1. INTERVIEW │ インタビュー
  2. #10:人生を変えた「一筋の光..
2021-11-05 37:10

#10:人生を変えた「一筋の光」 │ 藤井友之さん(ウォーキング&コンディショニング あゆみ代表)

▼本パートのインタビュー映像
https://youtu.be/4FXYB8p3qlM

【藤井友之さんへのインタビュー】
Talk.1|世界に一つだけのインソール「入谷式足底板」とは? https://youtu.be/AM5DtydWGPM
Talk.2|人生を変えた「一筋の光」 https://youtu.be/4FXYB8p3qlM
〈11月9日(火)公開〉Talk.3|逃げない。 https://youtu.be/VKVrScLu-vY
〈11月12日(金)公開〉Talk.4|人生意気に感ず https://youtu.be/XXRGFvzfW_s

【プロフィール】藤井友之(ウォーキング&コンディショニングあゆみ代表) ふじい・ともゆき/1961生まれ。横浜市で幼少期を過ごす。横浜国立大学卒業後、学生時代からバイトしていたピープルスポーツクラブ(現コナミスポーツ)に入社。選手指導の傍ら、夏キャンプ、冬スキーなどの課外活動に勤しむ。  29歳で退職。国家資格取得後、昭和大学藤が丘リハビリテーション病院にて、入谷誠氏に師事。三軒茶屋、東大宮の整形クリニックを経て、2007年ウォーキング&コンディショニングあゆみを設立。
現在までに13000例を越えるインソールを作成している。

▼YouTube(映像)
https://www.youtube.com/c/kiqtas
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【目次】
OPトーク
パフォーマンスと身体の負荷
インソールの効果を感じる人
治療院のつくりのこだわり
患者さんの何を診ているか
なぜこの仕事を始めたのか
問い続けてきたのは「自分に何ができるのか」
EDトーク

▼「会う力」養成講座 11月19日(金)ライブ講座開講!
https://www.auchikara.com/

▼11/29(月)「月末LIVE」開催
Q&A、フリートークスペシャルをお届けします

▼番組への感想・早川洋平・堀真菜への質問募集中です。
(いただいた質問は、毎月月末のYoutube Liveでお答えいたします!)
https://bit.ly/INTERVIEW_QandA

▼「QR CAFE」(毎月開催)
「人生を変える一冊」を見つけに行こう
http://life-upd.com/cafe/qr4.html

▼【聞き手・早川洋平プロフィール】 はやかわ・ようへい/新聞記者等を経て2008年キクタス株式会社設立。羽生結弦、髙田賢三ら各界のトップランナーから市井の人々まで広くインタビュー。近年は欧州を中心に海外取材を本格化するいっぽうで、戦争体験者の肉声を発信するプロジェクト『戦争の記憶』にも取り組む。公共機関・企業・作家などのメディアプロデュースも手がけ、キクタス配信全番組のダウンロード数は毎月約200万回。累計は3億回を数える。『石田衣良「大人の放課後ラジオ」』『横浜美術館「ラジオ美術館」』などプロデュース多数。 近年はユニクロやP&GなどのCMのインタビュアーとしても活動している。
https://linktr.ee/yoh.haya

▼【ナビゲーター・堀真菜プロフィール】 ほり・まな/現在、早稲田大学3年生。 コロナウイルスの流行により、人と会いづらくなったことを機に、zoomを通して色々な人の話を聴くことを始める。1年間で200人以上にインタビューを行い、聴くことの魅力に目覚める。 現在、勉強を教えない塾福幸塾と提携し「思考と対話の技術」の提供をする他、学生・若者向け対話サービス『workin’ talkin'』を立ち上げるなど、 対話、インタビューを通じて様々な事業を展開している。プロインタビュアーとして実績を積むため現在奮闘中‼︎
https://koushiro123.wixsite.com/manaroom

▼関連キーワード
#会う力
#藤井友之
#入谷式足底板

Videographer/Editor : 中江公大(Kimihiro Nakae)

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インタビュー
こんにちは、堀間奈です。
インタビュー、この番組はYouTubeとポッドキャストを各プラットフォームよりお届けしています。
YouTubeのチャンネル登録、ポッドキャストの番組のフォロー、皆さまよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
いや、今日ね、早川さんに聞きたいことがあって、
コロナの影響で、そこから結構Zoomの会議だったり、大学もオンラインになったりとか、
パソコンの作業が増えたんですよね。
で、私結構最近、腰に来てまして。
あー、来ますよね。
体の小暴れを非常に感じるんですけど、
早川さんのリフレッシュ法とかリラックス法、体のメンテナンスとか聞きたいなと思って。
いいですね、なんかね、前回のラストで確か僕たちエレガントに行こうっていう話してたんですけど、
ちょっとエレガントっていうよりちょっともうなんか、ちょっと体が衰えてきますね。
年齢は?
