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2023-09-28 16:49

9月28日OA まん中ぐんま元気情報「多文化共生(ゲスト:NPO法人Gコミュニティ 代表 本堂晴生 様)」

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9月28日OA まん中ぐんま元気情報「多文化共生(ゲスト:NPO法人Gコミュニティ 代表 本堂晴生 様)」

NPO法人Gコミュニティ

https://jp-ed-gcommunity.jimdofree.com/

00:02
スピーカー 1
まん中ぐんま元気情報
この時間は群馬県伊勢崎行政建設事務所の提供でお送りします。
まん中ぐんま元気情報、この時間は群馬県の情報をお伝えします。
今日はこの番組、まん中ぐんま元気情報でポルトガル語、スペイン語で情報発信の協力をしてくださっている
NPO法人Gコミュニティの本堂晴生さんにお越しいただきました。よろしくお願いいたします。
スピーカー 2
よろしくお願いします。
スピーカー 1
よろしくお願いします。
それでは早速ですが、まず多言語の放送でご協力をくださっているわけですが、
そもそもNPO法人Gコミュニティとはどんな活動をされている団体なんでしょうか?
スピーカー 2
外国人の親とか子どもたちの教育支援をしてまして、具体的には日本語の学習支援とか、
学校の勉強がわからない人の支援とか、夜の9時まで電話で母国語で教育の相談、
あとは母国語での心理カウンセリングとか、そういうことをやってきています。
スピーカー 1
はい、わかりました。
じゃあ外国人の親やまたお子さん向けに様々なそういうサポートをやられているということなんですね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
ちなみになんですが、いつからこちらGコミュニティも含めてなんですけど、本堂さん自身こういった活動をされているんでしょうか?
スピーカー 2
私はずっと会社員で会社人間だったんですね。会社を退年で退職したのが2009年だったんですけど、
それまで若い時はアメリカに駐在したり、結構海外出張もした仕事をやっていたので、会社を辞めた後は国際貢献とかそういう活動がボランティアにできないかなって探していたら、
伊勢崎に外国人の子どもを支援しているNPOがありまして、そこに2009年11月に入ったのがきっかけでした。
ブラジル人学校とかペル人学校、授業料は補助代に高いので、どこにも行っていないという子たちがあったんですね。
文部科学省が当時に二次郎駆足教室というのを始めて、そこにNPOがエントリーした。
03:01
スピーカー 2
そこで私は学校とか教育委員会との間をつなぐ活動をやっていたんですね。
そこで学校に行けていない子どもたちがいるというのを初めて知ったり、外国人の親と子どもたちの問題というのが一緒につながっているなというのを感じました。
その後、違うNPOに行って、自分でも外国人の子どもたちに日本語を教えるということをやっていまして、
すぐ気がついたのは、子どもたちにとっては日本語の学者になるわけではないので、
日本語の勉強の目的ではなくて、ちょっと片手で言うと自分の人生を広げるための道具が日本語だなというふうに気がついて、
じゃあその道具をもっと使える環境をNPOとして広げていこうということで、さっきのようなアンサリンとか相談とか、それに広げていったんですね。
なるほど。そうすると近藤さん自身は2009年ということなので、もう10年以上こういった活動をされているということなんですね。
そうですね。いろんなことが、いいことも多かったですけど、やりがいあることはですね。
スピーカー 1
質問にはちょっと書いてないんですけど、実際のところ、どういった相談とか、またそういう悩みとかで、よくこういうのが多いんだよねとかっていうのがあったりしますか。
スピーカー 2
さっきの教育の電話相談というのは最初に電話が来るんですけど、ほとんどは電話だけじゃなくて、そのあと対面もするんですが。
スピーカー 1
ご相談ってことですか。
スピーカー 2
そうですね。面談を親子の面談をします。
多いのは、学校で勉強がわかんないから、どっか勉強を教えてくれるとかないですかとか。
お金、経済的にもなくじゃないんで、そこは私たちの活動とか、他の団体を紹介したり、そういうこととか。
