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インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。みなさん、こんにちは。インターン生の志村です。本日は、投資初心者向け注目ニュースについてお伝えします。
毎週月曜日に更新する投資初心者向け注目ニュースでは、いろはにマネー会員様に向けて、先週の振り返りや今週の注目トピックを分かりやすくお伝えしています。
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今週のトピックは、新入社で人気のオルカンが残高2兆円を突破。世界では物価高を上回る賃金上昇中。日本では…の2つです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。まずはじめに、新入社で人気のオルカンが純資産総額2兆円を突破についてです。
EMAXスリム全世界株式オールカントリーが純資産総額2兆円を突破しました。このファンドはオルカンの略称で親しまれていますね。
オルカンは、全世界の株式に国際分散投資できるインデックスファンドです。
先進国株式83.8%、新興国株式10.7%、国内株式5.5%の比率で先進国23カ国と新興国24カ国の銘柄を組み入れています。
全世界株ではありますが、先進国メインでプロンティア市場やスタンドアローン市場などは一切含んでいません。
プロンティア市場は先進国・新興国という区分を超えた新しい概念のことです。バングラディッシュやクウェート、カタール、ナイジェリアなどの中東アフリカ地域が主な投資先となっています。
またスタンドアローン市場は流動性が極めて低い市場のことです。投資的確ではない新興国以下の市場となっています。
アルゼンチンやジャマイカ、ブルガリア、ウクライナ、ジンバブエ、レバノンなどが含まれています。これらの市場はハイリスクですので含まれていないというのは安心できますね。
また、オルカンは時価総額上位70%に入る大型株と中位15%に入る中型株だけを対象とした2900銘柄以上に投資しています。
このようにオルカンは投資に適していない国やリスクの高い小型株には無理に投資をしていないため、初心者の人でもリスクを抑えて投資ができます。
オルカンは資金流入で純資産総額人気が増加中です。
2023年4月14日に純資産総額1兆円に達してから10ヶ月足らずで2兆円にまで増加しました。
今月9日には昨年12月の欠陥流入量とほぼ同額の1000億円が流入し、それ以降も1日200億円以上の流入が続いています。
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新任者の始まりを受けてネット証券経由の資金流入が増加し続けているようです。
楽天証券が発表している積立設定ランキングではオルカンは現在1位に入っており、今後の資金流入にも期待できそうです。
続いて、世界では物価高を上回る賃金上昇中、日本では?についてです。
2023年は世界的に物価高となり、日本もインフレに見舞われましたね。
実際に総務省が発表した2023年の全国消費者物価指数は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が105.2で、前年と比べ3.1%上昇しました。
これは41年ぶりの高い伸び率となっています。
しかし、2024年はアメリカの利下げ観測もあるなどインフレは徐々に収まってきました。
この状況下で各国の名目賃金上昇率はアメリカが4.3%、イギリスが7.9%、ドイツが6.3%と高水準を出しており、実質賃金をプラスにしました。
各国ではCPIを超える名目賃金の増加により、実質賃金がプラスとなる状態を保っています。
しかし、実は日本だけは実質賃金がマイナスのままとなっています。
日本は他国と比べてインフレ率は緩やかですが、それ以上に名目賃金の伸びが失速しているため、いまだぶっかだかに賃金上昇が追いついていないことが原因です。
2023年、賃上げ率が30年ぶりの高水準を迎えましたが、それ以上にCPIが増加しているため、実質賃金はマイナスが続いています。
実質賃金が増えないと消費が増えず、企業は売上が伸び悩み、そして賃上げ意欲が下がるという悪循環に陥ってしまいます。
ぶっかだかを上回る賃金上昇が大切です。
このように賃金上昇よりもインフレが進んでいる今こそ、投資を始めるのが大切です。
投資はインフレが発生しても資産の価格が相対的に維持または増加するため、インフレに強い資産と言われています。
新任者も始まったことですし、資産運用をするチャンスを積極的に利用しましょう。
続いて本日の用語解説に移ります。
本日はIEA国際エネルギー機関についてです。
IEA国際エネルギー機関は、第一次石油危機後の1974年に設立された機関です。
IEAの参加要件の一つはOECD加盟国であることで、全38カ国中、日本を含む31カ国が参加しています。
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IEAは18日、石油供給量が過去最高になる見通しを発表しました。
4月から6月期に一部の主要原油国が自主原産を終えた場合は、供給過剰になる見通しもあるそうです。
先ほどのニュースでも物価上昇について触れましたが、原油価格が落ち着き物価上昇も落ち着くといいですね。
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