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2023-09-11 14:19

【INTERVIEW#204】人生を豊かにする「推し」の力。│美水望亜さん(株式会社フォニプロモーション代表取締役)

▼メンバーシップ登録はこちら YouTube | https://www.youtube.com/channel/UCeV6IZsGJW0MAcieAugIb1g/join Apple Podcast | https://podcasts.apple.com/jp/podcast/interview/id1586282121 【人生を豊かにする「推し」の力】 今月は、Essentials(人生にかかせない4つのもの)をテーマに対談をお届けします。 ゲストは、石田衣良『大人の放課後ラジオ』(オトラジ)のメンバーでおなじみ、美水望亜さん。 第2回は人生にかかせない曲『HOWEVER』(GRAY)。 幅広い年代から支持されるGLAYの魅力とは。 何かに熱中することで人生は豊かになる。 「推し」への愛について、たっぷりと語っていただきました。 【プロフィール】美水望亜(よしみず・のあ)東京都出身。 声優キャスティング事務所 株式会社フォニプロモーション代表。声優コンテンツを中心にキャスティングだけでなく、企画・アドバイスなど幅広く行なっている。 主なコンテンツに声優レーシングチームVARTシーズン1, 2などがある。 『美水望亜のアニメプリズン』 https://www.youtube.com/@user-bu1ef4jb7f 【美水望亜さんへのインタビュー】 第一回 言葉が通じない世界で学んだこと https://youtu.be/L3uvDlRSt1A
第二回 人生を豊かにする「推し」の力。 https://youtu.be/OMQbrV8Kr94
第三回 転職が点を線に変えてくれた (9/18配信予定)
第四回 私が最後の晩餐に選ぶもの (9/25配信予定)
再生リスト | https://youtube.com/playlist?list=PLh7eiOWS7pyijzi1ZDMD08Xu9TLP_itOC

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サマリー

美水望亜さんは、彼女の好きなバンドであるグレイについて話されたエピソードの中で、特に推す曲である【However】について語られます。そして、彼女はグレイのライブについての感想も話します。彼女は、その曲には孤独感しかなくて、貴族感のようなものがあると感じます。また、会話をしなくても心地が良く感じられるし、ユウムの集合的無意識を感じることもあります。そして彼女が知った情報として、グレーファンの男女比が3対7だということも話されます。

美水望亜さんのグレイ愛
これだけでお話たっぷり語りたいんですが、さあ、じゃあ続いては7枚のカード。
本、曲、食、映画、記憶、何でも。あとこの中から3つ。次は?
えっと、じゃあどうしようかな。曲かな?
音楽。
はい、音楽。
曲何ですか?
これは【However】です。
グレーですか?
グレーです。
よかった、なんかマニアックななんとか競争曲第何番とかしたら、わからないと思ったんですけど。
いやもう、みなさんも期待してたと思いますけど、私の期待しない感じで。
しかしながら【However】ですね。グレーですよね。
【However】を選びます。
これ著作権のあれだから、あんまり詞を言えないかもしれない。
なんとかな風が吹くみたいな。この場所で。
そうですね。
そしたらギリギリ大丈夫かな。
グレー好きですよね。
グレー好きですよね。
美水望亜さんといえばグレーだと思うんですけど。
なぜ【However】なのかの前にやっぱりグレー愛というかね。
そうですよね。
だって。
たぶんそのグレインの曲で初めて聞いたのは、たぶん【Be Loved】とかその人の曲。
グロリアスとかだったんですけど。
まさに超ブレイクしたのはそのくらいですよね。
そうですよね。
たぶんまだその時って私小学生とかだったから。
僕高校生だから。
そうですか。
世代違いますから。
なんかまだ成熟してなかったというか、
音楽に対して何かファンになるみたいなことってあんまりなくて。
グレインというものを意識したのがこの【However】っていう曲だったっていうことなんですけど。
なんか打たれちゃったんですよね。
それこそね、この曲に関しては好きなのは何でですかって言われても困ると思うんですけど。
でも振り返ると好きなものは好きだと思うんですけど、
ほら結構音楽って記憶っていうかその時の人生の状況、
例えば救われたみたいなこともあるかもしれないし、
全て無理矢理それに持っていくつもりなくてなんですけど、
なんかその人生と紐づいたりはする?