あとは受験の季節になると、日本の受験の仕組み、高校受験にしても、専門学校大学の受験にしても、仕組みを知らないんで、親も子もですね。
スピーカー 1
はいはい。入学の方法ってことですか。
スピーカー 2
入学試験ってどういうものだとか、あと特にはお金が日本はかかるんで、お金についてどうしたらいいんだろうか。
例えば、専門学校とかって言っても、年間100万とかですね。
06:02
スピーカー 1
はいはい、しますね。
スピーカー 2
大学4年間行ったら何百万もかかるわけなんで、合格が決まってからびっくりして、相談に行きたり。
それから奨学金とか、説明したりするんですけど、大体、特に親子で、1時間半から2時間くらい、いろんな質問も出てくるんで、そういうことをですね。
スピーカー 1
なるほどね。やっぱり皆さん、資金面のところで、日本の方々はどうやってるのかとか、そういう情報自体も、やっぱりそんなに知らないってことですかね。
スピーカー 2
そうですね。日本の家庭だと、うちもそうでしたけど、学習保険っていうのに、子供ができたら入って、締め締めで貯めたお金が降りるんですけど、そんなこともしてますよとか。
ただ、外国人の方の場合、良い悪いじゃなくて国民性もあってですね、先のことを心配するよりも、今が大事っていうところもあるんで、日本人の相談とは違うところですね。
スピーカー 1
教育面の部分でも文化の違いっていうのがあるって感じですかね。
スピーカー 2
それはかなりありますね。例えば、友達の作り方も違うっていうのは、これは私もびっくりしたんですけど。
スピーカー 1
友達の作り方も違う。
スピーカー 2
ブラジル。日本だと、全部がそうじゃないですけど、中学生だったら女の子も後で固まったり、男の子も固まってしまうんですよね。
スピーカー 1
はい、ありますね。
スピーカー 2
ブラジルではそういうのはなくて、男の子も女の子もどんどん友達、積極的に行くわけなんですけど、ブラジルから中学2年で来た女の子が、ブラジル流で学校で男の子にも積極的にアプローチしたり、女の子にもアプローチしたら、周りの生徒から女子生徒から、
あの子何なのっていう雰囲気になってしまって、結局退学してしまったんですけど、そういうのを前もって周りの大人が日本人の生徒たちに、ブラジル流の友達の作り方みたいなことを教えていればですね、
大人たちも、これブラジル流か面白そうだな、やってみようみたいになって、180度違ったんじゃないかな、これも一言、友達の作り方は違います。これだけなんですよね。
なるほどね。
こういうのがたくさんあって、1行2行で済んじゃうような違いばかりなんで、知っていればいいことなんですよね。
スピーカー 1
もう全然なんか違いますね、話聞くと。そうするとそれに関わる、いろんなサポートができればっていうところで、近藤さんなんかはサポートされていらっしゃるっていうことなんですね。
09:03
スピーカー 1
今後いろんな活動されていると思うんですが、これからの目標とか、またこうしていきたいなっていう方向性とかありますでしょうか。
スピーカー 2
Gコミュニティの活動で大事にしているのが、例えば従来からそれから今後もあるのは、日本人が外国人をサポートする、これ大事なことなんで、今までもそれが全国的にメインでされているし、今後も大事なことなんですけど、
Gコミュニティとしてはそこから一つステップアップして、外国人が外国人をサポートする、そういう外国人のキーパーさんをですね、増やしていくっていうことをここ何年かやってます。
スピーカー 1
外国人の方が外国人の方に日本語を教える。
スピーカー 2
いいことはですね、例えば大人の外国人の人が日本語ゼロで日本に来た場合に、キーパーさんの方も苦労して日本語を学んだ、習得したので、どこに苦労するかって分かったわけですね。
行政も予算って限りがありますし、人間の数も限られますから、そこで外国人でサポートできる人が増えてくればですね、日本社会のことをよく知っている人たちですから、手前でいける。
ついでに言うと、その次の第1、第2ステップすると、第3ステップは今度、外国人が日本人をサポートするみたいな。
例えば介護の知識を持っている外国人が、近所の日本人のおばあちゃんを、買い物でもいいですし、外国人が若い人もいるんですね、そういうサポートをしていく。
スピーカー 1
お買い物支援みたいなやつですね。
スピーカー 2
そうですね。周りの日本人の住民の方も、地域のためにやってくれてるんだ、というふうになってくる。
