全録音生活とは、ImageCat。
おはようございます、たともです。
てとです。
全録音生活っていうね、ちょっと気になるワードを見つけてしまいましてですね。
ブログとかで流れてたやつなんですけど、何かっていうと、録音デバイスを身につけて、自分が起きてる間もずっと自分の発言を録音して、それをAIにまとめさせるっていう行為。
めちゃくちゃですね。
それをやるサービスとかもあるんですけど、自前でそのシステムを構築してるっていう人がいて。
これは面白いなと思って、今日はその全録音生活の第一人者、いなじょぶさんをゲストにお迎えしました。
いなじょぶさん、こんにちは。
こんにちは、第一人者か分かりませんが、やってる人多分いると思いますけど、ブログは5月26日付けて書いたので。
読ませていただきまして。
ありがとうございます。
ということでですね、超久々のImageCastのゲスト。
ですね、いつぶりですか。
僕らもちょっとゲストなれがもうなくなってしまって、どうしたらいいんだっけって感じなんですけど。
今回はちょっと全録音生活というワードがちょっと面白すぎて、勢いでちょうどね、ちょっと界隈が近いというか、ImageCastを聞いてくれてもいたということで。
聞いてますよ、聞いてますよ。
そうなんですよね。
確かにゲスト会いつだっけと、ニセアズマさんとか出てきてたなと思ったりしましたけども。
ありがとうございます。
そういうことでちょっと勢いで声をかけさせていただきましてお呼びしました。
ちょっとね、自己紹介とかまあいろいろ軽くやっていただこうかなと思うんですけども。
むずい、むずい。
イナジョブさんですね。
アルファベットでINAJOBと書いて。
そうですね。
TwitterXのアカウントはINAJOB取れなかったんで、INA Underbar ANIっていうのが別のになってますけど、プライマリーはINAJOBです。
実は僕はINAJOBさんとお会い最初にしたのはリアルで、勉強会みたいなので、本当なんかもう10年近く前に実は会ったことがあって。
こっちは覚えてないかもしれない。何の勉強会ですか。
なんかもう覚えてないんですけど、なんかYahooかどこかでされてたやつでお会いして。
ニアミスする位置に興味関心仕事があるから、メーカーフェアとかには絶対すれ違ってんだろうなっていう気はしてるんだけど、なるほど、個体認識もされている状態だったか。
そうだったんです。ということで、自分はちょっとひっそり追い続けていた方ですね。
私もインターネット上ではよく見てますよ。
テッドさんも実はワークショップに参加していただいたことがあるという。
僕も行き当たりばったりで、ワークショップしますって大声で、ディスコードで言ったら来てくれたっていうすごいありがたいことがあって。
お互いすごい年の近い娘がいるっていうのもあって。
そうですね、そういうことを言っておかないと。
5歳の娘を育てておりますよ、私は。
何やらいろいろ作って公開して、電子工作も3Dプリントも。
家に3Dプリンターがありまして、電子工作もしています。
本業はウェブエンジニアなので、電子工作は完全に趣味の領域ですね。
ハードからソフトまでやってますね。
スキルセットはものすごくお二人と似ている気がします。
確かに、イメージキャストの二人をガッチャンコしてくっつけた存在みたいな。
僕はウェブやらないので。
あずま君は電子工作やらないので、合わせたらこうなるっていう。
スキルではそうかもしれない。
上位互換的な存在。
いやいや、それすると。
2in1みたいな。
ちょっと話をすると、私は割とものを確認のために作ることはするんですけど、
そこからメッセージ性のあるものにするところがあんまり得意じゃなくて、
イメージキャストを聞いていたりお二人の作品を見ていると、
そういうところをなんか俺もやりてみたいな気持ちもあったり、
いや、俺はそうではないかなと思ったりするところがあったりして聞いてましたよ。
早速1褒めいただきましたね。
ありがとうございます。
メッセージ性あったかなっていうのを結構こじつけで言ってるところもありますよね。
なんかそこまでやって作品って感じがするんですよ。
私はLEDチカチカさせてOKみたいなところで止まりがち。
LEDチカチカはやらなすぎですけど、海外の事例でこういうのとこういうのがあって、
くっつけたら動きそう、くっついたら動いた、終わりみたいな、そういうのが多くて。
今回の全録音生活も目に止まったとは思うんですけど、
録音して書き起こしできるよね、やってみましたっていうのがメインであって、
その裏に深い思想があるとかっていうのは、ありそうだなっていう気配は確かにするんだけど、
そこまで考えてやってるわけじゃなくて、
お茶目に作っちゃいました以上のことはなくて、
もしかしたらこれが世界を変える大きな発明になるかどうか知りませんけど、
そういう道筋があってやってるわけではないっていう。
そんなところにちょっと僕らの方が逆にメッセージ性を感じてしまったので、
この本とこれがこういうSFの話と関係があるのではみたいなとかは全く考えてないけど、
なんかあるんだったら聞きたいなっていう気持ちがあります。
ということでですね、稲城さんのやってることなんかについてはちょっと後のタイミングで掘り下げたいんですけども、
早速なんで全録音生活という行為についてちょっといろいろお話を聞きたいなと思いましてですね、
全然たぶん聞き慣れてない言葉だと思いますんで軽く説明をしていただけますかね。
はい、全録音、ちょろっと説明していただいた通りでマイクを首からぶら下げて、
首からぶら下げてといっても最近ウェアラブルレコーダーっていうのかな、
そういう端末は安くて手に入るようになっていて具体的には15ドルで、
ブログ記事を書いた時点では15ドルのやつを使っていたんですが、
ちょっと使い勝手が悪かったので今20ドルのやつにしましたけれども、
それスイッチをピッと入れると録音が始まって、
バッテリーさえ気にしておけば朝ピッと電源入れたら夜寝るぐらいに電源を切って、
もう1日中の録音データが手に入ると、まずこれですよね。
それは結構昔からあったのかな、なんかあったっぽいんですけど、
最近の技術として文字起こしができるっていうのが出てきているので、
これくっつけるんじゃないかというところで、出来心で今やってみたっていう感じですね。
文字起こしも、ポッドキャストだとリッスンとかあるじゃないですか、
文字起こししてくれるサービスがあるし、そもそもPodXとか作られてましたもんね。
なのでお手軽にできるっていうか、多分PodXをやられてるのを見て、
俺でもできそうっていう手の届く感が、もしかしたら、
全然考えてなかったけど、もしかしたらインプットの一つとしては絶対あるので、
ローカルのマシンで動かされてるって話でしょ。
だからこういうのってGPUのいいマシンがいるとかっていう先入観があったんだけど、
あれ、できるんだと思って調べてみると、
おだしょー 意外と時期が下がってきてるんですよね、今、文字起こしの。
三沢 というのがあって、練習もしたくて、文字起こしするためには音声データがないといけなくて、
私はPodcastをしてるんで、それでもいいんだけど、何かないかなというところで、
私大好きなアリエクスプレスっていう中国通販のウェブサービスがあるんですけど、
そこを巡回するのが自分も好きで、いろいろ見てる中で、
そのウェアラブルレコーダーっていうのが結構たくさんある、出品出品出されているっていうのを見て、