いやいや、若くてもね、そう、やっぱこのステイホームでね、腰結構重くなる人多いと思う。
僕はですね、家で何かをする機会が多いので、気をつけないと、だからずっと座りっぱなしになるじゃないですか。
なので、まあ、あの水分補給、つまりあの飛行機乗るときにエコノミークラッシュをこぐって聞いたことはある。
あー、足が。
そうそうそうそう。で、水分補給っていうのもそうだし、
マナさんさ、ボモドーロテクニックって知ってます?
ボモドーロテクニック?
ボモドーロテクニックでした。
ボモドーロ?
え、聞いたことないんです。
時間管理術の一つでですね、イタリアで考案されたらしく、一般的に25分の作業と短い休息で、その作業時間と休息時間を分割するらしいんですよ。
つまり25分仕事をして5分休憩するっていう1セットをボモドーロというらしい。
で、なぜらしいというかというとですね、僕そういうの一切興味ないし知らないんですけど、やっぱりなんとなくその腰もそうなんですけど、目がとにかく疲れるんで。
そう、なんか自分でこのアプローチあるんでタイマーで測って、なんか適当に25分とか20分集中したらなんか5分休むみたいな。
そういうことをまず一つやっていますが、やりきれていません。
これなぜかというとですね、やっぱり25分とかって短いんですよね。
こうガッと集中して何か、例えば文章を書いてる時とか、そういう時に25分って、いやいやもうちょっとゾーンに入ってるから続けさせてくれよみたいな。
なるんですけど、僕バランスよくできないとそこでガッと入ると気づいたら今度4時間くらい経ってきてですね。
すごい。
だからそうすると腰とより僕の目が痛くて、そこから眼性疲労で頭痛くなってみたいな感じなので、仕切れてないんですけど、たぶんこの25分でも30分でもいいんですけど、
ある程度1時間より短い時間でタイマー使って、休憩というより立ち上がる、動く。
血流をね。
そうそう、なんか僕がすごくずっとお世話になってるある治療家の方がいるんですよ。
03:01
その先生曰くですね、座りっぱなしはいけないから最近スタンディングデスクって流行ってるんですよ。
わかります?この机が高いんですよ。
はいはいはい。
シンポンパレーとかでよくやってると言われていて実際見たことありませんが、立つのがいい、座るのがいけないっていうことじゃないらしいんです。
何が言いたいかというと、やっぱり一つの姿勢で留まってることがいけないと。
なるほど。
だから寝返りも打った方がいいじゃないですか、寝返りの時も。
その通りだと思うので、別に座ってるのがいけないってことじゃないんですけど、とにかく定期的に仕事してる時も動かす。
適度に体勢を変えてあげればいいですね。
そう、だからマナさんがね、やたら動いてリアクションが大きいとお話しされてたと思うんですが、それは素晴らしいことなんです。
怪しいセミナーみたいな。素晴らしいことなんですみたいな。
だからマイクは首は固定しつつ、ちょっと首懲りそうですけど、だからこまめに動くっていうのは一つかなというふうに。
ちょっと私もこまめに立ったり座ったり動いてみたりしてみようと思います。
ぜひぜひ。
そして今回のゲストも前回に引き続き藤井智之さん。
今回も藤井先生のインタビューをお届けしたいと思いますが、今回も聞いてみて、直接でも自分で感じたことでもいいですけど何かありましたか。
患者さん一人一人を見るプロの視点っていうのが私的に非常に興味深くてですね。
その人が抱える体の不調とかの問題の本質がどこにあるかもそうだし、その本質を見抜くための施術の空間だったり建物の作りだったりの話もすごい私的に面白かったです。
特に建築とかもマナさん好きそうだしね。
実際これYouTubeとPodcastでダブルで配信しているので、ぜひ普段Podcastで聞いている方もYouTube映像がありますのでよかったらご覧いただきたいんですけど、
今マナさんがお話しくださって、日本編でも出てくるかもしれませんが、藤井先生が空間作りにもこだわっていらっしゃって、
やっぱりね、まず天井の高さ、そして窓を大きくして光を取り入れる。
そして床をですね、その実際陸上のトラックのようにショックを吸収するような床にしたりとかですね。
あとこれインタビューの本編ではひょっとしたら言ってないから、これぞ編集後期とか編集前期みたいになりますけど、
音楽をね、かけないようにしてるんです。
何が痛いかというと、治療院とかって、僕が行ってた別の治療院なんか逆にそれこそクラシックかかってて、もちろんそれはそこで完結して、そこにはそのクラシックかかってたら素晴らしいんですよ。
