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2025-09-23 38:23

【第107回】アルルのローマ遺跡とロマネスク建築(フランス)

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-------🎙Pick up 世界遺産🌍-------

『アルルのローマ遺跡とロマネスク建築』

1981年登録、文化遺産

保有国:フランス共和国

登録基準:(ⅱ)(ⅳ)


-出演者-

◇ミド(世界遺産アカデミー認定講師、世界遺産検定マイスター)

🕊⁠⁠X (旧twitter)⁠⁠ 📷⁠⁠Instagram⁠⁠ 


◇KANAE(世界遺産アカデミー認定講師、世界遺産検定マイスター)

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#イキセカ #世界遺産 #旅行 #歴史 #古代ローマ #フランス #アルル #ゴッホ #円形闘技場


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サマリー

アルルにあるローマ遺跡とロマネスク建築について紹介しています。歴史的観点から、アルルのローマ帝国時代の遺跡やキリスト教との関連性、さらにロマネスク建築の影響が語られています。このエピソードでは、アルルのローマ遺跡とロマネスク建築が探求されています。サントロヒウム聖堂の特徴や、アルルの遠景陶器場の歴史とその保存状態の良さが取り上げられ、中世の文化とキリスト教の影響についても論じられています。また、アルルのローマ遺跡とロマネスク建築におけるキリスト教の布教の重要な役割や、ローマ帝国の影響、アルルでの文化的結びつきが語られ、見えない繋がりの重要性が強調されています。エピソードでは、アルルのローマ遺跡とロマネスク建築について掘り下げ、フランスの歴史的魅力が探求されています。リスナーからのメッセージや感想も紹介され、番組の進行において重要な役割を果たしています。

