ADHD育児の課題
いろどりです。正解のない毎日を、いろどりどりにはみ出すくらいがちょうどいい、あなたの、となりのママ友として、今日もちょっとだけおしゃべりします。
今回は、ADHD育児シリーズの2回目をお届けします。
1回目は、領域につながるまでのきっかけっていうのをお話しした回でした。
2回目の今回は、診断をつけることは絶対じゃないよ、育てにくさに向き合うっていう選択をするっていうふうなお話をしていきたいと思います。
私、子供が1歳から3歳ぐらいまでの間、保育園看護師をしていたんですけど、
その時に出会った保育士さんで、仲良くさせてもらって、いろいろお話ししているママ友がいたんですけど、保育士さんでね。
全然手をつないで歩くなんかもう無理なんだよねっていう話をしてた時に、その保育士のママ友に、手をつないで歩けないって言うけど、手を離さなければいいんじゃないの?
私は絶対話さないって言われたんですよね。
私、その言葉がもう結構辛くて、話したくはない。話そうと思って話しているわけじゃなくて、もうそのギュッて握っている手すらバッて離しちゃうぐらいの衝動性があるってことなんですよね。
だけど、やっぱりちゃんと手をつないで歩ける子は、そんな衝動性、強い衝動性はないから、パッて話すのをギュッて握り返すのは確かに可能だと思うんですけど、
私が息子を育てていて大変だったのは、本当にギュッと握っていてもバッて話す。
しかもそれが手を離しそうな時じゃなくて、全然やっぱり衝動が違うから、こっちが警戒していないところでバッて手を離しちゃったりするから、予知できないんですよね、その状況を。
だから手を離しちゃうっていう形でした。
私も保育園看護師として、ゼロ歳児から小学校入学までの子がいる保育園で勤務していたので、子どもの手を離すっていうのがどれだけ危険なことかっていうのもわかっているし、
それは私だって、かわいい息子とゆっくり手をつないで歩きたいとは思っているんです。
だけどそれができないっていう状況でした。
ちゃんと考えて子育てしてるつもりなのに、自分の努力が足りないっていうふうに言われてるみたいで、すごく辛かったですね。
そのことがあっても、そのままともとは息子のことを理解してくれてるし、仲良くはしてました。
子育てって迷ったり落ち込んだり、うまくいかなくって、私みたいに自分を責めるっていう日があると思います。
でも子どもと自分を追い詰めすぎないためにも、育てにくいって感じた気持ちこそ、ちゃんと向き合っていいと思うんですね。
これ間違わないでほしいのは、ちゃんと向き合わなきゃいけないんじゃなくて、向き合っていいってことなんですよ、私が伝えたいのは。
育てにくさへの対処法
そのために私が大事だと思っている循環があって、この4つの循環が回っていけばいいなって思ってます。
まず一つ目は、一人で悩まないで、信頼できる人に相談する。
二つ目は、子どもの特性を受け入れて、これ診断つくつかないに限らずですね、子どもの特性をありのまま受け入れて、いいところを応援する。
三つ目、その時の最善を信じて続ける。その時のです。
四つ目、ストレスをうまく発散して、ママとパパ自身が元気でいる。
この4つの循環がうまく回っていけばいいなって思って、私も自分自身に気をつけてやっているっていう形です。
周りと比べる必要なんかないんですよね。でも、なんか辛いかもって思うんだったら、まず信頼できる人を探す。
それが幼稚園の先生でもいいし、子育て支援でもいいし、同じような悩みを持つ私みたいなママ友でもいいし、誰かに頼ってみてほしいなって思います。
手遅れってことはないんだけど、やっぱり早めに子どもの特性とかありのままを受け入れられた方が、子どもも子育てする自分もちょっと楽になるんじゃないかなって思います。
実際、子どもが年小学生に入ってから、やっぱりちょっとグレーゾーンっぽい子っていうのが、ちょっと学年的に少し多いっていう話は聞いたんですけど、
そういう子が結構いて、ただ年月を重ねて今5年生なんですけど、やっぱり4年生あたりから、
不登校とか支援給に変わったりとか、あと取り出し授業になっているっていう子も結構増えてきていて、もともと支援給じゃなかった子がですね。
でもこれを話しているのは、ほら早く支援につなげなかったからそうなったんだよっていうことを言いたいんじゃなくて本当に。
こうやってその子にとって正しい支援が届くというのはすごい良いことなんだけども、そこまでの間には子ども自身も親も苦しい時間が結構あったと思うんですよ。
やっぱり育てにくいなって思ってたけど、やっぱり不登校になっちゃった、もうどうしよう、私が間違ってたのかもしれないって落ち込んだりとか。
だからこそ私はあれって思ったその時に、やっぱり動く人を頼る、自分の知らなかった情報を手に入れる。
その情報をもとに自分ではしなかったアプローチをしてみる。または他の第三者にアプローチしてもらう。
そういうふうにやっぱり早く動いていくことが苦しい時間を少し弱めることになるんじゃないかなって思ってます。
ただ診断がつくこととか領域につなげることっていうのはゴールじゃなくて、どう育てるかとかどう寄り添うかっていうのがその先の大事な部分かなっていうふうに思ってます。
その話はまた次回ADHD育児3回目っていうのでお話ししようかなと思います。
今日も最後まで聞いてくださってありがとうございました。
あなたの隣のママ友として今日もちょっとだけおしゃべりしました。
また何かこういうことはどうしてるとか、今こういうふうに悩んでるっていうことがあれば気軽にレターでもInstagramのダイレクトメールとかでもいいので気軽にコメントでもください。
お待ちしています。