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インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
この番組では、インターン生2人が、株、投資、経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話をながら聞きする感覚で、一緒に勉強していきましょう。
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おはようございます。最近、やっと模様替えしたインターン生の佐野です。
おはようございます。最近、髪を切って新規一転したインターン生の山口です。
早速なんですけど、水曜日にお伝えした通り、今回イオンについて話していきたいなと思っていまして、
9月に入ってから4,000円台を推していたイオン株なんですけども、先日発表された決算を境に500円ほど急落し、現在では3,500円台にまで落ち込みました。
そうなんですね。
今回は、その急落した原因である決算概要を解説した後、小売業界の今後について、また他のディスカウントストアの銘柄について考えてみたいなと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
お願いします。
早速なんですけども、2025年2月期の中間決算、上期ですね。3から8月の決算を見てみましょう。
営業収益、今回以下売上高といいます4兆9994億円ということで、前年同期比プラス6.1%。
営業利益は986億円ということで、前年同期比から190億円の現益でした。
こちらの売上高に関しましては、過去最高を更新し、このままのペースで進んでいけば、今期も売上高10兆円を達成できるんじゃないかということで、
もし仮に売上高10兆円を達成できれば、国内においてはセブンアンドアイとイオンの2社だけになるということで、圧倒的なところになるんじゃないかなと思っています。
売上高を見ると、最初に言っていた株価の落ち込みは想像できないんですけど、国内の小売業の売上高ランキングを見てみますと、
3位はユニクロでおなじみのファーストリテイリングの3兆円ですね。やっぱり2のイオンと3位のユニクロでこの3倍も違う。ちょっと驚きですね。
本当に驚きですよね。こちらの好調な売上高に対して、先ほど山口さんがおっしゃっていたように、なんで株価が下がったというところにもつながってくるんですけども、
気になったのは利益率の低さということで、利益率の低さを解剖してみましょう。
財務諸法を見ると販売管理費と原価が上がっていました。半会費に関しては賃上げに伴う人件費の増加と原価に関しては、こちらの物価高に対するコスト上昇ということでなっています。
ただやさや物価高で厳しい環境の中にイオンは独自のポイントワンポイントやクーポンの販売促進をしているという点も少し利益源に響いてそうですよね。
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本当にそうですよね。おっしゃるとおりだと思います。またもう少しマクロで見てみると、足元ではインフレが転職していますし、賃上げによる所得というのは増えているんですけれども、消費がそれに比例して増加していないというのが現実だと思います。
競合他社と価格競争になればますます厳しくなりそうですねというのが率直な印象です。
ではこちら山口さんに質問したいなと思うんですけども、賃金は上昇しているのに消費、購買力が上がらない理由というのは何だと思いますか。
やっぱり賃金に対して物価高のスピードが速すぎて、賃金が上がっていることとグラフというか右肩上がりの角度が一致していないというのが大きいかなと思います。
自分もバイトのみとして最低賃金が10月から上がったり、今年も去年もずっと上がり続けていると思うんですけど、やっぱりその分物価もどんどん上がっていっているので、自分一人暮らしの生活費はどんどんどんどん上がっていっちゃうので、
それが節約志向というか全体的にあんまり消費したくないという気持ちが大きくなっているというのが理由だと思いますね。
確かにそうですよね。バイトの最低賃金が上がったとしても、結局税金の面で見たら稼ぎる上限って決まっちゃうじゃないですか。
そうしたらやっぱりそこの中でやりくりしないといけないということで。
実際的には増えないですよね。
やっぱりそうですよね。
僕が持ってきた仮説なんですけども、確かにデータを見ると賃金の上昇率って上がっているんですよね。
しかしながらその内訳に目を向けると、その上昇っていうのは特別給与、いわゆるボーナスによるもので、給与のベースアップが行われているわけではないということで、
一般的にその日常生活の支出って毎月ごとの給与をもとに考えると思うんですよね。
そういうところからも賃上げが消費に反映されていないっていうのは確かに理にかなっているというか、本当にその通りなんじゃないかなというところで僕の仮説とさせていただきます。
確かにボーナスとか急にまとまったお金が入ってきたら、やっぱり日常のものというよりかは旅行とか何かご褒美として自分に買ったりみたいなところに使ってしまうことが多いので、
賃金が上昇しているイコールイオンのように小売業のように恩恵を得られるみたいなところはイコールがないのかなって思いました。
やっぱりそうだと思います。
イオンの将来性についてはどう思いますか?
売上高が顕著に伸びているということは非常にポジティブだと思います。
ただし賃上げと物価高によるコスト上昇によって利益が減少しているという点には注意が必要ですよね。
賃上げも物価高も今後も続いていくでしょうし、新たな打ち出が求められている気がしますよね。
なるほど。
その点なんですけども、ウーバーと共同して宅配事業を手掛けたり、まだ海外事業にも注力しているのでそちらの進捗を追っていければなというふうに思います。
そうですね。
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最もイオン株を保有している方であったり、興味を持っている方というのは、優待や配当に魅力を感じる方も多いと思います。
ただしこのまま利益水準が下がっていけば、最悪優待や配当の変更というのもあるかもしれないということを頭に入れておいたほうがいいかもしれませんね。
なるほど。つまり小売事業以外の金融デベロッパーの分野での成長が鍵になるということですね。
そうだと思います。
では、やや苦戦している印象を受けるイオンに対して、反対にディスカウントストア関連メーカーらは好調なようですよ。
例えばドンキホーテでおなじみのパンパシフィックインターナショナルホーディングスという会社なんですけども、
大道さん、普段ドンキとかって使われますか?
