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インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
インターン生の中村でございます。
このエピソードでは、投資、経済、お金、ビジネス関連の書籍をインターン生がピックアップしてご紹介していきます。
今回ご紹介するのは、年収300万円でもラクラク越えられる「貯蓄1000万円の壁」という本です。
まず初めに、著者のご紹介です。
著者である飯村久美さんは、金融機関在籍中にファイナンシャルプランナーの資格を取得し、
2006年、FP事務所を開業、テレビやラジオ出演、セミナー講師としても幅広く活躍している方です。
本書では、お金を増やすために必要なマインドセット、貯める力、稼ぐ力、増やす力が段階的に紹介されており、
ステップを踏みながら貯蓄の知識が増える構成になっています。
これからお金を増やしていきたい、効率のいい貯め方を知りたい、運用について一から知りたいという人は、ぜひご一読ください。
それでは、内容の紹介に移っていきたいと思います。
まず最初に、本書を読む上で前提となる貯蓄とは何か、貯金と貯蓄の違いについて説明した後、
具体的な貯蓄の増やし方について説明していきます。
まず質問です。あなたの家にはどれくらい貯蓄があるでしょうか。
この質問に銀行口座を思い浮かべた人は、まず貯金と貯蓄の違いを知ることから始めましょう。
貯金とはお金をそのまま貯めることです。
貯金箱に小銭を貯める、単紫貯金をする、銀行に預ける、などがこれに当たります。
一方貯蓄とは貯金を含め形を変えて貯めることを指します。
具体的には、株、債券、投資信託、かけ捨てではない保険、商品券などがあり、これらすべてを金融資産と呼びます。
貯蓄は金融資産を貯めることに他ならないのです。
この形を変えたものすべての合計金額があなたの貯蓄であり、貯蓄を1000万円にするのが本書の目的です。
1000万円と聞くととても高い壁のように感じるかもしれません。
しかし貯金ではなく貯蓄1000万円の壁なら超えることは可能であると著者は言います。
お金の形が変われば貯めることのハードルはぐんと下がるからです。
貯金100万円はいつまで経ってもどんどん増えません。
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しかし10年20年と時間をかけさえすれば貯蓄100万円は200万円にも300万円にもなり得るのです。
お金を増やす方法は家計に入ってくるお金を増やす、家計から出ていくお金を減らす、
家計にあるお金を運用するの3つです。
この3つのうち家計にあるお金を運用する方法について具体的に紹介します。
お金を上手に増やすためには使う講座とたまる講座の2種類の講座を用意しましょう。
給与が振り込まれる使う講座では、家賃や水道公熱費、通信費、保険料やクレジットカードなどの支払い、
そして生活費のストックをします。
もう1つのたまる講座はお金を貯めておくための専用講座です。
たまる講座はなるべく簡単に引き下ろせないようにすることが大切です。
財系貯蓄や自動積立定期預金、イデコ、ニーサなどがたまる講座のイメージです。
2種類の役割の違う講座を持つことで、毎月決まったお金を貯めることができ、お金の管理も楽になります。
たまる講座の通帳は月に1回も眺めましょう。
お金がたまっていっているという実感が湧き、貯蓄に対するモチベーションが高まるでしょう。
また貯蓄の1つとしておすすめなのは投資信託です。
著者は投資信託についてクライアントに説明する際、のり巻きに例えているそうです。
投資信託は大勢の投資家から資金を集め、1本の大きなのり巻きを作るようなイメージです。
日経平均株価の動きに連動する日経平均インデックスファンドであれば、
トヨタの株、NTTの株など225社の株が具材として巻かれたのり巻きだと言えます。
たとえ1社が潰れても、他の224社に分散投資されているため、リスクは小さく抑えられます。
そして、大きなのり巻きがカットされて、投資家それぞれの投資額に応じて配分されます。
どこを切っても断面は同じですが、投資額の大きさによってのり巻きの長さは異なります。
そして、投資信託の時価が上がると、のり巻きも全体的に太くなります。
では、どのような投資信託を買えばいいのでしょう。
投資ビギナーにおすすめなのは、バランス型の商品です。
バランス型とは、あらかじめ複数の投資先が1本にまとまっているタイプの投資信託であり、
例えば、4資産均等バランスファンドは、国内外の株式と債権が均等に配分されています。
未来とは予期せぬものです。
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さまざまな資産クラスを組み合わせて持つことで、資産の目減りを回避できます。
過去の例でいえば、リーマンショックで株価が大暴落した時も、日本の債権はプラスに転じていました。
国内外の株式と債権を組み合わせて、リスクを分散しながら利益確保を狙うといいでしょう。
その他にも、本書で書かれていることをコツコツ積み重ねていけば、
自然と貯蓄習慣が身につき、自信につながるはずです。
まずは、あなたができることから始めてみてはいかがでしょうか。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。
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