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2018-05-18

Q.95 取引先の相手から理不尽なクレームや暴言をあびることが多く気が滅入っています

何を言っても揚げ足をとって批判する相手にどのように接したらいいでしょうか。


00:17
こんにちは、早川洋平です。石田衣良、恋と仕事と社会のQ&A、今日は第95回をお届けします。
平瀬さん、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、今日は27歳、女性からいただいています。こんな質問です。
生命保険会社で働いて4年目。最近よくお取引をするお客様から、理不尽なクレームや暴言をあびることが多く気が滅入っています。
うーん。
なるほどね、困りましたね。これもパワハラの極致なんだけど、客だから簡単に切れないってことなんだよね。
そうですね。
で、ただこの人、この相手の人ね、誰に対しても同じことやってるはずなんだよね。
要は、人間関係を結ぶときに、相手を責めることで自分が優位に立ちたいっていうその思いしかもうなくなっちゃってるから。
だから正直言って、あのー、大していい客だとも思えないのよ。
だから。
うーん、なんかミスったふりしてさ、大失敗やらかして、いいじゃん、もう自分の成績がちょっと下がるぐらいそのときだけなんだから、また次のお客を探せばいいのでっていう手もあるとは思うね、一つは。
そうですね。オフィシャルにね、もう反発しますみたいに言っちゃうとまずいから、ミスっちゃいましたみたいな、そうですよね。
そうそう。あるいは別に自分の成績とか、上司にどう見られるのかっていうのを構わないんであれば、あの客はやってられないからもう外してくださいって言われると、
そうですよね。この生命保険会社でこの方がどういう感じのね、そのお客様とのリアルであってんのかとか、自分で完全ノルマでやってるのか、それにもね、多少よるかもしれないけど。
そう、そう。だからどれぐらい太い客かどうかだよね、問題は。
例えば自分が持ってる営業の半分以上その人から利益が上がっている、ね、例えばどっかの会社の窓口でさ、っていうんであれば考えないといけないけど、大した客じゃないんだったら切ろうよっていうふうには思うよね。
うーん。
だって正直言ってさ。
だから、その、給料もらって働いて生きていくわけだけど、そこまで心を殺す必要もないじゃん。そこまでの給料ももらってないしさ。
ちょうどこの方4年目で27歳ですから、おそらく新卒で入ったんでしょうね。
そうだね。だから4年目でそろそろ仕事を覚えたかなぐらいのとこじゃないですか。で、たまたまたぶんこの4年間で本当に嫌な客に出会ったのは初めてぐらいの感じでしょ。
03:07
はい。
だから、一つ言えるのは切るか。
あるいはこのまま続けるんであれば、この相手から適当に距離を取っていかに冷たく対応できるかっていうのは客走りの一つの手だよね。別に下手に出ることも全然ないので。
そうですね。契約が肌になれば会うこともなくなるのにと思うのですが、会社としてはって言われると。
うーん。まあ会社としてはお前に頼んだら頑張れよって言って、はっきり言ってその後何のフォローもしないっていうのが日本の上司なので、要は現場に押し付けて終わりだよね。
うん。
現場でやらかすっていうのは一つの手だと思うけどね。
うん。
まあこの方ね、本当に悩んでるんでしょうし、一概には言えないですけど、ただまあここの破綻になってもその後の人生はあるってことを外を見た方がいいかもしれないですね。
そうあるし、逆に言うとさ、でもそうは言っても何年かに一回はこういう嫌な客に会うので必ず、それはもう運命としてしょうがないですから、この世界に何パーセントかはいる、ちょっとね、なんていうの、境界性人格障害というかあるしね。
うん。
あのー、マニアックなサディストっていうか、まあそういう人なので、また次にいつか出会うことになると思うんだよね。
うん。
だから、うまく外れないとか、切れないっていうんであれば、その対処法をある種ちょっと客観的に距離を置いて考えてみたらどうかな。
うん。
で、人間としてどうかしているっていう、そういうような言い方はちょっと、あのー、不適切じゃありませんかみたいなことはやんわり言えるわけだし、
うん。
あ、そのようでしたら、じゃあ今日はちょっと、あのー、冷静にお話し上げできないようであれば、今日は失礼させていただきますって言ってパッて帰っちゃえばいいんだよね。
そうですね。
うん。要するに相手が感情的になりそうになったらすぐに帰る。その時に例えば、スマホとかうまく使ってもいいじゃない、休養が入ったとかさ。
そうですね。
うん。電話を取ったふりをして。
そう、だから真面目すぎるっていうのが一つあるよね。上司に言われたらやらないといけないと思い込んでいる、適当に手を抜くことをまだ覚えていない、で、嫌な客は適当にあしらうっていう。
うん。でも逆に言うと、何もかもそうやって真面目にやったらさ、いいお客に対してもいい印象が残らないよね。
ああ。
要は、型にはまったやり方になってしまうので、いい客には手厚く、悪い客には手を抜くっていうのは、営業職とかサービス業の基本的な一番のお楽しみなので、そのメリハリの付け方を自分なりに楽しんでみたらどうかな。
そうですね。
それをちょっと考えられるぐらい一歩引ける目があれば、例えばこんな小物にはそんなに心を動かされないよね。
うん。
平然って無視できるもんね。人間としてどうかしてる、ああ、こいつ本当どうかしてるなって思いながら、そうかもしれませんねって言って、じゃあちょっと失礼って言って帰ってくればいいんで。
そうですね。
うん。
まあ、ちょうど4年目ですし、そろそろその辺もちょっとね、一回聞いてみてもいいかもしれないですね。
うん。
さあ、この番組では皆様からのご質問を募集しております。ぜひ、恋や仕事、社会に関する疑問もお寄せください。
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今日は第95回をお届けしました。
イラさん、ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。

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