でもこの藤井先生のところはですね、あえてかけてないと。
藤井先生とはその対話の中でお互い信頼関係を築いていくとか、まさにインタビューに近いですけども、
その中でというか、そこからすでにカウンセリング、ヒアリング始まり、そこからすでに治療が始まってると多分先生は思ってらっしゃるんですね。
なのでそこにとってBGMは不要かなという風に多分先生感じてらっしゃって。
06:01
実際BGMなくて、ない方が心地よいというか。
やっぱりそういう意味でも患者さん一人一人を見るっていうのもそうですし、とにかくその空間をいかにみんなにとって心地よいものにするかっていうのをすごく考えてらっしゃる。
そんな治療家の方だと思いました。
それでは藤井智幸さんと早川さんの対談第2回をお聞きください。
そもそも私が先生と交差していた時、先ほど肉親がお世話になったってことだったんですけど、私自身もやっぱりランニングをずっとしてて、
その時に、先生はよく覚えてらっしゃるかもしれないですけど、股関節が痛くてみたいな感じで、
もともと結構インソール既製品のでタイムも早くなったし気に入ってたんですけど、
当たり前ですけどタイムが早くなったからといって、いわゆるインソールが足に合ってるかとか負担がかかってないかっていうのは全く別の話なんですかね。
もちろんパフォーマンス運動の方にとって、アスリートの方にとってはパフォーマンス側があるということは非常に大事なことですね。
ただ問題はそれによっていわゆるワクチンの副反応じゃないですか。前に進ませすぎることによって何かトラブルが起きたりすることはないのかっていうことも含めて、我々はここをチェックしています。
最初にこれ作らせていただいたときにお話したと思いますけど、先生これ作っていただいたもう次の日から、股関節痛かったんですけどやっぱりちょっとずつやってて、今はおかげさまで全く痛くないんですけど、
面白かったのが最初やっぱり、僕市民ランドでもなんでもないですけど、やっぱり数字に人間って振り回さないのにタイムが、これ入った時正直最初40秒ぐらい遅くなったんですよ。
遅くなったんですが、ここからがやっぱり藤井先生というかイリタニシキというか藤井先生というかすごいなと思ったのが、結局そこからタイムがもちろん全てじゃないんですけど、まず股関節痛くなくなってからどんどんタイム上がってきて、結局規制品の時よりもタイム早くなってみたいな。
パフォーマンスも上がって体も治ってみたいな。これって何が起きたんですかね。
早川さんにとっての一番効率の良い身体バランスというのをインソールが作り出せたんだろうというふうに思います。
そして先生おっしゃってたように、吐いてる時はもちろんですけど、吐いてない時においても少しずつそういう良いバランスが、大きく言うとこのイリタニシキのインソールというのは、そういうものが少しずつできて上がっていくってことなんでしょうか。
そういうことですね。非常に痛みの強い方ですとか、歩行がかなり困難になっている方が、一回でというのは難しい症例もあるんですけれども、やはり何回か調整を加えたり、その間にリハビリが介入されたりということで、最終的に歩きやすくなったり、痛みが取れたり、早川さんのようにパフォーマンスが上がっていくということなんだと思います。
09:03
先生のところに実際、今回のこの映像を見たり、音声を聞いたりして、そもそも今予約でいっぱいだと思います。もし来たいという方、わかりやすい今みたいに、例えば股関節が痛いとか、何か姿勢が気になるとか膝がとかということであれば多分わかりやすくなるんですけど、それ以外でも当然こういう人も、そもそも症例でっていうちょっと切り分けが適切なのかわからないですけど、意外とこういう人もすごく関係あるんですよみたいなって何かありますかね。
なるほど。インソールがどこまで効果が波及できるかっていうことでしょうか。
誰がある意味ここに来て対象になるのかというか。
最近多くなってきているのは、痛みで、我々の言葉で頭痛と言うんですけど、頭痛が主層の方は圧倒的に多いわけです。それと運動の選手のスポーツ障害を厳じてほしいということで、トレーナーからのご紹介とかっていう方が少なくないわけですけど、最近多くなってきているのは疲れにくくしてほしいんですよね。
例えば営業の方で、もう1件回りたい、4件までは1日回れるんだけど、5件目回れるときにはもうヘロヘロになっていて、なのでバージョンを1つ上げてもらえないだろうかという面白い方がいます。
