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2022-09-12 17:05

#283 ユニコーン企業「メルカリ」はまだ伸びる?メルカリの株価や今後について徹底解説!

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メルカリ株ってどうなの? メルカリは知ってるけど、イマイチ業績とか分からない…と疑問をお持ちの方の為にメルカリ(4385)を解説!

★参考記事★

【株価】メルカリ(4385)は買い時なのか?事業内容や業績を分かりやすく解説!⇒

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株式会社インベストメントブリッジ作成

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インベストメントブリッジがお届けする、いろはに投資のながら学習
こんにちは、無事大学院に合格しました、インターン生の清水です。
本日は、いろはに投資の記事紹介です。
ご紹介する記事は、9月1日に公開された、株価、メルカリは買い時なのか、事業内容や業績を分かりやすく解説、という記事です。
まずは、本記事の結論3点です。
1、売上は伸びているが、まだ初期投資段階の事業が多く、全体で見ると赤字。
2、競合も多くリスクはあるが、市場の成長性は大きい。
3、配当金や株主優待目的の投資には向かない。
フリムアプリメルカリを運営していることで有名なメルカリは、日本には珍しいユニコーン企業として以前から注目を集めていました。
ユニコーン企業とは、評価額が10億ドルを超える、設立10年以内の未上場のベンチャー企業のことです。
2018年6月19日の東京マザーズ上場の際には、一時ストップ高になり、その後もマザーズ市場でトップクラスの時価総額を誇っていました。
そんなメルカリは、2022年6月7日付けで、東商グローズ市場から東商プライム市場に上場市場区分を変更し、大きな話題となりました。
今回は、現在大きな注目を受けているメルカリ社の事業内容や業績、メルカリ株の買い方などを解説していきます。
ではまず、基本情報から見ていきましょう。
証券コードは4385、上場場所は東商プライム市場、決算月は6月、配当金はありません。
優待情報はなし、主な事業内容はメルカリ・メルペイの運営です。
2021年11月22日に上場来た金となる7390円を記録して以降、株価は半年で70%ほど下がっています。
この背景には、アメリカの金利上昇や業績赤字があるとされています。
業績赤字については後ほど解説していきます。
では次に、メルカリの株主還元方針についてです。
成長中のメルカリ社は、中長期的に企業価値を向上させることで、株主に還元しようとしています。
したがって、現在は配当金や株主優待を実施せず、今後もしばらくは実施しないと思われます。
実際、2021年6月に行われた第9回定時株主総会の質疑応答でも、
配当・株主優待・株式分割の予定は未定であると改定しており、
ここ数年の間に配当金や株主優待が出るとは考えにくいです。
そのため、メルカリ株は配当金や株主優待といったインカムゲイン目的の長期投資には向かないといえます。
次に、事業内容です。
メルカリ社が主に手掛けている事業は、次の3つ。
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メルカリ、メルカリUS、メルペイ。
この他にも、B2Cマーケットプレイスメルカリショップスの運営や暗号資産やNFTを取り扱うメルカリ株です。
この他にも、B2Cマーケットプレイスメルカリショップスの運営や暗号資産やNFTを取り扱うメルコインの運営などを行っています。
フリマアプリメルカリとは、個人が簡単に中古品の売買を行えるC2Cのマーケットプレイスです。
使いやすく、楽しく、かつ安心・安全に取引ができるという特徴があります。
例えば、AI出品やバーコード出品を利用した出品の簡略化、
商品の梱包から発送までの作業をすべてプロにお任せできる配送サービス、
オールジャンルな多彩な商品ラインナップ、カスタマーサービス体制の整備、
AIによる違反検知システム、これらのような機能が充実しています。
現在も、累計出品数は増加し続け、2021年12月4日に25億品を突破しました。
MAU月間アクティブユーザー数も2000万人超えと、メルカリは大きく成長し続けています。
今後は、初のリアル店舗メルカリステーションや、無人投函ボックスメルカリポストなどでオフラインへの拡張を目指していきます。
また、他社とのデータ連携で、新たなビジネス機械の創出や越境販売を可能にすることで、さらなる海外進出を狙っています。
ただ、メルカリでは、転売などの問題行為が多発していることから、規制を求める声も多く上がっていて、利用をやめるユーザーも出てきています。
今後、こうした問題にどのように対処していくかに注目です。
次に、メルカリUS。
メルカリ社は、ミッションである新たな価値を生み出す世界的なマーケットプレイスを作ることを目指し、早くから海外展開をしています。
2014年9月に、メルカリのUS版を開始し、現在まで現地に合わせたブランディングやUI、UXの改良、配送網の構築等に取り組んでいます。
