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こんにちは、早川洋平です。石田衣良、恋と仕事と社会という運営、今日は第75回をお届けします。皆さんよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、今日はですね、先週の女性から1点、男性34歳の方からいただいています。
将来に対して夢やビジョンが持てなくて焦っています。今の会社に不満はありません。
しかし、将来1億稼ぐぞ、起業するぞといった目標が描けないです。
先輩からは、自分の頭の中に未来予想図ができるまで、いろんな職業の人に会って話を聞いた方がいいと言われました。
しかし、異業種交流会などに行ってもしょうがないのかなという気がします。
皆さんだったらどうしますか?
いや、不思議なんですけど、最近なんか20代、30代のそれなりに頑張っている若い男性社員って、やたらこういうこと言うよね。
そうですか。
バツ当てるとか、会社作るとか。
またそういう人いる?
いや、出てきているんですけど、でもね、僕一つ思うんだけど、そこまでなんていうのかな、お互いにプレッシャーをかけて、頑張ろう頑張ろうっていうところを見せないといけないのかね、会社員って。
今の会社で何の不満もないんだったら、そのまま働いていればみたいな気もするんだけどね。
しかもこの先輩もこの彼も、そうですよね、会社員なわけですからね。
だから、例えばITみたいな小さいところで、スピンオフで独立している人が多いような業種とか会社なのかもしれないね。
ただ、そんなにプレッシャーをかけて頑張ったってって思うんだけどな。
確かに。すごいですよね。自分の頭の中で未来予想図ができればね、外に話を聞けって。
だってさ、会社員で1億円プレイヤーって言ったら、大企業の社長以外はゼロじゃん。
あるいは、お父さんがオーナー社長で、いつか自分が継ぐっていうやつ以外は、会社員で1億円なんてもらえないからね。
そうなると、だから起業して1億ってことなんでしょうかね。
だけど、夢もビジョンも何もないんだったら、
起業なんかできないよね。
無理する必要ない。
ないない。だからこの人、自分に合わないことを無理やり願ってるんじゃないかな。
周りに焚きつけられて、夢を持たなきゃいけない、会社作らないといけないみたいなことを、
ただ思い込んでいるだけで、本当は別にやりたくない。
今の会社に不満ないって言ってますからね。
だったら、やらないでいいんじゃない。無理しないほうが。
はっきり言って、新しい会社は3年で半分は潰れるよね。
5年経って残ってるのは3分。
3分の1ぐらいだよね。
そう考えたら、無理することないよ。
実際どうでしょう。現実的にイラさん、いろんな著名人というか、いろんな方知ってると思うんですけど、
いわゆるこういう感じの、将来1億稼ぐぞ、起業するぞみたいな感じで、そのまんまずっといっちゃってる人ってやっぱいるんですかね。
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いや、いるのはいるけど、やっぱりこう言ってはなんだけどさ、そういう勢いだけのさ、何?
あの、中小企業の親父さん。
親父さんみたいなのは、大体潰れてるよね。
継続っていう意味ではまた難しい。
そうそうそうそう。なんかもっと淡々としてる人のほうが残ってるね。
なので意外と気合だけでいけるかと思うと、気合だけでいけるのは最初の1、2年。
そうですね。
で、それ以降はほとんど物にならないんで、よほどの熱意とか、もう最初から頭がおかしくなってて、いや俺の人生なんてギャンブルで一緒だから、失敗したらそのまま別にホームレスでも構わないよみたいな人以外は起業とかしないほうがいいよ。
その彼はそんなタイプじゃないよね。
ある種のクレイジーさがないとちょっときついですよね。
うん。
ということで、あんまりじゃあ周りの先輩にも左右されずに。
そうだね。でもなんかこういう気持ち悪い世界もあるからね。
熱いんでしょうね、この先輩が。
うん。なんかラーメン屋の親父さん連合みたいなね。
まあでも会社にね、この方は普通にいて淡々とやっていけばいいですね。
でも本当にお金が欲しいんだったら、ラーメン屋じゃない?
あ、そうですか。今は。
うん。ラーメン屋だったら単品で仕込みも、正直言って。
ほら、普通だよ。
クレイジーとかね、和食の高級どころみたいに仕込みも大変じゃないし、技術もいらないし、ラーメン一本作るの覚えればいいんで。
うん。
で、そこそこ人気店を2店から3店持てば、年収1億になるんだよね。
ああ、そうですね。
ただ、お店を3店マネジメントするのってすごい大変だし。
本当ですよね。
まあ、この人の将来に夢も特にビジョンもない人が、死ぬほど大変なことができるか。
うん。
それで1億だけど、その価値があるか。
そうですね。
うん。
そしたらなんか疑問かな。
はい。
ラーメン作るより食ってた方が良さそうですね。
そう。ラーメン食べて、美味しいラーメン食べて、のんびりしましょう。
はい。
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今日は第75回をお届けしました。
イラさん、ありがとうございました。
はい。ありがとうございました。