バージョン。
バージョン1.0を1.1に、なしは2.0に上げられないだろうかというような面白い方がいますね。
まさにアップデートしたいということですね。
アップデートされるということですね。
なるほど。
でもそれはあれですよね。本当に営業の方だったら、確率論じゃないですけど、もう本当その後1件行くだけで、変な話ですけど、それで何か制約も取れるかもしれないですし、大きく変わるかもしれないですよね。
少し話変わりますが、せっかくこの場所に来させていただいているので、映像も何らかの形で出させていただきたいと思うんですけど、先生に初めてここに来させていただいた時に、インタビューじゃないんですけど先生もお話しされるのが好きですし、好きじゃないですかね。
やっぱりすごい印象的なのが、個人的には天井の高さ、そしてこの窓の大きさ、大さがあるんですが、これは何かこだわりというか意味があるんですか?
この建物を作る前にと言ったらいいでしょうか、運動の選手がかなり多く来てくださったりするので、例えばバレーボールの選手がジャンプした時に、と言われた時に、バレーボールの選手はもともと背が高いところで、一般の住宅というのは大体2メーター40くらいの天井高なんですけど、天井に頭は当たるんですよね。
なので、3メーター近く上げることでジャンプしやすくするというふうにしてあるのと、あとはテニスのプロの選手とかが来てくださるので、ラケットを振りたいんですけど、2メーター40だとラケットは抜群に当たっちゃうわけです。
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なので、そういう意味と開放感というような意味合いで、まず天井高を上げてほしいということをお願いしました。
それから今、早川さんが背を向けていらっしゃる方が大きく開放しているわけですけど、これが北側なんですね。
あえて患者さんに北側にいていただく理由というのは、普通だったら日差しの当たる南側にいてくれた方が明るくて見やすいんじゃないだろうかって思われるかもしれませんけど、
南側の光というのは、朝は東側から入りますし、夕方は西側から入ってきて、影の出来方が違うと見え方が違うんです。
あえて僕のところは、患者さんを北側に持って行って、南側に障子を持っていくことで少し遮光して、北側の開放を大きくして、1日中同じ光で方向を観察することができるようにしてあるんですね。
そう伺うとその通りだと思うんですけど、先生は最初からこのインを開くときに、そういういろんなことをやっぱり鑑賞して、後から天井を上げるとかは無理ですよね。
そうですね、建築士の方とどういう風なイメージでしたいのかって言われたときに、まず天井をラケットが振れるバレーボールの選手が頭がつかないっていうことをしてほしい。
それと1日中同じ光で見たいし、しかもかなり明るくしてほしいと。今はこうやって撮影のためにダウンライトつけてますけど、普段はこの夕方の時間までは全く明かりはつけなくても仕事ができますので。
どん天の日でもほとんどダウンライトはつけません。そういう意味でエコであるということもありますけど、明るくして見やすくしたいということですね。
あともう一つ言うと、僕が見ている向こう側が西側なんですけど、向こう側に窓をつけないようにして、西側に窓をつけてしまって、僕の向いている方に窓をつけると乱反射して見えないんですよね。
なので、あえて向こう側を窓はしないで、壁一面にしている。
外観にお見せできないのであれですけど、先生のここは何階建てですかね?
3階建てです。
長い、この歩行路が長い。建物全体が細長い。これはもう本当に今の話ありきということでしょうか?
そうですね。本当は生計経過をやめて賃貸物件を探していたんですけど、なかなかこの歩行路、今この僕の目の前にあるこの歩行路が10メートルあるんですけど、この10メートルあると横も10メートル。
そうなるとお借りするのが非常に高くなってきた。
15:02
それと東大宮、今僕が治療室を開いている東大宮は、そういった物件が探してもらったんですけどないんですよ。
せっかくだから家を建ててしまえばと不動産屋さんから言われました。
じゃあということで、この土地が見つかったという経緯なんです。
今ちょうど歩行路がありましたけど、この歩行路の長さもさることながら、やっぱりこの緑色の床というか、この床もこの歩行路だけじゃないかもしれない。
この普通の床の部分もそうですけど、これ見るからいいですけど、何かこだわっていらっしゃるんですか?
