スピーカー 1
スピーカー 2
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キクタス
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石田依頼大人の放課後ラジオ
スピーカー 2
さあ、今日はですね、文筆家でイラストレーターの金井真樹さんにお話を伺います。金井さんよろしくお願いします。よろしくお願いします。
今日はですね、横浜港未来の収録ブースに来ていただいたんですけど。はい、ありがとうございます。
スピーカー 1
金井さん、横浜、港未来も含めて来ることってあんまり普段ないですか?
スピーカー 2
普段あんまりないんですけど、昔、本当に昔なんですけど、中華街で生まれ育った中国の先生がいて、大好きな先生がいて、
その周りにいる人たちも大好きで、自分がすごい若い時にその人たちも大人だったんで、よく遊んでもらってたんですよね。
すごい今日も横浜桜木町で降りて、久しぶりだなぁと思って、その先生はもう亡くなっちゃったんで、それも含めて懐かしいなぁと。
そうなんですね。なんかそれだけでまた一冊書けそうなんですね。本当ですよね。
スピーカー 1
今日はですね、いろいろ話を聞いていきたいんですけども、金井真樹さんといえばですね、ちょっとプロフィールをあえて読みますね。よろしくお願いします。
はい、1974年千葉県生まれ、文筆家イラストレーター、著書にパリの素敵なおじさん、世界はふむふむで満ちている。聞き書き世界の作家ミニ。
日本に住んでる世界の人、おばあちゃん猫でテーブルを拭きながら行った世界ことわざ機構など多数、多様性をもしろがるを任務とする難民フェス実行委員ということでですね。
スピーカー 2
今日いろいろお話を伺っていきたいんですけども、今日はね、最新刊になるんですか?また次出そうですけども。
スピーカー 1
いやいやいや、もたもたってことは多分ね、いっぱい執筆中なのかなと思うんですけど。
小文社から2020年、去年ですね、リリースされたテヘランの素敵な女ということで、主にこの本にフォーカスして伺っていきたいんですけども、
その前に全然長いんですけど、やっぱりね、金谷さんといえば海外にしょっちゅう行っているイメージがあって、今回もですね、あと撮らせていただく際も、また海外ちょっと行ってきますって感じだったんで、どちらへ行かれてたんですか?
スピーカー 2
最近はブラジルとエチオピアに行きました。
スピーカー 1
そうなんですね。それはお仕事?
スピーカー 2
仕事になるといいなって。
スピーカー 1
すごくわかりました。
スピーカー 2
わかります。
そういうスタイルな感じですか?
仕事になるのを待ってたら一生いけないんでね、先走った方がいいですね。
スピーカー 1
もうちょっとだけ言える範囲でいいんですけど、なるといいなだけど、ブラジル、今日メインじゃないですけど、ちょっと行ったきっかけというか、行って何をされてきたか。
スピーカー 2
ありがとうございます。
最近その日本に住んでいる、難民移民フェスってお祭りをちょっとやったりとかしていることもあって、日本に住んでいる難民とか移民の人たちの友達がすごい増えたんですね。
アフリカから来た人とか東南アジアとか南アジアとか南米とか中東とかいろんな国の人いるんですけど、中東はちょっとないかもしれないんですけど、アフリカとか南米とか東南アジアの人とかが、キャッサワってわかります?
スピーカー 1
お芋みたいな。
スピーカー 2
キャッサワお芋みたいなの、みたいじゃなくて、あれをごちそうになりに行くと、ご飯作って、まずアフリカの友達だったんですけど、キャッサワ料理を作ってくれて、最初なんか珍しいと思って、こんなんどうしたの、輸入したのかなと思ったら、そうじゃなくて、
もう日本の移民の人たちは、結構キャッサワ育ててる人、日系ブラジル人の人とかもキャッサワ畑で作ってたり、それも流通してて、いろんな国の人たちがそれで料理をしててですね、日本人である私は知らなかったのに、もうすでに日本の愛知県とかの日系ブラジル人とかペルー人とか多いような団地とかだと、そのスーパーだとキャッサワ売ってるんですよね。
新大久保にも売ってるんですね、東京だったら。なんかちょっと完全興味が出てきて、キャッサワを追いかけたら、なんか移民の歴史っていうか、いろんな姿が見えるのかなとか思ってきて騒いでたんですよ、キャッサワキャッサワってこの1年ぐらい。
そしたらブラジルのパラー州っていう、ブラジルの中で一番北のアマゾン川とかの河口のところにある州があって、そこでブラジルもみんなどこでもキャッサワ食べるんですけど、そこのキャッサワ文化がすごいとかって、そこに住んでる人から連絡が来まして、絶対来た方がいいって言って。
