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2025-09-06 06:45

SIerでのリーダーはきつかったが、メガベンチャーではそうではなかった

riddle です。業界や環境によってリーダーという職種の大変さが変わったという話です。


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riddle : https://x.com/riddle_tec

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サマリー

SIerでのリーダー経験は大変でしたが、メガベンチャーでは比較的楽に感じられることが語られています。スキルレベルや自立性の違いがこの差を生んでいることが明らかになっています。

SIerでのリーダー経験
こんにちは、シニアソフトエンジニアのriddleです。
このポッドキャストは、IT業界のいろんな話やリアルをお届けします。
今回はですね、私がSIerにいた時とメガベンチャーにいた時で、
それぞれリーダーをやったことがあるんですけれども、
その時の大変さが全然違ったので、ちょっとその話をしたいと思います。
結構SIerは昔の話なんで、若干話がおぼろげではあるんですけれども、
当時ですね、とある案件に入っていて、正社員が私一人で、
あとは外部から来ていただいている社員の方2名、
合計3名のチームでやっていた時の話なんですけれども、
これが私の初めてのリーダー経験だったということもあって、
結構大変だったんですよね。
当時のことを妻に話すと、その時は私は家に帰ってきて、
毎回そのマネジメントのつらみというか、
会社の仕事の大変さのことをだいぶ妻に討論していたようで、
大変そうだねみたいなところのフィードバックを当時受けた記憶もあります。
一方でですね、メガベンチャーの方でリーダーをやったこともあるんですけれども、
そっちは全然大変じゃなかったんですよ。
同じ役職で、同じように人を見てリードするみたいなポジションではあったんですけど、
全然楽なんですよね。
これ何でなのかなっていうのをちょっと紐解いていったら、
結局そこにいる人の問題というか、
自分がうまく引っ張っていけるには、
ちょっとやっぱり条件があるんだなということがよくわかりましたので、
そこを紹介したいと思います。
すごいざっくり言うと、スキルレベルかなと思う。
スキルレベルと自立性ですかね。
SIRの場合で外部から来ていただく方のケースだと、
基本的にはこちらから何かお願いをして、
それに対してアクションを起こしてもらうというのがどうしても基本になるんですね。
それは向こうからしても、何も言われてないのに勝手に自立的に動いて、
より改善していくとか、作業していくって意味分からないと思うので、
それは極めて自然なことだと思うんですけれども、
どうしても単価の関係とか色々あって、スキルが結構まちまちだったり、
エンタープライズ系の企業ってどうしても環境にもよるんですけど、
特殊なものをやってたりすることが多いんですよ。
特殊な製品だったりとか、ここでしか見たことないような技術を使ったりすることもあって、
あんまりいきなり即戦力になるようなパターンって少ないんですよね。
またこれ業界の特性でもあると思うんですけれども、
あんまりライベートで楽しくてプログラミングやってますっていう人もそんなに多い印象がなくて、
結果的に何かプロジェクトを進める際に結構指示を出したりとか、
トレーニングというか覚えてもらうみたいな期間を結構手厚めにとっておかないと進捗がなかなか思うように進まなくて、
かつ自分が知っている以上の情報がやっぱり出てこないことが多くて、
結果的にチームとして出せるパフォーマンスが自分の知っている知識レベルを超えてこないみたいな状況になって、
なかなか監督が難しかった記憶があります。
これは自分の力不足として、例えば自分がもっといろんなことを知ってて、
もっと上手く扇動できることができれば、こういう状況にはならなかったと思うんですけど、
当時何年目だったか忘れましたけど、そんなにリーダー経験もない中で、
厳正的なスキルしかない教育でプロジェクトを進行させつつ、
誰かに指示をするみたいなところは結構難しかったかなというが残っています。
一方でメガベンチャーの場合は、基本的には社員の方に対してリーディングする機会が多くて、
一部外部の方とコミュニケーションする機会はありました。
こっちの方は結構楽で、何でかというと、使う技術スタッフがやっぱりある程度コモディティ化していて、
お互いに理解が早いのと、やっぱり自立性が高い方を当時は多く採用している会社だったので、
1言えば3ぐらいはどの方も最低やっていただけるみたいな感じで、
かつ各々、例えばプロダクトに対してこういう風にしていきたいみたいな思いも一定持たれていることが採用の条件だったりもする関係上、
引っ張っていくというか、アシストしてあげるみたいな方がリーダーとしては求められることが多くて、
1から10まで全部自分が何かしてください、あれしてくださいみたいなことを依頼しなくても、
ある程度目標とかゴールを示してあげれば、そこに向かって自力でいけるみたいなところが結構多かったですね。
これはとても個人的にはやりやすくて、求められているものが違うんでちょっとあれなんですけど、
SIAの方はそれが新入社員とか2,3年目の社員だったとしても大変ではあったので、
やっぱり自立心と目標に対してこういうことをやっていきたいというマインドで勝手にいける。
あとは業務内容的にもお客さんに納品するものと世の中にリリースするものってやっぱり考え方が若干違うので、
その辺もあってSIAでのリーダーはしんどかったなという思い出があります。
メガベンチャーでのリーダーシップ
なのでメガベンに入ってから何年かぐらいはリーダーは絶対やりたくないですって話を当時の上長とかには結構していて、
昔のSIAでこういう大変な目があったんで基本的にはやりたくないですみたいな話をずっとしてましたね。
でもなんやかんやあってメガベンでもリーダーをやった結果、あれこれ意外とそんなでもないなみたいなところがわかったので、
払拭できたのは個人的に良かったです。
ということで今回は私リドルのリーダーという経験が業界によって大変さの質が違いましたみたいな話をさせていただきました。
転職の際にも同じポジション名だったとしても実はやること全然違うみたいなことはあると思うので、
そういう時はぜひ注意してほしいですし、一方で私みたいに過去やった職種が嫌な思い出みたいな感じかもしれないんですけど、
実はこの会社だともうちょっと伸び伸びできるみたいなことがあったりするかもしれませんので、
ぜひそういうチャンスがあればいろいろヒアリングした上でできそうとか違いそうと思うのであれば挑戦していただけるといいかなと思います。
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