体育館と同じ衝撃を吸収できる床にしてあるんですよ。
通常のお家は梁の上に、床を剥がしますと梁という柱があるんですけど、そこに1枚板を乗せてるんですけど、
体育館の床を剥がしたらわかるんですけど、こういうブロックのような、ちょうどこんなようなテーピングみたいな、こういう木のブロックみたいなものが結構無数に置いてあって、そこに板を何枚か重ねておくことで全体がしなるようにしてあるんですよ。
なので、膝の痛い患者さんは僕のところだと痛くないって言うんですよ。
なので、衝撃を和らげる床にしてあるということと、あともう一つこの緑の部分は陸上の方はご存知ですけど、パータンといってゴムチップロールなんですけど、陸上のスパイクでも走れるようにしてある特殊な素材なんですよね。
先生、今ここまでお話を聞いていて、この空間に大きく3つ、天井の高さ、窓、そして歩行路のこだわりがあったと思うんですけど、
なんか緻密に先生、いろいろ考えてらっしゃるイメージがあるんですけど、実はあんまり自分で意識したことはないけど、それ言われればこれも結構確かにちょっと普通じゃないかもしれないなとか、こだわりとかってこの空間に隠されたものってないんですかね?
なるほど。まずはその立地の問題があって、例えばアミドにしてても、電車の音やら車の音だとか人の声だとかに乱されるような都会というのか、ではないところということですね。
でもやはり私の患者さんというのは足腰悪い方が多いので、駅から近いところ、実は改札出て350mなんで、そういう立地で、しかも静かなところというようなところに立てているんですね。
もう少し例えば歩いていただくことができると、もっと広い土地が確保できたのかもしれませんけど。
静かなところですね。駅からも近いし、幹線道路からも割と近いところですけど、その狭間の静かなところであることは間違いないですね。
18:07
あとはこの空間が、見ていただいた通り治療室なんだけども障子があるっていう。
確かに。
あと、室内なんかも少し和な感じにしています。
それは来ていただく方が、お家のようにリラックスした空間になれるということを少しイメージしたり意識したりしているコンセプトはあると思います。
リラックスっていう話で今ふと思ったんですけど、先生も当然、整形外科にいろいろ行ってらっしゃった時からその前から今もですけど、
後、ご自身も逆にどこか治療とかに行かれることもあるかもしれません。
僕も先生のところに伺うまで、例えば1週間前とか、ちょっとやっぱりまた股関節痛いなみたいに思う時あるんですけど、
もう先生のところ伺う前日ぐらいから、どんどん調子よくなってきて、
来た時には実は痛くなくて、あれもう今日調整いらないのかなみたいなあるんですけど、
来る前にある意味ちょっとそういう治す治るって、先生ともこないだ個人的にもお話しさせていただいて、
例えばちょっと話少し飛んじゃいますけど、本人が何か、
例えば私がどんなに何か家族に藤井先生のところいいよっていう話しても、本人が治る気がなかったら、
そもそもこないのもあるかもしれないし、来た時にもその効果っていうのも多少変わるかもしれないですけど、
つまり先生はプロの治療家としてずっとやってくれて、
治る治す、あと来る前に少し何か変わっているとか、この辺感じること考えること何かあれば教えていただきたい。
医療の深いところになると思うんですよね。
通常、私も大学病院から整形のクリニックを経験させていただいて、今に至ってるんですけれども、
基本的には我々医療スタッフというのは、患者さんの疾患を見ているんですよね。
でも私はやっぱりこの東大宮という、ある意味かなりローカルなところで、
地元の人の生活の質、QOLっていうんでしょうか、を上げるためには、
やはり患者さんの疾患を見るじゃなくて、患者さんを見るというのが、
ずっとその先も面倒を見続けるということが必要なんだろうと。
例えば、背骨医さんですとか、心球医さんとか、優秀な方々は世の中多いわけですけど、
おそらく借りたビルの中、借りた事務所の中で、
でも僕はこの建物を自分で買いました。逃げられないんです。
逆に言うと、ここにずっといるよという安心感、隠れることもできません。
