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2022-04-06 16:49

#177 【セクターETF】VHTとは?価格や構成銘柄、チャート推移や配当利回りなどを分かりやすく解説

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VHTはアメリカの資産運用会社・バンガード社が提供するETFで、「医薬品や医療機器などを含むヘルスケアセクターの企業」を投資対象とするETFです。

VHTに投資するうえで知っておきたい特徴や価格推移、構成銘柄や配当利回りなどについて余すことなく解説。

息抜きは「ソメイヨシノはクローン!」です。

★参考記事★

【セクターETF】VHTとは?価格や構成銘柄、チャート推移や配当利回りなどを分かりやすく解説⇒https://www.bridge-salon.jp/toushi/vht-etf/?utm_source=podcast&utm_medium=referral&utm_campaign=177

SBI証券⇒https://h.accesstrade.net/sp/cc?rk=0100ol0v00l2lv&add=podcast

IG証券⇒https://ad.presco.asia/cl/?b_id=ZmzyTADb&t_id=1&add=podcast

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株式会社インベストメントブリッジ作成

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株式会社インベストメントブリーチがお届けする、いろはに投資のながら学習。
こんにちは。最近、日本食が恋しいインターン生の坂田です。
このポッドキャストでは、スマホ時代の投資・企業分析メディア、いろはに投資の記事をもとに、
投資の基礎知識から最近のトレンドまで幅広くご紹介いたします。
通勤時間などの隙間時間でながら学習をして、さまざまな知識をつけていきましょう。
本日ご紹介する記事は、3月22日に公開した【セクターETF】VHTとは、
価格や構成銘柄、チャート推移や配当利回りなどを分かりやすく解説、です。
まず始めに結論を3点ご紹介します。
1.VHTは米国株ETFの一つ。
2.米国ヘルスケアセクターの445銘柄で形成されている。
3.過去にはVTIを超えるリターンを見出しており、今後も上昇が期待できる。
それでは記事本文に入っていきましょう。
まずはVHTとは何かという基礎から解説していきます。
VHTはセクターETFの中でも、
MSCI US Investable Market Healthcare Indexに連動するように運用されるインデックス型のETFです。
つまり、米国株の中でもヘルスケアセクター445銘柄に投資しているETFだと覚えておけば問題ないでしょう。
VHTを運用しているのは、高手資産運用会社のバンガード社です。
VHTの他にもVOOやVTIなどのETFを展開しています。
現在のVHTの価格は約241ドルであり、米国株は1株単位から購入できるため、約2万8千円あればVHTに投資ができます。
ではセクターETFとは何でしょうか。
そもそもETFとはExchange Traded Fundの略称であり、日本語では上昇投資信託と言います。
ETF自体が数多くの銘柄・企業を含んでいるため、1つのETFに投資すれば複数の銘柄に投資をした場合と同じ分散効果が得られます。
セクターETFとは、セクターと呼ばれる特定の業種に資金を集中したETFのことです。
それぞれのセクターに指数があるため、その指数をベンチマークとして連動するような運用成果を目指しているのが多いです。
VHTでは市販機に一度配当を出しています。
直近利回りは1.33%で、支払い日になると自動で指定口座へ振り込んでくれます。
VHTは配当重視のETFではないため、配当利回りだけを見ると少し物足りなさがありますよね。
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ETFで配当金を狙った投資をしてみたい方は、いろはに通して米国高配当ETFのおすすめを紹介しているので、ぜひそちらをチェックしてください。
では、VHTの構成銘柄を簡単に見ていきましょう。
VHTはヘルスケアセクターに投資ができるETFで、業種の投資割合は26%が製薬、19.2%が医療機器、17.2%がバイオテクノロジーなどとなっています。
組入れ銘柄は例えば、ジョンソン&ジョンソン、ユナイテッドヘルスグループ、ファイザーなどが挙げられます。
VTIなどと比べると、セクターを限定しているため、あまり聞いたことのない銘柄が多くなっています。
また、445銘柄に投資しているものの、主要銘柄の上位は自家総額の大きい企業が独占しています。
