2025-12-03 20:06

第25回 サーフィン大会から広がる、医療従事者の“つながり”と“挑戦”

番組第25回は、前回に続き岸整形外科の岸先生を迎え、「All Japan Minami-Awa Surf-Hospital Cup 2025(全国医療従事者サーフィン大会)」の模様をお届けします。医療従事者がサーフィンを通じて交流し、地域と医療の新しいつながりを生み出すこの大会。現地で感じた一体感や、県内外の医療従事者同士の出会い、そして趣味から広がる活動の可能性について語ります。岸先生が取り組む「ドクターA」としての活動や、サーフィン、スケートボードと医療を結ぶ実践にも触れます。


▼出演

MC 大野 航佑(徳島県病院局)

ゲスト 岸 暁(岸整形外科 院長)


▼トピック一覧

・All Japan Minami-Awa Surf-Hospital Cup 2025 開催レポート

・徳島の海が持つ魅力とサーフカルチャーの広がり

・整形外科医としての視点から見たスポーツと医療の関係

・「ドクターA」としての活動と世界大会でのサポート経験

・スケートボードランプを院内に設けたきっかけ

・親子二代で支えるスポーツ医療と地域イベント

・「医療×地域×趣味」の新たな可能性


▼番組へのメッセージ

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サマリー

このエピソードでは、オールジャパン南阿波サーフホスピダルカップ2025に参加する医療従事者たちの交流と、サーフィンによって生まれるつながりについて紹介されます。岸井先生は大会を通じて新たな人間関係を築きながら、サーフィンや医療活動の重要性を深めています。また、医療従事者たちがサーフィン大会を通じて新しいつながりを作り、地域医療の発展に挑戦する様子も描かれています。さらに、趣味として始めたサーフィンやスケートボードが医療の現場にどのように役立っているかについても話されます。