実は第4番階、第4ステップというのを考えていまして、これはちょっと大ぶろ式なんですけど、日本がどんどん少子高齢化に向かっていく中で、
じゃあ日本のエネルギーというのはどこから出てきたらいいのかなと。
やはり多様性、いろんな人たちがいることで、いろんなアイデアが出てくる。
いろんな会社も作れるとかですね。
やはり多様性を活かせる社会になっていくのが、日本の一つの方向かなと。
ということで、そういう違いを今日お話したようなことが、身近なものにどんどん上がっていきますので、
12:01
スピーカー 2
より違いを知る。お互いにですね。
日本人もそうですけど、外国人の人も、日本の密集した住宅地帯でやると、
外国と違ってうるさいんだということを分かってもらえばいいかなと。
お互いに知っていくということを、もっとこれからどんどん上がっていくかなというのが、
これからさらに考えていることですね。
群馬県の住民調査で、外国人に対して日本人ともっと付き合いたいですかというのが80%。
スピーカー 1
結構高いですね。
スピーカー 2
日本人の住民の方の調査で、外国人ともっと付き合いたいですかというのが10%ぐらいなんですね。
少ないですね。
気がついたのは少ないんですけど、前橋高崎の方はそれでも20%前後。
地域によっても違う。
外国人がとても多い伊勢崎とか大泉が10%前後なんですね。
ということは、さっき言ったような、
普通は増えてくれば多文化交流が増えるような気がするんですけど、
多分トラブルが増えてきてて、嫌だなと思っちゃってるんじゃないかなと。
スピーカー 1
志望というところがまだ行ってないってことですね。
そうですね。
スピーカー 2
これがさっき言いました、これからどんどん外国人増えていくと、これがどんどん拡大していくと。
スピーカー 1
そうですね。トラブルが増えるそうですね。
スピーカー 2
多文化共生は良いことだと頭に思っている人でも、体の方で嫌だなと。
それはお互い、外国人も日本人もですね。
そこら辺がお互い人間同士なので、挨拶したりなんかする。
そういうことで小さいことから増やしていけば、理解っていうか、
何やってるかって分からないとネガティブに考えるのが人間ですから。
何々ちゃんが遊んでるんだなとか、
なんとかさんがちょうど今子供たちが帰ってきて叱ってんだなとか場面が浮かびます。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
それが浮かばないとわけのわからない言葉で叫んでるとか。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
そうなってしまう。
それが外国人の人から見ても、日本語がわからない。
日本人はあまり大きな声を近所でやらないですけど、
同じようなことが起きてしまうんで、
お互い何やってるかってちょっとでも分かってくると、
意識が違ってくるかなと。
そういう意味でいろんな市の方でも県の方でもイベントをやってたりしますけど、
イベントをやることで、その限りじゃなくてですね、
それで友達ができたりとか知り合いができたりとか、
15:00
スピーカー 2
名前付きで付き合いがあったりとか、
名前を知るだけでも全然違ってきますんで。
スピーカー 1
確かにそうですね。
スピーカー 2
本当でも多彩なきっかけで見え方も変わってくるってことですね。
スピーカー 1
なるほど。分かりました。ありがとうございます。
それでは最後なんですけども、いろいろとここまでお話しさせていただきましたが、
ラジオの前の方々に伝えたいメッセージとかPRとかございますでしょうか。
スピーカー 2
今までラジオのことで、人間同士ですからきれいごとではいかないんですけど、
名前はお互いに知るっていうことをやってみたらいいし、
これから住民の方もそうですけど、
企業の方たちにとっても外国人との付き合い、
それから仕事をしてもらうっていうところの形と意識が変わっていくと、
プラスになっていくんじゃないかなと思います。
スピーカー 1
はい。分かりました。ありがとうございます。
というわけで本日は、NPO法人、Gコミュニティの本堂はるおさんにお話をお伺いさせていただきました。
本日は本当に貴重なお話ありがとうございました。
スピーカー 2
ありがとうございます。
16:49

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