上位10銘柄で45.1%を占めています。約半分がたったの10銘柄で構成されていると言えるでしょう。
では、上位3銘柄の詳細をざっくりと見ていきましょう。
まずは、ジョンソン&ジョンソンについてです。
ジョンソン&ジョンソンは、ヘルスケア分野で様々な製品の研究開発、製造、販売を行っている会社です。
自家総額は約51兆円の世界的な大企業で、後輩等株としても人気で、VYMにも組み入れられています。
日本でもベビーオイルやリーステリンなどを販売しています。
最近では新型コロナウイルスワクチンなどの開発にも力を入れているようです。
続いては、ユナイテッドヘルスグループ。
ユナイテッドヘルスグループは、保険サービスや医療業務サポートサービスを提供する世界最大のヘルスケア企業です。
米国医療保険業界トップシェアを誇っており、自家総額は約52兆円となっています。
アメリカでは、大統領で保険課任を促すなど、コロナ禍で医療保険の重要さが再認識されています。
続いては、ファイザーです。
ファイザーは、研究ベースで医薬品、ワクチン、医療機器、消費者向け医療製薬など、
開発・提供しているバイオ医薬品企業です。
新型コロナウイルスワクチンで有名な企業ですよね。
コロナ禍で急成長した企業の一つで、自家総額は約31兆円まで上がっています。
ここで、VHTの過去の価格推移を見ていきましょう。
2017年から見ても、VHTは未来的な価格推移です。
過去の価格推移を見ていきましょう。
2017年から見ても、VHTは右肩上がりで成長を続けています。
コロナショック時には大きく下落していますが、見事に持ち直しています。
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2022年からは、上がったり下がったりの連時相場が続いているものの、
長期で保有すればヘルスケア分野の値上がりに乗ることもできます。
続いて、今後の見通しも見ていきましょう。
2022年、アメリカではコロナショック時に発動した量摘緩和政策を終了させ、利上げを実施しました。
また、ロシアによるウクライナ侵攻などによって世界情勢は大混乱に陥っています。
すでにインフレと景気交代が同時に進行するスタグフレーションが現実化しつつあり、
2022年は世界的に株価が上がりにくい展開が続くと考えられています。
投資をするかはそれぞれの判断となりますが、
ギャラクスオーバーの中でも長期的に見てVHTが値上がりすると考えるのであれば、今は買い時かもしれません。
値上がりが期待できる別の要因としては次のものが挙げられます。
1.暴落時でも下落しにくいディフェンシブな銘柄が多く組み入れられている。
2.長寿化と高齢化による健康需要の増大。
3.ウイルスの脅威などに対応した先進医療の発達。
これらの3つが挙げられるでしょう。
逆に値下がりすると思うのであれば、IC証券のCFD取引を活用すれば、売りポジションから入って利益を狙うこともできます。
また、VHTに投資をするのであれば、知っておきたい特徴がいくつかあります。
まず1つ目は高いリターンが見込めるという点です。
VHTは成長が見込めるヘルスケアセクターに投資対象を限定しているため、高いリターンが見込めます。
例えば、アメリカ株式市場の大型株から小型株まで約4,000銘柄をカバーしているVTIと比較してみましょう。
2005年から比較してみると、VHTがVTIのリターンを上回っているのが確認できます。
ヘルスケアは成長し続けるセクターと言えるでしょう。
2つ目は経費率が安いという点です。
VHTの経費率は年率0.1%と業界最安水準です。
そもそも経費率とは、投資商品の運用に必要な経費で、自身が投資している金額に基づいて自動手支払いされます。
例えば、VHTに100万円投資している場合、1年間で1,000円の経費がかかります。
これを高いと考えるか安いと考えるかは人それぞれですが、
445社の企業に分散投資してくれることを考えたら、経費率0.1%はかなり安いと言えるでしょう。
3点目は分散投資ができるという点です。
VHT一つに投資するだけで、445銘柄に投資できるのが大きなメリットです。
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投資をする上で大事なことは、分散投資を行い、リスクを最小限に抑えることです。
ただ、分散がされているとは言っても、同一セクター内で分散がされているという点に注意です。
ヘルスケアセクターに影響を及ぼす出来事が起これば、いくら分散がされていてもある程度の値下がりは避けられません。
そのため、さらに分散投資をしたい方は、ヘルスケアセクターと相関関係の低いセクターにも投資をするなど工夫も必要です。
続いては、小額投資はできないという点です。
VHTの現在の価格は約241ドルなので、日本円だと約2万8000円が必要です。
米国株では一株単位で投資できるのが魅力ですが、投資初心者や学生など、いきなり2万8000円を投資するのには勇気が要りますよね。
