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株式会社インベストメントブリッジがお届けする、いろはに投資のながら学習。
こんにちは。最近、日本食が恋しいインターン生の佐方です。
このポッドキャストでは、スマホ時代の投資・企業分析メディア、いろはに投資の記事をもとに、
投資の基礎知識から最近のトレンドまで幅広くご紹介いたします。
通勤時間などの隙間時間でながら学習をして、さまざまな知識をつけていきましょう。
本日ご紹介する記事は、2月18日に公開した【ETF】VOOとは、
配当金や株価・チャート推移・構成銘柄などを分かりやすく解説、です。
まず初めに結論を3点ご紹介します。
1. VOOは、S&P500指数に連動するETF。
2. 経費率が0.03%で取引コストを抑えられる。
3. 過去は右肩上がりに成長している。
では、記事本文に入っていきましょう。
VOOは、アメリカの資産運用会社・バンガード社が提供するETFで、S&P500をベンチマークにしています。
VOOの株価は、チャートを見る限り右肩上がりに推移をしていますが、投資対象としておすすめなのでしょうか?
このエピソードでは、VOOに投資をする上で知っておきたい特徴や、これまでの株価推移・構成銘柄などを解説していきます。
VOOは、アメリカの代表的な企業500社を指数化したS&P500指数に連動する米国ETFで、
正式名称はバンガードS&P500ETFです。
VOOを運用しているのは、大手資産運用会社のバンガード社です。
VOOの他にも、VTI、バンガードトータルストックマーケットETFや、
VIG、バンガード米国増範株式ETFなどのETFを展開しています。
VOOの直近の配当売り回りは1.53%で、値上がり益も狙えつつ、配当も期待できる優秀なETFです。
現在のVOOの株価は約410ドルであり、約4万7千円あればVOOに投資できます。
少し高く感じるような方は、後ほど紹介するS&P500に連動する投資信託の利用も検討してみてください。
投資信託であれば100円から購入ができます。
そもそもETFとはどんなものだったか振り返ってみましょう。
ETFとはExchange Traded Fundの略称で、日本語では上場投資信託と言います。
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ETF自体が数多くの銘柄を含んでいるため、1つのETFに投資をするだけで複数の銘柄に投資をした場合と同じ分散効果が得られます。
では続いて、S&P500指数について解説をしていきたいと思います。
VOOのベンチマークであるS&P500は、ニューヨーク証券取引所やナスタークなどに上場している企業から代表的な500銘柄を時価総額で過充平均にした指数です。
そのため、S&P500に連動するファンドに投資をすれば、アメリカの主要企業500社に投資をしているのと同じ効果が期待できるのです。
ここ最近では、若年層の投資意識も高く、積立ニーサでS&P500に連動する投資新宅に投資をする人も徐々に増えています。
積立ニーサについて詳しく知りたい方は、ニーサ・積立ニーサの違いとはどっちが得なの?という記事もいろはに通して公開をしているので、ぜひ参考にしてみてください。
では、VOOにはどのようなメーカーが含まれているのでしょうか?
例えば、AppleやMicrosoft、Amazonなどが挙げられます。
GAFAを中心として世界を代表する企業がずらりと並んでいます。
そして、S&P500は500社に均等に投資をする指数ではなく、時価総額過充平均を採用しています。
時価総額過充平均とは、時価総額が大きい銘柄には大きく投資をして、時価総額が小さい銘柄には少し投資をする方法のことです。
つまり、時価総額が大きい大企業ほどS&P500にたくさん組み込まれていることになります。
VOOの株価推移を見てみると、とても右肩上がりになっているのがわかります。
ここまで大きく成長してきたのには理由があります。
まず一つ目は、アメリカの経済成長力が高いということです。
VOOはS&P500をベンチマークにしているため、S&P500の公正企業の株価が上がると、VOOの株価も上がることになります。
S&P500は米国株式市場の時価総額の約80%をカバーしており、GAFAなど世界を代表する企業が組み入れられています。
また、2020年に発生したコロナショックの時を見てもわかる通り、世界的な株安局面が来た時でも米国経済はいち早く回復しました。
力のある企業がある上、アメリカの政策がマッチすることでアメリカの経済力が力を発揮し、S&P500時数も連動して成長していったのです。
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VOOが大きく成長したのに挙げられる二つ目の理由としては、公正銘柄が常に入れ替わるということです。
S&P500は独自の委員会で話し合いが行われ、市販機ごとに銘柄の入れ替えを行います。
2020年にはイーロン・マスク氏が率いる電気自動車大手のテスラがS&P500に採用されて話題となりました。
時代の流れや各企業の業績、今後の見通しなどを総合的に判断し、米国の主要業種の主要企業をカバーできているのかを見極めるためです。
時代に合わせて公正銘柄を入れ替えることで、米国株式市場全体の時価総額比率の約8割をカバーできるように調整されています。
公正銘柄を入れ替えていくことで、時代に合った銘柄に投資ができるのです。
では続いて、VOOの今後の見通しを見ていきましょう。
2022年、米国ではコロナ食毒に発動した量摘緩和政策を終了させ、利上げを実施しようとしています。
これまで市場にあった潤沢なマネーが減り、利上げが行われることで成長重視のグロース株は売られやすくなる傾向があります。
VOOのベンチマークであるS&P500はハイテク企業であるグロース株が多いため、VOOの株価も上がりにくいと考えられます。
