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井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感。
上場企業から中場企業まで延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、井上先生よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さあ、今日もいきたいと思いますか。
質問いきましょうか。
早速いきたいと思います。
今日は質問だけ読んでいきたいと思います。
新しい部署に配属されました。
チーム制で動いているのですが、個力が強く、一体感が欠けているように感じ悩んでいます。
井上先生のおっしゃる、組織が一体となり、ゴールを達成する快感をチームとして得るためには、
どのように先導していけばよいのでしょうか。アドバイスいただけると幸いです。
はい。
ということで、あれですかね、配属先がリーダー的な立場とか管理職とか、
そういう先導する立場で入っているんですかね。
でしょうね。
が、個力が強く、一体感が欠けているような感じがすると、
なんか前々回とちょっと似ているような感じもしますが。
前々回ってあれだっけ、なんだっけ。
リモート体制になって、チーム全体が興味をみんな持っていないんだけどということに対して、
井上先生のポンという答えとしては、部活だな、みたいな感じがします。
あれですね。
今回は個力が強いっていうのが一つのティーワードなのかなと思ってるんですけど、
つまり、他と関係しなくても自分の仕事が完遂できる。
力が強いんだろうなと。
僕はそういう組織は悪くないと思うので、
仕事の内容によるんだけど、乱暴に言うと一つの方向性は、
どんどん勝手にやらせるって方法があるんだよね。
つまり個力が強いということを、
チーム運営としてのチームの生産性、成果のほうが高まるということが
押し測れるのであれば、全員を勝手に走らせるっていうのが一つの方法。
要するに、メンバーの成果の輪がチームの輪に成果になるということであればね、
一個一個が高まるのであれば、ことさらチームとして
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一体感を持つ必要もないかもしれないっていう仕事もなくないのよね。
デザインとかクリエイティブ系の仕事とかは比較的…。
うん。あと、修行の人なんかも。
修行とかね、そうですね。ナレッジワーク系は特にそうですよね。
そう、ナレッジワーク系。あとはクリエイティブもそうでね。
例えばだけどさ、僕なんかがいた世界の政策部なんていうのは、
ディレクターが5人いて一つのチーム部門になってるけど、
AというディレクターのためにCというディレクターが協力なんかしやしないからね。
それぞれ勝手に走ってライバルで、
あいつヒットが出た悔しいって思うわけで、俺も頑張る。
つまりそういうお互いが鼓力を発揮して出すものがお互いの刺激になって、
お互いの切磋琢磨につながるんであれば、チームとしてって言わないほうがいいんだよね。
これは質問者の方の仕事とはちょっと違うんだろうけど、
あえてそういう場面もあるよってことは言っておかないといけなくて。
ただし、このときにもリーダーとしては、
こりょくの総和がどういう結果にならなければいけない、どうなりたいか、
っていうある種の結果、成果、ゴール、いつも言うゴールだけど、
っていうイメージは持ててないといいわり言えない。
一人一人の活動に対して。
だからそこはすごく大事かなと思います。
さっきの政策部ディレクターの話で言うと、
やっぱりとはいえそこの部門長は、
うちの部門の売上予算って年間30億なんだよねとかね、
持ってないといけないわけで、
これ全部勝手なことやってもいいけど、
この30億を達成するのは僕らのミッションだぞっていうふうに落とし込まなきゃいけないわけで。
これは絶対なきゃいけない。
それぞれが勝手に自分がそのために貢献するっていう意欲で動いてくれればいいので。
それでも、さっきの政策部ディレクターの例で言うと、
Bというディレクターが新たなるアーティストを開発して活動に入ったんだけど、
あることで、たとえば武藤、市の政策で悩んだと。
そのアーティスト本来が持ってるのは市が若干ウィークポイントで。
っていうときには、変な話AからDまでいるなら他の4人が、
こういう作家がいるけどっていうことが情報としてあれば、それはそれで面白いわけじゃん。
こういうのはチームだからこそある情報量なんだよね。
だから孤独が強かろうが、みんなが使える情報だと思うのは、
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情報にストックしておくってことは大事。
これはでも一人一人のメンバーがやれることじゃないので、
ハブになるリーダーがやらざるを得ない。
別に文章化してデータベース化する必要ないので、
そういうことをちゃんと、あそこにああいう知恵があるぞとかっていうのは知ってなきゃいけない。
ハブとなって、Aが持ってる知恵を使うともっとよくなるよってことを言ってあげるのは、
ハブであるから言えるっていうような形にはなるかなと。
確かに孤独とチーム力っていうのが水と油みたいな感じがしちゃうんで、
孤独が強すぎてチームの一体感がないから、どうにかしなきゃ。
先にその前に、よくある目標とか目的とか、ゴールとか。
そうなるリーダーがある。
そのために一人一人が突破したほうがいい時期もあれば。
ある案件に関しては、ここはみんなまとまってくれってこともあると思う。
でもそのときにまとまってくれっていうときの声掛けとして大事なのは、
これをやりたいので。
なぜならばうちのチームはここを目指してるので、
ぜひ今回上がったこのテーマについては、
何としても他のチームじゃなくてうちのチームで成し遂げたい。
例えばね、イベント企画のプレゼンで企画会社の中で、
みんながコンペになったみたいなね。
そういえばうちのチームで何とかこれ取りたいと。
俺はこういう仕事がやりたかったと思うんだ、みんなと。
じゃあ取りましょうよっていう話になるような場面を作らないと、
チームとして機能しなくなる。
やっぱり大事なのはリーダーが示すのは、
どこに向かうからみんな集まってよっていう感じなのかな。
一番大事なのはね。
ここに向かうから集まってよ。
効力が強い場合には、たぶん効力が強い個人からすると、