21:07
最後まで寄り添わせていただくというと、ちょっと言葉が切れすぎるかもしれませんけれども、
そういうことをイメージして取り組ませていただいています。
これだけで、本当に話したら一晩になっちゃうと思うので、なかなか買いつまんでの部分になってしまうかもしれませんが、
改めて先生、なぜこのお仕事に就いたんでしょうか。
もともと人と関わらせていただくのが好きで、自分がより勉強することで、
よりその方のQOLを上げられるということは非常に幸せなことだなというふうに思っています。
学生の時にオートバイでアメリカを一周した。そんな話をしてよろしければ。
もちろん、何でもしてください。
知人の紹介で、僕がアメリカをオートバイで一周している時に、ニュージャージに私の知人がいるからということでご紹介いただいて、
全く身も知らぬ人だったんですけど、一週間ほどニュージャージでお世話になりました。
そこを起点にニューヨークだとかを徘徊させてもらったわけです。
最後にその方を出発する時に、向こうにいた日本人で、お仕事で向こうへ移動されていた日本人のご夫婦。
まだ30歳前後ぐらいだったので、非常にまだ若いご夫婦なんですけど。
最後、あとはアメリカを横断してシアトルへ戻るという、その出発の朝にご主人が、
藤くん、ロッキー300越えるのにダウンジャケット持っているかなって言われて、
いや、僕オートバイなんで持ってないんです。それはもう寒くて越えられないよと。
ちょうどニュージャージを出発する時が9月だったので、ロッキー300を越える2週間後ぐらいになると、
ひょっとしたら雪が降っているかもしれないねみたいな話で、
僕が持っているこのダウンで良ければ君にあげるよって言っていただいて、
それが名前出していいかわからないですけど、モンクレという非常に高級な。
いいんじゃないですかね、出して。
それで、奥様は古くなったのを藤くんにあげて、
あなた新しいのを買おうとしてるんじゃないのみたいな、そんなことを言ってくださったんですけど。
それがまたでも抜群に役に立ったわけですね。
確かにご主人の言う通り、ロッキー300はダウンがなかったら寒くていられないような、
寒口どころじゃないような感じで。
出発する時に、ありがたくいただいて行きますねって言って、
これはどういうふうにお礼していいかって言ったら、
いや、藤くん、それは喜んでもらえて、僕に良かったと思ってもらえるなら、
それは僕じゃなくていいから、日本に帰って他の人に返してあげなさいって言われた。
まだその方、30代くらいの若い方だったと思うんですけど、そんなことを言われて。
24:03
そういったことがひょっとすると、こうやって人のお手伝いをさせていただくきっかけになっているのかもしれないなとは思ったりはしています。
それは貴重なターニングポイントだと思うんですけど。
ただ当然、そこから具体的に人を助ける仕事って、
仕事って基本的に人を助けるものだと思うので、数ある選択肢の中から、なぜここまでたどり着いたんでしょうね。
前職が、僕は水泳してたもんですから、水泳の指導員だったんですけど、
日本で一番大きなスポーツクラブに存在していたわけですけど、
コーチとしては、ある程度自分でいいかなって納得したというか満足したというか。
そんな時に、僕は水泳の選手を指導させていただいていて、大会に出たり全国大会に出たりしてたんですけど、
どうしても水泳の選手って肩や腰痛で試合に出れなかったり、パフォーマンスが十分できなかったりする。
その時に、石骨院に行かせたり神宮院に行かせると、次の日試合に出れてたりする。
こんなような人を助ける仕事があるんだなんて思ってですね、
これはもう一回その学校へ行き直して、しっかり勉強して、そういったことで次の人生を歩めないだろうかって思ったのが、
この仕事をする一つの大きなきっかけになっています。
先生、それ当時何歳ですか?
29歳までは水泳の校長をしていたんですね。
先生ですけど、私も29歳で会社員を辞めて起業して、ちょうど結婚してて子供もいて、100ゼロで辞めちゃってからだったんですけど、先生どんな感じだったんでしょうか?