大会の雰囲気
頼む!来てくれ!!徳島の医師爆増予定ラジオ
こんにちは、頼む!来てくれ!!徳島の医師爆増予定ラジオ
パーソナリティの徳島県病院局、大野光介です。
この番組では、徳島で働く医師や看護師のリアルな声を通じて
徳島という土地の魅力と、そこで医療に携わることのやりがいをお届けしていきます。
都市部のように、きつく間もない忙しさとは違い、仕事とプライベートのバランスを大切にしながら
自分のペースで成長できる環境が整っているのも、徳島の大きな魅力です。
仕事とプライベートのバランスを取りながら成長できる環境を探している方に
ぜひ聞いていただきたい番組です。
前回に続きまして、今回もオールジャパン南阿波サーフホスピダルカップの会場から
公開収録でお届けしております。
全国の医療従事者が参加するサーフィン大会で、交流や情報交換の機会にもなっております。
お聴きの皆さんには波の音がBGMとして届いているかもしれません。
収録場所の空気感も一緒にお届けできればと思います。
それではゲストをご紹介します。
徳島県吉永市基地整形外科委員長の岸井明先生です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回は、本日行われたオールジャパン南阿波サーフホスピダルカップ2025について
感じた熱気や、医療従事者同士の新しいつながりについて理解していきます。
そして、サーフィンやスケートボードという趣味をきっかけに、医師としての活動の幅を広げてこられた岸井先生に
これまでの取り組みや、今後の展望についてもお話をお伺いできればと思っております。
本日もどうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
それでは本編スタートです。
参加者同士の交流
まずはオールジャパン南阿波サーフホスピダルカップ2025。
本大会に参加されてみて、岸井先生自身どんなふうに感じられましたか?
僕は18からサーフィンをしているんですけど、いろんな大会に出させてもらったんですけど、
主に湘南や千葉の大会が多かったんですけど、やっぱりすごくみんなピリピリしているんですけど、
今回の大会はみんなアットホームで、同じ試合で戦う選手たちではあるんですけども、
例えば良いライディングをしたら今の良かったねとか、お互いを褒め合う、
そういうアットホームなすごい楽しい大会だったので、
自分もオープンクラスとスペシャルクラスにエントリーさせていただいて、
とても楽しく今日一日を過ごすことができました。
今回の大会は県外からも結構参加してくださった方がいたと思うんですけど、
そういった方々との交流とかもあったんですか?
そうですね、もちろん自分は徳島県で今サーフィンをしているんですけども、
普段海で会っても喋らない方々が、
今日大会に来てみたら実はエントリーしてて、
あの方も医療従事者だったんだって初めて知ることができて、
お互いに今まで存在は知っていたものの、
喋ったことがなかったのに、
今日の大会をきっかけにすごい話せるようになって、
すごい徳島のサーフィンの輪ができましたし、
もちろん県外から来られている、
京都から来ているんですか?とか、
いろんな県外のサーフィンの情報を聞けたりとか、
すべてがやっぱりみんないろんな形で医療に携わる人たちなので、
やっぱり団結力があるのかなと思って、
同じ職種だからこその、
お互いに辛い思いとか、
共感できるところはやっぱり多いですよね、
同じ職種だからこその、
そうですね。
同じ職種と分かって負けたくないなと。
そういうライバル意識じゃないですけど、
逆にアットホームでありながら、
みんなムキになってるっていう。
確かに結構僕も近くで見てて、
意見交換という交流をされてて、
すごい楽しそうに皆さんされてるなっていうのは肌で感じてました。
そうですね。
今回も僕、一緒にサーフィンを始めた友達、
同級生も大阪から来てくれて、
あと自分がエックスゲームズジャパンの医療責任者やってるんですけど、
それを手伝ってくれてる理学療法士の仲間も京都から来てくれて、
一緒に今日1日試合をお互いを応援しながら、
お互い頑張って過ごすことができたので。
それもあってか、僕はオープンクラス3位、スペシャルクラス2位。
すごいですね。3位と2位ですか。
サーフィンの魅力と取り組み
中途半端なんですけど。
いやいやいや、とんでもなくすごい成績だと思うんですけど。
自分はやっぱりサーフィンが一番好きで、
波があると海に行って、
波がなければスケートボードをしているっていう、
そういう生活を長年ずっとしてきたんですけども。
海部のこの地域の海とかっていうのは関東の海と比べてまた違った特徴があるんですかね。
そうですね。まず僕、海部病院で生まれたんですけど、実は。
そうなんですか。
そうなんですね。父親が成形以下でその時に、
徳島大学からの教授の指示で勤務してましたので、そこで生まれまして。
サーフィンを始めて自分が生まれた海部が、
すごい世界的に有名な波が来るというポイントっていうのを知って、
