1. Image Cast - 技術・デザイン・制作・表現の雑談
  2. #56 ドメイン取ったらこっちの..
2021-10-30 40:21

#56 ドメイン取ったらこっちのもん

意外と今まで話してなかった、二人が知り合ったきっかけや過去の作品、Image Clubの成り立ちなどについてがっつり話しました。『ブラジルにつながってる穴」の技術解説もあります。



■今回のおたより


もちさん

こんにちは。毎週土曜日更新されるのを楽しみにしています。ImageClubのお二人の出会いやImageClubができたきっかけをお聞きしてみたいです。



■参考リンク


スピログラフ - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95

鉄塔さんの作品 Σr*sin(a*θ) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=AtIfckPZ4zM

夏の秘密結社 フリーソーメン公式サイト
https://freesomen.org/

ブラジルにつながってる穴を作る | Image Club
https://image.club/a-hole-to-brazil/

#34 アフリカ生まれのTさん(Guest: T) by Image Cast
https://anchor.fm/image-cast/episodes/34-TGuest-T-e11ot69

00:00
(BGM)
おはようございます、あずまです。
てっとうです。
イメージキャストは個人でものを作る人の集まり、
イメージクラブとして活動しているあずまとてっとうが
自宅からお送りするポッドキャストです。
技術、デザイン、制作、表現などに関係のあるようなないようなトピックを中心に
毎週二人が気になったもの、発見したことをそれぞれ持ち寄っておしゃべりします。
(BGM)
何の話しますか?
(笑)
なんかこう一言目を待っていたらちょっと沈黙しちゃいましたね。
(笑)
いや僕がなんか最初になんか喋るのいつもこう流れになってるんでちょっと
そうですよね。
見てみようかなと思って。
(笑)
確かに甘えてましたね。
甘えるといえばですよ。
はい。
甘えるといえばお便りが来ております。
お、お便りに甘える。
お便りに甘えてますよ我々。
はい。
いや嬉しいですね。
毎週送ってくださいって言ったら毎週送ってくれるっていうね。
いやー大変ありがたいですね。
なんか嬉しいですね。
ほんとね。どこのどなたかわかりませんが。
はい。
でもねみんなバラバラ別々の人ですからね。
そうですね。
持ち回り性でやってくれてるから。
(笑)
お便り読み上げさせていただきましょうか。
はい。
お名前もちさん。
猫派か犬派かで言うと猫派だそうです。
やったー。
ここで先生店、鉄塔さんに取られてしまいました。
(笑)
お便り本文、こんにちは。
毎週土曜日更新されるのを楽しみにしております。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
イメージクラブのお二人の出会いやイメージクラブができたきっかけをお聞きしてみたいですとのことで。
はい。
かれこれ。
そうですね。
かれこれ何年前。
出会いで言うとまあまあ前になりますね。
そうですね。
もう10年弱ぐらい前ですかね。
そうですね。
子供と大学で。
はい。大学の、一生大学だったんですけど、
あんまり大学内というよりはバイトが必要だったみたいな。
そう。
感じですね。
うん。
前の回でちらっと話したかもしれないんですけど、僕も鉄塔さんも同じ、
政教がやってるパソコンPC講座っていうやつで働いてまして。
なんか今思えばすごい謎というか、かなり尖った職場でしたね。
そうですね。なんかバイトではあったけどかなりやることが多くて、決定権限とかすごくあって。
毎年200台ぐらいパソコン売るんですけど、その選定とかにも関わるような仕事だったりして、
ちょっとまあやりがいはあったけど、バイトではあったというか。
そうですね。ものすごいなんていうか権限の広いというか。
そうですね。
権限も広いし、やることも多いっていうのを学生を組織してやってるっていう感じでしたね。
うん、面白かったけど、なんか今思うとちょっとこう、そこまでやらせていいのかって経営者側の視点で見るとちょっとわからないなと。
経営者的にはすごいアンパラ。学生ってだいたい4年ぐらいしたら卒業していなくなっちゃうから。
03:01
そうなんですよね。
毎回彼らを組織して、鍛えて、そして卒業させていくっていうのって、すごいコスト的にも大変だし、
よほどなんていうか信念というか、なんかないとなかなかできないなと。
そうですね。
学ぶことの多かった場所ですね。
そう、僕的にはすごい面白いバイト先というか場所だったので、好きですね。
そのバイト先の職員というかの方が、なんか変な人いるから会ってみなよみたいなことを言われて、
バイトは一緒だったけど、ちょっと役回りが違って直接話したりすることがなかったんですけど、
まあ、その意味で変な人だったら会ってみようかなと思って、会ってみたっていう。
