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インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
この番組では、インターン生2人が、金融・経済・投資関連の気になる情報を、分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話をながら聞きする感覚で、一緒に勉強していきましょう。
おはようございます。インターン生の野口です。
編集部の中村です。お願いします。
今日のテーマは何ですか?
今日のテーマは、高配当株について話していきたいなと思っています。
高配当株ですね。基礎的なところですかね。話していくこととしては。
高配当株として何というところとか、メリットと、どんなデメリットがあって、買ってはいけない高配当株の特徴とか、銘柄選びの注意点なんかもお伝えできたらなと思っています。
買ってはいけない高配当株とかもあるんですね。
そうですね。注意が必要という感じですかね。
なるほど。面白そうですね。
そうですね。
お願いします。
まず、高配当株って中村さん的にイメージとか、どんな感じで、今の現状の知識的なところではありますか?
高配当株といえば、JDとかイメージとしてありますね。
そうですね。やっぱり有名なところでおっしゃっていただいたJDだったりとか、いくつかあるんですけど、一般的な特徴としては、配当利回りの数字に注目するものでして。
なるほど。
配当利回り何パーセントぐらいとかってイメージありますかね。
なんか、2、3パーあればすごいみたいなのかなと思っていました。
そうですね。3パーセントとか4パーセントとか、そのくらいの利回りがあれば、高配当株っていうふうに一般的に言われるラインですかね。
そうなんですね。
配当利回りって、ちなみにどういう式で求まっているとか、何が関係しているとかってわかりますかね。
通り回り?なんか株主に還元してくれるってことだから。
文書はやっぱり配当金なんですよね。1年間の配当。それを何で割るかっていうところなんですけど。
何で割るか?なんだろう。
配当利回りは、1株あたりの年間配当金を株価で割った数値になっています。
そうなんですね。
なので、例えば株価が1000円の企業が毎年1株あたり10円の配当金を出しているっていうところだと、配当利回りが10÷1000で1パーセントになるっていう、そんな感じで決まってます。
株価と関わりがあるんですね。
なので株価って日々推移するじゃないですか。それによって利回りもちょっとずつやっぱり変わるっていう特徴があります。
なるほど。じゃあ株価がすっごい下落とか逆に上昇したら、配当利回りがめっちゃ変わるってことですか?
おっしゃる通りですね。
そうなんですか。
この後も目柄選びの注意点なんかにも関わってくるようになってます。
なるほど。苦戦ですね。
そうですね。
じゃあ続いてはメリットからまずは話していきたいなと思うんですけど、配当株、そういった配当金がもらえるわけじゃないですか。そうなってくると何が嬉しいですかね。
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お金が増える。
そうですね。お金創出をしていることで不労所得というか。
確かに。
一定の配当収入っていうものが得られるところがやっぱり最大の魅力かなと思っています。
そうですね。持っているだけでプラスで入ってくるってことですね。
そうですね。株を本当に保有しているだけ。そこに株の値動きは関係ないので、毎年いくらっていう配当金を期待できるところに一番のメリットはありますね。
確かに。
いくら投資していたらいくらぐらいの収入が得られるのかっていうところだと思うんですけど。
そこですよね。やっぱり人株当たり何十円とかの世界じゃないですか。
そうですね。
結構かかりますよね。
本当に結構かかって。
一つ例を紹介すると、これはもう生活できるほどではないんですけど、仮に月3万円配当を得ようと思ったら、配当利回りを仮に4%で運用できたとしたら。
高いですね。
月に3万円とは年間で36万円必要。12ヶ月なので。
年間で900万円。かける4%っていうところで。
で、やっと月に3万円入る。
月に3万円入る。
だから月3万円の収入を得るには900万円必要。
結構なんですね。
すごい。
なかなかだから最初は配当収入だけでとか、配当収入をたくさん得るっていうのは初めの方は難しいところはあると思うので。
本当ですね。
やっぱり最初のうちはもらった配当金をまた投資の資金として活用して、資金を増やすっていうところをまず最初のうちはやるのが良いとされていますね。
そうですね。おもとがどんどん大きくなるっていうところですよね。
そうですね。
確かに結構遠い道のりなんだなってことが分かりました。
そうですね。ただやっぱりそうなってくると始めるのが大変だと思うんですけど。
