1. LIFE UPDATE │ YOHEI HAYAKAWA
  2. #48:人生の一冊 │佐藤究さん..
2022-03-25 32:16

#48:人生の一冊 │佐藤究さん(小説家)

▼本パートのインタビュー映像
https://youtu.be/_-k95tk9he4

【佐藤究さんへのインタビュー】
Talk.1〈3月15日(火)公開〉
直木賞を受賞して
一番変わったこと
https://youtu.be/zxrDIr5EGY4

Talk.2〈3月18日(金)公開〉
写真から学ぶ
文体の構図
https://youtu.be/FcpV_tbmU90

Talk.3〈3月22日(火)公開〉
理想的な物語の
終わらせ方
https://youtu.be/h4t5C6-xZAQ

Talk.4|〈3月25日(金)公開〉
人生の一冊
https://youtu.be/_-k95tk9he4

佐藤究さんへのインタビュー再生リスト| https://bit.ly/3vBktSb

テスカトリポカ』  

▼佐藤究さんのオススメ本
死をポケットに入れて(チャールズ・ブコウスキー)
プロレス深夜特急(TAJIRI)
Nへの手紙(森山大道)
ゴーイング・ダーク(ユリア・エブナー)

▼佐藤究さんのおすすめコンテンツ
Netflix『インサイド・ザ・リアル・ナルコス』
Netflix『マラドーナ・イン・メキシコ』
ディズニープラス『ザ・ビートルズ:Get Back』

【プロフィール】さとう・きわむ/1977年、福岡県生まれ。
2004年、佐藤憲胤名義の『サージウスの死神』が第47回群像新人文学賞優秀作となり、同作でデビュー。16年『QJKJQ』で第62回江戸川乱歩賞を受賞。18年『Ank: a mirroring ape』で第20回大薮春彦賞、および第39回吉川英治文学新人賞を受賞。21年『テスカトリポカ』で第34回山本周五郎賞受賞、第165回直木三十五賞受賞。

▶Spotify(音声/毎週お気に入りの楽曲も流します) https://bit.ly/Spotify_INTERVIEW_YH
▶︎早川洋平のお気に入り楽曲再生リスト https://spoti.fi/3GF2Y6j
▶Apple Podcast(音声) https://bit.ly/Apple_INTERVIEW_YH

【目次】
OPトーク
執筆中にマイケル・ジャクソンを聞いた理由
書くときの意識について
推敲について
メタル音楽の覚ます効果
今後の執筆活動
: 執筆に費やしたい時間
佐藤究が使うサブスクリプション
佐藤究のおすすめ本
いま最も興味のあること
時間とお金の制約を外してやりたいこと
EDトーク

▼「会う力」養成講座
・映像コース:早川洋平のコンサルティングを受けたい方へ
・音声コース:リーズナブルに学びたい方へ
https://www.auchikara.com/

▼ニューズレター(早川洋平のエッセイ・最新情報をお届け)
https://yoheihayakawa.substack.com/

▼「月末LIVE」開催
日時 : 3/30(水)19時00分〜20時00分
URL : https://youtu.be/DTJTE75V3ek
2月のアーカイブ : https://youtu.be/7_G4nKqt2VU

▼番組への感想・質問はこちら
https://bit.ly/INTERVIEW_QandA

▼「QR CAFE」(毎月開催)
https://life-upd.com/cafe/index.html

▼【聞き手・早川洋平プロフィール】
はやかわ・ようへい/新聞記者等を経て2008年キクタス株式会社設立。羽生結弦、髙田賢三ら各界のトップランナーから市井の人々まで広くインタビュー。近年は欧州を中心に海外取材を本格化するいっぽうで、戦争体験者の肉声を発信するプロジェクト『戦争の記憶』にも取り組む。公共機関・企業・作家などのメディアプロデュースも手がけ、キクタス配信全番組のダウンロード数は毎月約200万回。累計は3億回を数える。『石田衣良「大人の放課後ラジオ」』『横浜美術館「ラジオ美術館」』などプロデュース多数。 近年はユニクロやP&GなどのCMのインタビュアーとしても活動している。
https://linktr.ee/yoh.haya