僕も多分同じ人に、鉄塔とか会うんじゃない?みたいな感じで。
その人が繋げてくれたみたいな感じですよね。
そうですね。ありがたいですね。
いや、ありがたい。本当に。これがね、こんだけ続くとはという感じですけど。
なんか当時、鉄塔さんは、僕が多分ね、3年、大学3年か2年かそれぐらいで、
えっと、よくわかんないんですけど。
鉄塔さんは、なんかよくわかんない存在でしたね。
えっと、留年か休学のどっちかをしていて。
覚えてない。
留年かつ休学かもしれない。
えっと、なんかね、それはね、交互に撮ってたから、ちょっとね、もうよくわかんないんだけど、
まあ、そんな状態で、長々と大学にいる、まあそういう人いましたよね。大学生。
なんか微妙に年上なんだけど、学年一緒なんだよな、みたいな。
なんか留年したかなんかで、なぜかずっといる先輩みたいな。
そういう感じでしたね。
でも隠れキャラみたいな感じでしたよね。
そんなにこう、なんていうかこう、そういう系の人ってだいたい、なんかこう、絞り染めの服着て、なんか対魔忍ってる感じじゃない。
まあ、いろんな人とする、まあ、一般的なイメージですけど。
そういう感じじゃなくて、割とこう、ひっそりと、なんか、あの、清京のPC相談センターの受付に行ったら実はいるみたいな。
そうですね。
多分、大学生活普通にしてても出会えないキャラ。
出会えないけど。
隠しキャラです。
そう。でも僕自身は毎日大学に行って、その清京に行ってたので。
休学して清京で働いてたっていう。
そんな感じですね。
結構ひねくれてますよね。
うーん、今思えば。
かゆいにくかったですけどね。
なんか、自分の学部の近くとか通うときは、ちょっと知ってる人いないかなとか、今日少しこう、気になると。
確かにいなしゃい。
いたら、まあ別に逃げるわけでもないんですけど、まあ逆にこう堂々とするとか。
はいはいはい。
ちょっと意識しちゃいました。
逆に堂々とする。
まあ確かにそういうはぐれメタルみたいな。
そうですね。
存在ですよね。
いやでもちょっと今でも覚えてるのが、こう疲れてこう歩いてたら、急にポンポンってこう肩叩かれて、ピクッとしたら、その休学中の学部の先生だった。
おー、気まずい。
研究室の先生だったんですよね。
はいはい。
で、なんかこうすごい心配してくれてるのかなっていうのをなんとなく感じたんですけど、なんかこう会話がなかったんで、こうどう思ってたんだろうってすごい。
06:06
え、ポンポンってやってそのまますって。
そうそう、あの通りすがりですれ違いだったんですよ。
で、僕だけ気づかなくて、でポンポンって言ってこうなんか手を振っていくみたいな感じ。
どういうコミュニケーション?
いやなんか、あの、まあちょっと向こうが集団だったから、こうなんていうか、まあ多分一対一だったら話してたと思うけど、こうワーっとみんなで歩いてる感じだった。
オッスみたいな感じで。
そうそう。
あー、それでちょっとね、先生にやられるとちょっとうってなりますね。
困りますね。
どうすればいいとか。
いやー、なんかね、あの心配かけてるのかそれとも迷惑かけてるのか、すごいね、こううつうつとした気持ちの時期だったので結構しんどかったですね。
そんなヘビーな日々を送ってるその中に出会ったみたいな感じですよね。
いやーでもなんか、なんだろうな、こう当時からフリーそうめんとかやってたじゃないですか。
あーやってましたね、僕。あのー無料でそうめんを配る、夏の秘密結社フリーそうめんってやつやってましたね。
いやーあれなんか面白くて、なんかなんだろうな、言葉だけだったなら、まあ何人かというか全国に1万人ぐらい思いついてる人はいるかもしれないけど、
本気でそれやって、しかも、なんていうか、もうもはやあずまくんのこう知らないところで勝手に開催されてるっていうレベルで、結構広がりを見せていて。
そうですね。一種のムーブメントみたいになってましたね。
時々。
しかも有料のフリーそうめんとかもあって、なんか本当はただで、
あーもうコンセプトがね。
なんかこう、もうあのアンコントロールブルーと言うか、もうそういうところまでこう、なんていうか、一つの文化を作ってるみたいなものを感じて、あれ、この人なんかやばいなみたいな。
他にも、なんだろう、うまい棒をテーマにしたコマドニーアニメの映画とかやってましたよね。
あーそうですね。撮ってましたね。うまい棒をテーマにしたストップモーションムービングを。
なんか行動力すごいし、なんていうか、本気度がすごいなっていうので結構。
今考えると恥ずかしいですけどね。
いや、でもやっぱりあれをやるかやらないかっていうのは結構大きな違いなんだろうなという感じはしましたね。
確かに確かに。やれるうちにやっておくっていうのは大事かもしれないですね。なんやかんやね、後で繋がるかもしれないんで。
そうですね。今でもこう記憶に残ってますからね。少なくとも僕の。
テッドさん会った時、僕の印象としては周りにいないタイプの人だなっていうのは思ってて。
その当時、テッドさんが学校の授業に出ずに何をしていたかっていうと、紙を折って財布を作ってたんですよね。
そうですね。
なんだっけ、A3でしたっけ?
