00:03
インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
こんにちは、インターン生の斉藤です。
本日は、投資初心者向け注目ニュースについてお伝えします。
毎週月曜日に更新する投資初心者向け注目ニュースでは、
いろはにマネー会員様に向けて先週の振り返りや今週の注目トピックを分かりやすくお伝えします。
会員登録された方限定公開となっておりますので、ぜひ登録してみてください。
今週のトピックは2つです。
1つ目は円安進行で約38年ぶりの1ドル161円台に②
2つ目はアメリカがピンチ。バイデン氏vsトランプ氏の戦いの行方は③
まずはじめに、円安進行で約38年ぶりの1ドル161円台に②についてです。
6月28日、外国為替市場で円相場が下落し、一時1ドル161円20銭台となりました。
1986年12月以来約38年ぶりの歴史的水準の更新です。
月末で国内の輸入企業や基幹投資家などのドルを調達する動きが円相場を押し下げたと考えられています。
ここ半年の米ドル円相場の水位のグラフを見てみると、じわじわと円安が進行していることが分かります。
また政府は同日、7月31日付で神田雅人財務官が退任し、公認に三村篤史国際局長がつくことを発表していました。
神田市の退任によって為替介入がしにくくなるのでは?という見方が浮上したことも、円売りドル買いの圧力になったと考えられます。
神田雅人財務官は2022年9月から10月と2024年4月から5月の円買い為替介入を主導していました。
直近の介入では、4月26日から5月29日の期間に9兆7885億円という月次ベースで過去最大の円買い介入を行いました。
為替政策を指揮する財務官の交代は3年ぶりとなります。
こうした財務官人事の報道がされ安値更新が続く中、政府や日本銀行における円買い介入への警戒もくすぶっています。
また次のトピックで詳しく解説しますが、日本時間の6月28日の午前にアメリカ大統領選のテレビ討論会が行われたことも影響しています。
この選挙でトランプ氏とバイデン氏のどちらが勝利してもドル高が進むのでは?という支枠が広がっています。
03:05
もしトランプ氏が優先になった際にはインフレ催眠への懸念が強まり、円売り、ドル買いの動きが進む可能性があります。
このように11月に行われるアメリカ大統領選に動きが出るたびに、レートル演奏場が変動する恐れがあることは念頭に置いておきましょう。
6月28日に行われた記者会見において、鈴木春一財務省は過度な変動に対しては適切な対応を取ると市場を牽制しましたが、
様子見、現状維持を主張する発言によって円の下落は続いています。
続いて2つ目のトピック、アメリカがピンチ、バイデン氏vsトランプ氏の戦いの行方は?についてです。
日本時間の6月28日午前10時から、トランプ氏とバイデン氏の第1回テレビ討論会が開催されました。
ジョージア州アトランタで開催されたこの討論会は、11月の大統領選に向けたものです。
2人が直接対決をするのは、2020年の大統領選挙以来4年ぶりとなります。開催時期の早さからして異例でした。
これまでのテレビ討論では、民主・共和両党の党大会において正式に候補者が指名してから開催されていましたが、
今回はまだバイデン氏もトランプ氏も正式に指名されていない中での開催です。
また例年、超党派の委員会が主催していましたが、今年はテレビ局が主催という点でも異例です。
28日に行われた第一回討論は90分に渡って行われ、大きく分けて経済、移民難民政策、ウクライナ情勢、連邦議会乱流問題、
など大きく分けてこれらのトピックについて討論されました。
アメリカ大統領選では節制となる地域、スイングステートでより多くの投票を集めることが重要であり、候補者はスイングステートでの選挙活動に力を入れています。
特にスイングステートと言われる州での支持列の動きについては今後も注目していきたいですね。
今回の大統領選では、恒例のバイデン氏が任期満了まで務まるのかが一つの争点になっています。
テレビ討論会ではバイデン氏が支離滅裂な発言をする場面もあったため、ニューヨークタイムズではバイデン大統領に選挙戦から撤退するよう求める論説も掲載されました。
アメリカ大統領選挙はアメリカだけでなく日本の株価へも大きな影響を与えます。
06:05
日々ニュースを確認して自分の投資先への影響や新たな投資先の発掘に役立ててみましょう。
本日の記事の内容は以上になります。続いて用語紹介に移ります。
本日紹介する用語は、記事にも登場したスイングステートです。
スイングステートとは、4年に1度のアメリカ大統領選挙のたびに勝利政党が変わりやすい激戦州のことです。
振り子のように揺れることからこの名前がついたと言われています。
南部フロリダや中西部オハイオ、東部ペンシルベリアなど10から15程度の州を指します。
スイングステートの結果が全体の勝敗を決するため、大統領候補はこれらの州に人員や資金などを重点的に投入して選挙運動を展開します。
民主党が地盤とする北東部や西海岸はブルーステート、共和党が強い中西部や南部はレッドステートと呼ばれています。
スイングステートは青と赤を混ぜたパープルステートと呼ばれることもあります。
本日も最後までご清聴いただきありがとうございました。ぜひこの番組への登録と評価をお願いいたします。
番組へのご意見ご感想につきましてはSpotifyの方はQ&A機能、Podcastやそれ以外の方は説明欄記載のご意見箱フォームよりご投稿ください。
また株式会社インベストメントブリッジは個人投資家向けのIR企業情報サイトブリッジサロンも運営しています。
こちらも説明欄記載のURLよりぜひご覧ください。