投資するかはそれぞれの判断となりますが、今後S&P500指数が成長すると期待するのであれば、今のうちからコツコツと投資をしておくことをお勧めします。
また、CFDであれば売りからも取引ができるので、下落を予想する方はIG証券でCFD取引をするのも一つの手だと思います。
では続いて、VOOに投資をするメリット・デメリットを見ていきましょう。
まずは分散投資ができるということについてです。
投資をする上で大事なことは、分散投資を行い、リスクを最小限に抑えることです。
ただ、分散投資をするために何十社もの決算状況や市場状況について確認するのは時間的にも難しいでしょう。
VOOは投資対象となる企業がアメリカを代表する勢いのある500社なので、VOOに投資をするだけで分散投資ができます。
仮に500社のうち1社の株価が低迷しても、他の銘柄にも分散投資をしていることから、株価が大きく下がってしまうリスクが減り、安心して試算運用ができます。
続いて、経費率が低いという点についてです。
VOOの経費率は年率0.00%と業界最安水準です。
なので取引コストを抑えながら運用できるのもメリットと言えるでしょう。
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経費率とは投資商品の運用に必要な経費で、自身が投資している金額に基づいて自動で支払いされます。
例えばVOOに100万円投資をしている場合、1年間で300円の経費がかかります。
500社もの企業に自動で分散投資してくれることを考えたら、経費率0.03%はかなり低いと言えるでしょう。
続いては配当金がもらえるというメリットについてです。
VOOに投資をすることで配当金がもらえます。
VOOの直近配当利回りは1.53%で、ETFで得られた配当金は再投資されず、指定口座へ振り込まれます。
運用中に定期的にキャッシュを手に入れたい方にはとてもおすすめです。
VOOは値上がり益だけではなく、配当によるインカムももらえるので優秀なETFですが、より高配当な投資先はあります。
いろはに投資の記事ではアメリカのおすすめ高配当株についても解説をしているので、ぜひチェックしてみてください。
では続いて、奨学投資はできないというデメリットについてです。
VOOの現在の価格は約410ドルなので、日本円で約47,000円が必要です。
投資初心者の方などいきなり47,000円を投資するのには勇気が要りますよね。
そのような方は投資新宅を利用することをおすすめします。
投資新宅であれば100円から投資ができ、配当金を受け取らずそのまま再投資をすることもできます。
ただ、その分ETFよりも手数料が高くなるため注意が必要です。
ETFと投資新宅のどちらがおすすめなのかは、次のことを参考にして判断しましょう。
ETFがおすすめな人は、経費率を下げたい人や、配当金は自由に使いたい人。
投資新宅がおすすめな人は、奨学投資をしたい人や、配当金は再投資したい人。
ETFがおすすめな人は、奨学投資をしたい人や、配当金は再投資したい人です。
続いてVOOに投資をする方法を見ていきましょう。
VOOに投資をする方法には、現物取引をする、そしてCFD取引をする2種類があります。
CFD取引とは、株式、商品、経済指数、先物など、あらゆる金融商品を先決済で行う取引のことです。
現物取引のように現金で株式を購入して保有し、売却するような現物の売買は発生しません。
VOOに投資をするときのおすすめの証券会社はズバリ、IC証券、SBI証券や楽天証券です。
詳しい解説は、いろはに投資の記事にも記載しているので、ぜひご覧ください。
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S&P500に連動するVOOに関する情報を中心に、メリットやデメリットについて解説してきました。
最後に、最も重要なポイントを3つまとめます。
1.VOOはS&P500指数に連動する米国株ETF
2.経費率が0.03%で取引コストを抑えられる
3.過去は右肩上がりに成長している
VOOのベンチマークであるS&P500指数に投資をすることで、アメリカの主要企業500社に投資をしているのと同じ効果ができます。
そのため、今後もアメリカ経済が成長していくと考える人は、VOOに投資をするのも選択肢の一つです。
ただ、投資の世界では何が起こるのかがわからないため、今回紹介したリターンが得られないことも頭に入れていくことが必要です。
VOO投資をしようとしている人は、いまのうちにCFD取引ができるIC証券でも講座解説をしておきましょう。
本日の息抜き
改めまして、ただいまアメリカのカリフォルニアの大学に留学をしている坂田です。
今日は、私がアメリカで受けている大学の修行がどのようなものであるのか、少しお話をしたいと思います。
皆さんのアメリカの大学のイメージはどのようなものでしょうか。
日本の大学の講義はゼミなどは別にして、教授が一方的に講義を行って、学生は聞くのみというスタイルは一般的ですよね。
しかし、アメリカの大学の授業は日本の大学の授業とは異なり、発言をする場が多く、成績はテストだけではなく出席はもちろん、どれだけ発言したか、レポートの数々などが評価されます。
発言をすると成績につながるというのもあってか、授業は必ず学生の質問が飛び交っています。
私自身、留学前はアメリカでは皆が積極的に発言をするのかと思っていたのですが、それは学生によって本当に異なっていて、静かな学生もいれば、とても積極的に発言をする生徒もいます。
グループワークなどはありますが、必ず発言を求められるわけではありません。
皆がちょっとした疑問や意見もすぐに言うので、質問や発言がしやすい環境が自然に生まれていくのは、日本の大学にはないので素敵だなと感じています。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
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