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こんにちは、早川弥生です。石田衣良、恋と仕事と社会のQ&A、今日は横浜みなとみらいにて、公開収録という形でお届けします。
伊和さん、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、今、伊和さん、拍手の中でいきなり笑っちゃいましたけど、それはなぜでしょう?
いやもう、恥ずかしいですよね。早川さん、前説うまいなと思って聞いていました。
いやいやいや、そう言われて余計この後、進めづらいんですけど、皆さん、公開収録でしゃべって笑ってもらっていいですかね、全然。
はい。シーンとされると逆にあれなので。
はい。
ということで、今日はいつものポッドキャスト、人生騒動ですけども、今日はせっかくなんでですね、伊和さん20周年ということで。
そうですね。
はい。石田衣良作家20周年であり、池袋20周年。
なんかね、でも本当にね、やっと新人じゃなくなったぐらいの感じですね。
本当ですか?
だって70で書いてる人とかいっぱいいるし、ほら最近の作家ってみんな食べ物がいいから知らないじゃないですか。
はい。
なので上を見ると、もう先輩みたいな人がたくさんいるんで。
はい。
なんかいつまで経っても新人の気分が抜けないんですよね。
でもなんかこう年齢のこと言うのもちょっとヤバいかもしれないですけど、年齢的に言うと、やっぱりもう中堅。
いや、中堅じゃないかな。
ベテランまではいかないってことで。
ベテラン、20年くらいってベテランって言わないんじゃないかと思うんですけどね。
そうか。でも伊和さんはそういう意味でデビューはそんなに早いわけでもないんですね。
はい。あの30代の半ばだったので、割と遅い方だったと思いますね。
うん。
なのでデビューした頃は本当になんか周りをキョロキョロ見て、パーティーなんかに行くと、あんな人がいる、こんな人がいるっていう、もう全くのおのぼりさん状態でしたね。
そんな時代あったんですか。
ええ、楽しかったですね。
おのぼりって言ってもなんか緊張する、ドキドキする、自分を見失うとかって感じは全くなさそうですけど。
でももうパーティー会場をですね、水だりのグラスを持ってうろうろ回っているっていう感じです。
あ、そんな時はあったんですね。
で、あそこにあの人がいるみたいな感じですね。
そうなんですか。
今はどうですか、パーティー会場に行くと。
今ですか、今は次から次へと編集者の人が来て、打ち合わせをして、来月ありますからよろしく。
原稿まだですかとか。
ええ、でもちょっと来月は無理なんで延ばしてくださいみたいなことを言っています。
仕事じゃないですか。
もう本当に仕事ですね。でも便利でいいんですよね。
そうか。
一回であの、全社が住むので。
じゃあ皆さんの中ではそれは合理的な。
だって、毎回打ち合わせになると大変じゃないですか。
確かに。
もう、あの、銀座の働くママさんたちが一番しんどい。
しんどいのは何かというの分かります?
何だろう。
あの、あれなんですよ。ご飯。
はい。
えっと、同伴っていって、ご飯を食べてからクラブに行くんですけど、その時中年になっていると、ごちそうを食べるのが本当にしんどいんです。太るし。
で、もう脂っこいのばっかりじゃないですか、ごちそうって。
なので、ベテランのママはそれが一番苦しいと言いますから、僕も打ち合わせでごちそうを食べ続けるみたいなのがしんどいんですよね。
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でもそうか、そういう意味ではちょっとすみません。
はい。
私、だって下世話な質問なんですけど、あの、20年。
はい。
だってやっぱりイラさんとお話してたら、みなさんも多分感じるかもしれないですけど、Twitterとか見てると、結構食事とかセレブな食事を、その出版社の人と会食してるイメージがあるんですけど。
あのね、出版社の人はみんなね、ごちそうをして、それで釣ろうと思っているんです。
胃袋をつかんで。
はい。
女性が男性をつかめて。
ええ、そうですそうです。だから、イワシでカツオやマグロを釣るみたいな感じです。
なので、あの、そういうのがだんだんと積もって、あ、仕事してる。
で、あ、仕事をしないといけないんだなって思っちゃうんですよ。
でも20年経ってどうです?イラさん、太りました?
いや、今、糖質制限ダイエットをしていて。
あ、そうなんですか。
戻りました。やばかったですけど。
あ、そうなんですか。
はい。
でも全然ね、そんな太ってる感ないですけど。
いや、いかんよね。いや、僕がミステリー作家だったら、北方さんみたいな体型でもいいんですよ。
ただ、恋愛小説もちょっと書くってなると、やっぱ良くないじゃないですか。
確かに。
うん。なので、気をつけています。
そう。
そこはね、この20年っていうことで、ようやく新人王じゃないですけど、話ありましたけど、
なんていうの、20年、イラさん、石田イラの中で、変わったことと変わらないことって何ですか?