▼【キクタススタッフ・中江公大プロフィール】
なかえ・きみひろ/横浜を拠点に映像・音声制作。
「INTERVIEW│YOHEI HAYAKAWA」「石田衣良 大人の放課後ラジオ」「メンタルサポーター成田儀則|愚か者がやっと気付いた成幸法則」などの番組を担当。

▼関連キーワード
#佐藤究
#テスカトリポカ
#直木賞作家

Videographer/Editor : Kimi

00:01
インタビュー
こんにちは、早川洋平です。
インタビュー、この番組はYouTubeとポッドキャスト各プラットフォームよりお届けしています。
さあ、君、今月最後ですね。よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、今冒頭で普段マナさんがオープニング言ってくれている
この番組はYouTube、ポッドキャスト各プラットフォームでお届けしていますって普通に言ってましたけど
ちょっとなんか昔話みたいになっちゃいますけど
本当にこの僕が番組始めたのは2008年とかだから何度かでも14年経っているので
それなりに経ってますけど、やっぱり覚醒の感ありますよね。
昔は本当にYouTubeとポッドキャストでお届けしていますってさ
それこそテレビ局でもテレビとラジオでハイブリッドでお届けしていますって
どんだけゴージャスなんだよっていう話じゃん。
それが君に色々助けてもらったり皆さんに見て聞いていただくおかげあってこそですけど
普通にこうやってできるっていうのはちょっとすごい時代だよね。今さらですけど。
そうです。これが当たり前になってちょっと不思議な感じがしますね。
なのでそこまで14年ってね。毎回ほら、ドックイヤー並んで今もラットイヤーっていうかさ
あっという間に全てが進むっていうからね
これからまたAIとかメタバースとか2045年にはシンギュラリティ問題なんかね
AIが人間を超えるかみたいに言われてますけど
シンギュラさておき、やっぱりこれからまた同じように14,15年経ったらね
ちょっと想像もつかないというか
やっぱりそうするとメタバースとかAI関係なのかなと思いますけど
でもねほらその昔の30年とかに描いてた未来で意外と予測直接はできなかった
スマホってあるじゃん。iPhoneって。
まあ確かに。
思いも寄らなかった。デバイスという形かわかりませんが
15年20年経ったら出てくるなあっていう風に思うので
そういう意味ではやっぱりねこの間タイムマシンで未来の話しましたけど
未来で楽しみにとっておきたいけど楽しみですよね。
そうですね、何が起きるかちょっと楽しみな感じが
ということで今日もこのインタビュー、どんなインタビューが起きるのか楽しみにしていただけたらと思います
さあ今月最後のインタビューです
4回シリーズラストですね
作家の佐藤清宗さんをお迎えしてお話を伺っていますが
本編の最後の方でも話しましたけど
清宗さんがやっぱりサービス精神旺盛ということで
ある程度今回のインタビューって基本的にはテスカ・トリポカの話と
そしてそれにまつわるクリエイティブの話であったんですけども
僕としてはねあんまりカッチリ決めすぎると面白くないので
ゆるーく例えば事前に質問事項をお送りしたりとかあえてしなかったんですけども
03:01
彼がねやっぱりサービス精神旺盛なので
いろいろね手に本をたくさん持ってきてくださったので
その辺からもう本当に素敵な方だなと思って
これ使えるかわかりませんけどみたいな感じで
ただもう見る限りねやっぱり面白そうなものを持ってらっしゃったので
インタビュー本編でも聞いていると思いますけど
やっぱりつくづく思うのはやっぱりクリエイター
ひるみで僕はクリエイターアーティストだとケムさんも思うんですけど
作家さんだから当然だと思うんですけど
そういう方って面白いものを作る方ってやっぱり面白い本とか映画
面白いクリエイティブ当然よく知ってるし触れてますよね
だから君もそうだけど当然彼がねこの番組内で挙げてくれたものって
どれも面白いもので僕もほとんど買ってるんですけども
本はもちろんなんですけどもね
僕はサッカー好きっていうのもよくご存知で
そこまでのリサーチもまたすごいんですけど
マラドーナ去年か当時なくなってしまいましたけども
サッカー界の伝説のスーパースター名前はね知ってる方多いと思いますけど