もちろんその時点で嫁がいて、長男が嫁のお腹の中にいる状態で、
その時京都にいたんですけど仕事で、とりあえずその学校へ行く、お金がかからずにと思ったので、
横浜に実家があるもんですから、横浜の実家に戻って、少し部屋を借りたりして、学校へ通うというようなことだったんですよね。
もう少し何か、このままでいいのかなみたいな、多分思うとは思うんですけど、とはいえ結婚されててお子さんもいて、
よっぽどのことがなかったら、29歳で立ち止まって、そこでお子さんもまだお腹にいる中で、辞めるかなと。
僕も辞めるタイプなんですけど、何か決定的な何かがあったのか、もしくは何だったんでしょうね、もう少し詳しく伺うとしたら。
水泳の指導員として、もちろんさらに強い選手を、例えばオリンピックに出場できるような選手を育てるとか、
27:07
いろんなイベントを成功させるとかっていうことも、職場としては可能性が十分あったんだろうというふうに思うんですけど、
残念ながらなぜかその興味の矛先がそこになかったんですね。
僕の場合は若い頃からなんですけど、自分に何ができるのかっていうことを、
自分が他の人ではなくて藤井が関わるんだからっていう部分は、わりと若い時から強く思っていて、
田中さんがお出来になることは、もちろん田中さんでよろしいんじゃないでしょうかっていうような失礼な言い方かもしれませんけど、
僕が関わるんだからっていうことが、生き方というか、生きる価値観として持ち合わせているというのか、
大事にさせていただいている部分ではあるんですね。
そのバックグラウンドは何から来ているんでしょう?
例えばご両親から受けているとか、どこから来ているんでしょうね?
父親は大工さんで、
まさに職人さん。
家を建てて人に喜んでもらえるっていう、住みやすいですとか、きれいですとか、
母親は和菜をやっているんですよね。
なので、仕立てがいいと、藤井さんに仕立ててもらう着物はいつもシャキッとしているわとか、
喜んでもらえるようなお仕事をしているのを、小さい頃から見ていたっていうことはあるのかもしれません。
サラリーマンの家庭に育っていないので。
そうですね。ご本人としてはそんなに意識されていなかったと思いますけど、そこはあるかもしれないですね。
そこからいわゆる治療というか、そっちにまたどう入っていったんでしょうか?
基本的にはですね、
前職を辞めて、いわゆる医療に就く国家試験を通ったわけですけど、
どうもそれも、いわゆるお医者さんの許可がないとできないような、少しがんじがらめな状況だったので、
あまりこの職に就いても面白いのかなと思い始めていたときに、
僕の師匠の入谷誠先生に昭和大学でお会いしたわけです。
何か希望を持ってその方向性に入り込んだのはいいものの、
実際に入り込んでみたら、あまり面白くないなと思い始めていて、
いや、前職に戻った方がまだ何かアクティブに活動できるんじゃないかなと思っていた矢先に、
大学病院で先生とお会いして、すごい人がいるなと。
こんなふうに、この能力で人を変化させることができるんだなというふうに思えたんですね。
30:01
よく言う一筋の光とかというような感じですね。
先ほど国家資格というのは、柔道征服士ですか?
柔道征服士ですね。最初に資格を取ったのは。
柔道征服士の方は、当然自分で生体院とかは開けるわけですね。
自分の治療院というのを最終的には思っていたので、
病院で働くことができるならば、理学療法士というのが一番リハビリですし、
私の師匠も理学療法士なんですけど、いいのかなと思ったんですけど、
ただ、自分で開きたい開業権というのが柔道征服士にはあるんですね。
そのために柔道征服士からまず資格を取ってやってみようと思って養成校に入ったわけです。
国語開業的というのもそういうことになるんですか?
もちろんそういうことになります。
エンディングのお時間です。
インタビューでは皆様からの早川さんへのご質問や番組への感想、取り上げてほしいテーマなどを募集しております。
エピソード説明欄のURLからどしどしお寄せください。
またいただいたご質問等は月末のYouTubeライブにてお答えしていく予定です。
今月のライブは11月29日の月曜日、正午12時からです。
たくさんのご質問をお待ちしております。
そして早川さん、今月から愛知から養成校座のライブ講座も始まるんですよね?
そうですね。先週お伝えしたように11月19日から始まります。
早川さん、ライブ講座とおっしゃってますけど、その受講形態ってどういう感じになってるんですか?
YouTubeライブなのかZoomなのか?