これ以上話すとキャッサワトークが延々届くので、みんなちょっとついていけないというか、辛いと思うんであれですけど、本当に細かいキャッサワの食べ方とか、加工の仕方とかがあって、それを見に行ってどうするんだって話ですね。
スピーカー 1
じゃあそれを見に行ってきて。
スピーカー 2
それが一番の目的でした。
スピーカー 1
じゃあ行ってきて、今は素材としてもたくさんあって。
スピーカー 2
でも誰も興味持たないじゃないですか。
スピーカー 1
ってことはチャンスってことじゃないですか。僕は社会の説法になっちゃいます。
スピーカー 2
そうですか。
スピーカー 1
世界がキャッサワでできているか、わからないですけど。
スピーカー 2
そう思うんですけど。
スピーカー 1
なるほど。
じゃあそれでブラジル行って。
スピーカー 1
ブラジルとイチロピアって近いな。
スピーカー 2
意外と南米から。
ブラジルに行こうと思って、初めて行ったんですけど、ブラジルに。
一番多い民はアメリカ合衆国経由の民が一番検索すると出てくるんですけど、
私はこのテヒラの本のおかげもあって、イランに何度か行っていて、
イランに行くとアメリカ合衆国入りづらいんですよね。
エスタが取れないんですよね、2年間とか。
なのでアメリカ合衆国に行けないんで。
スピーカー 1
そうか、イランファーストで考えると。
スピーカー 2
もうすぐに入れないんで。
それでアメリカ合衆国を踏まずに安い方法を見てたら、
イチロピア航空っていうのがあって、
イチロピア経由でブラジルに行ったんですけど、
トランジットだけだとアフリカに失礼かなと思って。
スピーカー 1
アフリカ今後色々開拓していきたいってラジオとかで仰ってましたよね。
スピーカー 2
だから帰りに寄ってゴロゴロして帰ってきました。
スピーカー 1
本編入るのかな?
エチオピアってちょっとモンジャ焼きみたいな、
ここでラジオで言うのもあれですけどね、
一見日本人にはかなりきついみたいな。
言ったことありますか?
ないんですけど、それが昔誰かの本で読んで結構。
スピーカー 2
モンジャラテの。
スピーカー 1
食べました?
スピーカー 2
もちろん食べました。
どうでした?
美味しいですよ。
ちょっと発酵してるんで酸っぱいとかね。
色もちょっとクレープとかの白い感じに似てる。
形状はクレープとかに似てるけど、
色がちょっと何て言うか、ネズミ色っていうか、
そういう感じなんで、酸っぱいんで、
スピーカー 1
ちょっとびっくりする人いるかもしれないです。
お金さん最初から大丈夫?
大丈夫です。美味しいです。
スピーカー 2
絶対みんなが悪口言うんですよ、あれをね。
最初からね、もしかしたら変なの食べちゃうとそれだけど、
普通に現地で食べる分には美味しかったです。
スピーカー 1
そうなんですね。
じゃあちょうどブラジルエチオピアから帰ってきて、
スピーカー 2
今もう1週間ぐらい、もうちょっと経ちました?
そうですね、1週間ちょっとですか。
スピーカー 1
時差ボケ結構ひどかったんじゃないですか。
スピーカー 2
そうですね、いまだに昼寝して暮らしてます。
じゃあ今眠い時間かもしれない。
スピーカー 1
幸い昼寝できる商売なんで、昼寝して。
本編になかなか入れないんですけど、
やっぱり今プロフィールでも拝見したんですけど、
ここには出てないんで、僕の情報が間違ってたらすいませんなんですけど、
金井さん、学習院大学、日本語学部、日本語学科出られてますよね。
そもそも、なんでこの学部、学科だったのかなって。
これも話すなおでなるかもしれないですけど。
スピーカー 2
私とにかく落ちこぼれてまして、
10代の頃すごいいじけた人生で、
自分に得意なものも何もないって思って、
20代、30代までだいぶ長くそう思ってたんですけど、
特に10代の頃そういう感じで、
だからこれをやりたいとか、
この学びたいとかっていうのがぼんやりしてまして、
あまりなくて、唯一国語が好きだったんで、科目でいうと。
今やり直せるなら違う学問を習いたいなっていうのがあるんですけど、
文化人類学やりたいですね。
スピーカー 1
納得ですし、それをまたちょっと一言で言えないかもしれないんですけど、なんでですか。
スピーカー 2
そういう学問があるとか、昔の自分に教えたいですよね。
それで女の15歳くらいの自分に、
そういうすごい面白い学問があるから、
ちゃんと語学を学べとかって言いたいけど、ほんとぼんやりしてたんで。
それでそこの日本語・日本文学科に行ったんですけど、
でもその最初に話した中国語の先生も大学で出会って、
