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株式会社インベストメントブリッジがお届けする、いろはに投資のながら学習。
こんにちは、最近出社をしているインターン生の星野です。
このポッドキャストでは、スマホ時代の投資企業分析メディア、いろはに投資の記事をもとに、
投資の基礎知識から最近のトレンドまで幅広くご紹介いたします。
通勤時間などの隙間時間でながら学習をして、さまざまな知識をつけていきましょう。
本日は、いろはにIPO Vol.1をお届けしたいと思います。
このエピソードでは、10月に上場した、あるいは上場予定の企業をご紹介いたします。
本エピソードの収録日、10月14日時点で、10月中には4社が上場する予定です。
上場する時系列に沿って、それぞれの企業を見ていきましょう。
最初にご紹介する企業は、10月7日に上場した株式会社ワンキャリアです。
ワンキャリアは、2015年に設立された企業の採用DXの支援を行う企業です。
想定時価総額は約114億円で、東証マザーズに上場し、
初値は公開価格2090円の19.6%高の2500円でした。
では、同社についてより具体的に見ていきましょう。
まず始めに事業内容です。
これまで、求職者は就職のための情報収集にオンラインでアクセスしたり、
オフラインで説明会などへ足を運ぶなど、さまざまな手段が必要でした。
これに対し、ワンキャリアはまとめて一箇所で情報収集ができるキャリアデータプラットフォームを構築しました。
知っていれば避けられた企業と求職者のミスマッチを減らし、
多様な雇用機会の創出を手助けしています。
同社はキャリアデータプラットフォーム事業の単一セグメントです。
その中でサービスは採用DX支援サービスとその他のサービスに分類されます。
採用DX支援サービスでは新卒採用メディアワンキャリアを運営しています。
企業向けには採用活動を支援するワンキャリアクラウドシリーズを提供しています。
そして、決算に関しては売上高は右肩上がりで増加しており、創始産額も同じように増加しています。
また、今期は経常利益、一株当たり準試産額、当期準利益、一株当たり当期準利益のいずれの指数も過去最高を更新しています。
ただ、自己資本比率は約22%となっており、高いとは言えません。
今後、安定的な成長が達成できるかを注目していきたいところですね。
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続いては、10月8日に上場した株式会社日本エコシステムです。
日本エコシステムは、1997年に設立された太陽光発電システムや電力小売事業を行う企業です。
想定時価総額は約56億円で、当初2部に上場しました。
発値は2200円で、公開価格を3.8%上回りました。
では、早速より詳しい内容を見ていきましょう。
同社は連結子会社7社とともに、社会インフラサービス企業として、公共サービス事業、環境事業、交通インフラ事業を主な事業としています。
公共事業の一環として、トータリゼーションシステムの設計・製造が行われています。
トータリゼーションとは、公共協議におけるオッツの表示、集計、配当金の計算、払い戻しなどを一括処理するシステムのことを示します。
環境事業では、再生可能エネルギー発電設備の設計、施工、保守業務などを行っています。
環境への負荷がより小さい科学技術で、環境汚染を予防し、生活の安全性を確保し、持続可能な社会の構築を目指しています。
売上高は減少気味ですが、一方で営業利益は増加しており、営業利益率も上昇しています。
セグメント別では、公共サービス事業及び交通インフラ事業が牽引しています。
また、継承利益は波がありながらも、今期は大きく増加しています。
そして、3番目にご紹介するのは、10月14日に上場したPHC Holdings株式会社です。
同社は、1969年に設立された医療機器、ヘルスケア、ライフサイエンスにおけるサービスの開発、製造、販売を行っている企業です。
想定時価総額は約4,520億円で、当初一部に上場しました。
発値は3,120円で、公開価格を4%下回りました。
では、より詳しい内容を確認しましょう。
PHC Holdingsは、パナソニックグループから独立したヘルスケア事業が起点となっている企業です。
糖尿病マネジメント、診断、ライフサイエンス、ヘルスケアソリューションの3つの主な事業を持っています。
糖尿病マネジメントドメインでは、特許権を有するバイオセンシング技術、合理化された生産技術、
顧客の特性に応じたマーケティングをもって、血糖自己測定システムのような高精度かつ簡易的な医療機器の開発から販売まで行っています。
診断、ライフサイエンスドメインにおいては、より専門的な機関を対象としたサービスを展開しています。
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具体的には、再生医療や創薬などの研究を行う大学や研究機関、または医療介護現場で必要な機器の開発、製造、販売を行っています。
ヘルスケアソリューションドメインでは、1972年から当時日本初の医療機器の製造・販売を行ってきた実績を強みとして、
医療情報システム分野におけるIT製品の開発・販売を行っています。
業績については、売上収益は前年同期費29.2%増で、総資産は微増しています。
また、自己資本比率は18.8%となっています。
eBITDAは前年同期費112.7%増、市販期利益は前年同期費339.4%増と急成長しています。
また、営業CFがプラスの上で設備投資も行っており、コロナ禍でも安定していることが伺えます。
最後は、このエピソードが公開される翌日、10月26日に上場予定の株式会社THINKです。
THINKは、2014年に設立されたビッグデータとAI・機械学習技術で顧客のマーケティング支援を行う企業です。
想定時価総額は約94.8億円で、東証マザーズに上場します。
THINKはソリューション事業、アナリティクス事業の2つを主な事業としています。
ソリューション事業では、マーケティング用調査・分析ツール、キーワードマップ、キーワードマップ for SNS の開発と提供しています。
キーワードマップでは、ビッグデータや自然言語処理などの先端技術を活用。
そのため、高度な技術力を要するマーケティングプロセスを再現性高く短時間で実現できます。
キーワードマップ for SNS では、Twitter を活用しサービスの反響調査・潜在顧客獲得を目指しています。
アナリティクス事業においては、DX コンサルティングサービスを提供しています。
キーワードマップシリーズを活用していたビッグデータをもとに、顧客のマーケティングを統合的に支援します。
DX コンサルティングは主力製品であるキーワードマップを用いて行っています。
そこから蓄積される知見やユーザーの声をキーワードマップに反映することで進化を続けているのです。
売上高は創業以来増加しており、今期は売上高10億円を突破する見通しとなっています。
純資産も増加しており、自己資本比率は約38%です。
はい、ということで今回は10月に上場した、または上場予定のワンキャリア、日本エコシステム、PHCホールディングス、THINKをご紹介いたしました。
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なお、今後のIP用スケジュールなどについては、いろはに投資のウェブサイトからご確認できますので、ぜひご覧になってください。
次回はSBI証券、Tポイント投資はおすすめ?評判からデメリットまでわかりやすく解説、というエピソードです。
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