あと振り返ると、この時こんなんだったなみたいな話もあるんですけど。
グレイの音楽と人生の繋がり
なんかやっぱりその中学生ぐらいって、
家から出てその外に目を向けていく段階にきません?
なんか思春期があったりとか。
小学校まであったら本当に家族にとか、ちっちゃいクラスにみたいな。
箱の中ですよね。
箱の中から飛び立っていくっていうか、
育っていく段階じゃないですか、あの時って。
だから思春期っていうものがあると思うんですけど。
その真っ只中でやっぱり好きな人とかできるじゃないですか。
なんか多分その自分の恋心みたいなものに、
多分すごいマッチしたなと思うんですよね。
家族以外の誰かを愛するっていうことが何なのかっていうことを、
多分学び始めた時にHoweverに出会ったっていう感じだったと思います。
そうなんだ。
歌詞が、その時は歌詞が良いとかじゃなくて、
とにかくHoweverとかグレイが。
歌詞、ジャケットとかグレイっていう人たちがどういう人か知らなくって、
この音楽だけを聞いて知ったんで。
だからどっちかっていうとメロディーとか歌詞の大人な感じの。
今で言えば、多分この時代ってまだ24号とかそのぐらいだと思うんですけど、本人たちが。
俺ら24号の時何してたんだろう。
歌詞の感じとかがすごく胸を打ったっていうか、っていう感じですかね。
Howeverが入ってるアルバムは、Bラウンドとかはもっと前?
もっと前ですね。
ブロリアンス。
なんか青いね。青いジャケットなかった?
レビュー?
レビューっていう、それにHoweverが入ってますよね。
あの辺の時ほとんどミリオンみたいな感じだったよね。
ホブのファミリーとかもいたけど、グレイもいたみたいな。
本当に後にも先にも、こんなに熱狂的に何かを推す。
今でこそ推しを作ったことがないぐらい、めっちゃ未だに推してますね。
未だに推し活してますよ。
未だに推し活してます。
人生本当に、よく言うじゃないですか、アーティストさんとか好きな人って、
人生一緒に過ごしてきたみたいなこと言うと思うんですけど、
もう本当まさにそれですね。
20年ぐらい?
自分の人生と共にアーティスト。
本当に羨ましい。
なんか僕の話になっちゃいますけど、
例えばミスチルとかすごいですよね。
同じぐらいで好きだったんだけど、
偉大だと思うんですけど、
なんかやっぱ35ぐらいで、
ある日ライブをね、広島住んでる時見に行って、
あ、もういいわ。
それらに全然聞けなくなっちゃって。
だからその20年とかの単位で、今もだから現役だ。
そうですね、ライブ行ったりとか。
それってでもすごい羨ましいし、
なんか嬉しくないですか?自分でも。
いや嬉しくない。
嬉しくない?
恥ずかしかった。
グレイが好きですって言うことが、
グレイのライブの熱狂
グレイには申し訳ないんだけど、すっごく恥ずかしくて。
好きなのに?
そう、言うたら衰らしからですよ。
私こんなに大々的にグレイ好きなんですって言い始めて。
いいじゃないですか。一つのことで言えるって。
人も全然、ベテランだけど、
誰にも言えないのなんかじゃないじゃないですか。
たぶん何かに日中したり、
盲目的になってる姿が、
ダサいって思ってるんですよね。自分で。
今でもちょっと?
今では思ってないですよ。
若い時はかっこつけたい気持ちがあったから。
なんかありません?
確かに。
人に言うんだったら、誰が見てもいいみたいな。
ちょっとオシャレなもの。
グレイに怒られるなって。
怒られちゃうけど、そうなんですよね。
でも今もライブ行ってるんでしょ?
行ってます。
1年何回も行く時とかもあるって言わせを聞きましたけど。
もちろんありますよ。
忙しいからしょっちゅう行けてないんでしょうけど、
一番最近だといつどこ?