A3、でもいろんなパターンがあって、今使っているのはA3の1枚の紙を折るだけで財布にするっていう。
09:00
それは未だに使ってるんですけど、パンフレットとかカメラのカタログとかを電気屋でもらってきて、それでホチキスを外すとカメラのブランドの財布ができるみたいな。
っていう、当時。
だから自分の持ち物に好きな製品のステッカー貼るとかあるじゃないですか、アップルのシールとか。
そうですね、そういう感じ。
そういうのと同じノリで、そのパンフレットをもらってきて、それを折って財布にすることで、それの財布を作るっていう。
そうなんですよ。持ち歩いて、で、程よく消耗するんで、その時好きなものの財布になるんですよね。
今はこの前見てきた横田ラノリの展示の時のパンフレットがちょうどA3だったので、お、これはと思って折って財布にしてます。
世界中にあるフォーマットですからね。
そうなんですよ。
その折り方っていうのを独自で開発してて、一回もハサミを入れることなく、折りを入れるだけで、ちゃんと小銭入れもついてる財布が折れるっていう、折り方、トール折でしたっけ?
一応トール折って言ってます。
トール折を開発してます。で、それを使ってなんかいろんな財布作って、見せてもらったりとかしてて。
そうですね。なんかプログラミングとかやり始める前は、折り紙だけじゃないんですけど、財布をいろいろ作って、売るというか、手作り市みたいなのにいろいろ出展して、
で、本屋みたいな看板、本って書いてある看板とか出して、で、本かなと思ったら本の形の財布売ってるみたいなこととかやってましたね。
まあ、大概変なことやってましたね。今考えると。
いや、ほんとどこに向かったらいいか全然わからなくて。
暗中模索の。
そうそうそうそう。
あとは、その、なんていうか、ジェネラティブアート的な作品を作ってましたよね。
全くそういうジェネラティブアート的な文脈から入るんじゃなくて、数学的な興味から入っていって、
そこからそれを単純に視覚化してみるとどうなるだろうっていう興味から、そういう作品にたどり着くっていう変わった方向をしてて。
もしかしたら王道、どうなのかちょっとわかんないですけど、スピログラフっていうおもちゃが小さい頃好きだったんですけど、
ギア、内ギア、なんていうのかな、物差しみたいなプラスチックの板にギアの形の穴が開いていて、
その中にちょっと小さいギアを入れてくるくる回すんですけど、
その小さいギアに穴が開いててペンを突き刺してぐるぐるぐるぐる回すと、花みたいな模様ができる。
はいはいはい。
これあの。
っていうおもちゃ。
これある世代にしか伝わらないのかな、もしかしたら。
いや、結構ね、知ってる人は割と多かったんですよ。
ただ今の言葉で説明してもなんかピンとこないかもしれないけど、見せたら、あ、これこれって思うと思う。
スピログラフのリンク貼っておきますんで、見たら多分、あ、これかいってわかると思うんで。
12:01
そうそうそうそう、100円とかで売ってるやつですね。
これスピログラフっていう運回ってなると思うんで。
その歯車に鉛筆を刺してぐるぐる回すっていう動きは、まあざっくり言うと、自転と交点の動きの組み合わせでできてるんですけど、
その繰り返しの周期だったりとか、そういうものが長くなってくると、結構手で書くのが大変なんで、ちょっとパソコンで書きたいなと思って、書き始めて、
で、なんかその延長線上で多角形をなんかいじくり回すと、例えば、線角形を変形させるとどうなるかみたいな話って手じゃできないんですけど、
あの、それコンピューターでやるとすごい、なんかグラフィックとして面白くなってくるっていう、線角形が線1角形になると全然違う表情になるとか、
そういうのを試していって、途中でキネクトが面白いなってなって、キネクトをなんかパラメーター代わりにして、
人が動くと多角形が動くみたいなものを作って、なんかいつの間にかインスタレーションみたいなものになってきたっていう。
そう、っていうのをもうすごい楽しそうに話してて、もうね、それが、なんていうんですかね、
なんかそういうの作る人ってだいたい、最終的にメディアート的なものに興味があって、そこからそういうのを作るにはどうすればいいんだろうっていう流れで、
プログラミングを学んだりとかしていくのかなと思ってて、普通は。そうじゃなくて、わりとこうピュアにスピログラフを手で回すのは疲れたからパソコンで回してみようっていう。
そのモチベーションから入っていって、最終的にその暗い部屋に3面でプロジェクターで投影して、キネクトで人が入ってきた音を感知して、
パラメーターを変えて、図形の巨大な渦の中に自分が入っていくみたいな感じができるっていう。