これ買うかって言って、いつもの、どうせ電子工作でなんか部品買うときに使ってるんで、
それのカートに一個足して入れて、届いたので試すっていうのをやって、
上から順番にそれを録音したやつを、ウィスパーっていう書き起こしのエンジンに加わせて文字起こしにして、
ただね、これを文字起こしするだけだとすごく変な、日本語ではあるんだけど辻褄が合ってない単語を拾っているだけのような。
おだしょー ハルシネーションみたいなのも起こるし。
三沢 起こるしっていう感じで、工夫の仕方はちょっとはあるので、ちょっとは工夫しますけど、
でもね、それ以上は無理だなっていうところがあるので、それをもう一回LLMに加わせて、
おだしょー なんかチャットGBT的なやつとかに投げると。
三沢 そうですね、これ書き起こししたやつですごい変になってるんだけど、なんかつり詰まるように戻してよとかって言って、
戻してもらうぐらいのところで、なんとか使える文字列にするってところまでできたよっていうのが今のところで、
ブログページにちょっと最後疑問形で投げかけているのが、という文字データが得られましたが、皆さんこれで何をしますかっていう感じです。
私はとりあえず5歳の娘がいるんで、5歳の娘に何か知識をインプットさせるときに、
頭ごなしにこういう現象があって、こういうものがあってって話をしても当然聞いてくれないんだけど、
何か日常の昨日あったこととかと紐づけて話すと結構聞いてくれることがあって、
虹って、昨日虹が出てたのね、虹は光の中にはいろんな色が実は入っていて、
それが曲がるんだよ、それで色が出るんだよって話をしたら聞いてくれるんだけど、
それは虹を見た次の日だから聞いてくれるんだって、いきなり虹とはとかって読むのダメじゃないですか。
だからそういうネタを引き出すのに使えるねっていうのはブログ記事にちょっと書いたんですけど、
なんかそういう話に今はしていて、ただなんかもっといろんな面白い落とし所とか活用例があるだろうなと思って、
それを世に問いかけるという意味でもちょっとブログ記事にしてみたという感じですね。
おだしょー ありがとうございます。
この全録音生活的なものが結構商用サービスのレベルだと、去年の後半から末ぐらいにかけてから、
プラウドノードっていうサービスが今あるみたいで、これも僕もなんか最近知ったんですけど、
なんかどんぐりFMでなつめぐさんが紹介してたんですけど、
これは月何万とか払って自動で録音したやつを文字起こしするみたいな、
それも外部サービスとそういうハードウェアのセットで売ってるみたいな感じらしくて、
それもなんかすげえなと思ったんですけど、稲城さんのすごいなって思ったのは、
それがもう全部ローカルでというか、ほぼローカルでオープンソースのシステムでそれが出来上がっているという、
だから外部にその情報を流すことがほぼないみたいな。
そうですね。
一個もLLMですね。
そうですね。ただLLMもローカルLLM試したことがあって動くんで、
私が気にしたのはプライバシーというよりはお金です。文字起こしするのは今はお金がかかっちゃうんですよ。
ただLLMはエミニとかだったら、そんなにレート気にすれば0円で使えるので、
0円で使えるんだったらいいものを使いたい。
お金がかかるのは嫌だっていう、その線引きで作ったところが15ドルっていうところですね。
自前絵でというか、自宅環境でシステムが完結しているようにするっていうのが、
鉄頭さんも自分でサーバーを管理したりとか、
鉄頭クラウドっていう自前絵のサーバーを持ってて、そこに自分の写真だったりとか、
Googleフォトとかじゃなくて、そこで管理するみたいな感じですよね。
やっぱ自前絵、なんでそうやってるのかって、まだうまく言語化できてないんですけど、
その方がスッキリするし、精神衛生上いいみたいなところがあってそうしてるっていうのはありますね。
でも音声に関しては月数万円かかるっていうのが、
自前でやると0円っていうのはもうコスト的なメリットも相当大きいから、
なんていうか、やりがいありますよね。
そうですね。私はそこまでは、自宅にフォトサーバーとかはあるけれども、
バランスよく使っていけばいいかなと思ってるんですけど、
文字起こしに関してはプライベートとかプライバシーとかそういう話じゃなくて、
単にお得だからっていう感じでローカルに寄せました。
そうですね、それは逆にできるようになったからこそやらないことに対して恐怖心が芽生えるというか、
そういう時代が来始めてるんだなみたいな。
確かにそう言われてみればそうかも。
最近写真はすごい好きだけど、動画はあんまり好きじゃなくて、あんまり撮ってないんですけど、
そうすると動画を撮ってないことに後悔しないかってことをうっすら不安に思い始めてるんですよ。
でも動画ってあんまり見返さないっていうのもあるし、ちょっと生々しすぎて、
自分はそんなに過去の動画を見たいっていう欲があんまりないんですけど、
でもなんか残っていることで良かったなと思った動画も当然たくさんあるから、
なんかだんだん我慢できなくなって全録画生活っていうね。
いや全録画もあるんじゃない?近い将来というか。
なんか全然ありそう。流れとしては、
確実にそうなっていくんだろうなという感じはしますよね。
なんかでも私は記録したくて録音してるのかな?いや記録してるんですけど録音は。
私は多分AIに食わせたくて、AIに聞かせたくて録音してる気がします。
おー、その観点は面白いですね。
そうですよね。
そうですよね。
私は多分AIに食わせたくて、AIに聞かせたくて録音してる気がします。
おー、その観点は面白いですね。
だから今AIは耳でしか私の生活を知らないんですよ。
だから今話者分離もできてないんで耳でしか知らないし、
私が娘か妻の誰が喋ってるかもわからないので書き起こしデータにはその区別がほとんどないんですよ。
明示して言ってない限りは。
だから分析をさせても上手くその部分ができなかったり、
あと絵本を読んでたりすると絵本の話と現実の話の区別がついてないので話が入り混ざったりするんですよね。
すごいな、AIから見えてる世界ってどうなってんだろうって感じですよね。
そうそう、で、例えばもし目があれば絵本を読んでるなってわかれば、
ここの音声はこいつらがお互いに言ってるんじゃなくて絵本を読んでるねっていうことがもっとよくわかるから、
そういう情報も与えてあげると正しくAIが世界を認識できるようになると思うんだけど、
今はそうなってないなと思いながら、
今見えてる状態でもどこまでできるかなっていうのをいろいろ試してるのであって、
取れちゃったウェーブデータとかは一応今保存してるんですけど、
AIに食わせるところまでテキストが落とせればそれは消してしまっていいかなぐらいに今思ってます。
なるほど、なるほど。
いやー、でもなんかちょっと怖いんで撮っとくと、なんか意外と背景のノイズからすら情景が再現される時代が来るかもしれないんで。
そうそう、やがて後からどんどん吸い出せる情報の量は増えていくはずだから。
ちょっとギリギリまでね、撮っといて。
MP3ぐらいにしておくのもいいような。
圧縮しとけば。
そうです。スクラフトもそうです。ウェーブで置いとくことはしないから。
そういう実際の全録音生活の現実みたいなところをもうちょっとお聞きしたいなと。
まだ3週間目なんですけどね。
いや、3週間すごいですよ。
3週間目の考えとしてはどうですか?