メルカリは、巨大かつ多様性に富む人工基盤を有するアメリカでの成功が、自社のミッションを実現する上で重要だと考えており、今後もUS事業に注力していく予定です。
次に、メルペイ。
メルペイとは、フリマアプリメルカリで利用できるスマホ決済サービスです。
メルカリの売上金のほか、普段利用している金融機関を登録してメルペイにチャージしたり、チャージ不要なメルペイスマート払いを使うことで、実店舗やECサイトで買い物をすることができます。
メルペイの一番の特徴は、メルカリとの組み合わせです。
従来のメルカリは、出品・販売と決済・売上金の引き出しの2つが分かれていて、使いづらさを感じる人も少なくありませんでした。
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しかし、メルペイを取り入れることで、売上金をそのまま利用することができるようになったのです。
さらに、メルカリの利用実績や他ユーザーからの評価などのデータを用いることで、後払いサービスメルペイスマート払いや、奨学融資サービスメルペイスマートマネーを新たに提供し、利益を出すことにも成功しています。
このように、メルカリとメルペイが連携することで、メルカリ社はシームレスな金融権を構築し、ユーザーはストレスなくサービスを利用することができるようになりました。
今後は、メルペイ残高を使って暗号資産の取引ができるといった、さらに快適に金融サービスを利用できる環境の構築に取り組んでいく方針です。
では次に、業績を見ていきましょう。
業績赤字の主な理由は、全事業への膨大な投資です。そして、投資の多くはユーザー獲得のための広告宣伝費です。
多大な広告宣伝費。
メルカリ社はテレビCMやツイッターなどのデジタル広告に対して多くの費用を充てています。
それだけではなく、2019年にはJリーグのカシマ・アンドラーズというサッカーチームを買収しています。
急速に人材を増やした影響で人件費が上がっていることもありますが、半関費は年々増加しています。
売上高に対する半関費比率を見ると、2017年から2020年は100%に近く、営業赤字になるのも当然です。
また、減ってきているとはいえ、現在も半関費比率は70%近くあります。
ペイペイやペイペイモールを運営しているZホールディングス株式会社の半関費比率が50%台であることを考えると、いまだに高い値だと言えます。
ここから、メルカリ社はまず多くの広告を打ってユーザーを増やし、売上高を伸ばすことを重視していると言えます。
実際、メルカリJPでは多額の広告宣伝費に見合った利益を得ています。
ただ、他の事業ではまだ投資額に見合った利益を獲得することができていない状況です。
主要事業の業績推移
メルカリ社の主要3事業の業績について簡単に見ていきましょう。
メルカリJP
今までの投資の影響で順調に売上高は伸びており、営業利益もしっかりと出ています。
2021年度は新型コロナウイルスの影響で大きく伸びたため、2022年度の営業利益は前年度4%減となりましたが、しっかりと利益を出しています。
招待キャンペーン等による新規ユーザー獲得や、メルカリ教室によるユーザー層の掘り起こしなどのマーケティング施策により
ユーザー数が伸びていることも業績向上の要因です。
メルカリUS
新型コロナウイルスの影響を受けて2021年度に大きく売上高が増加しています。
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2022年度はインフレの影響もあり、売上高は微増にとどまりました。
ただ、マーケティング施策の成功もあり、月間アクティブユーザー数は490万人と過去最高になりました。
しかし、営業利益は未だに赤字のままで苦戦を強いられています。
メルペイ
メルペイの売上高・営業利益は順調に増加しています。
特に2022年度は調整前とはいえ、初めて通期での営業利益が黒字になりました。
近いうちに調整後、営業利益も黒字になると思われます。
メルカリ外での売上高も、全体の60%弱と大きく伸びています。
メルペイスマート払いが伸長し、収益力が向上したことが、業績向上の要因だと考えられます。
本人確認比率が86.2%まで向上したことが、クレジット事業の成長に貢献しました。
不正利用への対応
全事業にわたって気になる点として、不正利用の対応が挙げられます。
2022年度のメルカリ社は、クレジットカードを不正に利用されたユーザーの金銭的被害の補填として、
メルカリ・メルペイ合わせて32億円を支払っており、早急な解決が必要です。
これに対し、メルカリ社はグループ横断の不正対策専門部署を設置したり、
不正防止のシステムの導入などをして、今後は減る見通しを立てています。
では、担当直入にメルカリ株は甲斐なのでしょうか。
結論から言うと、値上がりする可能性は十分にありますが、リスクも比較的大きいと考えられます。
高い成長可能性と競合の多さ
国内のC2CEC市場は1兆9586億円に成長しており、不要品の推定価格は年間約7.6兆円と言われています。
環境に対する意識の向上から、中古品に注目が集まっており、今後は市場が大きく成長すると思われています。
