こんにちは、フリーアナウンサーの石井哲也です。
監査法人コスモスの新海智之です。
上場IPO最前線、地方企業の挑戦。
この番組は、多くの企業を支援してきた監査法人コスモスの統括代表社員、新海さんが、
日本全国の企業が今抱えている経営課題を分かりやすく解説、企業がより飛躍するためのヒントをお伝えしていきます。
今回は、初めてゲストの方をお迎えしました。
新海さんと同じ監査法人コスモスで、企業の上場支援をされています。
監査法人コスモスマネージャーで、公認会計士の村瀬健一さんです。よろしくお願いします。
公認会計士の村瀬です。よろしくお願いします。
村瀬さん、では簡単に自己紹介をお願いします。これまでの経歴などを教えてください。
はい、わかりました。自分は2008年に公認会計士に合格して、そこから約15年間、某大手監査法人で監査を中心に業務を行っていました。
前職も素晴らしい監査法人でしたが、よりやりがいのある職場で働きたいなというふうに思って、
2023年7月に現在の監査法人コスモスに入所させていただきました。
そこから、前職の監査の知識や経験を生かしながら、審会さんとともに上場支援を中心に業務を実施しています。
よろしくお願いします。せっかくなので、大手の監査法人とコスモスの違いを後でお話しいただければ嬉しいなと思います。
審会さん、今回村瀬さんがやってきましたけれども、どんな方ですか?
本当に一生懸命上場支援に取り組んで監査に取り組んでもらっていて、将来有望な楽しみな人材です。
コスモスを背負って立つ。
もちろん。そのために来ていただいたというふうに考えております。
わかりました。まず審会さん、改めて監査法人コスモスとプロマーケットの関わりについて教えてください。
プロマーケットは2009年に東京エイムとして立ち上がって、そして2012年に東京プロマーケットということで衣替えをしてスタートしているわけですけれども、
この辺りから私どもこの市場に有望だというか期待をして、中小企業の皆さんが上場し得る市場ではないかということで、
この市場のサービスを始めてきたというところがあります。
この時に特に、我々がもちろんお誘いはしたんですけれども、一般の市場に上場しようとIPをしようとしていた会社様からお声掛けをしていただいて、
私どもを東京プロマーケットに上場させてほしいんですという、そんなようなお話をいただいて、じゃあやってみましょうということで、
そこで第1号が会社が上場していただくわけですけど、上場していただき、その会社様がどんどん成長していかれるんですね。
そして上場のスピードも、今までずっと上場を準備していたものですから、なんと半年で上場しちゃったということで、
このスピード感は何なんだということと、そして上場してからの成長性を見るに至って、もうこれしかない。
この市場こそ中小企業の成長や信用を高めて、採用力を高める、そういう市場だということを確信を得て、
そのあたりから本当に一生懸命というか、バカの一つを覚えて、この市場を中小企業の皆さん、
特に一般市場に行くことが難しいと思っておられるような経営者の皆様にお伝えをして、
そして今では累計40社の会社様の上場に携わるようになってきたというのは、この10年間の足跡というところでしょうね。
それだけ魅力のある市場ですし、コスモスとしてはそこに目をつけてという。
そうですね。親心のような雰囲気も。
そうなんですね。三浦さんその中で実際にやり取りをしているのはその企業の社長さんが多いのか、それともCFOといったらいいんでしょうかね、財務の方がメインなんでしょうか。どちらでしょうかね。
そうですね。会計関連が中心となりますので、CFOといった財務の人たちがメインとなります。
ただですね、上場支援には様々な人が関与しているので、社長を含めて会社のいろいろな方とやり取りすることも多いですね。
特に東京プロマーケットを目指している会社は社長との距離がすごく近くて、社長と会話をする機会も多いです。
監査実務とか、あるいは上場実務に関わりたいっていうね、そういう社長も多いですよね。
そうですね。
ずっと新会社の番組に続けていく中で、やっぱりプロマーケットに上場したいっていう経営者さんってやっぱり熱い思いを持ってという方がいるので、任せきりっていう感じではないんですよね。
やはり規模にもよりますけれども、まだまだ全てを他の取締役や他の部長に任せていくっていう規模の会社さんというのは、どちらかというと稀ですね。
一緒に社長もCFOのような役員の方も、あるいは我々も一緒にどうしたらいいんだ、課題をやっぱりクリアしていくためにはどういうふうに、我々ももちろん助言をしていきますが、会社もしっかりと決定していく。
その時にやっぱり一番気になるのは、まさに社長が近くにいるので社長が決断してくれるってことですよね。
経営っていうのは決めることじゃないですか。
これ決めれないと進まないんですよね。
そういう中では決めていただける経営者さんほど、上場には近いですかね。
そうですよね。
村田さんやってみてそこらへんは感じますか。
そうですね。そこは特に東京プロマーケットの目指している会社さんであると特に強く感じますね。
その中で会社によっても違うとは思うんですけれども、どれくらいの頻度でやり取りをされているのかなっていう部分、決算のときだけなのか、それでも日常的にもやり取りをしているのかというところはどうでしょうか。