いや、だんだん飽きてくる。なんか、ほら、すごい3週間の間に機体の膨らむ時期から減滅する時期を辿っているなっていう。
すごい距離でハイプサイクル。
そうなんですよ。だから最初はこれ何かすごくAIを使って私の生活を良くしてくれたり、何かアドバイスをしてくれたり、とんでもないインスペーションを与えてくれたりするんだろうかと思っていたんですけど、
対して文字起こしもうまくできないし、わしゃぶりはできていないし、娘の言ったタロタロシー日本語なんかまともに撮れないし、みたいなところもだんだん見えてきて、
日本の読み聞かせが邪魔とかね。で、一方、私普段日記を毎日書いてるんですけど、その時にどういうことを書くかってだいたい決まっているじゃないですか。
こういうことをプロジェクトをやっててここまで進んだとか、娘が教皇だったとか妻とこういうことがあったとかって書くんだけど、
そこに一応書き起こしのデータから要約したものを見て書き足すようにすると、絶対にこの全録音してないと書かなかったようなことを書けるようになってきてるので、
そこが目に小さなできたこと、できてることかな、これがこの試みによってできるようになったことかなと思ってますね。
特に娘にした小話みたいなのは、完全に夜になると忘れているんだけど、それが出てくるので、なんか私ついつい娘に何かを説明したがるんですけど、何を説明したか覚えてないんで、夜になってこんなことを説明してたか俺は、みたいなのが出てきますね。
それめっちゃ面白いですね。
いやー、というか日記を毎日書けてるっていう時点ですごい。その上で、そこまでのディティールに迫れるっていう。
やっぱなんか、自分の主観で思い出す自分の今日の一日と、客観かどうかわかんないですけど、別の視点から取り出された自分の発言だったりとか、
記憶のしおりみたいなのが差し込まれる場所が違うじゃないですか。だからなんかちょっとそれは言い方を変えるとAIが自分の一日の見え方について別の視点を与えてくれるみたいな感じというか。
そうですね。君の一日はこうだったよって、そんなふうには言ってくれないけど、でもそうですね。体験としてはそうなのかもしれない。情報の流れとしてはそうなのかもしれない。
それね、なんかめっちゃ面白いなと思いますね。
あと子育てネタで言うと、子育てをしてる人にこれはすごくおすすめです。子育てをしているとめっちゃしゃべりません?子供に。
そうですね。
今こういうことがあって、こういうことがあって、こうだよねって全てのコンテキストを乗せてしゃべるしゃべり方をするし、しかもはっきりしゃべるので、そのしゃべり方がこの全録音生活にものすごく合っていますね。
なるほど。子育てやってる時の方が多分全録音の精度が良くなる。
私と妻がしょこしょこしゃべってるのも録音されてるんですけど、全然うまく書き起こせないんですよ。そもそも主語が抜けてたりとかするんで、丁寧にしゃべらないし、言葉も乱暴にはならないけど、文章が完成してないしゃべり方をしてるみたいで、全然うまく書き起こされないですね。
それ面白いですね。AIが聞き取れるコンテキストは子供にも聞き取れるみたいな。
今のこのAIでうまくその世の中、外の様子をAIに伝えようとしたら、YouTuberみたいな感じで全部説明しながら世の中過ごしていけば、子持ちじゃなくてもいいんじゃないかなと思いますけど。
そうです。見てください、あんなところに大きな雲があって、全部言わないとダメなんで。そういう感じはします。
言葉を与えた後で、今日1日のこれはデータですみたいな感じで渡すと、もしかすると今までのこの人はこの人と暮らしてて、この場所にはこれがあってみたいな情報から、よりハイコンテキストの情報を抜き出してとかできるようになるかもしれないですね。
ノートブック11とかにさらに加わせて、抽象度高い情報を取るとかも試してみて、全然把握してるなこいつっていう感じはあります。こんなタロタロしい日本語から、今日何やったか大体が合ってるみたいなところは取れてますね。
もちろん細かいのは取れてないんですけど、どこ行ったとか、どんなやりとりがあったかみたいなところはある程度取れたり。あと、バイブコーディングとかでプログラミングをAIに手伝ってもらうときとかに、どういう設計でやるかみたいなのをテキストファイルに残してもらいながらコーディングするようなやり方があるじゃないですか。
あれを真似して、メモリーっていうJSONファイルを用意して、そこにその登場人物の名前とその人物の特徴とかを書けるようなJSONを用意してAIに書かせるみたいなこともして、試すと今のところはパパとママと娘っていう箇条書きを作って、その下に私の分かってる情報をいくつか書いておくとAIが書き足してくれるんですよね。
そうすると、どこ出身とか、面白いことになるかなと思ったんですけど、それはそうみたいなことが結構多くて、もうちょっと工夫が必要かなと思うんですけど、例えばパパは疲労を感じている、一旦休憩したいと願っている。また確かに休憩を促すことがあるっていう。これは知識って言ってるんですけど、ある人にこういう属性があるってAIに書かせて、それが発見されたら数を増やせみたいな。今12回それを見つけたらしいんですよ、このAIは。
このメモリーは3日ぐらい持つので、3日分食わせて、1回しか使わなかった知識は3日目に全部消す。
おだしょー すごい、そういう仕組みにしてるんですね。
要するにごみ掃除をして、有効に活用できた知識は残るけど、ごみの知識は3日で忘れるみたいにして、それで残ったのがパパは疲労を感じており、一旦休憩したいと願っている。
おだしょー 3日間疲れ続けていただく。
疲れてるんだな、俺は。そういうこともできるので、コンテキストは1ヶ月とかも持たないですけど、3日ぐらいだったらなんとかできるんで、それを使って。
おだしょー 消すシステムにしたのはなんでなんですか?
