1. INTERVIEW │ インタビュー
  2. Playback:「シラス」の未来|..
2021-10-23 24:07

Playback:「シラス」の未来|東浩紀さん(批評家/作家)(#3:2021年8月)

1 Mention

▼本パートのインタビュー映像
https://youtu.be/i2rJ41XIsJQ

▼YouTube(映像)
https://www.youtube.com/c/kiqtas
▼Spotify(音声/毎週お気に入りの楽曲も流します)
https://bit.ly/Spotify_INTERVIEW_YH
▼Apple Podcast(音声)
https://bit.ly/Apple_INTERVIEW_YH

【東浩紀さんへのインタビュー一覧】
Talk.1|会社をつくり「失った」もの
Talk.2|「個」から「組織」へ、生き方を見直した理由
Talk.3|「シラス」の未来
(10/25公開)Talk.4|「尖らない勇気」

専門は哲学、表象文化論、情報社会論。21歳で評論家デビュー。哲学からサブカルまで広く深い知識と慧眼を持ち、長きにわたり一線で活躍してきた東浩紀さん。
2010年に創業したゲンロンの苦闘の歴史を赤裸々に綴った『ゲンロン戦記』は昨年末に発売されベストセラーになった。
なぜ哲学者は起業したのか。「中道」にこだわり続けるのか。創業11年を迎えた知のプラットフォーム「ゲンロン」の今とこれからは? 話をきいた。 キーワードは「尖らない」。

 『ゲンロン戦記』https://amzn.to/3kpWxuU

【プロフィール】あずま・ひろき/1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。株式会社ゲンロン創業者。同社発行『ゲンロン』編集長。専門は哲学、表象文化論、情報社会論。著書に『存在論的、郵便的』(1998年、第21回サントリー学芸賞 思想・歴史部門)、『動物化するポストモダン』(2001年)、『クォンタム・ファミリーズ』(09年、第23回三島由紀夫賞)、『一般意志 2.0』(11年)、『弱いつながり』(14年、紀伊國屋じんぶん大賞2015「大賞」)、『ゲンロン0 観光客の哲学』(17年、第71回毎日出版文化賞 人文・社会部門)、『哲学の誤配』『ゲンロン戦記』(20年)ほか多数。対談集に『新対話篇』(20年)がある。

■目次
放送プラットフォーム「シラス」の未来
「有料メディア」運営の舞台裏
「時間無制限トーク」導入の背景・意義・本質
リアルとオンライン。生放送と録画。これからの価値を考える

▼10/29(金)「月末LIVE」開催
[URLは後日確定、お楽しみに♪]
Q&A、フリートークスペシャルをお届けします

▼番組への感想・早川洋平への質問募集中です。
(いただいた質問は、毎月月末のYoutube Liveでお答えいたします!)
https://bit.ly/INTERVIEW_QandA

▼「QR CAFE」(毎月開催)
「人生を変える一冊」を見つけに行こう
http://life-upd.com/cafe/qr3.html

▼【聞き手・早川洋平プロフィール】 はやかわ・ようへい/新聞記者等を経て2008年キクタス株式会社設立。羽生結弦、髙田賢三ら各界のトップランナーから市井の人々まで広くインタビュー。近年は欧州を中心に海外取材を本格化するいっぽうで、戦争体験者の肉声を発信するプロジェクト『戦争の記憶』にも取り組む。公共機関・企業・作家などのメディアプロデュースも手がけ、キクタス配信全番組のダウンロード数は毎月約200万回。累計は3億回を数える。『石田衣良「大人の放課後ラジオ」』『横浜美術館「ラジオ美術館」』などプロデュース多数。 近年はユニクロやP&GなどのCMのインタビュアーとしても活動している。
https://linktr.ee/yoh.haya