やり取り自体は日常的に発生しています。
もちろん決算時のやり取りというのは多いんですけれども、会社は上場に向けて悩み事も多いので、毎日いろんな会社に対して、
会社の方から相談の電話だとかメールというのがありますね。
そういった気軽に相談に乗れるような、頼りにされるような存在になりたいなというふうに日々感じています。
そういった意味では大手と比べて転職されてみて、経営者との距離が近いなという実感ってありますか。
やはり相談ごとというのも多いですし、時には社長から直接相談ということも多いですし、近さは感じますね。
逆にあれだね、ここにプレッシャーもあると思うんですけどね。
しかし私はそれが皆さんの成長につながるというふうに思います。
私はやはり我々公認会計士は経営者の指導者であるべきだという、より国家試験を通って、そして我々の上場企業を生み出していくという、
支援するという立場のメンバー、公認会計士ですので、しっかりと知識を蓄え、そして経験を蓄え、
そしてよりまた次の経営者の方々、どんどんこれから上場してくるような、したいといって依頼を受けるような経営者様から、
より難しい質問をたくさん投げかけられて、そして磨かれていくという、そしていい指導者になっていくという、そういうことを私どもは目指していますよね。
そうですよね。さても本当経営者の方ですとかCFの方と話すことによって、監査法人のコスモスさん自体は皆さんも勉強になるというか。
本当ですよね。
まさしくそうですね。みんなが同じ方向を向いているというのが一番大事だと思いますので。
怖がられないように、どうしても調査とか監査って嫌ですよね、受ける方は。しかし我々一緒に協力、上場に対して協力しているんですよ。何か課題があればその課題を一緒に解決していくんですよってそういうスタンスが大事かなというふうに思いますね。
そうですよね。ちゃんと会社を経営していれば何も怖いことはないですし、むしろ上場できるんだよってサポートしてくれるっていうことですからね。
課題があればどんどん質問していただいたり、問いを投げかけていただいたり、このことがまた我々にとっても非常に大事なことだと思います。
やっぱり会社も全員が自分事として捉えてやっていくって大事ですよね。本当にそう思います。
話は変わりますが、前回上場を支援するJアドバイザーについて新海さんから伺ったんですけれども、監査法人コスモスとJアドバイザーは改めてどのように連携されているのかというのを教えてもらってもいいですか。
わかりました。Jアドバイザーは東京証券取引所から資格を与えられていて、東京証券取引所の代わりに上場の審査や上場後のサポートを行っていく役割を担っています。
一方で監査法人コスモスは会計監査のプロフェッショナルとして会計業務を中心に上場のサポートを担当しています。
それぞれ役割はあるのですが、上場を支援することは共通になるので、会社も含めて相談や協議をしながら連携を取っているというような形ですね。
実際にJアドバイザーの方ともお話をされていらっしゃるということですよね。
必要に応じてというわけではないんですけれども、よくJアドバイザーの方とも話をしたりするということはありますね。
プロマーケットに関して言うと、Jアドバイザーと監査法人の連携ってとても大事になってきます。
そうですね。お互い発見事項だとか感じていることを共有しながら、会社と監査法人とJアドバイザーが同じ方向を向くということも大事かなというふうに自分は感じています。
やっぱり情報共有もされているということですね。
会議なんかも必要に応じて会社さんも入れて3社会議をしたり、あるいはJアドバイザーさんと一緒に2社で会議をしたりということも時としてありますね。
これは本当にプライムスタンダードグロスではないことですよ。
そうですね。私もやはり一般市場のIPOの経験がありますけれども、これほど証券会社あるいはJアドバイザーの方と一緒に会議を持つというか、情報共有するということは少なかったなというふうに思いますね。
実際やってみてどうですか。やっぱり会ったほうがいいなっていう。
会ったほうがいいですね。特に一般市場は上場までしたら、それで証券会社はもうさよならなんですね。
そこから関わらないんです。ところがプロマーケットというのは、上場してからもう会社と契約をして、そしてサポートしていくんですね。そういう仕組みですね。
これはそういう契約がないと上場を維持できないという、この東京証券取引所規則によるルールですので。
そうなんですが、一般の市場はそれがないので、上場しちゃうとですね。ちょっと言い方は失礼ですけれども、上場している会社さんってもう自由ですね、あとはね。
誰も教えてくれないって言ったら変なんだけど。やっぱりあるいは見られているという感覚をですね、株主だけではなくて、やはり証券会社もあるいは監査法人もですけど、コンプライアンス含め多くの企業活動を適切なものであるように検証したりチェックをしたりというのはやはり大事なことだと思うんですよね。
これが今の市場ではないというのは、世界の市場も似たようなところなんですけれども、このJアドバイザー制度っていうのは非常に機能としては大事な機能ではないかということは感じます。