コンテキストに乗らなくなるからです。
おだしょー もう量的に。
今日の1日のあったこととこのメモリーをAIに加わして、ようやくと新しいメモリーを返してもらわないといけないんですよ。
おだしょー なるほど。
メモリーが大きくなりすぎると要約もできないし、そもそもメモリーが行き帰りの分のコンテキストが取れないので、それが厳しいというのもあって、短くする必要がある。
おだしょー 現状だとこれぐらいのサイズに抑えておく必要があるという。
たぶんそうだろうなと思ってやっています。もっと切り詰めれそうな気はするんですけど、たぶんどんなに大きくなってもこの作業は必要なんだろうなと思っています。
おだしょー なるほど。そのうち人間は何ビットで表現できるかみたいな。人間とは何ビットみたいな結論が出そうな気がしますね。
なるほど、そういう経緯があっての今の形態になるってことですね。
逆算するとそうですけど、新しい技術が出たら遊んでるというだけではありますよ。
いなじょぶさんが死んだ後、墓にそういうシステムが埋め込まれてそうですね。
怖い怖い。
墓に質問できるっていう感じですか。
いなじょぶさんの全人生の知識体系が墓に保存されていて、いつでも追体験したりとか呼び出したりできるみたいな。
私、この間インターネットアーカイブから大学時代の日記を発見して全部取ってきたんですよ。
今、私の日記システムには大学時代の日記も見れるようになってるんですけど、大学時代の私の日記のいくらかをノートブックエレブに入れて、最近のポッドキャストの書き起こしをそれも入れて、2人で対話しろみたいなことをやって遊んだことがありました。
すごいですね。
現在の自分と過去の自分が対話するみたいなことを。
僕が子供を育ててるなんて信じられないよとか言ってましたよ。
めちゃめちゃ面白いですね、それ。
記録って残ってるとめちゃめちゃしゃぶりがいがありますね。
そこまでのことちょっとやってる人見たことないですけど。
すごいなんていうか、自分の人生のコンテンツかというか。
そんなことできるんですね。
ちなみにその会話を見て納得感はありましたか。
まず、立つんだけど、過去の自分と話すみたいなシチュエーションを知ってるような気がしていて、そういうフィクションとかあるじゃないですか。
そういう話に従ってるなって思ってみてました。
ちょっとそこは冷めてみてるんだけど、合ってるところもあるけどね、という感じでしたね。
なるほどな。
そうですね、やっぱり記録して見返すのは好きなんですよね。
その日記をずっと書いてるのも先ほど話しましたけど、
自分で書いて、それを後から見て、この時こういうこと思ってたんだみたいに単にアナログででもそれをするのは多分自分は好きで、
ポッドキャストも私やってるんですけど、その種たる目的も人生を濃くするっていうのをしたくて始めたんですよ。
人生を濃くするっていう、だから一回私が体験したこととかをもう一回喋ったり、まとめ直したりして、見返すことでお得に生きようみたいな。
お得に生きようっていうか、感じたこととか思ったことを、薄い人生じゃなくて濃くしたいっていうので始めてるんで、
多分全録音もそういう濃くしたいとか、自分から出てきたものを自分がもう一回見て、フィードバックを回す装置にしたいと思ったのかなと思います。
そうですね、人生を生きている感覚って過去の記憶がどれくらい濃密に入ってて、それが今の自分と繋がりを感じられるかみたいなのってめっちゃあると思うんで、
僕結構忘れやすかったりとか忘れっぽかったりするんで、結構人生損してるなって思ってるんですけど。
いやー、でもちょっと反面、なんていうか、僕も忘れてるなってこといっぱいあるけど、思い出すのが辛いからこそ忘れてるものも結構あるなという気もしていて、
そこに対して辛さみたいなのって感じることはないんですか?過去こうだったな、どうだろうみたいな。
全録音にしてるから、もしかしたら今後あるかもしれないですけど、日記の場合は書きたいことしか書いてないので、
すでに忘れたいことは書いてないと思う。そういうタイプの日記じゃないかな。
どっちかというとパブリックの日記の、インターネットアカビから見つけたっていうところからも分かるように、外に向けて喋ってるものだから。
見せたい自分が。
そうですね。私のすべてではない気がしますね。なんか外向きの自分だけですね。
なるほど。いやー、それですら僕は耐えられなくて全部消したことがある。
確かにそういう話はよく聞く。黒歴史とかいうやつね。
そうですね。
確かにミクシーの日記とかね。
人から見てどう思うかっていうと、たぶん大したことない普通の日記なんでしょうけど、やっぱりこう、中途半端に、
たぶん30年前の自分だったら別に、20年前くらいだったらかわいいとは思えるかもしれないけど、10年前くらいの自分って恥ずかしくて見てられない。
生々しい。
そのぐらいタイミングでアーカイブを削除していくみたいな。結果的に遠い過去は残らないみたいな状況にちょっとなってるような気がします。
過去の自分と決別みたいな。
あって良かったって思うこともそんなにはないんで別にいいと思うんですけどね。困らないよね。困らない。
いやー、でもそうやって楽しめてるのを見てると損してるなって自分でちょっと思う。
なんかさっき、そういう経緯でこれ作ったんですねって話がありましたけど、そういう経緯の糸みたいなのがたくさん見ることができるのは面白いとこかもしれないですね。
大学時代にやってたこの活動が、その5年後にこうなって、10年後にこうなって、みたいなのが20年くらいのスパンで見えるので。
すごいな。そういう流れが見える。
そうですね。流れがあるわけじゃないんだけど、それは見る人が流れだと思うから流れになってるんだけれど。
そういう流れを何本も何本も見てると新しく流れを考えることもできるだろうし、流れがわかるとその流れの先に何があるかみたいなところも気にすることができるのかなと思っています。
いやーすごいですね。なんか本当、組織とかに応用するとめちゃめちゃ求めてる人いそうなぐらいのことを個人、自分一人に対してやっているっていう超リッチな状況のような感じがしますね。
生き返ってるだけなんですけどね。
いやー、これ多分聞いてる普通の人からするとなんか変わったことやってる人がいるんだなっていう感じかもしれないですけど、でも5年後10年後とかになんか普通にめっちゃ当たり前の行為になってる可能性ちょっとあるなという。
そうですね、確かに。
なんか例えばドライブレコーダーとかって20年前とかは別につけてる人そんなにいなかったじゃないですか。
でも今は多分ほぼ標準装備ぐらい当たり前になってるじゃないですか。
あれって多分なんかその、絶対こうトラブルが起こる可能性があるとか、なんか事故になったりとか煽り運転をされたとか、そういうことが起こったときにどっちが悪かったのかとか、そのをはっきりさせるためのなんていうんですかね、保険というか装備としてあるから、あれがないとちょっともうちょっと怖くて乗れないわみたいな感じの感覚がちょっと当たり前になってるじゃないですか。
なんかそういう感じで普通に求められていくんじゃないかなっていうのがあって。
あのちょっとSFの話になっちゃうんですけど、好きな話でテッドちゃんというSF作家のイブキュっていう短編集の中に入っている偽りのない事実、偽りのない気持ちっていうストーリー、短編の話なんですけど、