世界遺産の魅力とローマ帝国
世界遺産検定 前澤のミドと
KANAEがお送りする
行きたくなる世界遺産
さあ始まりました。この番組は、学校の教科書は旅行雑誌に載っていない
世界遺産の魅力について厚く迫る番組です。
KANAEさん、世界遺産とはどういうものですか?
はい、世界遺産は多種多様なものが登録されています。
各国にいろんな違いがあるので、その違いを認め合って争いを無くしていくためのもので、
いろんな違いを知るための教科書のようなものです。
はい、ということで、ローマ帝国第2弾です。
はい、第2弾。
前回に引き続き。
そうですね、ちょっと笑っちゃった。
そうです。今回もね、ローマ帝国の遺産を持ってきましたよ。
はい、ローマ月刊ですね。
嬉しいですか?
まあまあまあ、でも私もね、ローマ帝国時代の遺跡とかちょっと見たことがあったりもしたので、
やっぱりだいぶ古いじゃないですか。
そうですね。
そう、紀元前、紀元後くらいのタイミングくらいですよね。
そうです、そうです。
そうそう、なんで、約2000年前って考えたら、
本当にこう、自分が想像もつかないような文明があったりとか、そういうのもあるし、とかね。
お任せあれ。
お任せあれ、はい。
今回もね、エリス繰りの世界遺産の中から僕がピックアップしてきましたよ。
みなさん、なんでそんなにローマ帝国時代が好きなんですか?歴史。
僕にカエサルっていう人がめちゃめちゃ好きなんですよ。
はい、演説してた人ね。
そうそうそうそう、最終的に殺されちゃうんですけど、
でも彼の弟子が初代ローマ帝国の皇帝になってて、
まあちょっとね、女性に対してすごく奔放な人なんですけど、
でもなんかすごくね、なんか賢いなとか、
結構今生活する上でも、すごいカエサルの名言とか、やったこととかをちょっとね、半数して。
哲学的な?
そうですね。
へえ、そうなんだ。
っていうところがあって、好きなんですが、今回はですね、オフランスの世界遺産です。
はい、いやいいですね。
オフランスです。
世界遺産はですね、アルルのローマ遺跡とロマネスク建築という世界遺産です。
はい。
アルルといえば、南仏プロバンス地方を代表するね、一大観光都市として有名ですが、
アルルどういうイメージありますか?
いやアルルも遺跡というかさ、そういうのはもちろんイメージですけど、
そもそも私プロバンスが一番行ってみたいんですよ、フランスの中で。
わかる。
結構田舎で、観光スポットって言ったんですけど、
フランスの海外からの観光客とかの方が多いらしくて、日本人じゃなくて。
でなんかさ、のどかでワインとかもすごい美味しいしとか、畑とかもあるしとか、
そういうなんか、フランスってパリとかのイメージ強いけど、そうじゃない、ちょっと田舎の方の、
ニースとかまで行っちゃうとまた騒がしいじゃないですか。
おニースね。
そうニース行っちゃうとまた騒がしい。
おニースとかアビニョン、オアビニョンとか。
アビニョンもね、素敵だと思うんですけど、
でも本当に田舎ののどかな街並みが楽しめるって言うと、
プロバンスなのかなとかって思っちゃったりもするので、すごい好きなエリアです。
そう言うと思いました。
そう言うと思いました、はい。
そうね、結構田舎なんですけど、
なんせこのプロバンス地方って有名なのが、数々の画家を輩出してきた地方ということで、
シャガールとか、あとは誰だろうな、モネとかもそうなのかな。
でも言ってると思いますよ。
そうですよね。
いろんな名だたる画家たちがこの場所で様々な名作を世に生み出してきたんですけど、
最もアルルで有名なのはゴッホなんですよ。
ゴッホがこの場所で数々の名画を世に送り出したっていうことで有名でして、
僕ね、ゴッホの中で夜のカフェテラスっていう絵が一番好きなんですよ。
それはその周辺で描いた作品?
そう、アルルで描いたんですよ。
なんかね、夜の夜景に大々のカクテル光線っていうんですか、
っていう明かりに灯されたカフェテラスが映し出されてるんですけど、
それがすごく僕好きで、
ああいうところで本当に夜通しなんか飲んでみたら、すごく幸せなんじゃないかなって思いながら。
なるほど、酔いつぶれる、そこで。
ちなみに僕アテネで結構飲んで、
次の日の飛行機遅れちゃったって言ってましたね。
言ってましたね、有名な話。
まさに飲んでた酒場が夜のカフェテラスそっくりのお店なんですよ。
多分そういう、なるほどね。
でもそれはアテネで飲んでたんですよね。
でもありそうですよね、ヨーロッパってやっぱり似てるようなお店とかも結構ありそう。
こういったゴッホの街として有名なんですが、
今回その世界遺産の部分で紹介するのは、
画家というよりもローマ遺跡、そして中世のロマネスク建築っていうところの紹介になります。
なんで時代が大きく分かれますね。
さっき金谷さん言ったように、紀元前、その中間あたりの話と、
中世なんで11世紀、12世紀、13世紀ぐらいかなの建築で大きく分かれるんで、
その辺が違いがあるんですけども、
2つの時代の名だたる建築が街の中に点在しているという場所になります。
ちょっとその辺も楽しみに聞いていただきたいなと思います。
ではですね、早速世界遺産の説明に入ると思うんですけど、
まずはローマ時代ですね。ローマ紀の遺跡についてなんですけども、
このローマの遺跡、このアウルっていう場所にちなみますと、