▼関連キーワード
#会う力
#東浩紀
#ゲンロン戦記

Editor : 中江公大

00:01
そういう意味ならどうでしょう?まさにこの言論。
シラスもそうですけど、ある意味、あずまひろきを知らなくてもいいし、
全然その思想に賛同していなくてもいいけどっていうことでしたけど、
とはいえ、つまりその言論だったり、シラスという、
仮に船と例えてた時に、そこには一瞬乗ってくれるみたいな、
何かそういうものは必要なわけで、
そこに求めるものというか、
じゃあ、もっと端的に言った方がいいかな。
例えばシラスで番組って今後も人とかも増やしていく予定はあるんですか?
あります。
それはどのくらいオープンにするのかとか、例えば公募するのかとか、
どういうイメージなんでしょう?現時点で構わないんですか?
今でもシラスってもう20チャンネルあるんですよ。
結構ありますね。
19チャンネルかな。
それで結構、全然今まで僕と付き合いがなかったような人っていうのからも、
資料の問い合わせとかが来て、
それで一緒にできそうだって言ったらチャンネル作るってことはもうやってるんで、
そういう意味では開いていってます。
普通のプラットフォームだと、
ほんとバンバン宣伝打って、誰でもチャンネル作れるよみたいなことなんだけど、
そうすると逆にうちの場合はアイデンティティなくなっちゃうんで、
やっぱりシラスっていう独特の、
だから純粋なプラットフォームじゃないんですよね。
だからプラットフォームプラスコミュニティみたいなイメージっていうのは保っていこうと思うんで、
その保ちながら拡大するっていうことをやっていくと。
だからイメージとしてはこういうイメージですね。
今船って言ったけど、
例えばショッピングモールみたいなイメージでシラスって。
ショッピングモールの巨大テナントとして言論ってあるわけですよ。
言論のテナントが結構強いんで、
言論が集客あるわけですよね。
でも入り口から言論のところに来るまでの間に、
いろんな人のテナントがあると。
そうするとその人たちのところに店も寄るじゃないですか。
それで結局みんなでこのシラスっていうショッピングモール全体が栄えるみたいな。
そのうちだから今は言論だけが巨大チェーンのテナントとしてあるけど、
そのうちもしかしたら誰か来るのかもしれない。
もしかしたら来ないのかもしれないけど、
でもいずれにせよそこではの目的っていうのは、
このシラスショッピングモールの共存共栄っていうかね。
でっかいテナントもあれば小さい店とかもあって、
でもここのショッピングモールをぐるぐる回遊しているお客さんってのがいて、
それが僕のチャンネルを見てくれれば他のチャンネルも見るみたいな感じのイメージですよね。
何て言うでしょう、やっぱり誤解をすれずに言えばいいというか、
悪くもってこともないですけど、
確かにシラスを全チャンネル全回を拝見したわけじゃないんですけど、
やっぱりその言論の、今おっしゃってるのはそこが裏っ側にというか、
大きくそれは通ずるものを感じるんですよね。
で、何て言うんでしょう、
例えば今後シラスで何かを発信したい人みたいな時に、
03:04
別に採用マニュアルがあるわけじゃないと思うんですけど、
あえてそれこそ言語化するとしたらどういう人に開かれるんですかね。
いやいや、単純にまず、
物学的な何かがないといけないとか、やっぱり言論というか。
いや全くそんなことないです。
ただ、シラスのお客さんって知的好奇心が強いっていうか、
いろいろ知りたいみたいな人が多いから、
例えば今シラスには南米音楽のチャンネルとかがあるんだけど、
これなんか全然僕の仕事とは関係ないんだけど、
向こうから問い合わせが来て、
一応僕のチャンネルを作るときに面談するんですよ、
Zoomで、Zoomなんだけど。
一応面談してお話聞いて、
この人南米っていうのをきっかけにいろんなことに関心持ってるし、
この人の話だったらば、
うちのお客さんで興味持ってる人いるだろうと思ったら、
お店を出していただくみたいな。
だからやっぱりある程度継続してやってくれなきゃいけないし、
あと知的好奇心を刺激するものをやってくれなきゃいけないと。
でもそのくらいの縛りであって、
あと喋って面白そうだなと思ったら、