その中に自分が見たことをすべて記録してクラウド上に保存されてて、それが必要なときに検索して取り出せるっていう、その検索もなんかちょっと頭の中であれなんだったっけって口に出そうとしたぐらいの速さで、この網膜ディスプレイで画面の視界の左下にそのときの映像が出てくるみたいな仕組みができてて、
そんなんがあったら、絶対その言った言わないみたいなトラブルとかも避けられるじゃないですか。あのときにあなたはこう言ったのよ、いや言ってないみたいな、そういうのもなくなるし、なんか裁判だったりとかでもめちゃくちゃこう使えるし、それがもし完成してしまったら、もうそれがなかった時代のことなんか考えられないぐらいの存在のものになってると思うんですよね。
なんていうんですかね、で特にそのAIによって、なんていうんですか、人と人との関わりっていうのがどんどんちょっと恐ろしいものになっていくっていうのが、あのダヴィンチョー・オスレザンさんが言ってたのが、他者の災害化みたいなことを言ってて、どういうことかっていうと、その今のLLMとかのAIって、その人間に対してすごいカウンセリング的に関わってくれるというか、もう絶対に傷つけたりとかしないじゃないですか。
普通の人ってなんか普通に人と話してるだけでも、なんか向こうにもなんか事情があったりとか好き嫌いは絶対あるし、なんか話してるうちになんか不和が起こってしまって、どちらかがどちらかを傷つけちゃうみたいなことは当たり前にあるけど、まあ我慢して生きてたんだけど、そのAIってもうそういうなんか摩擦一切なしですみたいな。
自分の人生の恥ずかしいことだったりとか、人に見られたくないことだったりとかそういうのも含めてなんで。
ただそれが今の稲城文さんがやってるみたいに、自分のところだけでできるだけ完結するようにするみたいなこととなってくるとまたちょっと変わってくるかなっていう。
あとなんかさっき最初の方に話をしたAIに世界を見せているっていう面で言うと記録する必要はなくて、
例えば3分で揮発するので良いからAIに音を聞かせてあげるし、音声も画像も見せてあげるみたいなことは、
例えばスマートフォンの操作の延長線とかにあるのかなと思っていて、
それが全録モードにするとその記憶は永続化されるし、インスタントモードにするとAIが必要なところまで読んだら、読み終わったら全部消してくれるけど、
それで何か受け答えとか生活を便利にする手助けをしてくれるとかっていうのは普通にあるから説中案というか、
そういうところが落としどころなのかなと思ったりしました。
今でもチャットGPTのアプリとかでカメラとか音声とかそういうモードがあるから、それでちょっと外見せてあげて、
この花何?みたいなのとか聞いたりしますね。
それが多分当たり前にメガネとかについて、ふっと何かしてほしいと思った時にはそれがされているぐらいにはなるんだろうなという感じがしますよね。
っていうのが何かもうめっちゃ当たり前になるっていう時代の匂いを若干感じてますね。
そうですね、何か今10年後ぐらいの人間の姿をこう1回何だろうな、先にやっといてくれてるっていう感じはあるかもしれないですね。
録音のとこだけはでもそうですね、多分全録音はしてるだろうなっていうのは感じますね。
こんな泥臭くナレッジを取り出してとかしないとは思うんですけど、録音されてるでしょうね。
いやむしろそこをナレッジを取り出しての部分こそ未来を感じます。
録音まではまだイメージできてたんですけど、そこまでの使い方、例えば稲城さんが10年後か20年後とかになったら、
音声データがどちらにもあって、それでその2人で対話させると、多分大学時代の日記よりも遥かに精度の高い会話になってると思うんですよね。
そういう使い方っていうのはちょっとあんまり想像できてなかったので、話聞いててむしろその使い方の部分で未来行ってるなっていう印象がすごいあります。
そうですね、ナレッジを取り出すとか視点を取り出すみたいなのは面白いなと思って。
ナレッジって言い方がまた面白い。すみません、あずまくんがなんか言い落とし。
テッドちゃんの話続きなんですけど、あれっていろんな情報が出て便利だねって終わる話じゃなくて、結構自分の人生だったりとか重要なことだと思っていたものが記録によって覆されてしまうみたいなことが起こるっていう話でもあるんですよね。
だから自分はこういう事件が起こったけど、こういうふうに強く心を保って、その結果娘にはこういうふうに慕われるようになったみたいなセルフストーリーがあったはずなんだけども、実は記録を見てみたら全然そんなことなかったみたいなことが起こったりとかしちゃったりとかするんですよね。
だれだれ視点で2回やるやつですよね、映画とかで。
っていう話があったりとか、ちょっといろんなストーリーがクロスフェードするような話なので、ちょっと読んでみてほしいんですけど、なんかね、自分がこう俺の人生はこうだって思ってるものって基本その今まで一人称視点だったじゃないですか。
なんかそこに対してその記録でその客観的な視点で刻まれたものが何ですかね、反論のしようもなくそこに現れてしまったときに、なんか自分の人生の捉え方の自由が奪われるというか、っていう怖さもまたあったりとかするなと思って。
すべての記録が残ったときに。
というのはちょっと抽象的すぎる話かもしれないですけど、なんかそういうのもありつつ、でも逆に言うとその記録、自分がこういうふうに話したとか、なんかこういう状況になったことがあるみたいなのを、逆にこうなんかAIに自分の人生を逆にこう他の捉え方をしてもらうみたいなことというか、
語り直してもらうみたいなこともそれはそれでできるんじゃないかなっていうのもあって。
自分の記録が残ってて、主観的にはこういうふうな人生だったとか、なんか無脱の上がらないサラリーマンだったみたいな感じに捉えてるけど、いやあなたはなんかこういうタイミングでこういうことを言って、それはすごく称賛に値するスタンスですよみたいなとか、
なんか他の捉え方をさせてもらえるみたいな、いろんな種類のね、それも。なんかそういうことをもうなんかできるんじゃないかなと考えると、そんなこうディストピアすぎるものでもないなと。
確かになんか若い時にこれしたくないなって思うな。
そうそうそう。僕もめっちゃそれは思って。
青年か全6音してるのは、勉強しか必要ない人だと思うな。
そうそうそう。18歳未満使用禁止にした方がいいなと僕は思います。
僕もいまだにだってなんか1週間に3回ぐらい、なんか10年前とかの自分のやった嫌なこととか恥ずかしい言動とか、そういうのを思い出してうわーっていう。
そうそう。自分もそんなひどいのはなかったと思うけど、その時代はリセットできない、できる権利みたいな、なんていうのかな。
そうそうそう。
それは持ってないと、すごく生きづらくなるだろうなっていう感じはしますね。
自分で自分のことを忘れることができるからこそ生きていけてるみたいなのはあるじゃないですか。
私もたまたまでも年によるものじゃないのかもしれないって考えると、ちょっと恐ろしいことというか、何か私の何かを制限する行動なのかもしれないなというのを話していて思いましたね。
うーん。
辞めるつもりはないんだけど、何か今はそういうことが起きないと信じてるからこれができてるんだなっていうふうに思いますね。
