの話で言うと、イベントが失敗した場合ってただ市場で好きな推しにお金をあげるためだけの仕事じゃないじゃん、それみたいになっちゃうんで、ここはやっぱり線引きが難しいと思います。
なので技術の採択の際もですね、この技術触ってみないから入れるっていうのは別に完全にNGじゃないですけど、それを入れた場合にどうなるのか、
仮に自分が抜けた後もちゃんと運用ができるのか、そもそも適切なのか、みたいなところはちゃんと考えた上で導入はしてしかるべきですね。
仕事を私物化するコツなんですけれども、まずは小さいところから始めると良いかなと思います。
例えばソフトウェアエンジニアであれば、開発環境で使ういくつかのツールみたいなところに自分が使ってみたいものを導入してみる。
これはあんまりリスクもないので、仮にダメだった場合は使いません、元に戻しますっていうぐらいのものだと思うので、
それをチームにどんどん導入していって、ある意味仕事が便利になれば私物化しつつ成果も出したということになりますよね。
これをどんどん広げていくと自分で作ったミドルウェアを入れてもらうとか、自分で作ったソフトウェアを入れてもらうとか、
ということでOSS活動をしながら実際にそのOSSを組み込むっていう経験もできるようになりますし、
割とエンジニアの私物化としてはよくある例かなと思います。ということで今回は仕事を私物化すると結構良いことあるよ。
ただバランス間違えると周りにめちゃくちゃ迷惑かけて、ただの嫌なやつになるんで気をつけた方がいいよという話をさせていただきました。
どんどん機会を見つけて、前方良しみたいな感じで、私物化できるところは私物化して、自分のやりたいことというか試したいこと、
個人じゃできないことをやるフィールドとして仕事を利用していくと良いかなと思います。
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ありがとうございました。
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