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2022-11-08 14:51

#344【いろはに投資ニュース】米テック大手4社GAMAの決算発表!その内容と今後の展望について解説!

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私たちの経済や投資に対する考え方に大きく影響を与える世界のニュースを配信する【いろはに投資ニュース】

アメリカの大手テック社Google, Apple, Meta, Amazonが、10月下旬に7月から9月期の決算を発表しました。

今回は、GAMAの決算から今後の展望まで詳しく解説します。

さらに、毎週火曜に「英語ニュース解説」も配信開始!経済知識と英語力を一緒に習得しましょう!

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株式会社インベストメントブリッジ作成

00:05
株式会社インベストメントブリッジがお届けする、いろはに投資のながら学習。
こんにちは、最近食欲が止まらないインターン生の酒田です。
本日は、いろはに投資ニュースをお届けしていきます。
いろはに投資のポッドキャストでは、金融や投資に関するエピソードのほか、
私たちの経済や投資に対する考え方に大きく影響を与える世界のニュースを配信しています。
今回は、アメリカ大手テック4社GAMAの決算についてです。
GAMAとは、Google、Apple、Meta、Amazonの4社のことを指します。
GAMAという言葉は馴染みがないかもしれませんが、
GAFAという言葉は皆さん一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
Metaは昨年まで社名がFacebookでしたが、Metaに変更したため、
頭文字が変わり、GAMAと呼ばれるようになりました。
このGAMAを構成する4社が、10月下旬に7月から9月期の決算を発表しました。
順番に解説をしていきたいと思います。
まず、Googleからですが、Googleの親会社であるアルファベット社の決算を紹介いたします。
アルファベット社の売上高は前年同期費6%増の690億9200万ドル、約10兆2500億円。
営業利益は19%減の171億3500万ドル、約2兆6600億円でした。
4社の中で悪い決算です。
売上高の内訳を見ると、Google広告などのGoogle検索関連事業が前年同期費4%増の395億3900万ドル、
Googleクラウド事業が38%増の68億6800万ドルと向上です。
クラウド事業に関しては、9月にはサイバーセキュリティ企業マンニアントの買収も完了し、
クラウドをまたがってデータを分析できる唯一のプラットフォームとして顧客への付加価値をさらに強めようとしています。
営業利益が19%減となったのは、従業員数が24%も増加したことが原因です。
それに伴ってコストが17%も増加しているにも関わらず、売上高がそこまで伸びていないため利益を圧迫してしまったのです。
Googleはレイオフをあまり行わない企業ですが、今回の決算を見てレイオフに踏み切るのではないかとも言われています。
また、YouTubeは前年同期費で2%減の70億7100万ドルと2年ぶりの減少となり苦戦を強いられています。
これは広告需要の鈍化が挙げられます。
インフレや景気減速懸念に対して企業がネット広告への予算を削減し、広告収入の減少につながりました。
03:06
また、TikTokやInstagramのリールなどのショート動画との競争が激化しました。
これを受けて同社はYouTubeショートを来年より収益化することを明らかにしました。
これによりYouTubeショートで動画を投稿する人も増える可能性が高いです。
次にAppleです。
Appleの売上高は前年費8%増の901億4600万ドル、約13兆3000億円です。
純利益が1%増の207億2100万ドル、約3兆600億円と同期間の過去最高を更新しました。
4社の中ではとても良い決算で半導体不足の落ち着きや上海交渉のロックダウン解消が背景として考えられます。
商品別で見てみると、9月に最新の14シリーズを投入したiPhoneの売上高は10%増の426億2600万ドルで全体の47%を占め、
7月にM2搭載のMacBook Airを投入したMacは25%増の115億800万ドルとなり、第三四半期の縮小から副長しました。
iPhoneは発売日の関係で昨年に比べ1週間ほど多く新製品の売上が含まれていますが、iPhone14プラスは10月販売。
iPhone14 Proの供給不足などを鑑みるとさらなる成長が見込めそうです。
iPadは13%減の71億7400万ドルとなりましたが、これは2021年は9月に新モデルを発売したのに対し、
2022年の新モデルは10月発売となり、7月から9月期の決算に含まれていないことが挙げられます。
サブスクなどのサービスは5%増の191億8800万ドルという結果になりました。
利益率の高いサービス部門の成長減速は少し心配です。
地域別の売上高は欧米や中国、日本と中国を除くアジア太平洋地域で増収。
日本では5%減の57億ドルにとどまっています。
同社の売上高は続くドル高で5%も下がっており、長期金利の上昇やインフレが一段落すればさらなる成長が見込めるでしょう。
次に、メタです。
メタの売上高は前年比4%減の277億1400万ドル、4兆900億円。
純利益が52%減の43億9500万ドル、6500億円でした。
