長谷田紀美子の自己紹介
地域再発見番組おしえて議員さん
みなさんこんにちは。伊勢崎市議会議員の皆様をお迎えしてお話を聞く、おしえて議員さんのお時間です。早速ご紹介しましょう。
今日は長谷田紀美子さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
まずは自己紹介からお願いします。
私はけぞうじ公園の南側あたり、八幡町に住んでおります。長谷田紀美子と申します。よろしくお願いします。
私は静岡市の安倍川のそばののんびりしたところで生まれて育ちました。
大学を卒業した後は、大学の同級生でずっと付き合っていた夫のふるさとの伊勢崎市に来まして、
1997年の市議補選に所属していた日本共産党の伊勢崎沢地区委員会から、市議会議員に出てほしいと言われまして、
長女が小6、次女が5歳の冬だったんですけど、子どもたちのためにという思いで引き受けて出馬しました。
この時は辞典で落選したんですけど、こんな感じで群馬県に根を下ろして、今年は67歳に今なっています。よろしくお願いします。
ありがとうございます。柱田さん、普段議員さんとしてはどのような活動や取り組みをされてきましたか?
私の活動スタイルというのが、市民要望に関わるいろいろな運動に議会外でも一緒に取り組みながら、議会でもそれを取り上げるという活動スタイルでやってきたんですね。
市議補選に落ちた後も引き続き、医療費無料化や学童合意基礎づくりの活動をしながら、2年後の1999年の本選挙で初めて議会に送っていただいたんですけれど、
この後も医療費無料化は、県全体で今では高校生世代まで無料になりました。本当に皆さんの運動と県知事の決意があったことだと思います。
次に取り組んだのが、学校給食費無償化の運動ですね。県内では運動がすごく進んで、35ある市町村の中で、もう25の市町村が完全無償化が実現しています。
伊勢崎は今年度からやっと中学生が無償になったんですけど、今国が小学生の給食費無償化をやると言い始めていますので、是非伊勢崎市としても国の決定を待たずに広げることを約束していただきたいし、
国が制度化するならば、当てようと思っていて、それでいく予算を是非他の子育て支援策に回していただきたいなと思っています。
温暖化が進む中で、学校の教室や体育館にエアコン設置をということも一般質問で取り上げてきたんですけど、今では教室から体育館まで設置が進みました。
教室につけていただいた頃に、現場の先生方から、エアコンをつけないと経費を学校園に回せるからと、なかなか使わせてもらえないというお話がきまして、
当時早速議会で取り上げて、規定の温度を超えたら積極的に使ってほしいし、必要な経費は別に保証すべきだと要望しました。
この後にある校長先生から、おかげで体育の授業の後で涼しい教室に子どもたちを入れることができますと喜ばれて嬉しかったことを覚えています。
伊勢崎市では文部科学省の規定以上に、小学校1年生からみんな英語科の授業をやっているんですね。
これが始まった前の年の夏休みに、ある先生から英語の先生が足りないまま始めるみたいなので、担任が英語科を教えるように言われて困っているというお話がきました。
これも9月議会ですぐ取り上げて、翌年度のスタートの時点では、全部の授業をネイティブのALTの先生か、日本人の英語指導助手の先生と担任の先生の2人体制で行えることになりました。
子どもたちが、私も不登校気味だったこともありまして、学校に行けない子どもたちに十分な学びや育ちを保証してほしいという問題はずっと取り上げ続けてきました。
不登校の子どもたちが通えるホットルームという施設が市内に4カ所あるんですけど、特に小学生は送迎なしには通えなくて、通っている子どもたちの数が本当に少ないんですね。
小学生はゼロというところもたくさんあります。
身近な居場所を要望する中で、宮古公民館にホットルームの出張教室ができました。
これもっと増やしてほしいなと思っていますけど、今はフリースクールやいろいろな居場所ができたので、こういうところへの補助も必要ではないかと思って取り上げています。
この他にも、地元の北地区の駅周辺で進められている区画整理事業では、住民の皆さんと一緒に区画整理研究会を立ち上げて、伊勢崎駅前に35メートル道路が折物開花までできる予定だったんですけど、そんなに広い道路はいらない。
住民保育の区画整理を丁寧に進めてほしいと要望しまして、35メートル道路が見直しになって、保障などもきちんと丁寧な進め方になって、区画整理で土地を取り上げる割合を現部率と言うんですけど、現部率も3%ほど減るなど、大きな成果が上がったりしています。
議員になって翌年度から始まった介護保険も、高すぎる介護保険料の減免制度とか、利用料の助成制度を社会保障関係の運動団体の皆さんと運動をして、これは今でもできて、多くの皆さんに活用していただいています。
はい、ありがとうございます。では続いて、本日はテーマを設けてお話を聞いていきたいと思います。今回のテーマが、この町の未来、こうなってほしいということで、ぜひお願いします。
ありがとうございます。これからのほぼ10年くらいを見て考えたときに、ということの質問の設定なんですけど、私はこれからの10年というのは、伊勢崎市だけじゃなくて、日本そのものにとって本当に大切な期間になるなというふうに思っています。
こういうことは、伊勢崎だけで努力をしても実現はしないんですけれど、今、世界的に見るとヨーロッパとかアメリカそのものでも、いわゆる右派というんでしょうか、右翼的な潮流も伸びるけれど、それに対して、今の資本主義の枠の中だと格差が広がりすぎるし、経済活動を制御して温暖化も食い止めることもできないし、
その危機は高まるから、ちょっと新しい世の中の仕組みに変えたほうがいいんじゃないかという若い方が今いっぱい出ているんですよね。
伊勢崎の未来って考えたときに、一つは若い方たちが希望を持って暮らせる街にしたいというのもあるんですけれど、そのためには働く環境を国全体で整えていくということも大切ですし、中小企業がたくさんある街ですから、市の政策が外から企業を呼び込んで工業団地に来てもらうというだけじゃなくて、
街の中の経済がかきづくような、地元の経済が潤うような経済循環の仕組みを第一に考えるような経済政策も必要ではないかなというふうに思います。
はい、ありがとうございます。ここまでたくさんお話を伺いました。最後に一言お願いします。
伊勢崎市の未来への展望
そうですね。やりたいことはいろいろあるんですけど、やっぱりそういう思いで一緒に動いてくださる方がいると早く変わると思うんですよね。
市会議員選挙の投票率というのが4割を切っている状態なんですけど、地方政治は民主主義の学校と言われているんですが、自分の子供の通う学校のエアコンが付いたとか、介護保険の利用がしやすくなったとか、生活の中に地方政治がプラスに働いていることもいっぱいありますので、
そこをより良くしていくための声を一緒に寄せていただいたり、より良く変えていく活動を一緒にしていただいたりという仲間が増えていって、市議会議員選挙でもたくさんの人に投票してもらえるような伊勢崎にしていきたいなと本当に思います。
私たちの活動が一人一人頑張ることで、そういう方向に行くように議会を挙げて、今議会改革に取り組んでおりますのでよろしくお願いします。
伊勢崎市議会議員の橋田紀美子さんでした。ありがとうございました。