はい、結構行きますね。
実際お店の印象というか、にぎわいというのはどうですかね?
やっぱりドンキといえば海外からの観光客がすごいたくさん来ていて、やっぱり爆買いしているイメージですね。
確かに、印象的な髪袋持っている方もいますよね。
ずっと持っていますよね。
そんなドンキなんですけども、実際に数字で見てみた場合に、月別の販売高、なんと28ヶ月連続で前年実績を上回ったようですよ。
28ヶ月!?
かなりすごいですよね。
そうですね。
2年以上ということで。
ずっと右肩上がりということですね。
今月に関しては前年より休日が1日多かったことや、あとは最近暑いじゃないですか。
猛暑が続いたことによって、夏のレジャー用品であったりという、そういった部分の向上が要因だったようですよね。
なるほど。
こちらはドンキの優待なんですけども、100株以上を保有することによって、グループ内で利用できる電子マネーが年間4000ポイント増やされるようです。
あと配当に関しても、年間配当30円となっています。
4000ポイントは大きいですね。
そうですね。確かにこれなかなか大きいです。4000ポイントあれば1週間生活できそうです。
そうですね。1人暮らしだとすごいデカいですよね。
大きいですね。
最後に小売業界全体としての今後を考えてみようかなと思うんですけども、山口さんは地方出身で、人口減少というのをかなり身を感じていると思うんですけども、実際に小売業界どうなっていくと思いますか?
そうですね。やっぱり縮小傾向でもあるのかなと思います。
自分も2、3ヶ月に1回帰省するんですけど、そのためにやっぱり小売の、昔使っていたスーパーとかがなくなっていたりとか、大きいスーパーが1つできると小さい地元のスーパーは消えていってしまうみたいなのを目の当たりにしているので、
やっぱりそういう地元に根付いた小売っていうのは、今のビジネスモデルではあまり再産が取れなくなっていくっていうのはちょっと傾向がありますね。
ありがとうございます。逆に東京であったり関東近辺っていうのはむしろ人口減少するどころか増えているようなところもあるので、そういった点では地方と関東であったり東京っていうところで二軸で考えないといけないのかなっていうのは思うんですけども、
その解決策の1つとしてインバウンドを考えてみたいと思います。インバウンドのリピーターって言うじゃないですか、これ2回目以降は都市部よりも地方へ行く傾向があるっていうことみたいなんですけども、意外じゃないですか。
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でも私が留学していたホストファミリーが日本に今年来てくれたんですけど、東京遊びに来たんですけど、彼らも2回目は地方に行きたいって言ってたので、すごいこのデータには納得しました。
確かに東京行ったら次ちょっとニッチな場所に行きたいっていう、観光に行きたいっていうのは、確かにこれみんな思うのかもしれないですね。では続いて人々が実際に購買するっていうのは何か買うってなったときには、僕2つの軸があるんじゃないかなと思っていまして、
1つはロジカルな価値ということで、家から近いであったり価格が安いであったり、どちらかというと数字にできるような価値観のところがあるのかなと思っていまして、もう1つはエモーショナルな価値ということで、自分の好みであったり価値観に合うような、そういった価値観ということで、このロジカルとエモーショナルの2つの軸があるんじゃないかなと思っています。
これ具体的に見てみると、ユニクロが従来リーズナブルな価格設定によって、ロジカルな物理的な数字にできるようなところの価値っていうのに強みを伸ばしていったと思います。
一方で、現在はハイブランドとのコラボであったり、そういった価値観であったり、エモーショナルな部分も強化しようとしているんじゃないかというところが考えられるのかなと思います。
そうですね。最近韓国風のファッションはGUとかユニクロで売られていることがあるので、そういう点でも若者トレンドを取り入れようとするエモーショナルな価値を求めようとしているのもわかりますね。
そうですね。ロジカルな、ただ安いだけじゃなくて、最近のトレンド、流行を取り入れたり、そういった価値観なところをしなじいていますか。
この2つの掻き合わせたところっていうのは、今後こういう業界に求められていくんじゃないかなというふうに思いました。
そうですね。
一方で、地方においてどんな解決策を考えられそうですかね。
やっぱり人員削減コスト面がかかってしまうので、人件費を下げるためにもレジの無人化とかそういうところに導入して、初期コストはかかるんですけど、長期的な人件費を減らすという対策は必要なのかなと思いました。
ありがとうございます。最近だと第三セクターといって、民間と公的な機関との間の第三セクターというところがスーパーとか作っている地方もあるみたいなんですけども、これ結局民間だけで利益化できないから、手伝ってもらっているだけであって、これって結局持続可能じゃないといいますか。
そうですね。
そういったところでは、やっぱりまずはDXあるいは無人路地とか導入して、コストをカットしていくという、そういったところが大事になってくるのかなというふうに思いました。
そうですね。
では、今回の結論の部分に移りたいと思います。イオンの売り上げ高というのは過去最高でしたね。
はい。
ただし、イオンの賃上げによる人件費の増加であったり、物価とかによるコストの増加によって利益が減少していました。
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はい。
ただし、ディスカントストアという名殻で見たときには、東京都であったりというか、高潮のようですよね。
はい。
今回、イオン株の急落の原因についてお話しさせていただきました。今回はこちらでお結論とさせていただきます。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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