そのため、小額投資をしたい方は投資新宅を利用するのがおすすめです。
しかし、ヘルスケアセクターに投資できる投資新宅はあまりメジャーではありません。
小額投資をしたい方は、VTIの投資新宅である楽天VTIへの投資を始めてみましょう。
ある程度の余剰資金ができたらETFに投資をしてみましょう。
投資新宅であれば、100円から投資でき、配当金を受け取らずそのまま再投資することもできるので、福利効果も得られます。
ただ、その分ETFよりも手数料が高くなるため注意が必要です。
では、次にVHTに投資をする方法について見ていきましょう。
VHTに投資をする方法は、現物取引をする、そしてCFD取引をするという2種類があります。
CFD取引とは、株式、商品、経済指数、先物など、あらゆる金融商品を先決済で行う取引のことです。
現物取引のように、現金で株式を購入して保有し、売却するような現物の売買は発生しません。
現物を実際に保有しないため、証拠金を預けて売買でき、売り注文からの取引もできます。
では、続いてVHTに投資をするためにおすすめな証券会社を簡単にご紹介します。
まず、おすすめはIC証券です。
IC証券では、VHTをはじめ1万7千円賞の銘柄のCFD取引を行います。
CFD取引では、現物を実際に保有せずに取引できるため、下落相場でも利益が出せる売り注文からの取引ができます。
学習コンテンツ、ICアカデミーやニュース分析レポートなども揃っているため、CFD初心者からプロまで満足できるでしょう。
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次におすすめなのがSBI証券。
SBI証券は、ネット証券国内株式個人取引シェアNo.1を誇る人気のネット証券です。
2021年12月29日の時点で、5002件もの米国株式を取り扱っており、大型銘柄からIPO銘柄、中小型銘柄などバリエーションも豊富です。
VHD以外の米国ETFのラインナップも充実しているので、あなたが欲しい銘柄がきっと見つかります。
また、米国株を毎月好きな日に自動買い付けできる米国株式ETF定期買付サービスも利用できます。
当初心者から上級者まで幅広い方に人気があるので、どこの証券会社にすべきか迷っている方はSBI証券をおすすめします。
最後におすすめするのは楽天証券です。
楽天証券は何と言っても楽天経済券と組み合わせることで本領を発揮します。
楽天経済券とは楽天市場や楽天カード、楽天銀行など楽天の提供するサービスのことです。
楽天証券の特徴を4つにまとめます。
1.米国株投資に楽天ポイントを使用できる。
2.手数料コースを超割コースにすると取引手数料の1%がポイントバックされる。
3.楽天銀行と連携すると楽天銀行の普通預金金利が年0.1%になる。
4.SBI証券と同様に米国株積立サービスがある。
普段から楽天のサービスを使っている人にはかなりお得と言えるでしょう。
今回は米国株ヘルスケアセクターの445名柄に投資できるVHDについて、価格推移や特徴などを解説してきました。
最後にこのエピソードで最も重要な点を3つにまとめます。
1.VHDは米国株ETFの1つ。
2.米国ヘルスケアセクターの445名柄で構成されている。
3.過去にはVTIを超えるリターンを生み出しており、今後も上昇が期待できる。
VHDは米国株ETFなどで今後もアメリカ経済が成長していくと考えている方は、VHDに投資をするのも選択肢の1つです。
ただ、投資の世界では何が起こるのかわからないため、VHDが大きく値下がりをする可能性も多いにあります。
そのため、値下がり局面でも利益を狙えるCFD取引ができるIC証券での講座解説もおすすめです。
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本日の息抜き
暖かくなってきて桜の季節がやってきました。
新たな生活が始まった方も多いはずです。
今日は日本の春といえば桜ということで、ソメイヨシノについてお話をしていきたいと思います。
ソメイヨシノは日本中にありますが、実はほとんどクローン個体なの、知っていましたか?
つまり、全く同じDNAを持っている個体ということです。
ソメイヨシノ同士の自然交配によって子孫を残すことができない特性を持っています。
つまり、種は存在しないため、自然には生えてきません。
植木職人が江戸時代にソメイヨシノを生やし始め、クローンでの繁殖を繰り返し、今では日本全国に100万本以上のソメイヨシノが存在しています。
全てのソメイヨシノは誰かの手で植えられたと考えると感動しますよね。
コロナ流行前のように花見をできませんが、ぜひこの季節を楽しんでください。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
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