マラドーナのねドキュメンタリー
このテスカトリポカの舞台になったクリアカンの監督をですね
マラドーナがやっていたんですけど
そのドキュメンタリーがネットウィックスですごい面白いよなんていうこともね
教えていただいて今まさにこの収録の昨今
ドラマシリーズを見ながら楽しませてもらってるんですけど
なんか直接テスカトリポカとは関係ないんですけど
テスカトリポカに出てくるそのメキシコのね
治安が悪いと言われているクリアカンとかそのあたりの映像を見ながら
大好きなサッカーに触れられるとそんなね
幸せな時間を送らせていただきつつ
本当に彼はたくさん面白いものを知っている方なので
だからこそこれほどまた素敵な作品が生まれるのかなと思いつつ
また次回作もねどんな作品が生まれるのかも
今からワクワクドキドキ楽しみにしている次第です
ということで作家の佐藤健さんラストですね第4回お聴きください
その音って話出てきましたけどCPS中にメタリカンとかを聴いて
そうそう今回はメタル多かったですね
そうかだからその作品によるってことですね
アンクとかってどんな感じだったんですか
アンクはねマイケルジャクソンをだいぶ聴きましたね
そうなんですか
その原稿が理由は説明できないんですか
マイケルですか
でもなんかもうヒューマンネイチャー的な感じだからですか
ヒューマンネイチャーそうおっしゃった
ヒューマンネイチャーとかの歌詞とかも結構アンクと繋がってるんですけど
マイケルがチンパンジー飼ってましたよね
そうか
でチンパンジー飼って何かのインタビューで読んだんですけど
チンパンジーについて聞かれた時に普通ほら可愛いとか友達とかね
なんか癒されますとか言うんですけど
チンパンジーは思ったよりも力が強いってマイケルは答えてたんです
そのマイケルの回答なんか逆にものすごいマイケルジャクソンって人の孤独を感じたんですよね
友達もいなくてチンパンジーとだけいて
ほら力強いんだよっていうところに
06:02
マイケルの孤独と同時にチンパンジーのリスペクトみたいなのも感じたし
主人公とか登場人物3人くらい出てくるんですけど
割とみんながそれぞれのマイケルのある種の写し絵みたいにして作ってるんですよ
アンクっていう小説は
だからマイケルは大きかったですね
でもなんかさっきの作家さんのタイプによるとおっしゃってましたけど
やっぱり言葉を素直に受け取らせていただけば
あんまりその描いた後の正直もう1年も経ってるし覚えてないってのはありましたけど
やっぱりなんかそのハルキさん的じゃないですけど
なんか描いてる時というかやっぱりちょっと無意識の世界というか
彼はね井戸に入ってるって言いますね
話もやっぱり木山さんの作品全部
人類とは何かみたいなすごい深いところまで入っていく感じがあるんですけど
やっぱりそういう感覚なんですか?描いてる時
皆さんが思っている以上に感覚の仕事ですよね
だからあんまね特に現役の間とかあんま方法論とか言いたくないんですよ
嘘になる可能性があるんで
ある程度セミリタイヤとかリタイヤとか10年に1作くらい出さない時に
こういうふうに喋るのはいいんですけど
確かにそう
だからそんなスタイルとかルーティンとかあるけど
皆さんが思うようにそこまで方法論ってあんまない世界なんですよね
もちろんね無理やり言えと言われるように言えるかもしれないけど
本当にそれがそうなのかご自身もわからないということですね
ちょっと詐欺的行為になってしまうので
それでもお金を集め出すとね
そうそう極むじくみたいなね
あんまりねなんでしょうね
サッカーの選手もそうじゃないですか
現金の時に方法論語ってなんかセミナーやるやついないじゃないですか
ある程度年いてやりたい人がとか
例えば早川さんがねいろいろされて
トップランナーの人が
これはほら名選手名コーチにあらずとかあるじゃないですか
だからコーチができるかどうかとか
それこそマラドーナが監督として世界最高峰とかいうといろいろなね
ただマラドーナの良さはあると
そこまでねなんでしょうね
まあ面白いところであるんですよね
方法論がこう多分できると思った時がこういうの落ちどころっていうか
ダメですよね罠にかかるんで
自分はもうわかったと思った時にこう
多分わかんなくなってるんで
割とだから走ったりとか