別に結構ウェルカムなんですけどね、チャンネルは。
そうなんですね。
そうかそうか。
これからっていうところで今お話いろいろ伺いましたけど、
どうでしょう、実際のところ、まさに経営者でもあるのであれだと思いますけど、
やっぱり僕もずっとインタビューもやってきて、
ポッドキャストをニッチにそっちをプロデュースしてる会社でずっとやってきてるんですけど、
いわゆる自分自身のメディア、このメディアもそうですけど、
一部課金にしたりとかいろいろやってて、
その難しさってものすごく分かってるんですけど、
あずまさんもこの中にも書かれたかもしれないですけど、
じゃあ逆に有名人だからといって、
必ずしも課金じゃすぐ簡単に儲かるかって話じゃないのは、
すごく僕もいろいろやってきて分かるんであれですけど、
やっぱり言論ともの買いも含めて、
1万円とか単品の映像でも1000円とか、
すごいな、それで何千人とかいろんな規模のっていうのは、
あの辺ていうのはあずまさんの中ではもちろんいろんな算段とかもあったと思うんですけど、
ある程度今の時点でこの何千人とかそういうものって想定内なのか、
いやいや全然足りないのか、思った以上になのか、
どんな感覚ですか、今、今日、
まず、言論ってニコ生で配信し始めて、
7年か8年たつんですけど、
最初の頃は1000円ってもう包買いに高くて、
そんなの買いやすいないってよく言われてました。
だんだんでもそれが状況が変わってきて、
結構決定的に変わったのがコロナなんですよね。
ここ2年ぐらい。
だからコロナの後、急にオンラインイベントって増えたじゃないですか。
06:01
いろんなところがオンライン授業ってやって、
対面と同じ値段に設定するところが結構多くてね。
そうすると1時間半ぐらいで3500円とかみんな取ってるんですよ。
そういうオンラインセミナーみたいなものがいっぱいある中で、
うちって5時間とか6時間やってるのが1000円の中で、
激安と言われ始めて、
突然ここ1年半ぐらい言論が激安だって言われ始めてですね。
ずいぶんそういう意味では状況が変わりました。
そしてコロナになってから、見る人もぐいぐい増えてるんで、
それはカフェにはお客さんを入れることができなくなったんだけど、
放送のほうは会長なんですよね。
そのタイミングでシラスも来たっていうことで、
そういう意味ではこのDXというかこの流れっていうのは、
コロナが収まってもある程度続いていくと思うので、
有料である程度内容のあるものを、
限られた聴取に対して提供するっていうのは、
たぶんこれからもビジネスとしては成立していくだろうと思います。
だからもともとオフラインのリアルの世界においても、
無料で行ける集会もあれば、
有料で何千円のところで話を聞くってことだったわけだし、
テレビで無料で見れる人も、
その人に会いたいからって人は平気で3千円とか5千円とか払ってたわけで、
つまり無料のYouTubeがあったからといって、
すべての映像が無料にならなくていいはずなんですよ。
ちゃんとそこに有料の価値があるんだって。
ここで行けば、普通のYouTubeとは違う話が聞けるんだっていうことを、
多い人々が感じてくれればいいわけで。
あと、知らずはコメントの部分があるんですけど、
コメントは固定ハンドル制で、
コメントが表示されるんですが、
そのコメント自体が一個の価値になるっていうか、
YouTubeとかだとすごく荒れたコメントがバンバン流れてくと、
そうすると見てて嫌な気持ちになる。
それが知らずだと安心して見れる。
コメントもそんなに荒れないから。
例えばこれ一個の価値で、
例えばそれだって人は全然お金払うんだと思うんですよ。
つまり場が荒れてないってことですよね。
だから、有料で映像コンテンツを売っていくっていうことは、
これからも全然できるのかなと思ってますね。
それこそ言論カフェの価値かもしれないですけど、
やっぱり時間制限を作らなかったっていうのがシンプルですけど、
本当に僕もこういう仕事をしていながら、
09:03
確かその言論選挙ですかね、中にも書かれたかもしれないですけど、
やっぱりこちらの主催者側の都合で、
2時間とか1時間半ってあるわけで、
やっぱりこれから、変な今日もそうですけど、