もう一つのメリットとしては、投資の戦略っていうところが比較的簡単であるっていう点が挙げられますね。
なるほど。というのはどういうことなんですか。
どういうことかっていうと、高配当株ってずっと持ってることになるんですよね。
確かに。
その年間の配当を得るためには保有し続ける。ってことは日々売買する必要ってないんですよね。
そうですね。配当だけで見れば持ってることが一番あれだから。
株を持ってることで配当を得るっていうことになるので、売っちゃったら逆に配当をもらえないので。
そういった意味では株の難しさというか、日々とか1分1秒で変わるところでトレードするようなことは必要なくて。
配当がある程度高くて、それがずっともらえることが期待できるような企業を見つけさえすれば、その株を買って保有しておくだけ。
だけでその一定の収入を毎年得ることができるっていうところが2つ目のメリットとしてありますね。
なるほど。じゃあさっきの例で言うと、逆に今900万あったら投資しちゃって、それが仮に4%だとしたらずっと月産も入るってことですね。
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そういうことですね。極端な話で900万とか1000万とか持ってたら、おそろい1つ4%ぐらい安定して配当を出してくれる企業があれば、
そこに投資したら年間で900万だったら36万円だし、1000万だったら40万円だしっていうところが得られるっていう仕組みですね。
それは逆にシンプルでいいですね。
そうですね。そのシンプルさが結構お勧めできるような。
特にやっぱり日中働いてるサラリーマンの方なんかは、市場が空いてる時間はやっぱり仕事してるので、そういった人は結構お勧めな投資方法なんじゃないかなって思ってます。
確かに。そう聞くとやっぱりいいですね。簡単なんだなってわかります。
始めるにあたって高配当、過分投資っていうのも選択肢の一つにあるのかなって思います。
なるほど。それだけ聞くと結構高配当価格めっちゃいいじゃんってなるんですけど、逆にデメリットとかあるんですか?
そうですね。デメリットとしては結構裏返しにもなるんですけど、2つほどあるかなと思っていて、やっぱり配当が安定していないというか、やっぱりリスクはつきものっていう前提で減配だったり配当が減ってしまったり、ゼロになってしまうっていう場合のリスクもやっぱり場合によってはあるっていうところですかね。
なるほど。そうやってやっぱり業績が下がるなり、いろんな要因で敗因になりますっていうことですかね。
そうですね。やっぱり以前のコロナだったりとか、ああいう外的な要因でどうしてもやっぱり業績は落ちてしまったりっていうのがあるので、そういったときには企業も配当を削るっていう方針になることもやっぱりどうしてもありますし、そういったリスクっていうのはありますね。
そこはやっぱりネットに置いとかないといけないねっていうことですね。
なるほど。
もう一点としては、これもさっきの日々のトレードをしないっていうところと被ってくるんですけど、そういったキャピタルゲイン、いわゆる投資の値上がり益っていうところを得にくいっていう特徴がありますね。
やっぱり高配当株の企業の特徴としては、高い配当を出せる分、それだけ業績というか財布事情が潤っている企業っていうのが想像できると思うんですけど。
そうですね。
そういう企業って言ってしまえばあんまり今後の成長、2倍の成長みたいなところって見込めないんですよね。
そうですね。もう完全に成熟してるのかなって感じですよね。
おっしゃる通り、こういった企業って成熟期って呼ばれたりもするんですけど、そういった企業の株価っていうのはどうしても上がりづらかったりするので、株価の上昇によるキャピタルゲインっていうところは他の投資手法より見込めないっていう特徴はあります。
なるほど。やっぱり裏返しというか安定してる分、そこは期待できないよ。
そうですね。やっぱり一長一短なところはあるので、どういう投資をしたいかとか、自分にあった投資法を選んで投資してもらえるのが一番いいのかなっていうところではありますね。
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逆に言えば安定してていいから定期的な配当だけを得たいって人なら高配当株が合ってるよっていうところですよね。
そういうことですね。
やっぱり補足としては、今日経平均ちょっと落ちちゃったじゃないですか。
すごいですね。
そういう時に結構高配当株の目柄って買い時って言われていて。
なるほど。
やっぱりキャピタルゲインが基本的には見込めない分、でも株価が今みたいにガクンと落ちてる時って言ってしまえば買い時なんですよね。
その後も今のあれが去ってまた株価が上がったりするようなことがあれば、安く買った分だけキャピタルゲインを元に戻った時に得られるとか。
確かに。
そうですね。考えてみれば。
