それこそスタイリストの方つけてるという感じじゃないですか。奥様がスタイリストですね、じゃあ。
そう。
だから僕が公演で300回くらい行ったでしょ。山形行ったり青森行ったり。
師匠が全部やってくれるでしょ、新幹線乗る人って。
で、これはいかんって思ったんですよ。
今ちょっと一人で言ってる。
なんでだったら、新幹線乗る時もあれは六両先生とか八両先生で違うんですね、ここがね。
あんな知らなかったんで。
何見てるの乗ったら、高校で説明聞いた時にこれ一人だったら間違って乗ってるなと思って。
今だから切符の買い方、2枚入れるか1枚入れるかっていう。
こういうのも自分で少し勉強しないと。
だから車でも乗ってたら網をするじゃないですか、見えないでしょ。
だからもう4年間通っても道一本覚えないんですよ、乗ってるだけだったら。
もうこれダメです。
だからやっぱり自分で動くっていうことをやらないとダメだから。
ちょっと北海道まで歩いてみようかなって。
ここから?本当ですか?
ちょっと今思いついたんですけど。
じゃあご一緒させてください。
お散歩ジャパネット。あ、ジャパネットじゃないかな。
あといくつかだけ。
高田さん、この本の中でもやっぱりジャパネット時代にクレドの話もしてましたけど、
今の高田さんご自身のマイクレドは何でしょうか?
夢を持ち続け日々精進でしょう。今を生きる。
夢を持ち続け日々精進。今の夢は何ですか?
今の夢ですか?特別な夢はないですよ。
しっかり元気に今を生きてて、生きてる喜びを感じながらたくさんの人に出会っていく。
そしてジャパネットが描いている夢、みんなが描いている夢。
それが一歩一歩前進してくれればいいなと思うぐらいで。
面白いですよね。夢は持つけど目標とかはそんなに持たない。
持たない。おかしいですよね。
面白いですよね。
欲がないというか、こうなりたいということがあんまりないんですよね。
こんな家をもしたいとか、こんな車をもしたいとか、
嫁さんを十人もしたいとかって全く思ったことないし、そんなこと言ったら怒られる。
でもそんなことも全くないし。
だから何なのかな?ちょっと変わってるんでしょうね。
逆にでも強烈な何かの欲があるってこととは言えないんですか?
いわゆる世間的な欲とはちょっと違うかもしれないけど。
欲はないでしょうね。
今をとにかく、一日を本当に300%で絶対に生きたいみたいな。
生きてるんですね。いつの間にかね。
だからそれが嫌になる時もあるんですけど。
嫌になる時あるんですか?
それではちょっと周りもきついかなと、俺といる人が。
100じゃなくて300の成長を求めるっていうよりも、
みんなこうしてますけど、みんな言われるぐらいにね。
ちょっと来ないでほしいみたいな。
それぐらいにみんな自立していくんですよ、どんどん。
それは組織としては良いことですよね。
僕は辞めて、何百億の売り上げ伸ばしてますから、400、500億を伸ばしてるっていうのは立派なもんでしょう。
それだって、さっきはわからないけど、やっぱり今それに向かってみんながやってることの凄さっていうのは僕は評価しますよね。
そういう意味では、僕もちょうど伺いたかったんですけど、
ジャパネットと同じように、このビファレも後どのくらいかわかんないですけど、やっぱりサステナビルというか、
高田明がいなくても、やっぱり今最初は引っ張る時とかいろんな意味で、もちろん強力な力だと思うんですけど、
それがなくても成り立つようにってことですよね。
もっと言うと、極端にジャパネットがなくても、みたいな。
だからそれはもう成り立つ要素が出てきてるんですよ。スタジアム構想。
それはもうアクツ社長が中心になって、そのプロジェクトチームが何十人もってプロ集団を作ってやってるじゃないですか。
僕はそこに参加してないことに意義があるんですよ。
そこを引き継いでいってるんだから、全部。
ただ、僕はただそこの美春長崎の社長をしてるっていうだけのことですから、
それは夢からしたら一つの役割は大きいけど小さいものですよ。
だからそれは、いつでも交代できる環境を作ってるってことですよ。
僕もそれを意識してますからね。
なるほど。
非常にいいことですよ。
そうですね。
いやでも改めて昨日も試合を見させていただいて、結構ね、元日本代表選手だったり、いろいろいいメンバー揃ってて、
でもそれにしても、やっぱり僕はそれぞれに比べて、戦力ではやっぱりガンバーさんの方がそれは上なわけじゃないですか。
昨日は負けてしまいましたけど、やっぱ改めて実際見ると、すごいな、J2から落ちちゃいましたけど、
やっぱりよくJ1上がったなっていう、それがやっぱり高田さん社長ならではまず生活の安定とか、
その辺すぐ、なんかそこがやっぱり一番大事だなって思われたらすぐそういうもんだっていうのが見えたんですか?