どんどん時間が経って打ち解けてきた頃に終わっちゃうじゃないですか。
だからその辺が特にオンラインだと、
リアルでもですけど、オンラインだとより今後、
かなりそこが価値が出るのかなと思いつつ、
その一方で、さっきの5時間6時間で1000円なら安いじゃないかって、
単純に時給単価の話ではないですけど、
結構そこって個人的にはプレイヤーとしてもやっていろいろ考えてる中で、
いわゆる絶対的にコンテンツが面白いことがもちろんまず大前提ですけど、
その上で時間無制限というか、5、6時間とか平気でやるっていうのは、
結構そこ大事なんじゃないかと改めて今思ってるんですけど。
なんていうか、そこは結構、
ある意味客との関係なんですよね。
だから言論の場合、
いきなり5時間番組を急に放送し始めたわけじゃなくて、
その前があるじゃないですか。
言論の場合、言論カフェも職員選挙にも書いてありますけど、
最初は時間無制限なんて考えてなかったわけですよ。
ちゃんと2時間か2時間半ぐらいでイベントが終わって、
その後に観客と登壇者が、
カフェスペースっていうかバータイムで、
お酒飲みながら喋るっていうコンセプトだったんですよね、最初は。
だから最初は別に壇上でみんな酒飲んでたわけでもないし、
普通のトークスペースだったんですよ、最初は。
結局壇上から降りてるだけで、
みんな囲んで話聞いてるみたいになってくることが多くなって、
だったら壇上にずっといたほうがいいんじゃないかっていうことになった。
そうすると時間も長いから、
途中でビールとか出したほうがいいんじゃないかってことになって。
そのうちプレゼントが用意してくれる人の中では、
どんどん喋りたい人が多いってことがだんだんわかってきたわけですよね、こちらも。
特に大学の先生なんかに、ちょっと面白いこと喋ってくださいって言うと、
スライド何十枚持ってくる人っていうのが結構みんないて、
大学の先生ってこんな感じかってよく考えたら、
彼らこんなに時間たっぷり喋ることってないのかもなと。
だいたいこうやって付き合っている間に、どんどんこの4時間とかも普通になっていって、
そこにさらにコロナが来て、コロナが来たら今度は観客がいなくなっちゃったから、
昇殿の時間も関係がなくなって、
登壇者がタクシーで帰ればいいだけだってことになった結果、
もうなんでもありになっちゃったんですよね。
その過程の中で、結局言論カフェってそういうところだっていう、
じわじわと観客も教育されていったっていうかね。
そのプロセス結構大事で、
今でこそ言論カフェってとにかく長いってみんな思ってて、
番組買う人もそう思ってるし、登壇する人もそう思ってるから、
12:01
それでなんか問題なくなってるんだけど、
最初の頃は結構いろいろぶつかってたんですよ、価値観が。
だからお客さんからも文句言われてたし、時々ね。
いつになったら終わるんだと。
ちゃんとチケット買って入ってきたのに、
3時間かかっても終わらないし、私はもう帰らなきゃいけないんだみたいな。
とか言われたりもしてたし、
登壇者の方からも、この長くなってねみたいなことを言われたりしたこともあるし、
そこに慣れるっていうことが大事なんですよね、みんなが。
それを結構長い間、年単位で時間かけて作ってきたんで、
初めて知らせてできるっていうところがあるんですよね。
つまりそこの表層的なとこだけ真似ても同じものは作れないよってことですよね。
そうね。だからお客さんとぶつかっちゃうでしょうね。
なんでこんな長くやってるんだと。
あとはやっぱり、何時間もやらせるっていうことだけを目標にしてはよくなくて、
何時間も喋らないと喋れないことっていうのがあるわけですよ。
たとえばいっぱいスライド持ってたりする人っていうのは。
そういうのを邪魔しないってことが大事なんですよね。
とにかくトクトン話させるっていうか、
聞く側が時間コントロールしないで好きなことをどんどん喋ってくださいっていう風に持っていくっていう。
だからそういうふうな組み立てができると面白いことになっていく。
僕はレッドが好きで、山本直樹さんの微妙なおかって、
もう6時間くらいで、最後の全然テーマと関係ないけどめちゃくちゃ面白いですよね。
だからオニアングクラブとか同行とか下ネタとか、政治のもののガチの話になって。