三島さんだったらボディビルしたりとかみんなやるんじゃないですかね
そっかさっきのこう
メタル効くっていうのもある意味ね
ハイブローになりすぎないようにみたいなね
ちょっと俯瞰するみたいな部分として使ってる部分もあると思うんですけど
やっぱりシンプルにですけど
いわゆる小説を書くにあたって水溝ってあるじゃないですか
自分自身で水溝もあるかもしれないですし
編集者さんに見せるとかあると思いますけど
そのいわゆる水溝っていうのは自分自身ではタイプ的にも
それこそ石田イラさんはほとんど見直さないらしいんですよ
09:01
見直さないというかだから一回であんまり最初に書いたものはない
でもその一方で例えばそれこそ春樹さんめっちゃ水溝するみたいにありますけど
清宗さんはどんな感じですか
僕はね僕もそのある大先輩の作家にも
僕はもう俺は一回書いて直さないと
ワンテイクがいいからね
だから音楽と似てるかもしれないですね
そのテイク一発かやっても二発で終わるっていう人もいれば
もう何十回もやるっていう人もいて
で例えば小泉役も先生とかだったら
確か9回だったかな9回やってようやくだけど
僕多分それ以上やってると思うんですけど
僕はこう音読朗読するんですよ一人で
レーザープリンターでインサートして
音で結構聞いてますね
音のリズムとかってあるじゃないですか
ラップまでは行かないですけど
それが例えば自分のレイモンドカーヴァーとか
チャールズブーコースキーとか翻訳文体が俺好きなんですけど
あの時に読んだ音の感覚ってやっぱ残ってるんで
それと合わせるじゃないですけど
そういうのの美学に準じて
ここ苦闘点があったほうがいいなとか
ここもうちょっと違う言い方あるんじゃないかなとか
やるのは割ときついですけど面白いですよね
面白いですねそれこそ一歩手前の基礎の基礎だと思うんですけど
モニターで見るのか紙で出すのか完全に違いますし
それをさらに読むと読まないと絶対気づかないというか
つけない点とか多分ありますよね
僕は紙にしないとちょっと甘いかな
画面だけで出るにはまだ
画面で本当に紙と同じ臨場感を得られる作家さんもたくさんいるんで
その方が多分主流だと思うんですけど
一回印刷した紙をまた裏返しにして
コピー機に入れて裏にやって
たまに裏を持って逆なんで
全く違う文章をずっと直した結果
新しいのが裏だったとかありますよね
今のいわゆる推考っていう意味でもそうだと思いますけど
メタリカー、今回はメタリを聴いて
ある種の自分を覚ますということに使っていると思うんですけど
覚ますっていう意味では他に使うことはあるんですか?
覚ますのもありますけど
メタリカーの曲を聴くとドライブ感がかかっているじゃないですか
そのドライブ感とそのシーンの受けるのがどのくらいあるかとか
メタリカーも割と静かなシーンとかもあって
それで展開と合わせている感じがありますね
メタルとか本当はエンターテイメントの展開をするわけで
ジャズとかだとまたちょっと違うし
クラシックでももうちょっと違ってくるんで
今回はメタルの力に借りましたね
チェックですよね
ここでテスカトリポカの話を伺いつつなんですけど
やっぱり当然気になるのはね
長編とかもそんなにいきなりたくさん受けられないし
受けたくないし連載もってありましたけど
これからが僕らとしては気になると思うんですけど
個人的にはさっきの話を聞いていると
12:01
これ僕の要望なんですけど
歴史系とかを書いてほしいなみたいに思うんですけど
今言える範囲でいいんですけど
今もう実際何か書いているのかとか
言える範囲ですけどどんな感じなんでしょう
歴史系っていうのはどういう
つまり歴史小説、時代小説
時代小説ってことですか
それは江戸とか戦国時代とかってことですか
とか書いていただいたら面白いかな
それはヨーロッパかもしれないです
そうなんですか
そういう感じ
あんまり言われたことなかったんですけどね
本当ですか、いやさっきの
すいません、ジャストで思っただけなんですけど
僕もあんまり思ってなかったんですけど
いわゆる経験してないものを書くっていう
そうすると時も極さんだったら
どんな感じになるのかなみたいな
もう歴史小説ね
結構すごいもう席が埋まってるじゃないですか
そこに入っていかなくてもいいかなって気がしますけどね
いい意味でも悪い意味でもあるんですけど