チームのために何とかしろという。
似てるんだけどね。チームのために何とかしろっていうよりも、
あなたが持ってるものを気持ちよく提供してくださいって言ったらいいのかな。
そっちの我慢してやらなきゃとか削られる感覚よりも、
自分が役に立つってそういうことなんですねっていうような、
効力の発揮みたいなことを演出してあげなきゃいけない。
力の発揮場所が結果チームプレイのための場所。
っていうような、抽象的に言うとそういう演出をしてあげなきゃいけないかな。
それは効力が強い人たちというのは、
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自分の力とか能力とか才能を発揮したいからっていうことですか。
発揮することで、自分っていうある種のアイデンティティがある。
自分の存在価値を自分なりに自覚してるでしょう。
そうすると、誰かのために削られるということよりも、
それがやっぱり認めてもらうことにつながるし、
君の企画力がぜひ欲しいんだよっていうほうのほうがいいし、
君の持ってる企画力を最大限使ってほしいんだよっていう、
本人の持ってる特徴特質に対して焦点を合わせて、
それを使ってこんなことをやりたいねっていう話にしていくこと。
のほうがいい気がするのね。
結果それぞれといろんな力が集まっていって、
意見の違いによってぶつかることがあるとしたら、
さらにそういう場面は機会がある。いいチャンスだし。
なんでそう思うのかっていう話し合いができればいいし。
もう一個ちょっとわかりにくくなっちゃうかもしれないけど、
効力が強いときに何かのテーマをないかけたら、
みんながそこに対して意見とかを持ち寄ることができ始めたときに、
効力が強いと気をつけなきゃいけないことが一個あって、
意見の違いが出てきたときに、
自分の意識が強い分だけ曲げない。
人の意見は聞かないっていうことも起こり得るんだよね。
だからそのときにはやらなきゃいけないことは、
そのことに関する意思決定は誰が決めるかを作る。
さっき言った企画の件については、係長のAさん、
最終的にあなたが決めるんだよと。
もしくは私が決めるからでもいい。
っていうように、誰が決めるかの意思決定はやっとかなきゃいけない。
何を言っていいかというと、こういう人たちって多数決嫌がるから。
効力モンスターが集まったら基本的に喧嘩しますしね。
それぞれ意見を強く持ってるんで、
でもそれを最終的にジャッジして、
統合できそうな人に決定者を決めてやるとか、
場合によっては、この部分については誰が決定なのが一番いいかね、
なんていう話もしてもいいかもしれない。
つまり何が言いたいかというと、
本当に強い人が力を発揮すればするほど、
いろんな意見とか面白いものが出てくるので、
捨てちゃいけないから。
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だけど誰かが決めないと前に進まない。
そうすると、誰が決めるかっていうのがすごく大事なポイントなんだよね。
なるほど。
だからまずは、
みんなあなたの力をここに出してほしいという案件を作る。
の上でみんなでそこのテーブルにつくことができたら、
とはいえ最後にこれを決めるのは、
この部分については誰にしようと。
総合的な意思決定は私がするよと。
予算については私が責任を持つので、そこからものを考えるよとか。
誰かが非常にみんなが認める力のある人が、
プレゼンテーションの能力が高い人がいたとしたら、
じゃあプレゼンテーションの内容についてはだいだらさんに決めてもらうので、
彼の信仰のもとをみんなが協力しようという話になる。
何が言いたいかというと、
力を発揮するんだっていうことがずっとみんなに出すメッセージなんだよ。
つまりチームのために頑張ろうなんだよ、なんだけど。
チームのために頑張ってっていう目標よりは、
チームのために力を発揮してくれない。
ちょっと違うでしょ。
チームのために頑張ろうというよりも、
チームのためにあなたの力を使ってくれない。
チームのためにあなたの力を使ってくれ。
力を出してくれ。
あなたの力というものを信じているということに焦点があっている方向の伝え方をした。
それを犠牲にしてでもチームのために頑張れではなくて、
チームのためにあなたの力を使ってくれと。
あなたの力というものを、
私は信じているからあなたの力を使ってほしいんだと。
ただし今回はチームで取り組むので、
あなた一人の世界じゃないんだけどということなんだよ。
この辺は前々回ですかね、リモートとかもあったりするので、
リモートによってよりこの孤力に寄っちゃっていくじゃないですか、
今ちょうど仕事自体が。
チームで話す場も少なくなってくるし、
この辺りの話が縦付けに上がってくるのは、
いただけるのは、何か時代を感じますね。
ありますよね。
この時は共通の話題として、前回の時に言ったけど、
リーダーが悩んでいることとかをぶつけるのは確かにいいよというので、
逆に言えば、これはチームでみんなで取り組まなきゃなという案件については、
いやいやいや、みんなでやってもらわないと困るんで、
ちょっと悩ましいんだけどどうしようかとか、
前々回言ったのと同じような投げかけからスタートするのも方法だし。
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リーダーが悩んでいることを媒介にして、
それぞれその媒介を通して、
相手の価値観とか興味を知るというような話をしたよね。
この間は価値観や興味を知るなんだけど、
今回は媒介に対して、媒介を通じて力を発揮してくれというメッセージを。
何を媒介にする?
話題というかね、媒介となるテーマ、話題に対して、
あなたの力を使ってくれる。
価値観がどう思いますかという価値観を知るではなくて、
あなたの力をそこに出してくれというのは今回のちょっと違い。
なんか面白いですね。
非常にどの話も全部がつながっているので、
徐々にどんどん点がつながっていく感じが面白いですが、
ということで今日のところ一旦終わりたいと思いますが、
ぜひ同じような悩みを持っている方も大変多いと思いますので、
ぜひまた何かありましたら質問もお待ちしております。
ということで今日のところは終わりたいと思います。
檜山先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
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