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こんにちは、早川洋平です。石田衣良、恋と仕事と社会のQ&A、今日は第54回です。
皆さん、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、今日はですね、ちょっと年代のわかんないんですけども、こんな質問、面白いですね、いただいています。
魅力的な町づくり。
おお。
今、私が住んでいるエリアには、昭和の空気漂う商店街があり、他県からも人が訪れるほど人気の店もあります。
ところが、この商店街を壊し、600億円かけて大型の商業施設と高層マンションを建てるという再開発の話が進んでいます。
なるほど。
大型の商業施設は、全国どこでもあるようなテナントやチェーン店が多くなるので、そこにしかない魅力的な町から遠くなるような気がしています。
今からでも住民から本当に愛されるような町づくりができないかと、画策中です。
そこで参考にしたいのですが、イラさんにとって魅力的な町、住んでみたい町とはどんなところですか。
なるほどね。
いい質問ですね。
ちょっともったいないよね、この話。
600億円かけて全部をビルにして、超高層マンションと、言ってみればでかいモールを作るということだよね。
モールなんて日本全国にどこでもあるからな。
かといって、こういう大きな再開発って、県など国などのお金も入っているから、一度動き始めたら止まらないよね。
だから、その600億円の中でいくらを、例えば、よくあるじゃないですか。
ラーメン博物館じゃないけど、あるそのモールの一部を、すごく懐かしい感じの演出で作り上げてっていう。
そういう部分に、この再開発の中の一部を割いてもらうしか、もうできることないんじゃないかな。
なんかゼロベースでだったらね、いろいろできることありそうですけども。
そうね。
進んでいるんですね。
それと、こういうのって、例えば反対運動と進める派で対立してしまうと、
反対運動の人の意見って反映されなくなっちゃうじゃない。
完全に敵対しちゃうから。
だから、再開発を進めている内側に入って、インサイドでそういうふうにちょっとずつ、
今までの商店街の雰囲気を残した再開発地区を残しておきましょうよっていうふうに動くしかないような気がしますね。
どうでしょうね。
商店街っていう今話ですけど、もうちょっと大きく見たときに、
例えば、僕らが公開収録とかもやると、
うん。
港未来って、駅としては桜木町なんですけど、
そうですね。
皆さんもよくご存じだと思いますけど、結構僕個人的には面白いなと思うのが、
例えば東口は、いわゆる昔の古いものすごいけど、逆側はすごい発達してビルがあるんですけど、
結構そういう駅って多いじゃないですか。
ありますね。
それを、でもこれ動いてるんでしょうか、それ難しいにしても、
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うん。
なんか、聞きたかったのは、いわゆる都市設計というか、
はいはいはい。
それを持ってその街を作るため、例えば電鉄の会社だったり、結構入ったりとか、
そういうのによって全く違いますよね、どこまで見据えてるかって。
そうね。だからここの問題に関してはね、正直言ってさ、これ反対運動をする方が簡単なんだよね。
うん。
反対だ反対だって言って、ガンガンこうそのミーティングのたびに手を挙げてればいいんだけど、
はい。
でもその意見って本当にあんまり反映されないんで、
うん。
より厳しい道で相手の懐に入った上で、内側からちょっとずつ変える粘り強くやっていくっていうのしかないと思うなあ。
僕はあの、実は再開発のその綺麗な、
綺麗な街もなんですけど、
はい。
やっぱりあの、吉祥寺のいわゆる駅前の昔の商店街とか残ってるとこありますよね。
あのなんとか横丁みたいな。
はいはいはい。
そういうのとか好きですけどね、恵比寿にもそういう恵比寿横丁みたいなのがあるんですけど。
ありますね。
うん。それと今、あの、大海山に住んでるんだけど、大海山もおしゃれな通りから一本外れると、
うん。
その坂道の途中にちょっと変わったメシ屋があるとか、
はい。
なかなかあの雰囲気いいんですよね。
うんうん。
なので、両方あるといいな。すごくその尖った部分と、
そうなんですよね。
うん。あのなんでもない、あ、たこ焼きおいしいね、みたいな、あの夜店に毛の生えたようなお店がぽつぽつ残ってたりするっていう、そういうのがなんかいいんですよね。
はい。
まあ大枠としたらやっぱこういう流れは止められないんでしょうね。
止められないですね。
結構難しいけど。
うん。ただ今あの、全国の商店街で若者があの都会から帰ってきて、
はい。
一度商店街を活発にしようっていう運動をいっぱいやってるんですよ。
確かに。
で、それの成功事例は全国にたくさんあるので、この人はもしその自分の街の商店街を活性化させたいんであれば、
はい。
いくつかその見学に行くといいんじゃないですかね。
そうですね。モデルケースになって。
うん。いっぱいあると思います。
ぜひ。
はい。頑張ってください。
はい。番組では引き続き皆様からの質問を募集しております。石平康介サイトの方から質問をお寄せください。
また連動している石平ブックサロンの方も運営しています。
運営元の夜間飛行さんのサイトに問い合わせいただければ、メンバー募集再開時に優先的にご案内させていただきますので、ぜひそちらもチェックしてみてください。
ということで今日は第54回でした。皆さんありがとうございました。
はい。ありがとうございました。