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インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
この番組では、インターン生2人が、株、投資、経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話を、ながら劇する感覚で一緒に勉強していきましょう。
おはようございます。インターン生の古田です。
おはようございます。インターン生の斎藤です。
さて、突然ですが斎藤さん、手元にあるスマートフォンやパソコンにパスワードって書けていますか?
もちろんです。誰かに勝手にロックを開けられないようにしています。
大学の漏洩禁止の資料とかも入っていますし、何より個人情報が入っていますからね。
パスワードがかかっていないと安心できません。
そうですよね。個人のスマホやパソコンでさえ機密情報が入っていることですから、
個人情報を取り扱う企業の情報が攻撃されるというのは前代未聞。
ということで本日は目柄紹介。
2025年はサイバーセキュリティ関連株が来ると題しまして、
サイバーセキュリティ関連株を深掘りしていこうと思います。
よろしくお願いします。
本編に入る前に恒例のちょこっと株地点のコーナーです。
今日の用語は難品です。
難品とは投資した株が値下がりした場合に同じ銘柄の株を買いますことによって、
買い値の平均単価を下げるという投資方法です。
ちょっと難しくてよくわからないので、
ちょっと具体例を教えていただけると嬉しいです。
例えば1株5000円の株を100株買ったとして、
その後株価が4000円に下がるとしますよね。
その時にまた100株買うと1株あたりの平均購入単価が4500円となるため、
結果的には1株あたり500円安く買えるよということです。
なるほど。難品は買い値しか適用できないんですか?
いえ、買いだけでなく信用取引の空売りで値上がりした時に売り増しして
売りコストを上げることを難品売りと言います。
しかし難品をミスると損の上積みになることもあるので注意が必要です。
なるほど。
さて本編に移りましょう。今回は2025年注目がとても集まっている
サイバーセキュリティ関連株をテーマに話していきます。
はい、お願いします。
ただですね、私があんまりサイバーセキュリティというのがどんなものか
いまいちよく分かっていないので教えてほしいです。
なかなか聞かないですよね。
まずサイバーセキュリティとは、コンピューター・ネットワークに関する防衛手段で
セキュリティ対策ソフトをインストールしたり、不正侵入検知防止システムを導入したりすることです。
なるほど。つまりインターネットやコンピューターを安心して使い続けることができるように
必要な対策ってことですかね。
そうなんです。私たちのスマホやパソコンにももちろん導入されてますし
会社のパソコンには特に強固なサイバーセキュリティの導入が課題です。
なるほど。ではなぜサイバーセキュリティが今年注目されているんでしょうか。
業務のDX化や工場のIoT化も進んでいる中で
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サイバーセキュリティはすべての企業が取り組まなければならないテーマとなっています。
デジタル環境が進化し、生活様式も法人個人を問わず
急速に変化していく中で、一層セキュリティ意識が問われる風潮が高まっているからなんです。
なるほど。
そんなこんなでサイバーセキュリティ関連株にも注目が集まっています。
ここからはサイバーセキュリティ関連株を3つご紹介します。
よろしくお願いします。
まず1つ目は何でしょうか。
1つ目の銘柄はサイバーセキュリティクラウド、こちら証券コード4493です。
世界有数のサイバー脅威インテリテンスとAI技術を活用した
ウェブアプリケーションのセキュリティサービスを全世界に向けて提供している企業です。
提供しているクラウド型サービスは導入者数やサイト数で国内1位を獲得しています。
国内1位ですか。すごいですね。今後の売上予想も気になってきますね。
はい。2024年12月期は前期比で売上高プラス24.2%、
営業利益プラス27.3%の増収増益となる予想で過去最高を更新する見込みです。
2025年の成長戦略では海外売上比率を引き上げることも目標にしているので、
海外展開にも大きく期待できます。
なるほど。国内だけではなくグローバルを中心に力を入れている企業とかはあるんでしょうか。
さすが斉藤さん鋭いですね。そこで2つ目にご紹介するのがトレンドマイクロ、証券コード4704です。
トレンドマイクロは日本や北米、アジアなどに展開する国内最大手のグローバルセキュリティソフト企業です。
今株価のチャートを見ているんですけれども、本当に綺麗に右肩上がりしていますね。