いつか自分が生まれた場所でサーフィンをしたいなと、
名古屋に住んでいる時から思ってたんですけども。
10年前に徳島に戻ってきて、それが叶って最高です。
波もやっぱりワールドクラスの波が来るので、
やっぱりそれは自分が長年いた名古屋とか湘南でも見たことないような本当にいい波だったので。
もう世界レベルワールドクラスなんですね。
間違いなくそうですね。
海外の有名なプロサーファーもお忍びで来てますので。
じゃあ実はもしかしたらフラッと来たらすごい世界的に有名な選手が練習してたりみたいなのもあるってことですね。
そうですね。そういうシチュエーションもあるかもしれないですね。
そんなにいい海だとは全然知りませんでした。
やっぱり徳島のサーフィンのレベルっていうのは日本でもかなり高いですので、
トッププロの選手もいっぱいいますし、若手の育成もしっかりしてますし、
短期間でサーフィンをうまくなるにはもってこいの場所なんじゃないかなと僕は思いますね。
なるほど。育成っていうときちょっと話が出たんですけど、
石井先生ご自身はお友達に勧められて始めたってことだったんですけど、
そのお友達からいろいろ教えていただいたり、
今までサーフィン最初はそういうふうにやられてたんですかね。
僕は18で大学に入ったんですけど、同級生にろくろうした同級生がいまして。
結構年齢がそうしたら上になりそうですね。
その友達が大学入学したときにすでに何年かサーフィンをしてたので、
その友達にも誘われ、もう一人の同級生も一緒に始めて、
最初は教えてもらったんですけど、やっぱりほぼ独学ですので、
独学でここまでやられて。
でもやっぱり徳島ですとそういううまくなれるような環境がありますし、
ちゃんとコーチングも受けることができますし、
やっぱりそこが徳島のサーフィンのレベルが高い理由の一つではないかなと思います。
わかりました。
今回のような大会にも参加者としてだけでなく、
意思としての立場でも関わってこられたというふうに前回もお話をお伺いしたんですが、
その中で信頼をいろんな方から得て、
Dr.Aという異名で呼ばれているということだったんですが、
その辺のお話も聞いてもいいですか。
僕は湘南でサーフィンとスケートボード両方競技をして、
総合優勝を決めるという大会、2日間あるんですけど、
それに最初選手としてエントリーしてたんですけど、
やっぱり毎回怪我人が出るので、
自分がその時もちろん整形外であったので、
自分でいろいろ医療物資を使って対応するようになったら、
オフィシャルドクターに任命されたんですけど、
その時僕の名前が騎士アキラっていうんですけど、
大会にアキラっていう名前が先輩も含めて何人もいたので、
これ以上アキラが駆動すぎるということで、
ドクターやってるので、お前もドクターAでいいだろうと。
そんな感じで決まったんですね。
他のアキラが多いがいい。
ただそれだけの先輩の、アキラっていう名前もううざいくらいいるから、
お前もドクターAでって言われたのがきっかけです。
その先輩が発信かもしれないですけど、
いろんなところでドクターAって呼ばれるってことは、
騎士先生自身いろんな大会に出られて有名だったってことですよね。
やっぱりサーフィンの世界大会、スケートボードの世界大会、
世界選手権ですね。
何年も対応していると、自分の名前を覚えてくれて、
オリンピック選手からもそう呼ばれて。
オリンピック選手からも覚えられたんですね。
ドクターAという名前で。
そうですね。勝手に名前を付けられた名前が浸透していますので、
それで行こうというような感じですね。
僕ももう忘れられないですもん。完全にインプットされました、ドクターAが。
あとスケートボードの話が出たので聞いちゃうんですけど、
実はこの収録をする前に騎士先生の元にご挨拶というか、
伺わせていただいたんですけどね。
来ていただいてありがとうございました。
とんでもないです。本当に来ていただいてありがとうございますなんですけど、
その時に見せていただいたクリニックの2階の部分を自分で改良されて、
スケートボード場みたいなのを作られていたと思うんですけど。
そうなんですね。
びっくりしたんですけど、あの辺の話も聞いていいですか。
そうなんですね。
徳島ってすごいいい波があるところが多いんですけど、
医療従事者の新たなつながり
ただやっぱり自分は吉野川市なので、この海風付近まで来るのに、
車で2時間くらいかかってしまうので、
毎日サーフィンをすることがどうしてもできないんです。
そうですよね。
自分は18から波がない日はスケートボードをするっていうのが定番で、
名古屋にはスケートボードのパークがいっぱいあったんですけど、
10年前帰った時にスケートボードの練習するパークがほとんどなかったような状況なので、
そこがやっぱり一番困って、困った挙句にこうなったら病院の院内に
自分が滑れる場を作ってみようと考えて、
自分の病院は1階が診療室で、2階が入院のフロアなんですけど、
自分が徳島に帰った時にはもう入院の対応をやめてたので、
2階が完全に空いてるわけなんですね。