やっぱりこの三部作のイメージが強烈なので
もちろん本質は暴力地だけじゃないと思うんですけど
そこのラインで次も行くのかとか
つまり次回作もそうですし
今後の佐藤清宗は
プロレスの書評とかコラムだけで
ちまちまやっていこうかな
プロレス界に受けた恩を返すって感じ
受けたオーダー?
これは出版社とのあれもあるんであんまり言えないですけど
またゲスタルトブックを1から作ってる段階ではありますよね
そうなんですね
またあれをね
去年テスカだし1年ずっとやったんで
本当は1年ぐらい休みたいじゃないですか半年ぐらい
休みねえんだなと思って
切り張りをしてます
切り張り中ですか?内職中ですか?
内職中ですよ本当に
何やってんだ俺はと思いながら
編集者さんからいつぐらいに出してほしいなみたいに言われてるんです
そこをいかにぼかして
乗らせていくかっていう
でも2022年には出版社としては出してほしいんですよ
全ての編集者さんは早ければ早いほうがいいから
言うじゃないですか
約束してしまうと破ってしまうんで
破ると社会人としていろいろ問題が生じるんで
約束してなければ契約書をサインしなきゃいいわけですよ
契約書なんか元からこの業界はないんですけど
だから口約束のせいか
アメリカとかだと契約書あるから
守るっていうんだったら契約書作ってこいよって感じなんですけど
それないんで
短い仕事は本当にもうずばっと守るんですけどね
長編は長ければ長いほどっていうか
直す時間があればあれほどやっぱりいいのに仕上がっていくんですよね
やっぱりそうでしょ基本的に比例する
僕はそう思いますね
短いやつはまた違って
あんまりいじくって原型をとどめなくなっているところもあるんで
だから長編はそのデッドラインのやり取りというか
攻めぎ合いですよね編集者さんとで
あんまりこっちのも出して
15:00
向こうもビジネスでやっているわけですから
そこのここまでっていうところもさらにこの辺とか
もうちょっとあるかっていうのを
なんか何の努力なんだと
無駄な努力ですよね
でもあれ確かアンクから結構3年くらい
そうですね3年半くらいかな
それはやっぱり攻めぎ合いで何とかちょっと伸ばして頑張って
本当はもっと当然早く出せっていう
そりゃそうですよねそこにいますけどね編集者さん
そうですよね3年くらいかけたいしかかります
いや本当10年くらいでもアンクでも10年かかっても
10年かかるものを3年とかやると
早川さんもわかると思うんですけど
ダメージが来ますよねフィジカルとかね
あとその間にできないことが多い
意外とね人とも会えなかったりとか
プロモデルを組み立てる時間とかも人生に必要なわけだ
そういうのもできなかったりするんで
あんまりでもねそこを何とか10年かかるところを
1年度お願いしましょうとかね
そこはやっぱ無茶振りしてくるわけじゃないですか常に
相当攻めぎ合いですよね
そこであんまり10年を1年で引き受けないですけど
ただそのさっきの早川さんのこのBサイドと一緒ですよ
やっぱこうメンタルとかフィジカルがぶっ壊れてしまうようなのは
皆さん引き受けない方がいいですよねそこはね
ですよねできないですからね
物理的には理論的にはやった方がいいかもしれないけど
基本的に仕事ってできないことをやるというより
この国の悪い監修があるじゃないですか
だからそこはもうちゃんとね交渉した方がいいと思いますよね
なんか単純に聞きたかったんですけど
木山さんサブスクしてるものを思いつくだけ上げてもらっていいですか
それは別に本とかいわゆるネットフリックスとかもそうですけど
いわゆる定期的にお金払ってるものであれば何でもいいですけど
単純にどんなものかなって知りたいな
ネットフリックスは見てますよね
あとねビートルズのドキュメンタリーが見たかったんで
ディズニープラスに入ったりしました
ディズニープラスに入ってるんだ
それはねビートルズのドキュメンタリー
解散直前のルーフトップライブになるまでの
オクラ入りの映像があるんですよずっと
それが世に出てこなかったんですけど
ピータージャクソンっていうの有名な監督がやって
1話3時間くらいあるのかな
3夜連続で
これはもうビートルズファンっていうか
全てのクリエイターが見た方がいいと思いますけど
物作りっていうのはああいうことですよ