どっか北海道まで行ったとか行ってなかった?
北海道まで行ったこともあるし、
出身は函館で、
こないだ行ったのは新潟行きました。
今年?
今年。
本当に好きなんですね。
それはグレイのライブ行く時は、
ライブ自体1日じゃないですか。
2泊するとか。
それ以外グレイだけだんだん意外と行って帰ってくるんじゃない?
どういう感じ?
だんがんで。
別にそこの旅行はいらない?
いらないって言うのは、暇がないって言うのもあるけど、
別にそこの旅行はいらないみたいな。
単純に過去の学生の時とかって、
単純にお金ないんじゃないですか。
時間はあるけど金はないみたいな。
だから旅行する心の余裕もなければ、
金銭的な余裕もないから、
とりあえずライブだけ見て帰ってくるみたいな感じで。
北は北海道、南は九州みたいな。
何回くらい来ました?
分かんないもん。
毎年行ってるから全然余裕で行ってると思います。
ファンクラブとかも入ってます?
入ってます入ってます。
やだ恥ずかしい。
いいじゃん。
なんとか会員とかなんですか?
ファンでもいろいろあるんじゃない?
私ズボラだから、1年で更新される。
入勤してないと次更新されないで、
ゼロに戻っちゃった。
よく知ってる。
それを3回か4回くらいやってます。
ゴールド免許じゃないけど。
事故起こしてないからね。
そうなんですよ。残念です。
そうするとグレイが本当に、今もですけど、
本当にピークの時やったじゃないですか。
その時に10万人か20万人がライブやったんだろうな。
行きましたよ。
それ北海道?
あれ真変わりです。
どんなだったんですか?
音声で表現するの難しいかもしれないですけど。
どんなだった?
でもそれが別に、外から見るとやっぱりすごいなと思ったんですけど、
ノアさんの中ではもちろんあれも良かったけど、
別にあれがノアさんの中ではベストライブじゃないみたいな。
でもやっぱりあれはどういう雰囲気だったのかな?
でもなんか多分グレイってライブを大事にしているバンドだから、
もちろん20万人もいるから遠いですよ。
遠いけどすごい一体感があって、
やっぱり貴族感みたいなものってあるじゃないですか。
何かを好きになった人同士が一堂に返して、
孤独感の中での友達
同じ動作で同じ曲を聴いて同じところで涙するみたいな。
貴族感みたいなものって普段の生活で感じないですよね。
一個もないわ。孤独感しかない。
貴族感じゃなくて孤独感だけ。
あの瞬間だけは他人なんだけど、
心のどこかで通じているというか繋がっている感じがあって、
だけどそれがおせっかいとかなんか嫌な感じじゃなくて、
阿吽の呼吸みたいなものがあの中に渦巻いている感覚が、
会話しなくてもね。
やっぱりなんかこう気持ち心地がいいというか、
ユウムの集合的無意識を感じるというかね。
そうそうそうそう。
だけどそれがどこのライブ行ってもそうかっていうとまたちょっと違うし、
やっぱり慣れ親しんだ、
ふるさとじゃないけど、なんかそういった感覚がやっぱりあるのかもしれないですよね。
今で今、今年も新潟行ったって言いましたけど、
グレーファンの男女比
ライブにもあるかもしれないけど、基本的に今グレーのファンって男女比とか年齢とかって、
ノアさんが誰より見てきてると思うんですけど、どんな感じなの?
女性が6で男性が4ぐらいかな。
そんなにないからもうちょい3対7ぐらいかな。
男性が3?
男性が3ぐらいかな。
女性の方が多いですか?
多いですね。
男性が増えてきてて、
世代は3、40代って感じ?