また、同社は顧客の購買データを多く蓄積しており、今年5月からはメルカリの商品価格や取引量を1000以上のカテゴリーに指数化したメルカリ物価通量指数の提供を開始しました。
このようなデータは様々な小売卸売業者研究機関にとって重要であり、こうした点からも今後の成長性が見込めます。
ただ、中古品市場は競合が多く存在します。
フリマアプリに限れば、メルカリの他に楽天ラクマやペイペイフリマ等があります。
また、中古品という観点では、ゲオやブックオフ等も存在します。
決済サービス事業も同様です。
メルペイの他に、ペイペイやラインペイなど非常に多くのサービスが存在します。
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このように、主力事業での競合が激しいため、メルカリ社がいつまで生き残れるかが不明です。
特に、メルカリUSは大苦戦しており、競合相手に優位を取れているメルカリJPの足を引っ張っている状態です。
うまく黒字化するのか、もしくは撤退を選ぶのか、メルカリUSは大きな要素になりそうです。
証券会社のレーティングと目標株価
2022年6月以降に発表されたものを見てみると、
ジェフリーズは倍4100円、オカサンは中立2400円、SMBC日光は2、2300円、JPモロガンはオーバーベイト3600円、モロガンスタンレイはイコール2500円、ダイワは2、2500円、クレディスイスはニュートラル2700円と、目標株価は大まかに2500円前後が多いです。
また、2022年度の決算単身が発表された8月8日以降に発表された2社では、2500円、2700円となっています。
そのため、2022年8月29日現在の終わり値が2247円であることを考えると、多くの証券会社のアナリストは、株価は上がると考えていることがわかります。
ぜひ参考にしてみてください。
本記事では次にメルカリ株の買い方売り方の説明があります。
ご興味のある方は本記事もご覧ください。
今回はメルカリの主要事業や今後のメルカリ株の動向について解説してきました。
最後に今回の重要な3点をおさらいしていきましょう。
1、売上げは伸びているが、まだ初期投資段階の事業が多く、全体で見ると営業赤字になっている。
2、競合も多くリスクはあるが、市場の成長性は大きい。
3、配当金や株主優待目的の投資には向かない。
メルカリ社は、よりシームレスな金融権を築こうとしている発展途中の企業です。
いつでも投資ができるように、今のうちに証券講座を作っておきましょう。
それでは本日の息抜きです。
今までの息抜きで、因子が大変、因子をお守りで乗り越えたという話をしていたので、リスナーの皆様にもご報告させてください。
冒頭でも触れましたが、無事合格することができました。
春から大学院生になります。
学部からそのまま同じ研究室へ進む場合には、推薦などの方法もあり、比較的楽だと思うのですが、
私は分野も大学も異なる場所を受けたので、自分の中では大きな壁でした。
それでも乗り越えることができたのは、本当に家族・友人・インベストメントブリッジ・先生・進学先の研究室の研究員さんや、
博士・修士課程の先輩方のアドバイス・サポートがあったからです。
そもそも知識面での勉強も、どの教科書でどのように行えば良いか分からない状態だったのですが、
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進学先の研究室の先輩方のアドバイスのおかげで、対策ができました。
ありがたいことに、合格後に連絡した進学先の担当教員からは、
よく勉強していたと思いますと、お声掛けいただくことができました。
こうして、因子を乗り越えることができ、努力が実ったと感じています。
ですが、ようやくスタート地点に立つ資格をもらえたという段階なので、
今後も引き締めて学問に励みたいと思います。
学部ではコンピューターサイエンスを勉強していて、大学院では赤ちゃん研究を行います。
社会の役に立てる研究をしたいと思っているので、
まずは育児をするお母さん・お父さんの助けになれることを軸に考えていこうと思います。
いろはに投資を通して金融・リテラシーを学び、学部ではコンピューターを学び、
大学院では人間を研究。
一見バラバラに見えますが、繋がりを見出して新たなサービスなどが生まれてくるかもしれません。
広い視野を持って将来何か仕掛けたいと思います。
応援してくださっていたリスナーの皆さん、ありがとうございます。
無事明るいご報告ができて嬉しいです。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
本日はご視聴ありがとうございました。
是非この番組への登録と評価をお願いいたします。
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ローマ字で、アットマークいろはに投資、リテラシーを学び、学部で学ぶことができることを願っています。
アットマークいろはに投資です。
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こちらも説明欄に記載のURLより、是非ご覧ください。
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