まあそれはみんなが今を生きた結果としてJ1になったんですよ。
一生懸命今を生きてたけど、さっきから言うように、上手くJ1で残留すると思っても上手くいかないこともあるし、山あり谷あり今さっきからあるんです。
だからその結果として、でもその1年間の昨年、高木さんの体制でも努力はしたんですよ、みんな一緒にね。
そこに意外にやってたことが。だから僕はJ2になっても全然落ち込んでないんです。
今年1年で戻ればいいんですから。そのための今を生きてるから、全然今6位ですけども、リーグ戦はね。
まだあと何試合ですか?半分まで行ってないですよ。
かしなさそんなないですかね、上と。
じゃあ今はちょっと力があって言うけど、人の力って彼らでもそうですけど、これからその指導によって、
手倉森監督のもとでだんだん力がついてくるじゃないですか。
本当にだから6位まで上がってきたんですよ。始めた頃は20位くらいまでやってるんですよ。
大丈夫かよこれでって言うけど、上がってきたら周りの人の声も変わってきましたよね。
すごいですよね、手倉森監督が就任したのもちろん知ってますけど、ちょっとマニアックしたら怒られそうですけど、
僕と同じ苗字の早川コーチも、さりげなく日本代表というかコンビでね、すごい良いメンバー、メンバーというかスタッフも揃ってます。
早川さんもすごいんですよね。松田さんでもすごいでしょ。
超一流の人と座ってきたんですよね。だからやっぱりそういう人たちに囲まれて、やっぱりトップチームもアカデミーなんかもすごく成長してきてるんで、
まだまだクラブの中の改善改革は日々僕も精進してますけども、
これはやってることに意義があるんで、そんなに悩んだってしょうがないですよね。
新スタジアムはもちろんこれから楽しみなんですけど、やっぱり昨日トランスコスモス初めて行かせていただいた。
あそこあそこでいいですね。自然に囲まれてて、すごいアットホームな感じで、そこからみんな自転車で来てる人とか歩いて帰って来たりとか、
そういう姿を見るとやっぱりどうです?なんかいいですよね。嬉しいですよね。社長に聞くのもあれですけど。
そうそう。でもスタジアムはもうその後運動公演ですから、やっぱり周りに陸上のトラックがあるから、ああいうものが変わってくるんですね。
もっと期待してくださいという感じじゃないでしょうか。今度のスタジアム構想は、やっぱりもっとそこの中に夢を感じる一つの街を作ろうという構想ですから、頑張ってほしいと思います。
楽しみですね。最後です。人生最後の日までにどうしてもやりたい、遂げたいことがあるとしたら何でしょう?
人生最後の日までに遂げたい質問ですか?
もっとダイレクトに言うと、死ぬまでにこれだけはしたい。仕事でもいいですし、プライベートでもいいですけど。
特別にないですね。僕は今を生きるという結論から言えば、今を生きた結果として自分がこの世からお別れする時には、
その結果に到達したところが自分の目標だったという思いがいいと思っているんです。どういう結果になろうと。
だから、117まで生きるというのは自分の目標であって、それが極端に明日死んでも、結果としてはそこまで頑張った自分があればいいと思うから、
こうありたいというよりも、一生懸命生きたいですね。一生懸命生きてね。
もっともっとたくさんの人に出会って、語って、酒を飲んで。
そんな飲まないですよね?
好きなんですけど飲めないです。弱くなってて。
だから本当は、死ぬまでにこれをやりたいと言わなきゃいけないのかもしれないんですけども、
そこにはあと20年30年したらそういうものが見えてくる。100歳ぐらいになれば答えが出てくるかもしれないんで、
よかったら30年後にまた取材に来てほしいなと思うんですけど。
でも本当10年後15年後、そういう意味ではいい意味で何やっていくかご自身でもわからない?