世代が本当に幅広くて、
上は本当に70代、80代のおばあちゃんいたりとか、
小さい子だと幼稚園、3歳以上が来れるんで、幼稚園の子とか小学生。
でも親子とかあるんでしょうね。
そうなんですよ。だから本当に幅広いですね。
知らない人から見たらあの光景って異様だと思うんですよ、すごく。
自分もあの中に入れるかって言ったら、
新しい人ってなかなか入るの難しかったりするんだけど、
なんかそれに使っちゃってる感じが、
ちょっといやらしくも嬉しい気持ちもあったりとか。
孤独感しかないんで、僕もちょっとそういう。
でもそれこそコールドプレイが好きなんで、
世界でライブ行った時、やっぱり普段孤独だけそこに何万人集まっているといいですよね。
たぶんなんかその、あれだけ熱中できるのって、
たぶん曲もそうなんですけど、
やっぱそのグレイっていうバンドがどう歩んできたかっていう、
その人となりみたいなのが、やっぱり、
分かってって言ったらおかがましいですけど、
何か感じるものがあるから、たぶんここまで勉強できるのかなっていうのはありますよね。
ちなみに僕グレイファンクラブじゃないんですけど、
ファン受けでは本当に昔から今までお世話になってて、
ノアさん覚えてるかもしれないですけど、昔キクタスメンバーで行きましたね。
行きましたね。忘年会。
その時恐れ多く、吉水ノアさんの前でピュアソウル歌ってました。
歌ってました。
ピュアソウル良くないですか?
良くないですよね。
めちゃくちゃ良いですよね。
ピュアソウル良いですよね、ほんと。
ちょっとグレイの話をお前ね、
ラジオキタスで罰ゲーム20分語れても、やっぱり20分言うの語ってますからね。
ほんとすいません。
その時3分で良いって言われたのに、勘違いしちゃって。
じゃあ人生にかかさないもの2つ目は、
曲というより、曲でもありますけどやっぱグレイですね。
グレイですね、たぶんね。
いつもインタビューをご視聴いただいてありがとうございます。
この度スタートしたメンバーシップでは、各界のトップランナーから戦争体験者に至るまで
2000人以上にインタビューしてきた僕が、国内外の取材、そして旅の中で見つけた
人生をアップデートするコンテンツをお届けしていきたいと思います。
ここでしか聞けない特別インタビューや基礎トークにもアクセスしていただけます。
随時、これは面白い、これは良いんじゃないかというコンテンツもアップデートしていきますので、
そちらも含めてどうか今後の展開を楽しみにしていただけたらと思います。
なおいただいた皆様からのメンバーシップのこの会費はですね、
インタビューシリーズの制作費だったり、国内外のインタビューに伴う交通費、宿泊費、
その他取材の諸々の活動経費に使わせていただきたいと思っています。
最後になぜ僕が無料でインタビューを配信し続けるのか、少しだけお話しさせてください。
この一番の理由はですね、僕自身が人の話によってうつや幾度の困難から救われてきたからです。
そして何より国内外のたくさんの視聴者の方から、これまで人生が変わりました、
毎日済む勇気をもらいました、救われましたという声をいただき続けてきたからに他になりません。
この声は世界がコロナ禍に見舞われた2020年頃から一層増えたように思います。
これは本当にありがたいことです。
ただ、同時にそれだけ心身共に疲弊したり不安を抱えたりしている方が増えていることにおかならない、
その裏返しであると僕は強く感じています。
正直に言えば、過去に僕自身も15年以上前に起業して以来、
最大のピンチといっても過言ではない劇をこの数年送り続けてきました。
でもこんな時だからこそ森に入ることなく、
インスピレーションと学びにあふれるまだ見ぬインタビューを送り続けることが
インタビュアーとしての自分の使命なのではないかと強く感じています。
世界がますます混迷を極め、先の見えない時代だからこそ、僕はインタビューの力を信じています。
これまでのようにトップランナーや戦争体験者の方への取材はもちろん、
今後は僕たちと同じ姿勢の人、普通の人の声に耳を傾けたり、
ややもすると打ち抜きになってしまう今こそ海外でのインタビューに力を入れていきたいと思っています。
そして彼らの一つ一つの声を音声や映像だけでなく、本としてもしっかりと残していきたい、そう考えています。
そんな思い共感してくださる方がメンバーシップの一員になってくださったら、
これほど心強く、そして嬉しいことはありません。
ぜひメンバーシップの方でも皆様とお耳にかかれるのを楽しみにしています。
以上、早貝大平でした。
14:19

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