ジョンとポールとリンゴとジョージがいて
集まった最後のあれなんですけど
それはねディズニープラスでしか
もう独占配信だったんで
入らざるを得なかった
それは入って
一応ね2回見たかな
2回見たから
合計でかなり丸1日か2日くらい
見てるかなって気がしますけど
あとはもう
あんまないですね他にはね
定期公読するプロレス雑誌も
昔あったけど今はもう
追いかけてない
今は当然それはあるんですか
18:01
あ、存在してるかどうかってことですか
そこから僕はプロレスしてます
シューンプロしかね確かもう存在してない
昔はもうちょいあった
昔はゴングがあったりとかいろいろあったんですけど
なくなって
あんまこう
友人達とか入ってくる情報とか
あとあれか
ワールドプロレスリングっていうテレ朝でやって
あれは一応まだ毎週録画続けてますね
それはサブスクと言えるかもしれませんが
あれはどうですか
新日は結構サブスクで見れるようにして
そういうのは
プロレスって他にもあったり
それも公読してるとか
僕の場合は
この間のノアと新日本の
対抗戦とかだったら
そこだけペーパービューで買ってみるとか
要所要所で
拾っておけばいいんでそうすると
本当はね向こうは
サービスに入ってほしいんでしょうけど
僕らぐらいはもうずっと
80年代とかから見続けてると
ワールドプロレスリング見て
ネットとか多摩雑誌で
そこにも持ってきていただいてますけど
やっぱりキヤムさんの本だけじゃなくて
当然いろんな本読んできたり
あと今最近読んでる本とか
いわゆる人生の
この一冊みたいのがあれば
それでもいいですし
人生の一冊
難しいんですけど
一応持ってきてボロボロになってきてる
チャールズ・ブコウスキーの死をポケットに入れて
っていう
他の僕が好きなアメリカの作家の
ブコウスキーが
70いくつぐらいで亡くなってるんですけど
本年の裁判年に
発表する考えもなく
当時のマッキン投手通し合い
っていう本で書いてた日記なんですよ
これ影響っていうのは
何に受けたかって
分かんないんですけど
ずっとさっきの亀じゃないですけど
引っ越しとともにずっと一緒に
移動してきたんで多分影響を受けたんだろうな
と思うんですけど
心の在り方っていうんですか
意外と派手に見えるけど
静かなところ
ドガオーコのブコウスキーから
学びましたね老人の本からね
もう全然知らなかったね
読み変えます
感覚的には
10代からずっと読んでるような気がして
なんかのインタビューでもそんな風に
喋っちゃってるんですよイメージで
でも奥づけ見ると10代では
不可能な時に文庫化されてるんで
多分20代半ばぐらいから
見た目的には10代って言ってもね
ブルさん
20代半ばで買ってももう20年ぐらいなんで
これいいですよ
塩ポケットに入れて
現代はちょっと違うんですけど
ここがいいなってことを
中川五郎さんという翻訳さんが取って
その本はどうやって出会ったか覚えてます?
これね
ブコウスキーいつ買ったのかな
ただほら10代で買ったと思い込んでるぐらいだから
多分ないんでしょうね
その記憶がね
買った本屋は10代のこれであれば
地元のあった
もう無くなってしまったけど
本屋で買ったんだろうなと思うんですけど
今は自分の中の仮説がね
21:01
崩れてしまったんで
再検証しなくてはいけないですけど
ずっと50年間使ってたタイプライターを
ローサッカー
マッキン都市に書いて
ある種パソコンの練習的な意味でも
書いてる日記なんですけど
ぜひ読んでみてください
あと
最近影響を受けたっていうのは
タジリさんというプロレスラーの
プロレスシニアトッキュー
これなんか早川さん大好きだと思うんですけど
世界中でいろんなところで
プロレスを教えてくれって
タジリさんWWEで
活躍されて有名で
スーパースターなんでですね
今最近プロレス本好き
海外では盛り上がっている本ですね
いろんなところに行って
それを組み交わしながら
プロレスを教えてくるっていう
ちなみに昔僕タジリさんにサイン
もらったことがあるので
こういう感じですね
ちょっと前のタジリさんですけど
こういう感じですね
この本のためにもらったわけじゃなくて
これはだいぶ前にもらって
これは去年ぐらいかな
新しいですね
いろんなところで僕もちょこちょこ
紹介させてもらってるんですけど