はいはいはいはい。
なんかあの、結構人生観変わるほど、考え方というか思想が変わるみたいなタイミングがあったりすると、一気にその前前後でめちゃめちゃ自分自身が乖離して見えるというか、
例えば信じていた宗教を信じなくなったみたいなことだったりとか、戦争が正しいと思っていて終わったみたいなことだったり、
まあいろいろあると思うんですけど、何かそういうかなり、何だろうな、断裂がある場合だと特にそういうことが起きそうな気がするなと。
ただとは言っても、結局人間が使いたいようにしか使わない技術ではあると思うから、結局どういうふうに、何だろう、再構成したら心地いいかっていう方向でしか使われない可能性が高いっていう意味では、
おおむね心地いいものになるだろうなと思いつつ、何だろうな、気持ちが暗い時に使ってしまうと、暗い方向の増幅も同時に行われるんだろうなっていう、
何か自分はダメな人間だと思いたいような心理状態の時にそれを使ってしまうと、本当にどうしようもない人間としては自分を見つけ出すことも可能なんだろうなっていう。
ちょっと変化を妨げてしまうというか、自分の何か一貫性というか同一性みたいなものの檻に閉じ込められてしまう可能性が。
それもすごいありそうですね。
そういう怖さも払いつつ、でもその実験段階なんで、どういうメリットでメリットがあるのかみたいなのは、今試してるところですね。
今自分で日記を書いてるんですけど、スクラップボックス、個選数をご存知だと思うんですけど、日記の中でこれはっていうのは日記から切り出して概念のページを作るんですよね。
自分のイメージみたいなのを作ったりするんだけど、そういうのがどんどん溜まってくると、自分がネガティブに思っていることばかりが集まったページもできるし、すごくポジティブに思ったページもあるし、
人を育てることについてとか、いくつかのトピックというかグループに分かれてページができる。これが多分全録音生活というところのナレッジになっていて、
そういうのたくさんあるのをどう処理するのかっていうのが、この全録音生活においても、私の日記においても課題になっているんですよね。
これはラグとか言われてる分野だと思うんだけど、何かある問いがあったときに、それの答えを出すのに参考になるナレッジを取ってこないといけないんだけど、
それをどう取ってくるかとか、っていうところをどうするかとか、あとたくさんナレッジができました、1000個ありますってなったときに、どうすんのこれっていうのがあって、
それがさっき言ったと、どう取り出すかとか、どう手繰り寄せるか。ネガティブなものばっかりを手繰り寄せるようなことがしたいのかどうかとか、
そういうところになってきて、それは書き起こしでも何でもそうなんだけど、記録を全部残すようになってきて、写真や動画でも現在すでにそうなってると思いますけど、
あのときのあれとかっていうふうな取り出し方をしないじゃないですか。ってなったときに、この撮った写真を見て、いつ見返すんだとか、
何か全てを知ってる第三者がいたときに、ほいって言ってこの写真を渡してくれればいいはずなんだけど、それは何なんでしょうねっていうところが、
まだ分からないし、どういうふうなことをされるとうれしいのか便利なのか、コンテキストがめちゃくちゃ大きくなって全部乗るっていうのが先に来るのかどうなのかみたいな、そういうところがちょっと気になりますね。
いやー、いろいろ課題が見えてきている状態。
でも、何て言うんですかね、すごい大きく言うと編集の問題というか、自分の人生っていうネタというか、データベースがもうどこかどこか積み重なっているところで、それをどういう方向性を持って編集するかみたいなところで、
その編集権限をちゃんと自分で掴んでるっていうことは結構大事だなと思うんですよね。それを大企業に任せて、あなたはこういう人生でしたよみたいなことを押し付けられるんじゃなくて、データはここにあって、それをどう解釈するかは自分が権限握ってるみたいな状態を作れたほうがいいなと思う。
そういう点で、いなじょぶさんがやってることがすごい面白いなっていう感じですね。
つまみは握っておきたいですね。
そうですね。という感じなんですけど、だいぶ話しましたね、全録音生活について。
ここでもう終わっちゃってもいいんですが、もうちょっといなじょぶさんについていろいろ話したいなということで、ちょっと短めの後半でいなじょぶさんの話をしたいと思います。
ということで、いなじょぶさんの紹介がちょっと甘い感じで、全録音生活の話をしたくてしょうがなかったので突っ走っちゃったんですけど、結構ポッドキャストとかもされてますよね。
そうですね。もう100、エピソード100を超えました。やりました。
2年ちょっと。
すごい。
いやいや、そんな、もっとやってる人にすごい言われたわ。
ただ、1人のポッドキャストなんで、よく1人でしゃべるなっていうのはあるかもしれないですね。
そうですね。デジタルファブリケーションと呼ばれてる分野なのかな。
結構個人のものづくりですよね。
そうですね。
割と。
個人のものづくりで、海外の事例を日本語で3行ぐらい書くっていうのは、
ブログかそれはっていう感じではありますが、
はてな、ブックマークがたまたま他の人にも見えてるぐらいのノリではありますが。
そんな感じ。
これを継続してずっとやり続けてるっていうのはすごいなと思って。
これはそうなんですよ。これしかないなと。
これなんか育児を始まる前ぐらいに、育児の間大変私は窮屈な生活をすることになるだろうと思って。
ものづくりが好きで手を動かしたり電子工作をするのが好きなので、
人から聞く限りそういう活動はあまりできなくなるだろうなという気配がある中で、
隙間時間で何とかやりたいことをなんかできないかなっていうので、
見つけたというか考えたのがこれですね。
先手を打って。
そうですね。
すごいですね。
だからアウトプットはやめようって思ったんですよね。
一旦制限して電子工作とか工作系のアウトプットをしようと思って、
どうしても手を動かしたり試行錯誤のプロセスが入るじゃないですか。
手を動かしたり試行錯誤をするということが、そもそも時間の見積もりがめちゃくちゃ難しいので、
限られた空き時間でやるっていうとストレスしかないなと思って。
もっと絶対に5分で終わるとか絶対10分で終わるようなことで自分が楽しめるようなことないかなと思ったときに、
インプットであればブログ記事を1個読むっていうのはおそらく何かポックを1つやるよりは角度が高いでしょうというところで、
人の記事を読んで、この人はこういうことをしてこういうのを作ったらしいっていうのを書くっていうか、
自分がインプットすることがしたかったんですけどね。
インプットするっていうふうにして、ただインプットするだけではあれなんで、
ちょっとどういうものか書いておかないと3年後だと私は忘れると思うんでって書いたやつがたまたま公開されているのが、
このイナジョブのいろいろレビューですね。
いやーでもこれそれ簡単に言いますけど、やってみたらわかると思いますけど、
たとえ1日3行とかそういうぐらいでも、毎日これをやり続けて、
常に新しいインプットから出し続けるみたいなのって相当大変だろうなと思うんですよね。