そういうところもあるので、なので結構高配当株を今やってた方にとっては買い増しの時期だったりするっていうのもありますね。
なるほど。そうですよね。今すごい下がって急にまた一気に戻したりとかですもんね。
そうですね。
そうなんですね。
やっぱりここまで話して、結局じゃあどんな目柄買えばいいんだっていうところ。
そうですよ。
やっぱり最初に目柄を選んでしまえばとは言ったものの。
そこがね。
気になると思うんですけど、そこでやっぱり目柄を選ぶとか、企業を選ぶ時の注意点とか。
買ってはいけない高配当株の先ほども言った特徴っていうところをお伝えしていきたいなと思います。
そうですね。やっぱりこういうのを買った方がいいよっていうより、こういうのは避けた方がいいよっていうのを言われた方がちょっとこっちとしても分かりやすいです。
はい。
ぜひお願いします。
目柄を選ぶ際の注意点としては3つあって。
1点目が配当利回りが高すぎる。
高すぎる。
2点目がやっぱり業績が不安定だ。
最後が配当成功が100%を超えている場合っていうところは注意が必要。
なるほど。この3つですね。
順番に説明していきたいんですけど、まず配当利回りが高すぎるっていうと。
それはなんか良さげに聞こえますけどね。
そうですね。やっぱり高いければ高いだけいいっていうのも確かにあるんですよね。
ただ配当利回りがなんでこんなに高くなってるかっていうのがやっぱり見なきゃいけなくって。
なるほど。
配当利回りを求める式、最初にお話しした式を思い出していただくと。
配当利回りっていうのは1カバあたりの年間配当金を株価で割ったもの。
先ほどもおっしゃっていただきましたけど、やっぱり株価が下がると配当利回りは上がるんですよね。
そうですね。
配当利回りが高くなる、上昇する要因としては年間配当金が増えるっていう増配があるか、株価が下がるっていうこの2つのパターン。
なるほど。2側面あるってことですね。
そうなんです。で起きるので、株価は安定していて増配を発表して配当利回りが上がってるなら、それはもうバンバン対というかいいですけど、
やっぱり配当利回りがこう、配当利回りって今言った通り株価に影響するので日々動くものですよね。
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そうなった時に高すぎるっていうか、今までより高くなってる場合っていうのは、特に急激に高くなってる場合っていうのは、どうしても株価が下がったっていう理由っていうのが大きくあったりするんですよね。
なるほど。確かにそういう何かしらがあって株価が下がって、結果的に配当利回りが高くなってる。
なので目安としては7%とかを超えてるものを見た時には、ちょっとあれ、なんでこんなに高いのかなっていうのは、高くてすごい高い、いいねって飛びつくんじゃなくて、
あれ、こんなに高くてちょっと大丈夫なのかなって疑う目はやっぱ必要っていうところですね。
なるほど。そこを聞いとかないと、これ高いじゃんって配当利回りランキングで1位からみたいなになっちゃいます。
その高い順に買っていけばって思うのはちょっと早いというか。
なるほど。
っていうところはありますね。
その背景もしっかり知らないといけない。
そうですね。やっぱり株価が下落してるのには何かしらの理由があるので。
本当ですね。
これが次に繋がるんですけど業績の悪化とかだったら、やっぱりその後のリスクっていうところに繋がってくるので。
そうですね。なるほど。
しっかりそこは見たほうがいいですね。
よくわかりました。
テーマ続いてなんですけど業績っていうところはどうしても見なきゃいけない。見たほうがいいですね。
じゃあ業績って言われて何を見ますか?
え?
結構難しいですねこれ。
業績?
はい。
なんか利益率とか純利益とか、そういう売上だけを見ないようにはしてるって感じですね。
いいですね。
おっしゃる通りとかもその感じでよくて。
特に営業利益とか経常利益って呼ばれる企業が本業で稼いだ利益っていうところの推移をしっかり見ていくっていうところが大事ですね。
やっぱりそこを本業で見るってところが大事になってくるんですか?
やっぱりその企業の安定性とかはどうしてもその企業の本業から稼いでる利益に依存するので。
そこの値がやっぱり企業の財務の安定性とかビジネスがうまくいってるかみたいなところを表しているので。
しっかりそこを見て乱攻撃してたりとか、そういった不安定なところはちょっと注意が必要で。
結構ありがちな話なんですけど、例えば日本郵政とかってあるじゃないですか。
海運家だって比較的配当だったりして有名で人気だったりするんですけど、海運ってやっぱりマクロ的な要因で結構業績が上下しちゃったりするんで。
コロナ明けにすごい業績が歴史的な向上でめちゃくちゃ配当も出したっていう時があったんですけど。
その前の2017年ぐらいからだったりはゼロだったりしたこともあるぐらいなので。
本当ですか?