いい質問ですね。これはYouTubeライブではなく、Zoomでやりたいと思ってます。
オンラインのイベントだったら気軽に見ていただくということで、YouTubeライブなんかよく先ほどご案内いただいたようにインタビューのライブもやります。
あうちからのライブ講座というのは、僕が一方的に話すだけだったら、今お届けしているアーカイブの動画をご覧いただけばいいと思うんですよね。
YouTubeライブもコメントできたとしても、やはり双方向性は弱いと思うんですよね。
あうちからなので、やはり面と向かって直接講座をする。
リアルに近い形でお互い会えるか、文字通り。
考えた時にやっぱりZoomが一番近いと思ったんですね。
つまり、僕も顔を見せますし、皆さんも顔を見せて、皆さんで色々、僕はもちろん講義としてはお教えしますけども、
例えばマナさんが仮に受講されてた場合はリアルタイムで聞きたい時に、僕とお互い目と目を見て対話することで全然入ってき方も違うと思いますし、
あとはその横のつながり、やっぱりどういう方が受講してるかとか、受講生同士のつながり気になったりすると思うので、
33:03
そういう意味でもZoomがいいかなというふうに思っています。
もちろん色んな事情があってね、顔は見せたくないなって方もひょっとしたらね、いるかもしれないです。
あと今日はちょっとみたいなね、そういう方もいるかもしれないので、Zoomで参加といってもですね、
例えばカメラ今日は多くとか、基本カメラ多くて参加したいですっていう方がいれば全然問題ありません。
ただまあね、基本声は出していただいた方が、僕も何か振ってね、質問とかをさせていただくこともあると思うので、
リアルで会って受講しているのに限りなく近い形にしたい、そういう経緯からZoomを使いたいと思っています。
なるほど、ってことはあれですね、直接声を出して質問を届けて、それにお返しがいただけるという。
はい。
アウチから養成講座、ライブ第1回は11月の19日金曜日スタートです。
ご興味がある方に向けて12日の金曜日にはオンライン無料受講相談会も開催されるので、タイミングの合う方はそちらもご参加いただければと思います。
お申し込み詳細はエピソード説明欄のURLからチェックしてみてください。
また、早川さんと参加者がお気に入りの本をシェアし合うQRカフェの第3回も11月17日水曜日19時からZoomで開催します。
こちらも概要欄のURLをチェックしてみてください。
アウチから養成講座、QRカフェともに皆様のご参加お待ちしております。
お待ちしてます。
さあ、ということでエンディングですが、マナさん、ところで先月の収録と大きく変わったのはやはり髪の色だと思いますが、何かあったんですか?
ずっとそれまで結構暗い髪色でやってたんですよ。人生で一度もブリーチをしたことがなくて、今だと思ってブリーチしてみました。
大丈夫ですか?生まれたての髪のまま生きてきてご両親から猛反対をくらったりとかなかったんですか?
全然。暗いなりにも染めてはいたので。
そうなんですね。
ただ不評ではあるんですけどね。両親からはこの髪色は。
そうなんだ。僕もオンラインでしかお目にかかってないですけど、すごく似合ってる感じしますけどね。
嬉しい。ありがとうございます。
ご友人からの評判はどうですか?
意外といいです。明るいのもいけるんだねって言われました。
もはや僕も最初お目にかかった時、確かに黒目だったと思うんですけど、こっちが板についちゃって忘れちゃいましたね。
もともとの黒い私は。
素敵だと思いつつ、僕も最後に染めたのはいつかなみたいに。
早川さんずっと黒ですか?
いやというか、基本ずっと黒ですけど、やっぱりまさに22、23で就職活動終わって、タイに友達と貧乏旅行行く時にこれ最後だと思って、色抜いてるなって。
今でも写真たまに見て、周りから大風評ですね。ひどいチャラチャラしてるなみたいな。
色抜いたって金髪チックってことですか?
金ではないんだけど、なんかほらその色抜いてもその人の髪の質で色の抜け方結構違うじゃん。
36:05
僕結構赤くなるんで、でも比べるのも恐縮ですけど、マナさんもそれちょっと赤にかかってるよね。
僕もそんな感じでですね、ちょっと恥ずかしいですけど、ちょうどだからマナさんと同じかそのくらいよりちょい前ぐらい?
そんな時代がありましたけど、もう二度とないと思います。
絶対リスナーの方見てみたい人いると思いますよ。
見てみたいって言ってももう責任誰も取ってくれないですからね、その後。
41なんでね、なかなか似合ってればいいかもしれないですけどね。
僕は見てるだけで満足ということで。
それではまた次回、皆様とお目にお耳にかかれますことを楽しみにしております。
ごきげんよう。
さようなら。
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