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2017-10-27

Q.68 彼が忙しくて全然かまってくれません

同棲していますが、帰って寝るだけの生活に不満を感じています。


00:18
こんにちは、早川洋平です。
石田衣良、恋と仕事と社会のQ&A、今日は第68回です。
皆さん、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、今日はこんな方から質問をいただいています。
27歳、女性です。35歳の彼氏が、仕事が忙しすぎて全くかまってくれません。
なるほど。
帰ったら寝るだけの生活で、デートも1ヶ月に2回程度です。
同棲に必要な費用は彼がほとんど出してくれていますが、夫婦でもないのに家事を一切任せられて、彼は帰って寝るだけの生活に不満を感じています。
これが前に続くなら、結婚してもつまらないだろうな、かまってくれないな、かまってくれないから浮気しようかな、ということばかり考えてしまいます。私がわがまんなのでしょうか、ということです。
いや、これ厳しいよね。
厳しいですか。
でも、正直に言いますけど、日本の夫婦の半分以上、6割、7割はこのパターンです。
そうですね。
で、今の日本って働かされちゃうじゃない。特にこの世代は正社員でいるだけありがたいと思え、みたいな扱いなので、なかなか厳しいよね。
そうなんですよね。なんだかんだ農産業とか、いろいろそういう風な風潮になっている感じがするけど、まだまだ働きまくっている人がいっぱいいますよね。
いっぱいいますね。だから大手で、しかもよほどいい部署にいないと。
はい。
だけど、なかなかね、残業しないで、週末のんびり遊べるみたいな仕事ってないんだよね。
ほとんどブラックって言ったかもわからないけど、ぶっ倒れるみたいな、ほとんどですよね、この年だと。
もうなんかさ、はっきり言って貧乏臭いよね。
貧乏臭い。
世界2位、3位の経済大国とかいってもさ、みんな顔が暗いじゃない。
今日もなんか、ここに来る電車の中で、みんなサラリーマンの顔見てて思ったけど、なんかつまんなそうな顔してるよね。
ああ、みたいな。だから、この気持ち本当によくわかるんですよ。
で、別れって、次だよね、問題は。
で、また同じだとね。
別れるな、そう。でも、またなんか似たような人に当たっちゃう気がするんだ。
どうしましょう、じゃあ。
でも、正直言って、これが毎日続くなら、結婚してもつまらないだろうなっていうのは、もう無理じゃないですか、続けていく。
なので、別れますよ。で、次の、かけてみますね、次に。
そうですね。
今だともう0%ですからね。
そう。
次は1%あるかもしれない。
だから、公務員とかでさ、地方公務員とかで、本当に残業なしで帰ってくれるような人だっているかもしれないし、正直言って、これ続けててもしょうがないよね。
で、やっぱりこの人も、あと3年するとちょっと厳しいじゃないですか。
はい。
30歳過ぎて、同棲していた彼氏と別れる。なので、彼にちゃんと言ってみたら。
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でも、言っても彼の生活は基本的に変わらないので、まあ、スパッと別れた方がいいかな。
そうですね。
少なくとも、この今考えている、これが毎日が結婚してもつまらないだろうなとか、構ってくれるなら浮気しようかなっていうのを言ってみてもいいかもしれないですよね。
まあ、言っても変わらなそうだけど。
いや、変わらないよ。だって、仕事のスケジュールだったりやり方に関しては、彼がやってるわけじゃないからね。
うん。
会社としての業務なので、彼個人の意見では変わらないから、まあ、別れた方がいいと思うな。
35歳は忙しそうですね、一番。
うん。でも、結婚してなくてよかったじゃん、逆に言えば。
そうですね。
だからこれで住んでるんで、27歳だったら全然やり直せるし、ちょっと次の人生を考えましょうよ。
そうですね。
うん。
全然可能性ありますから。
そう、日本ってこういうふうな質問が来るとさ、大体なんか危険だからやめましょう、今の人を見直しましょうみたいな答えになっちゃうじゃない。
頑張りましょうとかね。
うん。でも、いいんじゃない、もうどんどん次に行って、アメリカ人じゃないけど、ニューヨークで駄目だったらロサンゼルスに行こう、ロサンゼルスに駄目だったらテキサスに行こう、そうやって3つ4つの街を転々としているうちに、
どっかいい仕事が見つかって、そこで居つく、みたいなアメリカ人なんてたくさんいるからね。
そうですね。
日本人もなんかそういう自由さがあっていいんじゃないかな。
でもやっぱり日本人だけなんですかね。確かに日本人のマインドには普通ありますよね。
あの、一箇所に留まろうっていう意識がすごく強いよね。結局それは稲作が日本で広まったせいだと思うけど。
やっぱり関係あるんですかね。
うん。要するに田んぼがあれば、そこでしがみついてれば絶対に飢え死ぬことはないんで、食えるんで、その土地にしがみつくみたいな癖が強いよね。
すごく。
でもね、なんか何週間前かの学生、先週か、学生さんじゃなくて、外の世界ってそういう意味ではあるわけだから。
あるね。
彼以外にも他の彼がいっぱいいるわけで、全然トライしても良さそうですね。
そうね。先週の彼ね。働きたくないか。気持ちはわかるけど、働きたくないんだったら、体を使いたくなかったら頭は使わないとダメだよ。だからどっちかだよね。どっちかは使わないと。
先週の彼聞いてますか、これ。実は続編ありましたよ、今週。
いや、ほんとね。うまくいってほしいですね。
うまくいってほしいけど、甘い人生はないです。
はい。
それと、地産運用の中で生きてるような人って、みんなすごい変わり者でねじれてる人が多いんで、そういう人間になっていいのかっていうのもあるよね。
はい。
お金だけ持っててっていう、何もない人っていっぱいいるから。
なんかちょっとギスギスしたりね、それこそ暗い顔になっちゃいますからね。
そうですね。いやー、でも別れましょう。
はい。
次行きましょう。
ぜひ次行ってください。
うん。
さあ、この番組では皆様からの質問を募集しています。
仕事、社会に関するご質問を公式サイトのホームからお寄せください。
そして連動する石平オンラインサロン、世界フィクションできてるの会も不定期で募集しています。
リサの皆様は優先的に入会案内をさせていただきますので、詳しくは主催の夜間飛行さんまで直接お問い合わせください。
ということで、今日は第68回をお届けしました。
皆さんありがとうございました。
はい、ありがとうございました。

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