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  2. #102 【大型買収】BNPLとは?..
2021-10-13 11:41

#102 【大型買収】BNPLとは?市場規模や注目の日本企業を分かりやすく解説

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Paidyなど大型買収で注目のBNPLについて解説。

その特徴やメリット・デメリット、市場規模について知ることが出来ます。

本日の息抜きは「Apple製品」。

★参考記事★

いろはに投資 記事⇒

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株式会社インベストメントブリッジ作成

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株式会社インベストメントブリッジがお届けする、いろはに投資のながら学習。
こんにちは、新しく入ったインターン生の金です。
このポッドキャストでは、スマホ時代の投資、企業分析メディア、いろはに投資の記事をもとに、
投資の基礎知識から最近のトレンドまで幅広くご紹介いたします。
通勤時間などの隙間時間で、ながら学習をして様々な知識をつけていきましょう。
本日紹介する記事は、9月30日に公開された、BNPLとは、市場規模や注目の日本企業を分かりやすく解説、です。
まず、この記事の結論を3点ご紹介いたします。
1.BNPLとは新しい後払い決済の仕組み。
2.手数料や信用調査が必要なく、クレジットカードより利用しやすい。
3.BNPL市場は今後大きく成長する見込み。
クレジットカードに代わる新しい決済方法として注目のBNPL。
最近では、アメリカPayPalによるPayDの大型買収のニュースでも注目を集めています。
この記事では、BNPLの仕組みや市場規模、注目の国内企業まで分かりやすく解説します。
ではまず、BNPLとはBuy Now Pay Laterの略で、今買って後で払うという意味になります。
これは新しい後払い決済のことで、主にEC、ネット通販での決済で利用されています。
2021年8月にはAmazonがアメリカの顧客に向けてBNPLを導入し、
50ドル以上の購入でクレジットカードを使わなくても分割払いできるようになりました。
BNPLはクレジットカードに代わる新しい決済方法として、
欧米の若い世代を中心に世界各国で利用が伸びているのです。
日本国内でもBNPL市場は拡大しており、提供する事業者も増えています。
例えば、楽天ラクラク後払い、PayD後払い、NP後払い、メルペイスマート払いなどがBNPLのサービスに該当します。
次に、BNPLの大きな特徴は、簡単に便利に決済できるという点です。
クレジットカードなどの従来の後払い決済に比べて審査が緩いため、誰でも簡単に利用できます。
では、BNPLの仕組みについて見てみましょう。
BNPLでは次のような手順で決済されます。
1.BNPLでの支払い方法提示
2.BNPLを使って商品購入
3.BNPL事業者が商品代金を立て替える
4.小売店から商品発送
5.小売店はBNPL事業者へ決済手数料を支払う
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6.消費者がBNPL事業者へ支払う
商品購入時はBNPLで決済するので、代金の支払いは必要ありません。
そして後日、BNPL事業者から請求書が届いたら、コンビニなどで支払う仕組みです。
続いて、BNPLのメリット・デメリットを見ていきましょう。
BNPLのメリットとして、主に以下の3点が挙げられます。
1.利用者側のメリットとして、分割払いでも手数料がかからない
2.利用者・事業者両方のメリットとして、クレジットカードより利用しやすい
3.事業者のメリットとして、幅広い顧客を獲得できる
BNPLのデメリットとしては、BNPLには過剰債務を抱えてしまうリスクもあるということです。
BNPLは簡単に利用できる反面、支払い能力以上に利用してしまう可能性があることには注意が必要です。
では、BNPLとクレジットカードの違いについて見ていきましょう。
BNPLとクレジットカードは、後から代金を支払うという点では同じですが、異なる点も多いです。
では、それぞれ詳しく見ていきましょう。
まず、分割払いでも手数料不要
クレジットカードの場合、分割やリボ払いでは基本的に手数料が発生します。
それに対し、BNPLでは分割払いを選択しても手数料は発生しません。
なので、分割払い手数料が気になって高額な買い物ができないという方にとっては嬉しいポイントと言えるでしょう。
また、お店側の手数料は高い
BNPLは購入者側に手数料は発生しませんが、お店側では手数料が発生します。
お店側は利用回数や金額によってはクレジットカードよりも手数料がかかってしまう可能性もあるでしょう。
また、BNPL事業者によっては購入者が未払いの場合は入金しないという場合もあります。