あれも山本直樹さんもすごく気に入って、
あの後も1、2時間いてくれたからね。
すごい真夜中に終わったのに。
みんな最初は空があるから、その空が壊れてって、
本当はこう思ってるんだけどねっていうことを言い出すとき、やっぱりいいんですよね。
本当ですよね、それは。
今後、今のはもちろん言論があって、知らずがあっての流れであってこその長時間。
長時間そのものが目的じゃないよってよくわかったんですけど、
とはいえ今は多分一つのそれが言論の名物というか、みんな期待しているところでもあると思うんですけど。
15:04
そうすると今後、安嶋さん自身がプレイヤーじゃいつかなくなるかもしれないとはいえ、
安嶋さん自身もプレイヤーとしてはやっぱり労働集約型は今後も続くってことですかね、長時間労働。
でもね、3時間イベントやるのと5時間イベントやるのはそんなに体力変わらないんですよ。
だからまずいのは8時間とかね。
だから5時間ぐらいのイベントはできるんだろうけどね。
5時間ってすごい長いように思うかもしれないけど意外とそうでもないんですよ。
そこを超えちゃうとね。
たとえば3人いるでしょ。
3人で一人一人何か喋ってくださいって言ったとするじゃない。
そしてスライド例えば、何でもいいんだけどなんかのテーマで20枚ずつ持ってきたとすると。
20枚のスライドを3人が持ってくるのはこれよくある話ですよ。
その20枚のスライドっていうのはパンパンパンパンとプレゼンさせたらそれあっという間に終わるけど、
あれこれってどういうことなんですか、ここに写ってるこれって何ですかとかって話しながらやってくと、
もう20枚のプレゼンを終えるのにだいたい1時間かかっちゃうんですよね。
そろそろ3人来たらそれで3時間なんですよ。
それで休憩入れて喋ったら5時間とかいっちゃうんですよ、質問とか受け付けてると。
だから、逆に今までのトークイベントとか、
そういうものっていうのはどんだけ厳しいタイトな時間でやってたかってことですね、逆に。
なんかちょっと私事になっちゃいますけど冒頭でお話したように、
石田イラさんと毎週ニコ動とYouTubeで、生放送で今はないんですけどやってて、
各週で撮ってだいたい1回2本撮って5時間ぐらいなんですよ。
いろいろやってて、去年の頭に始めたんでコロナ始まる直前だったんで、
最初は一緒の場所でやっていて、ライブ配信も各週でやっていて、
これから行くのかなっていうところで全部コロナになっちゃって、
完全に今日の僕とあずまさんやらせていただいてみた感じで、
Zoomで各週で集まって、それを録画して毎週配信してるんですけど、
何が申し上げたいかというと、今後の言論カフェというか、
当然、今それこそコロナどうなるかわかんないですけど、
リアルもそのうちいつかできるようになって、
形としては当然リアルとオンラインでっていうことになると思うんですけど、
いわゆるビフォーコロナと、このアフターコロナって言い方もどうかと思いますけど、
において形は両方あるけど、
明らかにあずまさんがコロナの前と感覚でもいいですし、
具体的な今後の施策でもいいですけど、
オンラインとリアルのこう考えてみたら、ちょっと抽象的な話で恐縮ですけど、
いわゆるコロナ前とはちょっと違う気がするんですよね、今の話聞いてて。
そうね。
18:03
前はあくまでも、
物理空間がメインで配信は自由だったんだけど、
それはもっと対等になるでしょうね、コロナの後は、言論カフェだったらば。
そこはもう一回観客を入れて、
知らずのシステムでどういうふうに整合性を取るのかっていうのは、
実は結構悩んでるところなんですよ、僕自身が。
実際にだから観客が入ってしまって、
つまり今は結局放送のお客さん向けに完全に特化してイベントやってるわけですよね。
だからコメントも読み上げてるし、コメントも結構チェックしてるし、
放送の人たちが一番のお客さんですよっていう構えでやってるわけだけど、
目の前にリアルに人が来たらそうはいかないじゃないですか。
でも変えておいて、リアルのお客さんっていうのは、
実は黙って座ってるだけなわけですよ。
放送のお客さんはバンバンコメントやってるから、
絡みやすいのどっちかっていうのは結構難しいんですよね。
全然違う反応じゃない、こっち側とこっち側って。