そこに目をつけて、親に黙って半年をかけて
スケートボードのできるランプを一人で設計図を描いて建設したんですけど、
全部ご自身で?
そうですね。診療が終わった後、夜な夜な木を切って少しずつ組み立ててたんですけど、
半分ぐらいできた時に夜中、木を切っていろいろ組み立ててたら、
散歩に出かけた父親に不審な音がするということで。
お父さんびっくりですよね、確かに。夜中ですもんね。
夜中1時ぐらいで、自分が入院患者さんの大部屋にスケートボードのランプを作ってたところを見つかってしまって、
立ち尽くしてましたね。
もうそうですよね。
一言、お前はなんてことをしてくれたんだと。
もうその時は委員長は木先生だったんですか?
そうなんですね。やっぱりその時はまだスケートボードもオリンピック競技ではなかったので、
やっぱり一般の方には認知度が少なかったので、何をしてるんだという形だったんですけど、
その後オリンピック競技にもなって、XGAMESという世界最高峰のスケートボードとBMXの医療責任者を任されたり、
スケートボードの世界選手権の医療責任者として任命された付近から認めてもらうようになって、
今では全く言われなく勝手に滑ってます。
でも夜中一時に散歩されてるお父さんもびっくりしますね。
そうですね。父親もトライアスロンで世界選手権に行ってましたので、
徳島から県外の試合、海外の試合も含めて出てたアスリートです。
あれですね、ここ南町、ここからちょっと北に行ったところでもトライアスロンの大会毎年してますよね。
はい、そうなんですよ。
ウニガメトライアスロンでしたっけ?
ちょっと名前忘れたんですけど、うちの父親がオフィシャルドクターやってます。
そうなんですか。
はい、そうなんです。
親子でそういう世界大会とかの医療責任者とかをされて、
徳島のトライアスロンの救護を毎年担当してやっておりますね。
とんでもない親子ですね、すごいな。
わかりました、ありがとうございます。
趣味として始めたサーフィンだったりスケートボードが、
意思としてのスキルとかと交流関係とか結びついて社会にも広がっていったという実例なのかなと思うんですけど、
今回のようなサーフィン大会でのご経験も含めて、
今後徳島という地域でどのような形、医療とライフスタイルを結びつけていきたいと考えていますでしょうか。
徳島での医療とライフスタイル
やっぱり自分が今まで活動してきたことって、やっぱり一人でやってきたことなので、
やっぱりこういう今日みたいなサーフィンの医療従事者の大会を通じて新しく知り合った医療従事者と仲間になって、
できたら県内のイベントの救護を担当したり、
僕がやっている世界大会を一緒に手伝っていただけたりとか、ゆくゆくしていくといいなと思いますし、
やっぱりこんだけいい波が来る県なので、できれば海の近くにカリフォルニアのようにスケートボードパークも県内にも充実していくと、
サーフィンのレベルもさらに上がっていくんじゃないかなと僕は思っておりますので、
そういうのが実現するように自分も頑張っていきたいと思っています。
分かりました。ありがとうございます。
医師としての経験やスキルを生かしながらやりたいことにも挑戦できる、そんな柔軟な働き方が徳島にはあるということで、
今日のお話からしっかりと伝わってきました。
最後に今回のオールジャパン南阿波サーフホスピダルカップ2025を通じて感じられたこととか、
また今後このような大会や小売りの場がどんな広がりを持つといいなと思われますか。
やっぱり今回も県外から、いろんな地域からこの大会に参加されて、徳島の良さを気づいていただいて、
一人でも多くサーフィンを通じていろんな職種の医療従事者が一致団結して、
県内もちろん県の西部もそうですけども、医療が発展していくことを自分は願っております。
今日来ていただいて、参加していただいてた皆さんもすごく楽しそうに交流もされていたので、
この繋がりを活かして徳島県でも活動とかもしてもらえたらなと思いますね。
そうですね。こういうイベントが毎年恒例のように続いていって、
どんどん大きな大会に発展して、それがきっかけで発展していくといいなと思っております。
日先生、本日はありがとうございました。
ありがとうございます。
最後にお知らせです。徳島県では医師、看護師など医療従事者がまだまだ足りていません。
移住して常勤で働くのはもちろん、週1日の非常勤や短期の応援といった関わり方でも大歓迎です。
少し興味がある、まずは話を聞いてみたいという方は、番組概要欄の問い合わせ先までお気軽にご連絡ください。
あなたの経験とスキルを徳島の医療現場で活かしてみませんか。
皆様からのご連絡をお待ちしています。
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それでは次回のエピソードでお会いしましょう。
お相手は大野耕介でした。さようなら。
さようなら。
20:06

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