そうそうそうそう、あれは気持ちよかったな。
僕も体験したんですけど、ものすごく面白くて。あれは本当好きなんですよね。あれ東京でも見たい、やりたいなとはずっと思ってるんですけど。
確かに、今だったらなんかシャクッと数日あれば作れそうな。
あと空間ですね。
そうですね。
あれができる空間を探すっていうのが、なかなか大変そう。
広島だとね、意外と空間というか場所を確保する方法が色々あったから。
そうそう、僕ら二人とも広島で出会いました。
そうなんですよ。
広島大学だったんでね。広島だと銀行の地下っていう。
そうですね。
あれですよね。原爆の爆風を逃れるような。
そうですね。爆心地の近くで残っていた建物が旧日本銀行の建物だけ、あと原爆ドームだけだったんですよ。
15:02
唯一存在したような空間ですよね。
そうですね。石造りの重厚な建物だったから、ほぼそのまま残って、ガラスの破片とか突き刺さったのが今でも残ってたりはするんですけど。
今は銀行の施設じゃなくて、その平和関連のイベントをするために半分開放されているような場所ですね。
もうでっけえなんかこう、金庫の扉みたいなやつとか。
何十センチ、1メーターはないかな、何十センチぐらいがある大きい扉が、もう手で開けられないから開けた状態でこう置いてあるんですけど。
その重厚な扉の中を入ると、もう本当にひんやりした、こうなんていうのかな、散風景な。
うん、暗地上的な空間ですよね、四角い、何もない。
そうですね。
暗い。
奥行きがあったんで、奥の方に円形がポツンと出ているようにして、近づいていくとだんだん反応して包み込んでくれるような感じで円が多角形になっていくみたいな。
多角形っていうのかな。
模様として展開していって、かつその模様は全部サインとコサインで作っているので、音もサインとコサインで作ったメロディーみたいなのを他のアーティストの方と一緒にこう作って、
で、和音、和音イコールこの気化学模様の、なんていうか周期性と和音っていうのはちょっと愛情がいいので、ちょっとかけてみたような作品でしたね。
言葉では直接説明できない。
あれはなかなか、あの体験はね、言葉だとなかなか表現しにくいと思いますけど、ああいう空間はなかなかできないですね。
いやー、ほんとあれは今思えばだいぶ苦労したというか、グラボが変えなくて、もう3面出す力がなかったので、実は2面しか出してなくて、
そうなんだ。前と左と右の壁に対して投影してましたよね。
そう、実は前と左だけ投影して、で、右は左のやつを回転させて、要はスプリッターで分配したやつを、
へー、そうだった。
で、それが位置がずれないように同じ機種のプロジェクターを使って、かつ、画的にずれがないように2回対称な、判定させると同じ画になるようなものにして、
グラボさえ変えればそんな努力しなくてよかったのに。
そう、やっと買ったグラボが中古の5000円くらいのやつで、それでギリギリ出せる。
すごいな。今やるとなかなかもっといろいろできそうですね。
そうなんですよね。
みたいな。
だからその辺でいろいろ工夫してたのが、今というか後になってプロジェクションマッピングとか、センサーをどうやってしゃぶり尽くすかみたいなところにつながってくるっていう。
18:04
センサーしゃぶり尽くしてますからね。
そうですね。っていうのを作って見てもらって、割と面白いね、綺麗だねってで終わることが多いんですけど、なんていうか、割と褒めてくれたというか。
いやー、あれはすごいと思って。
フリーそうめんを作ってる、あずまくんが褒めてくれたんだから間違いないっていうね、ちょっと自信になっていたっていう。
あんま根拠の理由はよくわかんないですけど。
いやー、でもほんと、あんまりこう、なんだろうな、いなかったですからね、そういうの。
いなかったですね、そういうタイプの人は。
そう、なかなかその東京に来るとだいぶ環境違いますけど、広島だとなかなか出会えるタイプのあれはないですね、こういうのを作ってる人は。
お互いそうでしたね。
出会いっていう意味では広島で、まあいろいろお互いもの作ってるなっていうのを見ていたという感じだったけど、東京に来てから全然違う形で。
で再会したって感じですよね。
そうですね。何がきっかけで再会したのか、なんかそんなに会い続ける理由もなく、理由っていうか。
まあきっかけがなかった。
機会は元々なかったですよね。
何をきっかけに、まあ多分大きいきっかけはブラジルにつながっている穴を作った時にこう一緒に。
ああ、はい、っていう作品が。
そうですね。作り始めたんですけど。
そうですね。
待ってよ、なんでそうなったんだっけ?急ですよね。