でももちろん現実に来てる観客の人たちは今度は体を持ってるから、
笑ったり動いたりすることによってそれもこっち側のリアクションとして来るし、
あと例えば休み時間なんかが挟まった場合は、
その時には放送は置いておいて、こっち側のお客さんと僕たちは喋ることになるわけですよね。
その時にその2つのお客さんをどう組み合わせて両方満足させるかっていうのは、
たぶん今後はすごい新しい挑戦になる。
前はニコ生で中継してただけだったから、
シラスとニコ生のコメントシステムが全然違うんで、
ニコ生はやっぱりバーッと流れていく、匿名のコメント。
だから一人一人顔は見えない。
でもシラスのコメントは顔を見えるようにしてあるから、
アイコンと固定ハンドルが見える。
僕もシラスのコメントを常連で来てくれる人の
ハンドルネームがかなり覚えるようになっちゃってるから、
そうすると分裂してきますよね。
どっちの聴取を大切にするかっていうか、どう組み合わせるか。
たぶんそれ結構大きなチャレンジになりますね。
あと実際どうでしょう?
僕もシラスとかはアーカイブで後から拝見したんですけど、
それも本当に人によると思うんですけど、
基本的に東さんの感覚でいいんですけど、
やっぱりシラスとか言論カフェで、
今はリアルでは見られないからですけど、
当然みんなオンラインで見てる中で、
やっぱりいわゆる生、文字通り。
生で見る人の方が数が多いかどうかっていうのは何でしょう?
やっぱりそっちの方が求められるのは、そこは大きいんですか?
つまり文字通りライブ感というか。
意外と何が言いたいかというと結構、
21:02
僕なんかは石谷さんの番組もそうで、
いわゆる視聴者としても生が嫌いっていうのも変なんですけど、
やっぱり好きなときに見れるって今どきっちゃ今どきですかね。
はいはいはい。
それはね、分かります。
例えばYouTubeだとね、
すごい時々、何ヶ月に1回かYouTubeの無料番組やってるんだけど、
そうすると、
そのときの同時視聴者数ってのは2000人か3000人とかなのに、
3日とか4日後とかになると5万とかになるんですよ。
だから明らかにリアルタイムで見てる人はすごい少数なんですよね、YouTubeって。
基本的に録画でみんな見るんですよ。
けれどもシラスは全く違ってて、
少なくとも言論のチャンネルだと、
番組によって全然違いますけど、
でもそんなの10倍に伸びるなんてことはまずなくて、
1対3とか1対4とかだと思うんですよね。
2とか3とか4とか。
つまりライブの比率がすごい高い。
ライブで見てるたちの比率が。
だからある番組が全部で2000人に見られるんだとしたら、
だいたい1000人はライブで見てるっていうか。
そのときにやってるんですよ。
だからライブで見るっていうことの価値がシラスはやっぱりすごいお客さんが大切にしてますね。
それは明らかにYouTubeとかと違いますよね。
僕はやっぱりライブで見るっていうこと、
その時間に人々が集まるってことが結構大事だと思ってて、
やっぱり時間共有するっていうことなんですよ。
時間共有すると、一言で言うと仲良くなれるんですよね。
そうですね。
シラスは途中から、今来たーみたいな人たちもコメントによく現れて、
今来たーみたいな、今どうなってんのーみたいな、
他のやつが教えたりとかっていうのが、壇上とは別にコメントで流れてることもあるし、
あとすごく長い番組とかだと、ちょっと風呂行ってくるみたいな。
風呂から戻ってきましたーみたいなのとかもあったりするわけ。
それは共通の時間を生きてるっていう一つの場になってるんですよね。
僕としては、そこがすごい大事だと思ってますね。
これ、なんて言うんでしょう、ちょっと言い方が適切かわかんないんですけど、
いわゆるコミュニティってある意味宗教みたいなところもあるし、
内輪で盛り上がるみたいな。
僕も改めてシラスとか拝見して、
別にあずまさん目の前にして持ち上げるわけじゃないんですけど、
当然コミュニティだし、みんな結束力あるし、
いわゆる変な内輪だけの気持ち悪さみたいなのが、
あんまりあんまり伝わってこないかなと。
24:00
いい意味ですね。
24:07

このエピソードに言及しているエピソード

コメント

スクロール