習慣にしたっていうかですね、習慣にならないと難しいですよね。
習慣化するのすごくうまいですよね。
ね、確かに。
全録音生活とかもそうだね。
全録音。
そうですよね。
毎日録音ボタン押してますもんね。
日記もそうだし。
僕ら足りてないものがここにある。
そうですね、全人類の99%に足りてないものかもしれないですが。
習慣化力が半端ないっていう。
いやまあ習慣化できたやつだけが続いているというだけでわかんないけど。
生存者は。
出せきにたくさん立っている、そしてそのうまくいっているのがまだ残っているっていう感じなのかもしれない。
いやー、出せきにたくさん立つこと自体がなかなかすごいことですけどね。
そうですね。
それを聞くと、じゃあ辞めたけどかつて続けていたことがどれだけの数あるんだろうっていう。
逆にその深みを、そこの知れなさを。
覚えてますね。
覚えてますか。
普通にエンジニアとして仕事してますけど、普通にライターとか編集者としてやっていけるんじゃないかっていう。
習慣で何とかなればやりたいですけどとか。
でもそうですね。
それと別でそのものづくり、自分でご自身で作られているもののブログとか。
僕が好きなのが、ヘングバンド専用機というものを作ったという記事で。
これはそもそもヘングバンドっていうもの自体がむちゃくちゃマニアックなゲームなんですけど。
僕がたまたまドハマリした時期があって。
それはこのゲームをやるための機械を作ってるんだみたいな。
そういう驚きがあってすごい好きだったんですけど。
フックがフックの多い作品だからな。
3Dプリンターで筐体を作っているし。
そうですね。
キーボードと画面がついてて。
ヘングバンドって知らない人のために説明すると。
風雷の試練とかトルネコとかのいわゆる不思議なダンジョン系の超元祖のゲームがローグっていう。
パソコンでまだ画像を出すことすらできなかった時代に文字だけで主人公とか壁とかモンスターとかを表現してダンジョンをうろつき回るみたいなゲームが誕生してたんですけど。
それの変化系というか。
その進化で現れたヘングバンドというゲームで。
割とこういうローグ系の中では僕もプレイできるぐらいだったのでとっつきやすいというか。
ヘングバンドは日本語化されているので。
そうですね。そうやりやすい。
日本人のウケがいいとかいうのをこの画面で言うなという感じですけど。
僕は知らないゲームだったんですけど。
画面見たら文字が並んでるだけっていう文字と四角とか。
アスキーアートで。
アスキーアートですね。
これがめちゃめちゃ面白いですよ。
はまったらね、いくらでも時間通せますよ。
フライの試練より面白い。
よりね、掘り下げ買いというかコンテンツ用だけで言うととんでもないんで。
文字だけで構成されてるけど、そのゲームの深さと言ったらもう。
オープンワールドに近いのかなイメージとしては。
そうですね。
オープンワールドでもう場所が全部ほぼ自動生成されてみたいな。
フィールドが。
なるほど。
ちょっとはまると怖そうですね。
死んだらゲームオーバーで何一つ残らないっていう。
シビアですね。
超シビアですよ。
そういうね。
ヘングバンド面白い話だった。
それをするデバイスの側を作っただけですけどね。
それを作ったという。
2018年。
多分3Dプリンターを買った翌年ですね。
何か作りたかったんでしょうね。
なるほど。
2018年にヘングバンドが出てくるか。
確かに。
そういうのも含めて。
周りに受けるとかそういうんじゃなくて、自分が好きだからこれを作るみたいな。
なるほど。
魂を感じたのもすごいいいなと思いましたね。
最初に話したように、何かを作りたくてやってるわけじゃなくて、これできるじゃんって作っていたりするので、その時面白かったものとかがそのまま作品の一部に入っているんでしょうね。
一言みたいですね。
そうですね。
百感的な視点。
さすがに2018年だからか。
確かに。
もはや一言。
7年前か。7年前って何か人のような自分のような。
そうですね。
割と近いですけどね。子供が生まれる前っていうので結構ダンデスがあるかもしれないですね。
そうですね。何かブームがあって、その後多分私は携帯ゲーム機を作るみたいな話にのめり込んでいた時期もあるし、電子楽器を作るとかもあるのかな。
その2つが心象なのかな。それ以前っていうか、期限前っていう感じがします。
電子楽器もね、作り続けてますよね。
そうですね。電子楽器とちっちゃいゲーム機みたいなのはずっと好きでやってますね。
というものづくりもされているというですね。
すごいな。結局何ていうか、いろんなことをやりすぎて善用が。
それこそモトクLMに言えないとわからないぐらいいろんなことされてますね。
でもそれとイメージキャストというかイメージクラブみたいなところがすごく、ああいう人たちの一員と慣れているかなと思いながらやっているっていう感じなんですね。
ぜひ記事書いていただければ。
それはぜひ。
一員なの。
あれは特に一員の定義がなくて、最近記事を書いた人が定義なので、今メンバー0人なんですよね。
なるほど。そっか。発起人も外れてしまったみたいな。
そうそう。止まっちゃってるからね。
という状態ですので、ちょっと存続してすらないので、何ですかね。
でも何か一緒に作るとかでもできたらすごい楽しそうな気がしますね。
なんか、ぜっとうさんのワークショップにも来てもらえてるし。
そうですね。またワークショップ、今度大人向けで何かしようかなって。ワークショップっていうよりは黙々会の方がいいかもしれないですよね。
難しくて、今5歳の娘がいるじゃないですか。ってなった時に、みんなで集まってワイワイっていうことをやりたい気持ちはあるしできなくはないんだけど、やるために払うコストみたいなものが見合ってるのかどうかっていうところが。
これね、めっちゃ共通の苦しみというか課題感持ってると思います。
そうですよね。
結構やっぱその、博打というか、何かものを作るのって、全然時間かけたけど全然できませんでしたみたいなこともあるじゃないですか。
ありますね。
私、何かこんな楽しそうなことだけしてていいのかみたいな。
妻に子供を任せて何かこうゆるゆる集まって何かこうちょっとおしゃべりしたりもの作ったりみたいなのやってていいのかみたいなのともちょっとある。
あるし、娘もいるからせっかくだから娘絡めたものをやっといた方が今時間の有効活用としてはそっちの方が正解じゃないと思ったりすることもあります。
ものづくりとその子供っていうのは結構ね掛け合わせワークショップとかされてるからあのごとにだとちょっとあるので、そっち側を今はやっとく方がいいのかなと思ったりもするんですよね。
すごいですね、本当に。
一つの景色が作られてる感じがして。
雨が降って、川が作られて、そこに池ができて。
そこに魚が住んでてみたいな。
魚が海に流れていくみたいな。
そういうものができてる感じがして。
すごいなと思いますね。
それで言うと、もう一つ、井戸端ってこれは私が管理してるわけではなくて、コセンスを使ったコミュニティで井戸端っていうところがあって、ここがやばいんですよ。
イナジョブ側でもちょこちょこリンクが流れてきますけど。
イナジョブ側にいる人はあまりこっちには行ってないんですけど、私がたぶんリンクを貼るので。
結構独特のコミュニティが作られてる感ありますね。
