iPad Workers Podcast第47回は「Apple標準メモアプリは、永久保存ではない一時的なメモを手軽にいい感じに書ける最高のアプリ」というお話です。
📢 お知らせ
5/12発売の『DIME(ダイム) 2022年7月号 』にインタビュー掲載されています。
特集「ここまでできる! 最強のiPad仕事術<保存版>」メインPCのように使える神アプリの活用術を徹底解説にて、ノートアプリGoodNotes 5・Noteshelf・Notabilityの3つの違いや使いどころについて紹介しています。
原稿確認時に気づけなかった、間違いが1点ありました👇わかるかな?答えはNewsletterの巻末で。
* 📢 DiscordにiPad Workersチャンネル開設
* 5月22日(日)🎥 iPadタスク管理講座
* 5月26日(木)👩💻iPad Meetup
🎧 iPad Workers Podcastは毎週、木曜日配信予定のポッドキャスト番組です。リクエスト・感想などは #iPadWorkers のハッシュタグを付けてツイートお願いします。
ポッドキャストアプリへの登録方法などはこちら:🎧 iPad Workers Podcast
Post-itアプリから再びApple標準メモへ
少し前からPost-itアプリを使って読書メモをとるようになりました。
参考:Post-it、付箋関連の記事
* 🔲 iPadで付箋を使った情報整理
* 🔲 書いた付箋をどうまとめていくか?
Post-itアプリはアナログの付箋を一気にデジタルデータ化(読み込み)できる機能はとても優秀ですが、アプリから手書きで新規メモを作成する機能は必要最低限の機能しかありません。
たとえば、Post-itの用紙サイズが毎回リセットされることや、たまにパームリジェクションが効かなくなること、書き出しの煩わしさなど、小さな不満がちょこちょこあります。
ですが用紙サイズに制限があることによって、自然と「1ノート1要素」になる形が便利だったので、Post-itアプリを使用していました。
ある日たまたま数ヶ月前にApple標準メモで書いた読書メモが目に入ったごりゅごさんは、Post-itアプリで書いた読書メモカードよりもはるかに自分の「字が読みやすい」と感じたそうです。
Apple標準メモで書いた読書メモは見た目的な満足度が高く、その理由が下記のようなものでした。
* 四角の図形がキレイに描けている
* 鉛筆ツールのおかげで線のブレが目立ちにくい
* 文字のサイズが揃っている
Apple標準メモには鉛筆ツールがあり、特定の図形をキレイに清書する機能があります。また、種類は少ないですが、罫線や方眼といった用紙フォーマットも選択可能です。
🎨 Apple標準メモアプリでイラストを描く時に便利なテクニック
ただし、Apple標準メモに長い手書きメモを書いていると、表示がおかしくなったり、描画オブジェクトの移動がうまくできなくなったりするバグ?が起こります。
Post-itアプリを使うようになった大きな理由はそこだったのですが、Apple標準メモでも1ノート1要素で次々と新しいノートを作成すれば表示がおかしくなるような問題は起きません。今は1冊の本の読書メモを小さく分割して書く形で運用しています。
メモなら後から「図形に変換」もできる
Apple標準メモには特定の図形をキレイに清書する機能があります。
iPadOS 14からの新機能で、メモアプリの描画やマークアップ中にペン先を離さず、1–2秒画面にタップしたままにしておくとキレイな図形が描けるようになりました。
矢印や星は一筆書きで書きます。(Apple Pencilを途中で離してしまうとダメ)
このキレイに図形を描く機能ですが、後から投げ縄ツール(範囲選択ツール)で選んで変換も可能です。(最近になって後から変換できることに気づきました)
投げ縄ツールで選択後、タップした後に出てくるメニューに「図形に変換」が表示されます。(図形と認識されない場合はメニューが出てこない)
この機能を使うと、書いた直後だけでなく後からでも図形に変換可能です。
ただし、後から図形に変換する場合でも、特定の図形は一筆書きで書いたものでないと認識されないので注意が必要です。
読書メモで使用する図形は、直線・四角・矢印程度なんですが、それでも定規などツール切り替えも不要でキレイな図形が描けるだけで、ノートの見やすさは格段に上がります。
一部のメモ・ノート・お絵かきアプリに搭載されている機能ですが、ツールを切り替える手間がない分「書くこと(主に内容)」に集中できるように設計されています。
読書メモは本の内容を理解するために書いている
以前は1冊の本=1つのメモに読書メモを残していました。
ですが、自分が読書メモを書く意味を考えた時に、手書きで書いた読書メモを残すことが目的ではなく、本の内容を理解するために読書メモを書いていることに気づきました。
それなら、同じ本の読書メモが1つのメモになっている必要性はないと気づいて、複数個に分けて保存するようになったこともApple標準メモアプリに戻れた大きなきっかけでした。
Apple標準メモアプリは元々、大量の情報ストックには向かないが一時的なメモには最強のアプリです。
読書メモに関しても「1枚のメモ(ノート)にまとめなければいけない」という思い込みを捨てて、1トピック1メモにすることで、とても扱いやすくなりました。
1トピックごとに書いた読書メモは、Obsidianに追加し、メモを見ながら文章化してまとめています。
ということで今日は「Apple標準メモアプリは、永久保存ではない一時的なメモを手軽にいい感じに書ける最高のアプリ」というお話でした。
巻末おまけ
みなさんDIME紙面の間違いに気づきましたか?
正解は「ProdraftsとPencil Plannerのアイコンが逆になっている」でした。(原稿チェックで気づけなかった😭)
☕️1on1 iPadTalk
iPad・iPadアプリについて気軽に相談できる「iPadTalk」よければ下記ボタンより予約してください。
「iPadTalk」は誰でも申込可能です。聞きたいことがある場合は申し込み時にコメント記入してください。
※相談内容(音声)はiPad Workers Proメンバー限定公開のエピソードで配信される場合があります。
🧚♀️ 質問・感想・リクエストなどはこちら
This is a public episode. If you’d like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit ipadworkers.substack.com/subscribe