高配当株とは
インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。
この番組では、インターン生2人が株、投資、経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話を、ながら劇する感覚で一緒に勉強していきましょう。
おはようございます。インターン生の古田です。
おはようございます。インターン生の斉藤です。
さて、今日のテーマは、高配当株で配当金生活をしたい方に聞いていただきたい。
高配当株3選、です。
私も将来は配当金生活をしてみたいなと思っているので、いろいろと知りたいです。
それではよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
本編に入る前に、恒例のちょこっと株辞典のコーナーです。
今日の用語は、内部流報です。
内部流報とは、企業が生み出した利益から、税金や配当、役員報酬などの社外流出分を差し引いたお金で、社内に蓄積されたものを指します。
社内流報という言い方もしますね。
創始者に対する内部流報の比率は、財務の健全性を示す指標としても注目され、余ったお金をどのように分配するかは、企業の考え方や財務状況などによって異なります。
株主還元を重視するなら、配当を増やし、財務基盤を強化するなら、内部流報を増やす、といった方法があります。
本編では、配当を高く設定している、つまり内部流報の少ない企業に焦点を当てていきます。
よろしくお願いします。
それでは本編に入りましょう。
まず、配当金生活が何かわかりますか?
株式を保有し得られる配当金で生活するということですよね。
そうなんです。配当金は、企業が生み出した利益を株主に分配する仕組みを言い、持っている株式数が多いほど受け取れる配当金も多くなります。
生活に十分なフロー所得があるなんて、本当に憧れますよね。
配当金生活のメリットというのは、改めて何なんでしょうか?
お金が欲しくなると、まず最初に労働して給料をもらうのが一般的だと思いますが、先ほども斉藤さんがおっしゃっていたように、働かずに収入を得るということが一番のメリットだと思います。
そうですよね。確かに、労働時間を自分の趣味でやったりとか、本当に好きなように時間を充てることができるのはいいですよね。
他にメリットはありますか?
他には、定年後の生活も貯金を切り崩す必要もなく、また長期的に株を保有し続ければ、配当金を再投資に回せば、福利効果も期待できますね。
なるほど。確かに今、定年後に2000万円必要と言われている時代ですもんね。
こういうのを聞くと本当においしい話に聞こえてしまうんですけれども、こういう配当金が減るという心配はないんでしょうか?
そうですね。配当金生活は良いことばかりではありません。
例えば、株価が大暴落する恐れもありますね。
そうなると資金額が大幅に減り、生活がままならなくなってしまいます。
コロナショックの時は業績が悪化した企業も多く、減廃になったという事例もありましたね。
それは怖いですよね。本当にコロナみたいなのっていつ起こるかわからないので恐ろしいなと思いますね。
配当金生活は楽してお金を得られるという考え方は間違っているってことになりそうですね。
そうなんです。毎月の生活費を極力抑えたり、万が一の暴落に備えて最低限生活できるぐらいの貯蓄をしておくなど対策は必要ですね。
おすすめの高配当株
また、配当金生活で目安になるのは利回りが4%と言われています。
4%ですか。実際に配当金生活をする時にはどのぐらいの資金が必要になるのでしょうか。
毎月の生活費が20万円すると1年間で資金は6千万円ですね。
これに税金20%を加味しなければいけません。そうすると約7500万円が必要になってきます。
例えばここから利回りを2%目安にしてみたり、リスクを取って6%の銘柄にしてみると必要資金は変わってきます。
1年間で7500万円ってなると本当にまず必要資金を集めることが大変そうですね。
そうなんです。なので以上のようなポイントを抑えつつ、なるべく資金を少なくするためには利回り3から5%の交配当株を狙うというのも一つの手でしょう。
さてここからは日本の交配当株3つをご紹介したいと思います。
お願いします。
まず一つ目は三菱UFJフィナンシャルグループ、証券行動8306です。
こちらの企業は三大メガバンクの一つで銀行や証券、カードローンやリースなど幅広い事業を行っています。
配当利回りは3.06%で安定した利回りを実現しています。
また株価も2025年2月4日、今日が収録日が2月5日なので2月4日の終わり値を示すと1941.5円と投資初心者も買いやすい目柄となっています。
確かに配当利回りが3.06%となると月20万円の配当金をもらうのには1億近く約9800万円とか必要になってきますよね。
先ほど計算した目安の資金額7500万円は超えてしまうのですが株価は健常に推移していて配当金もここ5年で徐々に上がってきているためおすすめです。
ちなみに他にはどんな交配当局があるのでしょうか。
2つ目におすすめしたいのが日本タバコ産業商権行動2014です。JTと通称呼ばれています。
JTはタバコ事業を中心に行っていて景気に左右されにくい事業のため安定した業績となっています。
配当利回りは4.91%と高く2月4日終わり値は3965円です。
ただしタバコ産業の衰退により2020年まで続いていた増廃がストップするなど今後の業績を維持できるかは不安要素のため業績を確認しながらの保有をおすすめします。
JTは交配当局で有名ですがタバコ産業がどうなるかにもよってきそうですね。
最後にご紹介するのは商船三井商権行動9104です。
こちらの企業は海運業を営んでいて2025年3月期の配当予想を修正し配当利回りは6.4%に上昇しました。
2月4日の終わり値は5277円。
2024年3月期の配当は1株あたり220円だったので前期費120円増廃という見込みです。
120円も増廃ってすごいですね。ただ商船三井って減廃をしているようなイメージだったんですけれども。
そうですね。海運株っていうのはそもそも市況に左右されやすい株でして海運バブルの要素がないと株価は上がりづらく減廃をすることももちろんあります。
しかしチャートを見ても年々株価は上がり続けており配当も高い水準で維持できているともいえます。
利回りが6%を超える株はなかなかないのでリスクを取りながらも次の海運バブル時期に向けて保有しておくのもいいかもしれませんね。
投資の注意点
今から仕込んでおくといいかもしれないですね。
3つの紹介ありがとうございます。
私たちインベストメントブリッジが運営する株リッジでは本日ご紹介してくださったような銘柄以外にもさまざまな高廃等株に関する記事を公開してますよね。
高廃等株への投資の際には皆さんもぜひ読んでみてください。
それでアフルタさん今日のまとめをお願いします。
今日のまとめです。
配当金生活をするためには高廃等株を狙うのがいいと思います。
配当金生活には年間で必要資金が7500万円はかかると思われます。
高廃等株には三菱UFJフィナンシャルグループ証券コード8306、また日本タバコ産業証券コード2914、商銭密輸証券コード9104などがあり、業績や指標によって選定する必要があります。
ありがとうございます。
本日ご紹介した企業は主観による情報提供であり、投資を推奨するものではありません。
投資判断はあくまでご自身の責任にてお願いいたします。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
Apple PodcastやSpotifyなどお聞きのプラットフォームでの感想、評価の投稿をお願いします。
また、概要欄にはご意見フォームのURLも貼っておりますので、番組へのご意見もお待ちしております。
いただいたコメントにより改善を進めていきます。
引き続き楽しんでいただけるよう頑張りますので、これからもよろしくお願いします。
それではまた次回お会いしましょう。