上場以来初めて減収に転じた第二四半期に続き、二四半期連続の減収となり、利益は2019年以来の低い水準で四四半期連続の減益となりました。
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景気の減速で企業が広告支出を抑える動きが継続し、広告収益の依存度が大きい同社にとってはダメージが大きく、
広告の平均単価が18%減って売上規模が縮小しました。
また、メタバース領域を中心に研究開発費として45%増の91億7000万ドルを投じており、利益の大幅な減少につながっています。
マーク・ザッカバーグCEOは、「短期では収益面の困難に直面をしているが、力強く再成長するための基盤は整っている。」とコメントしています。
売上は減少していますが、コストは下がり続けているため、36%あった営業利益率は20%まで落ち込んでいます。
業績の悪さが目立ちますが、同社は現在ユーザー数を増やし続けており、
メタによると毎日29億3000万人のユーザーがInstagram、Messenger、WhatsAppなど同社のいずれかのアプリを使用しているそうです。
2022年10月から12月期の売上高は市場予想は下回る300億から325億ドル程度になる見通しで、
メタバース関連投資の損失が来年に大きく拡大するとの見方も示したことから、株価は時間外取引で約20%下落しました。
最後に、Amazonです。
Amazonの売上高は前年比15%増の1271億100万ドル、約18兆5900億円でした。
有料会員向けセールプライムデイを7月に開催した効果もあり、両市販機ぶりに二桁の伸び率となりました。
売上高の内訳は、インターネット通販事業の売上高は7%増の534億8900万ドル、
外部の出品者から得る手数料収入は18%増の286億6600万ドル、
クラウドサービスのAmazonウェブサービスは27%増の205億3800万ドル、
プライムなどのサブスクリプションサービスは9%増の89億300万ドルとなりました。
米国や欧州各国で順次プライムの年会費が引き上げられたため、サブスクリプションサービスの増収につながりました。
しかし、営業利益は48%減の25億2500万ドルでした。
これを受け、時間外取引で同社の株価は27日終わり年に比べて一時約20%下げました。
現役の背景としては、トラックなどの燃料費や人件費の上昇が上げられています。
純利益は9%減の28億7200万ドルでしたが、
出資する振興EVメーカー、米リビアンオートモーティブの株価上昇もあり、3市販機ぶりに最終クロージとなりました。
09:09
アマゾンにとって10月から12月期は最大の商戦期にあたるにもかかわらず、
10月から12月期の売上高の見通しは市場予想の1550億ドルを大幅に下回るもので、市場には悲観的なムードが漂っています。
ただ、4社のうちインフレ・ドル高の影響を強く受けているのがアマゾンだと思われます。
インフレ・ドル高が受精されれば利益拡大のポテンシャルはかなり高いでしょう。
今後も各社の動向からは目が離せません。
さて、今回の配信から毎週火曜日に英語ニュースの解説を実施していきたいと思います。
第1回のテーマは、今日の配信にも出てきたAppleについてのニュースです。
日本語では、中国でのiPhone売上台数は10月24日から始まる週に27%減少し、3週連続での急落となります。
日本語では、中国でのiPhone売上台数は10月24日から始まる週に27%減少し、3週連続での急落となります。
日本語では、中国でのiPhone売上台数は10月24日から始まる週に27%減少し、3週連続での急落となりました。
iPhoneの発売が今年に入ってからであることを考慮しても、このマイナス傾向は変わらず、最近のライバルであるAndroidの落ち込みよりもひどい状況です。
Appleはこれにより、中国国内のシェアを4から5%と失った可能性があるとも指摘しています。
今回の文章で出てきた言葉としては、スランプがあるのですが、これは日本語でもおなじみのスランプのことです。
今回は暴落するという意味で使用されていますが、他にも崩れ落ちるや沈み込むという意味があります。
これからも英語ニュースを聞いて、経済知識と英語力を一緒に習得していきましょう。
いろはに投資ニュースでは、私たちの経済や投資に対する考え方に大きく影響を与える出来事を解説していきます。
いろはに投資の記事も概要欄からご覧になれるので、ぜひチェックしてみてください。
いろはに投資でこれからも一緒に知識をつけていきましょう。
本日の息抜き
皆さん、本日11月8日の火曜日は何が起こる日か知っていますか?
ニュースでご覧になった方もいるかもしれませんが、2022年11月8日火曜日、今日の夜は日本全国で怪奇月食が起こります。
怪奇月食は月が地球の陰に完全に隠され、赤黒く変色した満月が見られる天体現象です。
次に日本で怪奇月食が見られるのは2025年の9月8日で、約3年後と言われています。
12:07
そう考えるとかなりのビッグイベントということが分かりますよね。
ウェザーニュースによると怪奇月食の始まりから終わりまでは約86分間だそうです。
このエピソードを収録している時の天気予報によると、
11月8日の夜は東北の南部や北陸、東海、近畿などは晴れて観測できるところが多く、一方で関東は沿岸部ほど雲が多くなるそうです。
雲がもしかかっていたとしても、月食が見えるチャンスは大いにあるので、皆さん、今晩は外に出て空を眺めてみてくださいね。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
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