まあ多分僕がなんかの拍子にポロッとこう作りたいんですよね、みたいな話をして。
うん。
そうすると、てっとうさんがすごいこう食いついてきて。
いや、めちゃめちゃ。
めっちゃその場でめっちゃメモとかでこう計算し始めて。
いや、なんかね、めちゃめちゃいいアイデアだと思って。
いや、これはもう逃しちゃいけない、最高のタイミングだって思ったね。
なんだったかな、なんか昼ご飯とか食べながら、ブラジルにつながっている穴作れたらよくないですかね、みたいな感じで言ったんですよね。
そうですね、確か僕が言って。
で、ん?ってちょっと、と言うと?みたいな感じだったような気がするんですけど、
まあ穴掘ってそこでプロジェクター使ってこうやったらできるじゃないですかね、みたいなことを言われて、
おお!って思って、なんていうの、当時プロジェクションマッピングとかちょこちょこやっていたというか、まあそういう会社にいたんですけど、
なんか、こうそんなに冴えたアイデアはあんまりなくて、まあ淡々とプロジェクションマッピングをしてたんですね。
でも、芝生に穴が開いてて首を突っ込んで、もうそれまではただもう芝生でただ穴が開いているっていう、
21:05
そこに首を突っ込むことによって、こう、ブラジルが見えるっていう、そのなんていうかUXっていうんですかね、自体が、
体験が。
もう体験としてすごい感性されていて美しいと思ったんですよ。
そういうところだったんだ、そういうとこで評価が。
もうなんの邪魔な、邪魔者もないし、そしてこう、なんていうか、頑張りをこう、頑張りを感じちゃうかもしれないけど、
あんまり頑張りばっかり見せてもしょうがないから、そういう、なんていうか、技術的な部分はちょっと裏に行って、
でもなんかプロジェクションの面白さっていうのをこう、かなり引き出していて、で、今だからこそできるっていう、
まあ例えばネットワークで遠くのカメラの360度映像をこう出すとか、そういうのは結構技術が育ってきた今だからこそやる意味もあるなと、
まあそこまで考えてたらわかんないけど、あの、ちょうどできそうだったんですよね。
それは結構わかるところありますね。
ちょうどこう、てっとうさんのスイートスポットにはまったんだろうなっていうのがあって、
技術的にこう、ただそのプロジェクションで壁に打つだけっていうのはもうやり飽きてるわけじゃないですか、てっとうさん。
そうですね。
仕事とかでガンガンやってるし。
でもその、えーと半球の球面に360度映像を普通のプロジェクターを使って投影するにはどうすればいいかっていう、ちょっと難易度高くて、
そうですね。
噛み応えありそうな技術的なテーマでもあるし、
そうですね。
まあコンセプトとマッチもしてるしっていうところがなんかこう、刺さったのかなと自分的には思いますね。
いやー刺さったね、刺さったし、いやーでも全体的になんだろう、良かったし、なんだろうな、
でも仮にその技術がもうだいぶ古くなっていたとしても、そういうものがあったら多分何十年か後でも十分面白いだろうなっていう気がして、
穴が開いてて、あそこ覗いたらブラジルが見えるんだって、で、もうそれだけでもういいじゃんと思って、最高だなと思って。
そういうものっていいですよね。
なんだろう、盛り付けとかじゃなくて、コンセプトの部分でそういう噛み応えというか、味がずっと出る鶴目みたいなもんっていうか。
そう、いやいいな。
それを実際に週末に何回も集まって、ちょうど鉄頭さんが働いてた会社がそういう場所を貸し出してくれたので。
なんか心の広い会社だったね、今思いが。
そうそうそう。で、当時、Tさんはこの間のゲストでも出てもらったんですけど、彼と3人で。
もともとTさんと僕が一緒のシェアハウスで住んでたんで、彼を誘って。
誘ったらめっちゃノリ気になってくれたっていうのが、結構ビジネスマインテッドなタイプじゃないですか、どっちかっていうと。
24:06
確かに。
うん、なんだけど、ノリ気になってくれたっていうのがめっちゃ嬉しかったですね。
基本なんかそういうノリのいいところありますよね。
ありますね。そういうとこめっちゃいいんですよね。
結構あれはでも大変だったから、3人でもちょっと人手的に大変だったけど。
そうですね。ただそういうなんか思いついたものを作るっていうために土日にわざわざ集まって汗かいて。
そうですね。
木材切り出したりとか、投影したりとか。
いやー。
こう勝手に盛り上がって、楽しいっていう。
楽しかったですね。
楽しいっていう。のをこう人しきりやって、こういうのを働きながらでもちゃんと土日にやり続けられるような。
そうですね。
集まりというか、そういう関係性を作りたいよなっていうのは常々あったっていうのがあったんで。