いや、一つ変わった、何でしょうね、あの、
はい。
変わっていないのは、やっぱり大人になってからデビューしているんで、性格的にあんまり変わってないですね。
で、あの、偉くなった感じが本当にしないんですよね。
うん。
なんでしょうね、先生になりたいなっていうふうな気もちょっとあるんですけど。
あるんですね。
あります。
かわいいな。
渡辺さんや浅田さんのように、普段は着物だよとか言いたいですね。
ああ、そうか。でも、普段先生って呼ばれるわけじゃない。
こともありますけれど、それは極力やめてくれると言っていますね。
そうなんですか。
はい。もう、一瞬しか会わない人だったら、例えば、うちに迎えに来てくれるハイヤーの運転手さんだったら、先生でも、ああ、直すのめんどくさいなと思って乗りますけど。
はい。
仕事をちゃんとするっていう場合は、もう、ぜひやめてくださいと。
そう。
でも、変わらないし、伊賀さんがやっぱりすごいなと、ここにいる方も感じているかもしれんけど、やっぱり、誰に対しても、あんまり、接し方も変わらない。
それはやっぱり、なんででしょうね。それは、池袋のまこと君と一緒なんですけど、そういうふうに接する癖が付いたんでしょうね。
それはご両親の育て方がいいんですか。
いや、違います。多分、僕が大学を…
否定しちゃいました。否定しちゃいました。
否定しちゃいました。
僕のしつけんに関してはもう放りっぱなしだったので
自分で作ったっていう感じなんですけど
大学を卒業した時にやっぱりフリーターになって
本当にガードマンやったり地下鉄の工事現場で働いたりっていう
その頃の気持ちが残ってるんじゃないですかね
なので偉い人でも本当に土方のおじちゃんたちでも
同じように話して接するっていう癖がついてるんですよね
でもそれをやってみて思ったんですけど
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逆に運転偉い人ほどスパッと行った方がいいですね
大事にしないで
その心は?
昔、一昨年くらいまでか
ラララクラ式やってたじゃないですか
何人かこの人は本当に気難しいマエストロだよとか
中丸裕子さんみたいなうるさがたがいるんですよ
気をつけてねって言われるんですけど
そういう人のところにパッと行って
中丸さんどう?みたいなのが一番いいんですよね
なるほどね
スパッと入ってしまった方がいいです
そうか
敬って大事にしようとすると逆にダメなんですよね
そのままその人との人生なんか生きることになりそうですよね
だから皆さんも本当に偉い人を見ても
普通にしてる方がいいんじゃないですかね
ここで話しましたっけ?小池さんの話
昔あるパーティーで小池さんと僕が話をしてたって話
してないかな
あるパーティーで小池さんと一緒になって
もう4,5年前なんですけど
小池さんまだ若いし綺麗なんだから
もう恋愛とかしないんですかって言ったら
石田さん政治家は恋愛でスキャンダルが出ると
それを取り戻すのに10年かかるの
私この年からその10年はやってしまうと
政治生命が終わってしまうので
恋愛はしないことにしたって言ってたの
捨てたんだって男は
そんな話が
だからそれを聞いて
今年山尾朱織さんの事件があったじゃないですか
だから山尾さんはまだ若いなと思いましたね
腹のくくり方が違う
小池さんやっぱりそこはくくってるわけですね
うんくくってる
これでもこの話をすると
テレビの人とかみんなびっくりするんだよね
小池さんにそんなことを聞く人はいません
どんな週刊誌でも聞き出してますね
まちゃくちゃ偉い人もねどんどん聞いてる
いや本当にいいと思いますよ
逆にインタビュアーとしてはもっと突っ込みたいんですけど
やっぱ変わらないってところでかっこいいなと思うんですけど
やっぱ変わったなーって
まあ良い意味でもですけど
ちょっとネガティブな部分でもなんかありますね
変わったなーってねやっぱり本の世界が変わったかな
でもこれは本だけじゃなくて
映画も音楽もお芝居も
あとつい最近知ったんですけど
DVD映画の映像ソフトですね
あれも前世紀15年20年前なんですけど
に1500億だったのが1000億になったって
だからエンタメ系全体の市場が
3分の2になったっていうのが本当に変わったなって感じですね
まあでもその
そんな中でねこれあれですよねまだ公表はしてないですけど
さっきの映画の
ここで皆さん特別に耳より流してるんですけど
少年が映画化ということで
これまだ出てないですよね
もう撮影終わってるんですけど
今はちょっとそのアフターの作業MAっていう
おトイレだったり
実はそうなんです
これはキャストは
キャストは松坂通りくんが引き続きやってるんですけど
相手の女優さんが宝塚かなんかの方なんですけど
忘れてしまいました
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これポッドキャストで流す予定なんですけど
流れる頃にはちゃんと皆さん調べてもらう
で12月末から来年の1月後半にかけて
池袋のミュージカルが
なので今年の年末はなんかね
ドラマと映画と舞台といっぺんに動くので
僕はたぶん忙しくなるんですよ
そうですね