井戸端というコセンスのプロジェクトですけど。
そうですね、ウィキのシステム、共同編集ができるウィキを使って、なぜかSNSに人たちがいて、そこに私はどっぷりと使ってます。
これはなかなか外に出てこないインターネットって感じで。
全然パブリックなんですけどね、誰でもジョインできるんだけど。
何かの中に入ったっていう感じはありますね。
これはデッカイディスコードに入ってるときみたいな感じもありつつ。
そこで結構チャットとか対面しなくても、情報の流れを制御するだけでコミュニケーションできるんだみたいなのを勉強したような気もします。
これも子育ての話でファブウィキを作ろうってなったんですよ。
自分一人でやっててもあれだし、事例を紹介するのが必要だってなってファブウィキを作って、
ここファブウィキはコセンス上、スクラップボックス上にあるので複数の人で作業ができる、書けるんだけど、
じゃあどうやって人を呼び込むみたいな、私が勝手にページぽこぽこ作っていくのはそれはミニマムでできるとして、
どうやったら巻き込んだりとか、私に来てほしい人が集まってくるんだろうっていうのは全然わかんなくて、
いろいろコセンスのプロジェクトを漁っていくとこの井戸端ってとこがやけに盛り上がっているかと思って潜入していったら、
ミイラ取りがミイラになっていたという。
でもそこのエッセンスを活かしつつ、この情報の流れみたいなところをデザインするのの参考にもなってるのかなと思います。
なんかコンテンツを中心としつつも、でもその周りに人が流動している感じというか、
これはなんかすごい面白いな、こういうコミュニティ、ちょっと覗いてみます、僕も。
いやーすごいですね、なんかコミュニティにいろいろ参加したいなとか作りたいなって思いつつも、一定数増えるとだんだんストレスになってきちゃって、
なんかそれで続かないっていうことがあるので、これだけのいろんな関わりを維持しているっていうのがすごい尊敬ですね。
いわゆるコミュニティコミュニティした作り方のものではないというか。
そうですね、マネージしなくていいので、みんな黙々とやってるだけなんですよね。
なんか仲良くしましょうよみたいなノリじゃないじゃないですか。
そうですね。
人を中心としてない感じというか。
ただその流れがあって、情報の。
あとあんまり盛り上がってないんで喧嘩とかもないんで、コミュニティマネージャーっぽいことはしなくていいっていうのが大きいかもしれないですね。
ネタ的にも、そういう揉め事の起きにくいネタなのかなという気もしますね。
事例とかこうやってやったよっていうことなんで、揉めようがないから。
いやすごい参考になります。
すごいですね。
でも3Dプリンターのノウハウとかのスレッドでも、普通に喧嘩とか起きてるの見たことがあるので、
いやそれはそうじゃない、こっちの方がいいとか言って。
結局やっぱ起きる雰囲気、起きない雰囲気っていうのはどちらにしてもあるのかなっていう気はしてますね。
それは個性質が強い。別れたら別れたところでページを切って、じゃあそういう人もいますねっていうふうにできるので。
あんまりそんなこと起きたことないけどね。
適度に小さい世界でちょうどいいサイズ感なんですかね。
あと人のコミュニティに入るの方がリソースを割かれる感じがするので、
ファブ域も育児スクラップボックスも私が主なので、
ここの中で言うと稲城部側もそうでしょってなると井戸端だけが私がお邪魔しているところなので、そんなに気にしないかな。
あと、ポッドキャストコミュニティには入っているという認識はありますが、一人ポッドキャストなので入ってはいるが、
特に双方向のコミュニケーションはしていないので、そこもそんなに気にしていないかな。
すごい人みたいになってしまいましたが、たぶん同じような人だと思っています。
みんなそれぞれ自分のやりたいことをやっていて、アウトプットが見せ方が上手い、下手が上手い、下手じゃない。
種類が違うなと思っていて、やっぱり私はテッドさんとかアズマさんたちがやられているようなソリューションとして、
ものづくりを紹介するようなものも憧れがあるというか、そういうやり方もあるんだなというふうに見えているし、
おそらくそちらからも単純に技術のこのタクトスイッチがめっちゃいいとか、めっちゃ調べて並べましたみたいなのが、
それはそれでいいと思われていると思うんだけど、そういうそれぞれの違う出し方、違う取り組み方みたいなのが見えているんだろうなと思います。
知らない景色が見えるというか。
そうですね。でもすごいなと思うことの裏には、そういうことをやりたいなと思いながらできていないっていう側面もちょっとあるなと思うので、
僕も記録し続けるっていうこととかも、やりたいなと思って突発的に始めて、挫折するっていうのを繰り返しているから、
だから、記録をたくさんつけているっていう状況を見るだけでも、
広報集感じる。
そうそう。やりたくてできてないことをできているっていうふうに見えるし、
スクラップボックスもいっぱい作ったような気がするんですけど、残ってないし、残ってないというか続いてないし、
それが続けられる状況を作れる人もいるんだなあ、ここにっていうのをすごい広報しいなと思って。
それに関しては、います。いるところは間違いない。
いたんだ。ということで、もうちょっと時間も時間なんで、締めに入っていこうとは思ってますが、
いなじょぶさん、何か告知したいこととかってありますか?
とりあえず私のコミュニティはしゃべったんで、いなじょぶ側。
いなじょぶ側はリンクを貼っておきますね。
そうですね。ファブ域なり、くじスクラップボックスなり。井戸端は人のとこなんで、入るときは気をつけて。
はい。リンクは貼っておきますね。
全然誰でも見れるっていう感じかな。
あとはイメージキャストから来ましたとかはやらないように。
大丈夫ですよ。たぶんリスナーもいるんで、イメージキャストから人がすごい来たぞってなるだけです。
いやいや、荒らさないようにしましょう。
向こうの方が荒らしてくれて大丈夫ですよね。
結構戦闘的な。
割と理論で詰めてくる感じじゃないか。
井戸端っていう名前の雰囲気とだいぶ違う気がする。
見るのは自由に見てもらって。
ひっそりとね。
あとはポッドキャストやってるんで、いなじょぶの楽しみの顔して。
これもリンク貼っておきます。
それを筆頭に貼っておきましょうかね。
という感じですかね。
それでは全録音生活を実践しているいなじょぶさんにお越しいただきました。
ありがとうございました。
色々お話聞いて楽しかったです。ありがとうございました。
こちらこそ本当にいつも聞いてたところに入れてる感じが全然実感も出ておりませんか。
楽しみにしておきます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
感想とかもね。
イメージキャスト、ディスコートをやっておりますので書いていただけると嬉しいですし、
いなじょぶ側の方にも書いてもらえると嬉しいです。
勢い付いたんで、色々これからゲストの方とかもお呼びしていければなと思っております。
という感じで今回いなじょぶさんに聞いていただきました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
さよなら。
さよなら。