これなんかは会う力も入ってるし
旅の力も入ってますし
あやかわさんの
お仕事にぴったりの本だと思います
ありがとうございます
こんな感じですかね
せっかくなんであとは
これかな
NAの手紙っていう
これは森山大道さんの写真なんで
当然ながら写真集なんですけど
なんかね僕はわりと
あやかわさんの喋っているところの
素材を見させていただいたんですよ
本が不特定多数に書いたもので
人と会うのは
自分のためだからっていうのがあって
まったくおっしゃる通りなんですけど
ちょっと違うケースもあって
これなんかはその
NAの手紙って書いているわけだから
森山大道さんと
それこそ二重
僕がこのウコウスキの方を
読んだ同じぐらいの世代の時から
友人だった中平拓真さんという写真が書いて
二人でずっとライバルで
売れない頃からやってきたんですけど
ある時中平さんが
倒れられてしまって
かなり記憶を
障害っていうんですか
記憶をなくしてしまうわけです
39歳の時だったらそうなんですけど
大変ですよね
ずっと一緒にやってきた友人が
ある日記憶がなくなってしまうっていうのは
その当時に
中平拓真さんへの
手紙っていうことで
いくつか文芸誌に
森山大道さんがエッセイを
連載していたらしいんですよね
これっていうのも
書物の面白さで
ある程度
僕らに向けたものではなくて
中平さんに向けたものじゃないですか
でも公開してるから私信なわけですよね
プライベートなのに
それを見る面白さっていうのも本にあるかな
特定の人に向けられたんだけど
その手紙を
僕らが見る
載ってるのは
24:01
パンデミック以降に撮った写真なんですよ
かつて
中平さんはもう亡くなられてるんですけど
まだ中平さんが生きてる時に
書いた文章
中平さんに向けてを
貫末に入れてあるんですよね
写真だからちょっとバッと開けないんですけど
最近になって撮ったやつを
あえてNAの手紙
また多分
森山大道さんの中では亡くなった
友人に対して
パンデミックの世界の日常を撮って
送ってるっていう感じで
それを僕らが
見させてもらうっていう
こういう
必ずしも不特定多数ではない
ピンポイントで送ったものを
見る時に僕らが受ける
心の動きっていうんですかね
あるよっていう
あるなっていうことが
今日は言えるかなと思って持ってきたんですけど
本当
2021年の
去年の8月に出たばっかりなんで
たまに
喫茶店とかで
所要でどうしても出かけるとき
あるじゃないですか
基本出かけないですけど
出かけた後ちょっと喫茶店行って
マスクつけ外してコーヒー飲んでると
この中の世界もやっぱみんな
パンデミックの世界ではマスクつけてるわけですよ
不思議な感じですよね周りみんなマスクつけてて
写真家の撮った世界でももう
みんなマスクをつけているっていう
ところね
これはこの時代でしか
経験できない感じがあるんで
おすすめですよね
ありがとうございます
ぜひチェックしてみたいと思います
やっぱり今本の紹介もいただきましたけど
このテスカトリポカで
当然フィクションの話
想像の話してきましたけど
逆に佐藤清が
今現在
パッと思いつくものでいいですけど
最も興味があるリアルなことってなんですか
いわゆるニュースでもいいですけど
現実
最も興味がある
興味もいろいろありますよね
そういうことから
単純にニュースとか
そしたら最近
確かタイトル
ゴーイングダークって本を読んだんですよ
ユリア・エブナーって人が書いたやつで
これもぜひノンフィクションだから
お読みになった方がいいと思うんですけど
彼女は公的な機関で
仕事かなんかしてて
インターネットの世界にいる
過激主義者たち
エクストリーミストっていうのかな
がどういう動きっていうか
どういうふうにして
人を集めたりとかしてるのか
っていうのを調べるのが仕事なんですよ
だから彼女は
12個の過激主義の
ネットを通じて
あるリアルも含めて
潜入調査をした
ルポルタージュがあるんですけど
あれは強烈ですね
かなりこの世界は大変なことになっているな
っていう感じですよね
やっぱり
本相当読まれてますし
読みたいしだから時間があるんでしょうね
そうですね
みなさん早く読める人もいるんですけど
27:00
僕は全く
早く読むこともできなければ
早く書くこともできない