3つ目は信用調査が勘弁
クレジットカードを発行するためにはカード会社による審査が必要です。
この審査では年収、勤務先、家族構成からそれまでのカード利用情報などいくつもの項目から支払い能力が判断されます。
しかし、BNPLではそのような厳しい審査がなく、メールアドレスや郵便番号、電話番号などの簡単な情報の提供だけでアカウントを作成できるのです。
では、BNPLの市場規模を見ていきましょう。
グローバルでのBNPL市場は2020年に10.6兆円を突破し、2025年には72兆円を超えると予想されています。
この大きな市場拡大は若い世代でのクレジットカード罠で、新型コロナウイルスの影響によるオンラインショッピングが要因と言えるでしょう。
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例えば、アメリカではEC市場が2019年の約6,000億ドルから2020年には約8,600億ドルへと、1年で急拡大しています。
日本のBNPL市場も成長しています。
国内市場規模は2020年には8,820億円であり、2024年には1.8兆円に達すると予想されています。
では、海外での動向を見ていきましょう。
海外のBNPL市場では、アメリカのアファームとスウェーデンのクラーナが主要企業として挙げられます。
アファームは2012年に創業、2021年にナズダックに上場し、時価総額が2兆円を超える急成長中の企業です。
2021年8月にはAmazonと提携し、50ドル以上の購入でクレジットカードを使わなくても分割払いできるようになりました。
クラーナは2005年に創業し、欧州のEC市場の10%をものシェアを持っているBNPLの大手企業です。
現在、4階まで利息なしのPayIn4など幅広いBNPLサービスを提供しています。
企業価値は約5兆円にも上り、ソフトバンク、ビジョン、ファンドから約700億円もの資金を調達したことで注目を集めました。
このように、BNPL市場やそれに関わる企業はグローバルで大きく成長しているのです。
では、BNPLで注目の国内企業を見ていきましょう。
ここでは、BNPL関連名柄として、上場企業を1社、大型買収が発表された未上場企業を1社ご紹介します。
まずは、GMO Payment Gateway株式会社は、1995年創業の上場企業です。
当初一部上場のGMOインターネット株式会社を中心としたGMOグループの一つでもあります。
連結子会社のGMOペイメントサービス株式会社を通して、GMO後払い決済サービスを提供しており、現在12万店舗以上で利用可能となっています。
商品を受け取った後は、コンビニや銀行、郵便局からの支払いができるので、クレジットカードや銀行口座も必要なく気軽に利用できます。
次に、後払いPayDサービスを提供しているのが株式会社PayDです。
ユニコーン企業としても注目されており、2021年3月には海外投資家から約130億円もの資金を調達しました。
そこで2021年9月には、アメリカの決済大手PayPalが3000億円での買収発表をしたことでも話題となりました。
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後払いPayDは、2021年時点で利用者が600万人を突破しています。
2021年の9月には、iPhoneなどを最大24回まで手数料なしで支払いできるPayD後払いプランApple専用の提供もスタートしました。
BNPLの特徴やメリット、デメリット、市場規模などを解説してきました。
最後に、この記事の重要なポイントを3点にまとめます。
1.BNPLとは新しい後払い決済の仕組み。
2.手数料や信用調査が必要なく、クレジットカードより利用しやすい。
3.BNPL市場は今後大きく成長する見込み。
今後、上場企業でもBNPL市場への参入や関連サービスの展開を進めてくることが予想されます。
トレンドへの情報感度を高めて、波に乗り遅れないようにしましょう。
では、本日の息抜き。
最近ではiPhone13の販売が始まりましたね。
もしくは、今使っている携帯を新しい携帯に変えたいと考えている方、
金額が高すぎて購入できないという方は、ぜひ、後払い決済のサービスを利用してみてはいかがでしょうか。
また、Apple製品を購入したいと考えている方は、
iPadやApple Watch、AirPods、Apple TVなどを分割回数3回で購入することができます。
また、iPhoneやMacBookを購入したいと考えている方は、
分割払いで分割回数24回で購入することができます。
私も最近、新しいパソコンを買いたいと考えていて、
MacBookの24回の分割払いのサービスを利用してMacBookを買おうかなと考えています。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
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