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2023-11-17 10:06

#110 参加者が輪になって問いを出し合い、一緒に考えを深めていく"哲学対話" - Inputalk Design

【月水金 朝9時配信】「Inputalk Design」は、デザイナーのイワイ(@iwi_des)とりゅー(@ryuki_kyoto)が、最近インプットしたことについて、10分くらい話していくPodcastです。

#110のトピックは「参加者が輪になって問いを出し合い、一緒に考えを深めていく"哲学対話"」です。

ちょっとしたスキマ時間のゆるいインプットにどうぞ。

参加者が輪になって問いを出し合い、一緒に考えを深めていく


【告知】

2023/12/16に下北沢 BONUS TRACKにて開催の「Podcast Weekend」に出展が決定!

当日はブースにて、Inputalk Designのグッズなどを販売予定です。リスナーの皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。

サマリー

「Inputalk Design」のエピソードでは、デザインのインプットについて話しています。今回のテーマは「哲学対話」であり、参加者が問いを出し合いながら深く考える対話の体験について話されています。

哲学対話の楽しさ
Inputalk Designです。この番組は、現役デザイナーのIwaiとRyuが最近インプットしたことについてお喋りするラジオ番組です。
Iwai UXを中心にいろんなデザインをしているIwaiです。
メンタルヘルスのセルフケアアプリ、Aware.fiのデザイナーであるRyuです。お願いします。
はい、お願いします。
はい、じゃあ今日のトピックは僕から。
はい。
えっとですね、今日は、哲学対話。
あ、出た。
最近やりましたっていう話。
言ってたね。
そうなんですよ。
これがめちゃくちゃ楽しかったから、どんなものか聞いてくれるみたいな感じなんだけど。
ほうほうほう、気になる気になる。
ざっくり言うと、あるテーマについて、哲学的に時には問いを投げつつ、時には自分にとっての解釈を話しつつ、対話しながら深掘っていく回みたいな。
俺も最近知ったというか、なんか最近Twitterで、Xで、なんか哲学対話みたいなものがちょくちょくタイムラインで見えるとなんだこれみたいな感じの関係に、
なんか、哲学対話を得意そうな人が、哲学対話会やるんですけどよかった、みたいな感じで言ってくれたから、
初めましてなんですけど、いつかみたいな感じで言ってみたっていう。
主催は、にみぐりっていう問いのデザインとかを書いた人の会社のオフィスでやってたんですけど。
流れとしては、お題、ある大きなお題があって、それについて円を囲みながら、
オフィスで実際に椅子を円にして、お互いの顔とか見える状態で円を囲みながら、その問いについて深掘るみたいな感じで。
具体的に俺が参加したのは、ふるさととはみたいなところなんだよ。
へー。
なんか聞かないテーマだね。
あ、そうだね。2つあって、ふるさととはと体験の価値とはみたいな。
へー。
前半の方が、デザイナーめっちゃいるから、体験の価値ってもうすごいね。
あとすごい強い人とかもいたから、一旦俺はふるさととはの方に行こうみたいな感じでやってたんだけど。
で、最初にふるさととはっていうのから、さらに一段階落とした問いを出そうみたいな感じで。
例えば、どこからがふるさとなんだろうっていう問いとか、ふるさとっていいものなの?みたいな。
あとは、ふるさとと地元の違いって何?みたいな。
そういう分解した問いをいくつか出して、この中で話したいやつを投票しながら、じゃあこれについて話していこうみたいな。
始まったら始まったでも、新しく出てきた問いは、じゃあそれについて深掘っていこうみたいな感じで。
ファッションの人が5つ、みんなで深掘り先を変えつつみたいな感じで。
初めての哲学対話体験
これ自体は、なるほど、確かにそうなんだけど。
哲学対話っていうのはルールがあるってのを初めてそこで知って。
それがすごいいいんだよね。いくつかあるんだけど。
何を言ってもいいですよとか、人の言うことに対して否定的な態度は取らない。
何を言ってもいいんだけど否定的な態度は取らないとか、お互いに問いかけようとか。
あとは聞いてるだけでもいいよとか。
あとは知識じゃなくて、なるべく自分の経験に即して話そうねとか。
全然話まとまらなくてもいいし、意見が変わってもいい。
他の人のを聞いて、確かにそうかもってなったら全然変わってもいいし、