すごいその先生の影響を受けたんで、
それも良かったですし、結果すごい良かったです。
それでその卒論が、草野新平っていう詩人だったんですけど、
ちょっと流れ流れで、
詩書っていうと、それで昔、草野新平さんが作った酒場を訪ねてて、
そこのまま見習いをやることになったんで、
全部そういう繋がりがあるんで、結果良かったんですけど、
その時はどうしてもそこで何かをやりたいと思っていたわけじゃないんです。
スピーカー 1
今の話でもやっぱりあって、
少し酒場の話も出てきましたけど、やっぱりすごいなって思ったのと、
僭越ながらというか、僕今45なんですけど、
僭越さんがやっぱりそのね、酒場閉店して40歳の年末、
41歳で文筆家で、いろんなところで見ましたけど、
本当にすごいし、ちょっと夢がありますよね。
スピーカー 2
そうですよね、そうです。
スピーカー 1
ご本人はその当時どういう心情だったのかっていうのはまた別かもしれないですけど。
スピーカー 2
そうですね、だから本当に遅く始めたんで、
夢というか、そう言いたいですね。
スピーカー 2
もし今ちょっとこう、うまくいかないとか何したらいいかとか、
いじけた気持ちの10代、20代、30代の方いたら、
いやいやそこで終わりませんよと。
展開していきますよってことをお伝えしたいです、本当に。
スピーカー 1
何かの本で読むんですけど、
ご本最初の本ではされたのもつまり40代からで、
ご友人から30代で本はみたいな。
スピーカー 2
そうですね、20代の先輩で、編集者の先輩がいて、
20代で自分の本を出せよとか言われて、
終わり20代が過ぎて、30代でって言われて30代もすぐ過ぎて、
本当にぼんやりしてた。
スピーカー 1
ぼんやりが今生きてるわけですよね。
スピーカー 2
そうですよね、そうです。
スピーカー 1
その辺りもまた次回もしゲストで来ていただいたら詳しく伺いたい。
スピーカー 2
ハンカリさんの転身も聞きたいけど、
スピーカー 1
ストーリーがあるんですけど、
今日ね、このテーラーの素敵な女にフォーカスしていきたいんですけど、
この本はそうすると何冊目になるんですか?
スピーカー 2
ごめんなさい、わからない。
いや、性格じゃなくていいですけど。
スピーカー 1
でも10冊くらい出してるとしたら10冊目くらい。
スピーカー 2
そうです、教書とか、絵を描かせてもらってるとかそういう本もあったりするんで、
ごめんなさい、ちゃんと数えてなくて10冊くらい。
こちらはリサーチしてないんでごめんなさい。
ちょっとよくわかんないと思います。数え方がよくわからない。
スピーカー 1
その中で2024年に出たんですけど、
そもそもこの本を本当に書いたきっかけというか着想があったのか、
誰かとの出会いがあったのか。
スピーカー 2
ありがとうございます。
本にも出てくるのが相撲なんですよね。
はい。
私はそもそも日本の大相撲を見るのが好きで、
今日も場所中なんで今。
スピーカー 1
そうですか、失礼しました。場所中にアポートしちゃってすみません。
スピーカー 2
大丈夫です。
場所中になるとソワソワする中学生だったんですけど。
見るだけです、もちろん。見るのが好きだったんです。
大相撲さんを見るのが好きだったんですけど、
それがこうして、相撲好きの先輩のライターの和田静香さんという方と一緒に
世界のお相撲さんという本を書いたことがあります。
その本の取材の時にアマチュア相撲の世界大会みたいなのを取材したんですけど、
そこに世界中のアマチュアの選手が女性も男性も来て大会をするんですけど、
それを見に行った時にイラン選手団も来てまして、
とにかくそれだと女子相撲の選手がすごい素敵なんですよね、世界中から来て。
日本だと女の子が相撲するなんてっていうのがあるけど、
あんまり他の国だとそういう逆にバイアスがなくて、
男のものっていうのもあんまり持ってなくて、
みんななんか面白いとかっていう感じの女の子たちも相撲をやってて、
それでそれを興味があって取材したんですけど、
イランからは女子は来てなくて、男性の選手だけが来てたんですけど、
その人とお話ししてて、さすがにイランは女子相撲はないですよねって言ったら、
いや、ありますって言って、
今日は来てないけど、国に帰れば女子チームがありますって言って、
その時にイランの男子選手が写真を見せてくれたら、
イランの女の人の相撲が、
イランは女の人の髪の毛とか肌を見せちゃいけないので、
髪をスカーフで覆って、肌、長袖、長ズボンみたいなのをまず着て、
その上にまわしをしめて、相撲をやってる姿を見たんですよ、写真で。
それでそれ以来、なんでこれやと思って、
日本人の感覚と相撲って裸でやるようなもので、