紀元前2世紀ぐらい、当時はローマ帝国にまだなっていなくて、
共和制ローマの時代なんですけど、
共和制ローマがこのアウルを制圧したことによって、
ローマ帝国における重要な商業都市になっていくんですよ。
で、そこからまた日にちが立っていって、
ゴッホとアルルの文化
ちょうど紀元、どれぐらいかな、0世紀とかなのかな、
カエサルとか、さっき言ったね、カエサルとか、
彼の弟子であって、初代のローマ皇帝になるアウグスティスという人たち、
ちょうど共和制ローマからローマ帝国に移り変わっていく時代に、
カエサル、アウグスティスという人たちがここにね、
ローマ建築を作り始めるんですよね。
ということが起きつつも、4世紀になると、
今度はですね、ローマ帝国においてとんでもない事件が起きます。
これはね、コンスタンティヌスっていう人が当時皇帝だったんですけど、
この人の時にローマ帝国がキリスト教を国教化するんですよ。
これめちゃめちゃすごいことで、
当時のローマ帝国ってね、宗教っていうのは多神教が多かったのかなって聞いてるんですけど、
ていうこともあって、若干キリスト教徒を迫害してた地域もあったりしてたんですよ。
確かになんかその、人間主義みたいな、人が中心の文化とかがあったって言いますよね。
神様っていうよりかはね。
そうなんですよね。
ということで、ミラノチョクレというものが出されて、
そこでローマ市民の宗教信仰の自由が与えられて、
そこからローマ帝国がキリスト教を国教化していくわけなんですけど、
そのローマ帝国がキリスト教を国教化した初期の重要拠点になったのが、このアルルルってことですね。
はいはいはい。
本当にキリスト教が広まった重要拠点といってもいいかもしれないですね。
ローマ時代で言っても、本当キリスト教の初期の歴史があるってことですね。
そうなんです。
ということで、この場所にはね、そういったローマ時代を思わせる遺跡がいっぱいあるんですけども、
代表的なのが古代劇場ですね。
古代劇場と、あとはコンスタンティヌスという人が作ったコンスタンティヌスの公衆浴場というものもあってます。
浴場とかもいいですよね。結構あれじゃないですか、ローマって。
そうね。
しかもなんか立派な柱とかも周りにあったりとかさ。
確かに確かに。
何だっけ、ああいう絵があったじゃないですか、ローマ時代の。
テルマエロマエロマ。
それをイメージつくような感じの建物の建造物が多いんじゃないかなって思うんですけど。
そうですね。本当に皆さんがローマの遺跡ってイメージしたら思い浮かぶようなものが結構ある意味はゴロゴロとある感じですね。
一方変わって、今度はロマネスク建築の方なんですけども、
ロマネスク建築といえば中世ぐらいに風靡したキリスト教の教会だったりとかそういったものをデザインしている建築様式なんですけども、
きっかけを遡るとやっぱりローマ帝国時代に戻るんですよ。
紀元の3世紀ぐらいかなって言われてるんですけど、聖人トロフィムスっていう人が。
初めて聞いた。
本当ですか。
テキスト載ってたらどうしよう。
でもね、ちょっとね。
載ってるかな。
載ってるかもしれない。
やばいな。
でもちょっと初めて聞いたかも。
でもね、あんまり有名じゃないです。
聖人トロフィムスってググったら今から喋ることしか出てこない。
そこまで有名な人ではないかもしれないんですけど、
トロフィムスっていう人がある意味やってきて、キリスト教の布教活動を始めるんです。
これすごいなって思ったのが、さっきのローマがキリスト教を国教化したのって4世紀じゃないですか。
それより前にある意味来て、キリスト教布教活動をしてるんですよ。
さっきも言ったように、ローマ市民って場所によってはキリスト教徒を迫害してたエリアもあったんで、
この人よう布教したなっていう。
確かに。
結構命がけ屋だったんじゃないかなって。
そうなんだ。
なんかね、どうせなってすぐ殺されちゃうし。
いやマジマジですよ。血の毛多いですからねローマ市民本当に。
確かに。
っていうことをね、し始めました。
そういったちょっとキリスト教のゆかりがある場所ではあるんですけども、
そこからキリスト教が国教化されて、ずっと年代が重ねていって、
11世紀から12世紀ほどですね。
あるいはやっぱりキリスト教におけるローマ帝国というか、
ヨーロッパにおける重要な拠点になっていったんですよね。
で、街を代表する教会というか、聖堂を作ろうという話になって、
ロマネスク建築の歴史
その時に先ほど挙げた聖人トロフィムスの名をちなんで作ったのが、
サントロヒウム聖堂という。
サントロヒウム聖堂。
トロフィムスから取ってる名前ですね。
聖堂になります。
で、これもゴリゴリのロマネスク様式の建築物になっています。
ロマネスク様式って何ぞやっていう話なんですけど、
これ100回の時にさ、モンスタンミッシェルの公開収録の時に若干ちょっと話したんですけど、
フランスって言ったら、やっぱりノートルダム大聖堂とか有名ですよね。
ああいう風な豪華なステンドグラスと、外から見るとバラ窓があって、
大きなゴシックみたいな。
あれもゴシック様式って言われてるんですよね。
ゴシック様式がフランスで流行る、その前の時代にあったのがロマネスク様式って言われてて、
厚い壁と小さい窓があって。
なんかちょっと重厚感あって、あまり良くないかもしれないですけど、ちょっと堅苦しい感じ?