まあこれいいタイミングだから何か組織化っていうんでもないけど、
そうですね。
グループというか。
まあホワッとした集まりを作ろうかっていうので、名前が。
僕が最初に言ったんでしたっけ?イメージクラブにしようっていう。
イメージクラブは、そうですね、あずまくんが言って、いやでもイメクラみたいだからどうかなって言って。
まあ、まっとうなご意見。
その日は確か解散したんですけど、でも次に会うときまでにもうドメイン取ってたんですよ。
そうですね。ドメイン取るっていう押し込みが、僕のね、18番ドメイン取るっていう。
ドメイン取ったらこっちのもんですからね。
そうですね。でもドメインを取るぐらい押し切ろうというものを止めるほどの自分の自信もないし、
だいたい言葉に関しては、むしろ信頼を寄せてたんで、
ドメイン取るぐらい自信があったんだって思って、まあ諦めたというか。
決まり手ドメインですね。
そうですね。
まあ、他の名前だったらどうだったかっていう話はわからないけど、
イメージクラブという名前がイメクラと似ていることによって、
似ているというか、本体。
一緒なんですけどね。
イメージクラブで略してイメクラだからね。
そうなんですよね。でもそれによって何かがダメだったっていうことは今のとこないから、
そうですね。
良かったと思ってます。
Tさんが社内で共有してるGoogleカレンダーにイメクラミーティングみたいな感じで入れてて、
社内でざわついたっていう事件があったらしいんですけど、それぐらいですね。
それぐらいですね。まあわざとじゃないかな。
まあそんな気はする。彼のことだから。
そうですね。
そういうことでね、リスナーの皆さんもイメージクラブのことをイメクラと略さない方が色々良いかと思いますのでね。
そうですね。僕らも気をつけてます。
推奨しません。
まあ、というとこから始まって人数が増えたりして、今のイメージクラブがあるというか、
27:02
ただイメージクラブの記事をたどると最初の方はなんかやたらブラジルのことが書いてますね。
そうですね。楽しかったんでしょうね。きっと。
そうですね。
でもなんかブラジルに繋がってるなってこれ、設置が結構大変なんですけど、
まず鉄骨を運ぶだけで十数キロ以上あって、
半球が1メーター20センチとかの半球があるから、
担いで背負って運ぶようなものですよね、あれは。
で、それを運ぶともう完全にこう亀仙人みたいな感じで運んでましたよね。
なってましたね。電車乗り継いであれで。
なんかある時は広島大学の方に凱旋的に展示をした。
ああ、行ってたなあ。
あれはちょっと申し訳なかったけど、自分はいけずに東くん一人で設置に行って、
で、プロジェクター並べて、で、あのキャリブレーションというか、
まあ半球にマッピングするための設定とかをやって、
いやーお疲れ様でした、その時は。
めちゃめちゃ大変でしたね、あれは。
ほんとZさんが今までこんなことやってくれてたんだっていう、こんな大変なことやってくれてたんだっていうね。
いやー、まあちょっとプロジェクションのシステム側は僕が作ってたんで、
ちょっとあんまり人にこう触りやすく作れてなかったんですよね。
いやいやいやいや、だいぶでもあれはすごい助かりましたけどね、あのシステムがあるっていうのは。
そうですね、なんか一応ちょろっと一瞬説明すると、半球のマッピングって普通難しいんですけど、
ここから技術的な説明が入ります。
一瞬ね。
いや、がっつり言っちゃっていいと思いますよ、こんなの。
がっつりか、そうですね。
まず前提としてどういうものなのかっていうのを先に言っておくと、
芝生のように敷いてあるような板があって、で、そこに穴がポコって開いてるんですね。
で、そこに上からくびつくぶるようになってるんですけど、
その下に何があるかっていうと、半球、アクリルで作ってある、
そうですね。
縦横対を半分に切ったような形状のもの、それがカポッとはまってて、
その半球の中に頭を突っ込むみたいなイメージですよね。
で、その半球の表面にブラジルの360度の風景が逆さまになって映ってると。
なんで、視界としては地面から首をカポッと出したらブラジルが360度広がってたっていうような光景が作れるようになってるんですけど、
これ伝わってますかね。
伝わってると思います。
伝わってると思いますから。
確かにそのぐらい丁寧に言わないとわかんないですね。
で、その表面に投影しないといけないんですね、プロジェクターで。
そうなんですよね。
左右、東西南北みたいな感じで、いろんな角度からその半球の表側の面、
だから自分が首を突っ込んでない方の面ですかね、に投影しないといけないんですよね。