そうなんですよ。
そこを怖いと捉えるか、そこは安定性は欠けるんですけど、いい時にはいっぱい来るっていうところで、そこも人それぞれの好みではあるんですけど。
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ある程度その業績が乱攻撃するところには減廃のリスクとか無敗になるリスクがどうしてもついてるよっていうところは見ないといけないですね。
すごい勉強になります。たぶん私その時の決算だけ見てた。めっちゃ来るんじゃんみたいな。
そうですね。
過去の推移とか過去の配当金みたいなところもしっかり見ないとっていうところですね。
本当にすごい大事なポイントですね。
最後ですね。3つ目は配当成功が100%を超えているっていうところなんですけど、配当成功ってご存知ですか?
これ分かんないです。
難しいですよね。配当成功ってその名の通りなのか企業がどれくらい配当として株主に還元しようとしてるかを示す数値で。
指揮としては1株当たりの配当金を1株当たりの利益で割ったものになります。
利益に対して株主還元の割合がどれくらいかっていうのを見れるんですね。
おっしゃる通りです。
100%を超えている状態ってどういうことかっていうと、利益以上に株主に配当を出している状態。
そんなことあるんですか。
その配当をなかなか下げれなかったりとかっていう。
一時的にあったりはするんですけど、それが継続してたりすると、結構無理して配当を出しているっていう状態になっている。
借り入れをしていったりとか。
って言って配当を無理に練習している場合っていうのが考えられるので、
そういったときに将来的に業績も逼迫されますし、配当を下げなきゃいけなかったりとか、なくさなきゃいけないっていうリスクは上がるっていうところですね。
そうですよね。でも本当、原配ってそれぐらい企業にとってもリスクだし、株主にとっても怖いというか、あれなんですね。
だからやっぱり安定して同配を続けているかどうかって一つの指標になっていて、
これは結構別の選択肢として自分がお勧めしたいのが、
高配当ETFとか、高配当をテーマとした投資信託みたいなのがあるんですよ。
それって配当をもらえるんですか。
配当をもらえたり、配当を再投資するかっていうのは自分で選べたりするんですけど、もらうって選択したらもちろんもらえて、
っていうので名柄選び、ちょっと大変な名柄選びっていうところをプロのファンドマネージャーに任せられるっていうような商品もあるので、
そういったところも結構お勧めかなと思います。
いいですね。そんな商品もあるんですね。
それにやっぱりのっとって自分で配当が増廃が、何期連続増廃とかってたまに書いてあると思うんですけど、
そういうのが比較的増廃を続けられている、安定して配当権を出せている状態の企業になるので、
そういったのは信頼性がちょっと高かったりとかしますね。
もちろんその裏にある配当成功の推移とか見なければいけないところはあるんですけど。
結構チェックするポイント多めですね。
やっぱりそこはどうしても投資にはリスクもありますし、なかなかギャンブルとしてやることも可能ではあると思うんですけど、
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それよりは安定して角度の高いというか、
個人的に選ぶためにはある程度の調査というか、ポイントを見るっていうのは大事になってきますよね。
本当ですね。逆にここさえしっかり調べて名柄決めればしっかり配当を得られるっていうところですよね。
うまくやればそれだけ配当として安定した収入を毎月毎年得ることができるので、
自分としてはやっぱり魅力的な投資戦略だと思うので。
本当ですね。
やっぱりそのXなんか、SNSとか見ると配当金で生活ができているような方もいらっしゃいますし、
やっぱりそういった方がいるっていうことは、それだけ結果を出すことができるような投資手法だと思うので。
今までのところをまとめると、やっぱり小配当株投資っていうのは長期的に安定した配当収入なんかを目指す人っていうのにはおすすめの投資戦略になっているかなと思います。
ただ名柄を選ぶ際っていうのは企業の業績だったりとか、これまでの配当の水位っていうところをしっかり確認してから投資をしましょうっていうところですね。
よくわかりました。これ結構網羅しましたよね、小配当株の。
はい、小配当株を基本の基というか、絶対抑えておかなきゃいけないところみたいなところをお伝えすることできたのかなって思います。
本当ですね。今後の配信では小配当株のいろんな名柄とかね、結構いろはにまねでも個別株の記事あるんで。
そうですね。具体的な名柄の実際どういうところを見てとかっていうのもお話できたらいいですね。
ぜひお願いします。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございます。
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