そうなんです。売上高も11期連続増収を達成しており、
2024年12月期は過去最高を達成する見込みです。
売上高は順調に増えているものの、海外売上が全体の68%を占めているため、
2023年は円安の影響により利益が圧迫されています。
やっぱりグローバルに事業を展開している企業は円安になると結構イタレになってきますね。
とはいっても新規事業は展開していないんでしょうか。
最近では新規事業として5Gセキュリティ分野とオートモーティブセキュリティ分野に取り組んでいます。
これがまたすごくて、NTTドコモやパナソニック、日立といった通信会社や自動車会社と手を組んで、
多分野でも積極的にセキュリティを活用していこうとしているんです。
すごいところと手を組んでいますね。将来的にもっとサイバーセキュリティが活躍しそうな予感がしてきます。
では最後のサイバーセキュリティ関連株を教えてください。
最後にご紹介するのはグローバルセキュリティエキスパートです。
こちら証券コード4417となります。
こちらの企業は中堅中小企業にサイバーセキュリティ教育や関連サービスを提供しています。
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サイバーセキュリティ教育ですか。先ほどの2つの企業とはちょっと方向性が違いますね。
そうなんです。中堅中小企業におけるセキュリティ対策ニーズやIT企業、SIRにおけるセキュリティ教育ニーズが飛躍的に向上している現状で、
グローバルセキュリティエキスパートは教育事業やコンサルティング事業にも力を入れているんです。
なるほど。強固な経営基盤があるということですね。
売上成長にも期待できそうです。ちなみに直近の業績はどうだったんでしょうか。
2025年3月期は全期費で売上高プラス25.7%、営業利益プラス42.3%と過去最高の売上利益を見込んでいます。
サイバーセキュリティのサービスそのものを提供するだけでなく、新規事業を展開するときには教育的観点も業績につながっていきそうです。
確かにそうですね。教育という段階を挟むため、他の企業よりは上場以来株価の推移にあまり変化はありませんが、時間差でここから上がってきそうですね。
そうですね。私も今から仕込んでおこうかななんて思っています。
本当ですね。それでは古田さん、今日のまとめをお願いします。
今日はサイバーセキュリティ関連株について話しました。ポイントを3つにまとめると、サイバーセキュリティクラウド証券コード4493は世界優秀のサイバー脅威インテリジェンスとAI技術を活用し、クラウド型サービスは国内一位を誇ります。
そして、トレンドマイクロ証券コード4704は国内最大手のグローバルセキュリティソフト企業で、株価は6日た上がりで注目が集まっていますが、円安の影響で利益が変化しやすいです。
グローバルセキュリティエキスパート証券コード4417は、中堅中小企業にサイバーセキュリティ教育や関連サービスを提供する強固な基盤で、売上成長に期待ができます。
私たちが運営するウェブメディア株立地にて、サイバーセキュリティ関連株についてより詳しい内容を掲載しております。そちらも併せてご覧ください。
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直近では40代女性の方からご感想をいただきましたので、ご紹介いたします。
新人さんに取り組まざるを得ず、おそまきながら投資のことを一から勉強し始めました。
いつもお風呂に入りながらまさにながら学習させていただいております。
インターン生の皆さんのフレッシュな会話が楽しく、大学生だった頃を思い出しながら聞いています。
ご意見ではなく恐縮ですが、これからも配信楽しみにしていますねというご感想です。
嬉しいですね。
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本当に嬉しいですよね。実際にながら学習してくださったところとか、私たちの会話でフレッシュさを感じてくださったところとか。
そうですね。新人さんとか皆さんが気になる話題であったり、これからもいろんなテーマで収録していこうかなと思っているので、ご感想たくさんお待ちしておりますという感じで。
こういうご感想も嬉しいですし、もっとこうした内容が欲しいとか、そういうリクエストとかもぜひお願いしたいですね。
本当に今回の感想とっても嬉しかったです。
今回のようにご感想やご意見は、ポッドキャストを収録するにあたってとても励みになります。
インターセンに話してほしいテーマなどがございましたら、お気軽にコメントやフォームに送っていただければと思います。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
それではまた次回お会いしましょう。