なんでかっていうと、内側から照らすことができないんですよ、首を突っ込むところだからそこは。
そう、そうなんですよ。内側だったら楽だったんですけど。
もう楽勝かもしれないんですけど、外側から点でバラバラな位置から撮るっていう、
30:03
そのぴったり位置を揃えて配置するっていうのは結構逆に難しいので、
そうですね。
点でバラバラなその大体の位置からそのプロジェクションをした時に、それが綺麗にくっついて360度の映像が出てくるようにするためのキャリブレーションシステムっていうのをTEDさんが作ってくれたんですよ。
なんかプロジェクターを1台しか使わなかったら半球にマッピングができなかったっていうのがまずあって、
そうですね、まず。
そう、半球に内側からプロジェクションするのは割と簡単なんですけど、外から、中から見るから外から撮らないといけなくて、
そうですね。
で、外からだったら1台だと半分か3分の1ぐらいしか見えないから、
だから最低2台か3台、4台ぐらいあると結構綺麗に映るんですけど、それで取り囲むようにして照射できるようにまずするんですね。
でもそれでじゃあどんな風に歪んでるのかっていうのを手でカチカチマウスでマッピングしてたらもう日が暮れるので、
頭から突っ込む穴の位置に何ていうか円周魚眼のカメラをつけて、
360度カメラですね、いわゆる。
そうですね。
それの地平線の上だけが見えるようなカメラタイプの、映るようなタイプのカメラ。
そのカメラで、プロジェクターで線を出して、その線が今どこに見えているかっていうのをカメラで追っかけて、
それで逆算するとプロジェクターでどのピクセルを光らせると、ドームのどこが光るかっていうのが分かるようになるんですよね。
で、その逆算したマップを持っておいて、実際の映像を流すと、その映像の点は実際にはプロジェクターでこのピクセルを光らせると、
実際の半球の位置に当たるぞっていう逆算ができるという仕組みが、仕組みっていうか仕組みを作ったというか。
これもう全然伝わってない気がする。
ありがとうございます。
読めなきゃいけない。
でもこれは言葉で説明するのがそもそも無理ゲーだったっていうのはあるかもしれないですけど。
ついでに言うと、プロジェクターの境目も分かりにくくするように微妙にぼかす機能があったりとか、
ちょっとゴミというか光が変なところから漏れた時のために消しゴムツールというか、消えたいとか。
そう、なんかね、フォトショップを自前で作ってんのかいっていうような。
なんかいろいろな機能を。
お絵かきツール的なのを。
そうですね、パス引いてこうトリミングしたりできるようになってましたね。
なってましたね。
BJ曲線で。
そういうのがあって、何とかかんとか自分で設置できて。
そうですね。
いやー。
元々その自分たちだけでこうパッと設置しに行って、午前中で設置が終わって午後に見せれるみたいな目標があったので、
Web Media Big Resaleっていう、Daily Portal Zが主催しているリアルイベントがあって、そこに出展したこともあるんですけど、
33:08
そういうところでパッと手早く設置できるっていうことが結構、
まあそのあたりで結構プログラムを簡単に操作できるように、
洗練させていくっていうミッションがあったんですよね。
そうですね。
結果的にはそのドームマッピングを世界一早くって言ったらちょっと、本当かどうかわかんないんで。
わかんないけど。
わかんないですけど、世界一早くセットアップできるようなものができた。
なぞの技能が身につきましたね。
楽しかったですね。
大学での展示は辛かったなあ、あれは。
なんかごめん。
ごめんとかじゃなくて、向こうも何なのかよくわかってないじゃないですか。
エンターテイメントなのか、それともアートでやってるのかみたいな、
前知識が全然よくわかんなくて、僕でやってる側もわかってないんですよね。
これはエンターテイメントだぞって思ってやるんだったら、もっとこう盛り上げをいろいろ考えたりとかするんですけど、
でもそういう気にはなれなかったんですよね。
でもなんかアートっていうのはちょっと文脈的に違うなっていう気がしてて、
っていうのでその配置するときにそれがちゃんとはまる場所っていうのが、
例えばWebメディアビックリセールであったりとか、
なんかこう独特のポジションではあるんですよね。
それはもうイメージクラブっていう活動全体がそうではあるんですけど、
そうかもしれないですね。
別に笑かしたくてやってるわけではないんだけど、
でもユーモアは絶対に手放したくないっていうところはあって、
すごい説明しづらいところですね。
なんで僕もイメージクラブって何なんですかって聞かれたときに、