ただ早い人はいるんですよ
荒又寛さんとか
控室で渡した本を
水道橋博士さんの方に書いてありましたけど
番組で収録で出てくるじゃないですか
その時にもう2冊渡した本の
感想が始まるらしいんですけど
30分も変わってないじゃないかな
そういう人もいるんで
人によってなんですけど
その人は別にそういう方たちは
早く読んでるって意識はないんでしょうね
そういう意味で
時間もなかなかなくなってきて
今日もお時間いただいたんですけど
佐藤清宗が
1年本当に何もしなくていいと
全て時間もお金も何にも気にしなくていいとしたら
何したんですか
同じことをね
僕以上に大変なある京国夏彦さんに
聞いたことがあるんですよ
あのー
僕以上にずっと
何十年も忙しい中で
普通に
何もしたくないって言ってました
息もしたくないって言ってました
そこまでの境地には
まだ達してないなと思いましたけど
まあでも
あのー
何でしょうね
何がしたいですか早川さんだったら
なんか月並みで嫌ですけど
僕はなんか海外出れるんだったら出て
ていうか遊んでると仕事が混ざってるみたいな感じで
それでまた
行きたいとこ行って取材してる感じかな
それでもゴンザレスさんとかもね
しょっちゅう行きますよね
でも一体行くとことかも決まってるっていうかね
彼らも大変だなと思いますよね
僕らは別にその
早川さんの仕事とかもそうだと思うんですけど
1年あるとしたら
その行ける箇所ってもう決まってくるわけですよ
逆算して
ああいうこう
ジャーナリストとかと会ってると
もう
年始っていうか
もう全部決まっちゃってんすよね
結局そういう時のノンフィクションフィジカルの制約
そうそうそうそう
だからすげえ世界だなと思った
むしろその人たちの方が
今大変だなっていうか
僕のそのテスカトリボカも
パンデミックのおかげでゴンザレスさんそんな
普通は会えないはずなんですけど
ずっとわりと東京に
いる時間が多かったんで会えたんで
っていうのはありますよね
特にね
働いてるふりをして
何もしてないっていうのが一番いいですよね
息だけも
さあエンディングです
君さんインフォメーションお願いします
インタビューでは
皆様からの早川さんへのご質問や
番組への感想取り上げてほしいテーマなどを
募集しております
エピソード説明欄のURLからお寄せください
またいただいたご質問等は
月末のYouTubeライブで
お答えする予定です
月末のライブは3月30日
19時からです
たくさんのご質問を募集しております
そして人と一対一で会う前
会った時会った後に何をするか
署名人から姿勢の人に至るまで
18年間で2000人以上に
インタビューし発信を続ける
プロインタビュアー早川洋平が
30:00
その全てを余すことなくお伝えしている
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さあということで
今月第8回にわたってですね
君さんピーチニッターで
ご登場いただきましたが
さすがですねどんどん適応してきて
このままいけそうですね
ちょっと意思で食らいついてます
あれだよね
それで回っちゃったらある意味
心境複雑ですけど
インタビューさえ
それすらって言われちゃうと僕としては存在価値なくなりますけど
インタビュー本編さえ
僕いれば実はこのナレーション
君とマナさんでも一応成り立つよね
そうですか
マナさんいるから大丈夫でしょ
そういう意味だと大丈夫だと思います
マナさん切り込んでくれるから
一回ちょっとそんなことがあっても
安心して旅に出れるって違うかな
思いつつなんですけど
周りに優秀な皆さんに支えていただいて
本当に感謝なんですけど
先ほどもありましたけど
月末ライブいつでしたっけ
3月30日ですね
5日後ですね
5日後にはすぐまた君さんに会いますので
君さんへのご質問
ご感想
ご感想って変だよ
君さんへのご感想ってやだよね
そっちが心配なので
ご感想も募集しておりますので
また30日を目にかかれるのを楽しみにしております
君さん本当に今月はどうもありがとうございました
また来月からも
ライブの方も含めてよろしくお願いします
ありがとうございます
それでは皆さんまた来月
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