話してるうちに分かんなくなっても全然いいんだよってことを最初に、今8つぐらい言ったんだけど。
8つ提示してくれて、これを最初に言ってもらうことで、何でもいいんだって。
自分の思ったことをそのまま言うし、
考えたかったら考えてもいいし、
もしかしてこうかなって思ったらそれを話してもいいし。
すごい自由だし、自分でその場では
その瞬間考えるための孤独になれるように、みたいな言い方をしたんだけど。
いいね。
なるほどね。一旦自分の中にこもるために引いて、手を挙げなければ絶対話すことにはならないから、
一旦ちょっと俯瞰したいなと思ったら俯瞰してもいいし、
もしかしてこうじゃねって思ったら去って入ってもいい。
その自由が常に担保されてるのがすごい良かったっていうか。
っていう感じですね。
結論をまとめようとも全然ないんで。
ただ対話して、その中で自分の引っかかる部分とか、
え、これってどういうこと?みたいな。
あの人の言ってることとこの人の言ってること、どっちも正しい気がするけど、
どっちがどうなんだろう?みたいな。
なんならそういうもやもやした状態で帰った方がいいみたいな。
自分の中でつかぼりがいのある問いが見つかったっていうことだみたいな。
そういう世界観というか価値観の葛藤なんだけど、
すげえいいなみたいなって思った。
どういうところがいいと思ったの?
俺結構あるテーマについて深掘って話すとか考えるのも好きなんだけど、
それをみんなでやるものみたいなのがあるんだみたいなところとか、
あとは実際やってみて、さっきの安心感というか、
あとは知的安心感みたいな言い方をしたんだけど、
さっきの何言ってもいいし、考えてもいいしみたいな。
っていうものを実際に体感したし、
それを良しとする空間があるということがすごいいいなっていうか、
またそういうのあったら参加したいなみたいなのもあったし。
哲学対話のルールと醍醐味
なるほどね。
知的安心感みたいなのかなり共感してて、
気兼ねない感じで議論ができる環境って、
一番いいなって思ってて。
僕にとってそれは大学の研究室だったんですよね。
なるほどね。
自然と気を張るわけでもない、片肘張るわけでもない友達と、
どうでもいいテーマについて真剣に考えるみたいな時間が結構あったんです。
それを結構石杖になってる気がして、それができるのはいいね。
それと同時にそれを初対面の人たちでやるのかなり大変そうだろうなとは思う。
なるほどね。
そこら辺なんか工夫されてたの。
結構8つのルールがありますって言って、
飲み込める人の方が少ないような気もしちゃうんだけど僕は。
もしかしたらその場では工夫、
あとあれか、さっき言わなかった工夫というか、
ポイントとしては耳ぐりのどんぐりみたいなキャラクターの人形があるんだけど、
それを入って言った人、話してる人がそれを持って、
それを持ってる人だけが話していい。
話すときはそれをパスするみたいな。
考えながらすごい人形をコネコネしちゃってる人いて、
めっちゃ雑魚やん、母みたいなのがあったりとか、
それが結構いいアイスブレイクという状態になってたみたいなのがあるのかもしれない。
今回Twitterである人が、
哲学対話やります、いかがですかっていうのに対して、
たぶんDMなりリプを送った人が来てるから、
そもそもそういうものをやりたいとか興味あるみたいなのが来てるから、
たぶん受け入れやすい土壌のある人が集まったみたいなのもあると思う。
なるほどね。
なんかぬいぐるみの話いいなって思ったな。
なんか抱っこしてると落ち着くみたいなところがあるし、
あとパスするときに多分間接的にだけど身体的接触が起きて、
なんか親近感みたいなのが生まれるんだろうなっていう、
そういう細かい聞くばりみたいなの感じられていいですね。
確かに。
哲学対話してみたいな、僕も。
なんか第2回やるみたいな。
もし会えば。
遊びに行こうかな。
なんか哲学対話とか調べたら、
Twitterのアカウントはシキバラシっていうアカウント名の人がいて、
東大の研究員みたいな人で、
東大の先生がこの哲学対話みたいなのを結構やってる、
研究してる人で、
耳ぐりでも研究員みたいな役職でやってるみたいな人らしいけど、
このザシキバラシっていう耳ぐりっぽい人のアカウントフォローしてれば、
第2回の何かが見えるはずって感じ。
フォローさせてもらおう。
はい、じゃあ皆さまね、哲学対話ぜひご参加ください。
ぜひ。
今日も一日頑張っていきましょう。ありがとうございました。
ありがとうございました。
10:06

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