すごいもごもごとした感じの説明をしてて、
物を作る人たちが土日に集まってまでやりたいような物を作る集まりですみたいな、
そうですよね。
そんな説明の仕事になっちゃいますね。
そうなんですよね。
しかもなんていうか、ある意味、
定義をしないこともイメージクラブの特徴の一つでもある気がして、
定義っていうか、誰がメンバーかっていうことも実は定義されてきたので。
すごいスワッとした。
だから多く数えると結構たくさん、何十人かな、いたかも、いるかもしれないけど、
括りをすごく緩くするとね。
そうなんですよね。
そうなりますね。
でも狭く数えると、なんかすごい、
4,5人とかになっちゃいますね。
4,5人くらいかな。
でもそこもすごく曖昧なんですね。
曖昧集団ですね。
でも定義をすることによって失われるものをなんとなく怖いと思っているような、
自分は定義をすると、なんか失われるものってどうしてもちょっとあるような気がするので。
36:01
そうですね。
線を引いちゃうと、その内側と外側が生まれちゃうんで、
当たり前のこと言ってますけど。
いやー、でもそれって、線を引いなど、普段から線を引き続けてると気づかないっていうか、
そんな気がしますね。
確かに。
それぐらいの曖昧な概念として、イメージクラブをずるずるとやっております。
そうですね。
多分ずっとずるずるとやりたいなと。
やれるのが一番いいなと思ってますね。
いやー、ちょっと書きかけの記事をそろそろ書くな。
僕もちょっと作ってるやつが、なんかうまいこといくといいんだけどな。
まあいいや。っていう感じでやっております。
これでなんか答えになってるのかな?
いや、めっちゃ、きっとなってるんじゃないかなと思って。
自分で言うのもなんだけど。
いやー、だから、作りたい人いたら一緒に作ったりできたら、
そうしたいなって人がいたら、それはそれで。
そうですね。結構周りにも声かけてみたいなっていう人はいたりはして、
でもなんかこう、自分でも分かんなくなってきてるんですよね。声かけ方が。
声かけ方。結構書けるのうまい方法ですけどね。
そう、ちょっと声の書き方が分からない理由の一つは、コロナで集まれないから。
そうなんですよね。結構ほんとそういうタイミングで声かけたりしますね。
集まって、なんかこう、波長が合いそうだなっていうのとか、
こう、一緒になんか作れそうだなっていう可能性を感じたら声かけたりするんですけど。
とか、まあ実際ちょっと黙々会とか一緒にやって、やってる間にこういうの一緒にやりませんか?とか、
なんか多分本当にこう一緒に作れそうな人って別に意識してなくてもそういう会話になっちゃうから。
そうですよね。なんか勝手にアイデアが出て広がるっていうのはありますね。
アイデアが出てしまったらもうちょっとそれを放置することはできないんで。
責任持って引き取らないといけない。
そうですね。そうなるとちょっとこう、まあ少し旗振りが一瞬必要になるけど、
まあよしやるぞってなり始めたら、まあ大体作るのが好きな人たちだったら何かしらのものは出てくることもあるし、
出ないときもある。出ないときもあるね。なんか出ると思って。
まあなんかそういう、こう、なんて言うんですかね、こう、何だろう、目的ありきじゃなくて、
こう、ほわっとなんか集まってもぞもぞやってるうちになんか生まれるみたいなものの作り方をもうちょっとこう生活に取り入れたいというか、
人生に残しておきたいっていうのがありますね。
そうですね。すごいおっきく出ましたね。
人生とか言ってる。
39:03
まあでも人生って言っても短いから、まあその実は人生っていうのはすごいちっちゃい、なんか遊びみたいなもんですよって。
そういう要素はね、とっときたいですね。
そうですね。
いやー、結構なんかしっかり話してしまいましたね。
そうですね。
今回、本当に興味ある人がどれぐらいいるのかっていうテーマではありますけど、
まあ1回ぐらいはこういう話をしておいた方がいいかもしれないですね。
せっかくなんで、ブラジルにつながっている穴の動画とかも多分リンクを貼ると思うので。
ああ、そうですね。リンクを貼っておきます。
あの、ああ、これのことかっていう。
これのことかっていうのは。
なんか、芝生って言ってたけど、なんか芝生の面積ちっちゃいなとか思うかもしれないけど。
いやー、頑張ったなあれ。
まだあの部材が結構邪魔というかなんか置いてありますからね。
ずっと残ってる。思い出として。
そうなんですよね。
まあいつでも展示できますからね。
はい。
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