そうですね。まさにその通りです。
重厚感が。ガトーショコラみたいな。
ガトーショコラはわかる。形もね。形はわかるかも。
金塊ドーンみたいな感じですね。
なんかすごい圧迫されてる感じ?
そうそう。なんか豪華な消息とかは少ないかもしれない。
あんまり天国をイメージさせるようなゴシックってのはちょっと違うかも。
そうなんですね。
このサントルヒウム制度も例によって、
そういった厚い壁と小さい窓が特徴的なロマネスク様式の教会になっているんですけど、
中でも有名なのがファサードっていう教会の入り口ですね。
入り口の扉の上にタンパンって言われる半円型の彫刻物っていうか、レリーフがあるんですよ。
これがトルヒウム制度の特徴になっているんですけど、
そのタンパンに最後の神パンが描かれているっていうのはここは見どころになっています。
こういうのってタンパン以外にも彫刻物にキリスト教の教会とかって多かったりするし、
あとは東宝聖教とかになってくると、
今度は彫刻物が逆にダメで、フレスゴがでないとダメですよっていう教会もあるんですけど、
そういったものも聖書の一部が描かれたりしてるんですよね。
これっていうのはその当時って今ほど文字読める人がいなかったんですよね。
でもいますよね。文字で読み書きとか。
王様とか意外と読み書きできない人とか多いですよね。
多かったらしいですよね。そうなんですよ。
っていうこともあって文字が読めない一般市民でも、
そういった聖書の中身物語がわかるようにそういった彫刻物としてタンパンだったりっていうもので残したと言われています。
そうなんだ。
ちなみに近代になってくるとカッパン印刷っていうのが流行ってきて、
ドイツでカッパン印刷の技術がすごい普及していくんですよ。
それで聖書の大量生産ができるようになったんですよ。
それによって文字が読める人が莫大に増えたって言われてます。
当時聖書ってギリシャ語かバチカンじゃないですか。
だからイタリア系の言語でラテン語かな?しか書いたものがなくて、
自分の母国の言葉で書いている聖書っていうのはほぼなかったらしいんで。
それでカッパン印刷で母国語の聖書がいっぱい広まったおかげで、
じゃあ勉強してみようかなっていうことで。
手に取りやすくなったんですね。
これは完全に余談なんですけど。
こういったところが中世ロマネスクの背景になっています。
アルルの遠景陶器場の歴史
なんかこう見るとあれじゃないですか。
ローマ遺跡と中世のロマネスク建築って時代が結構飛び飛びで、
もちろん見た目も全然違うけど、
ちょっとこの話を聞くと繋がりみたいな感じがする。
確かにキリスト教国になったっていうのもそうだし、
キリスト教も原点というか始まりはゼロ年じゃないですか。
そうなんですよね。
だから同じくらいの時代なんだなっていうのも感じたし、
だから少なからず文化交流だったりとか思想感の生き生きみたいのは知ってたから、
共通するものとかあるんだろうなとか思いましたね。
近いしね場所も。
そうなんですよね。
だからここが結構僕ポイントかなと思って、
一瞬ローマの遺跡と中世ロマネスクの建築、
二つの時代が分断した形で街に残っていると思いました。
実はストーリーを探ると結構繋がっている部分がある。
見えない糸であるっていうのがここはすごく伝えたいところで。
絶対交流してましたもんね。キリストだったら。
そうなんですよ。
確かに。
そうなんだ。
という背景があるんですが、
僕がこのアルルで最もご紹介したいものを今から紹介します。
それがアルルの遠景陶器場です。
陶器場ね。
皆さんお待たせしました。
ちゃんと名前使いますね。
広くね。広く使わないと。
確かにね。一応映してるからね。
そうなんです。忘れてましたね。
そうそう。あまりにも前回のLGMの遠景陶器場が
金谷さんなんか結構盛り上がってたんで。
盛り上がってた?私?
盛り上がってた。
みのさんでしょ。
私も盛り上がりは面白かったんですけどね。
あまりのオンドック感の差にびっくりしちゃった。
昨日じゃない。前回喋った瞬間に
次も遠景陶器場行ってやろうって思いました。
こいつって思いました。なんだこの冷めた感じって思いました。
私もちょっと動画見返して
自分これは冷めすぎだわって思いました。
画面に映ってると県庁に出ちゃいますね。
そうですね。ということで皆さん
大変申し訳ございません。
たぎってください。たぎる時間がやってきましたよ。
遠景陶器場です。
このアルルにもあるんですよ。
やっぱさ、結構フランスとかイタリアとかの街って
遺跡が残ってるところ、すごい陶器場が残ってるところも多いですよね。
多いですね。
このアルルの遠景陶器場は紀元前1世紀作られたと言われてます。
古いですね。
紀元前って言ったらもう古いですね。
古いですよね。
これね、さっき金谷さん言ったように
アルルの街の上空写真に残してる写真とか結構残ってるんですけど
見ていただいたら一目瞭然で
遠景陶器場に家が集まってくるように
旧市街が形成されてるんですよ。
中心になってるんだ。
そう、街の東側にあるんですけど
でももう遠景陶器場に家が集まるようにさ
しかも海が近いんかな、やっぱ。
なんかね、すごいね、ロマンチックなんすよ。
そうなんだ。でもさ、海が近いと本当に海上都市みたいな感じで
いろんな人も集まってくるし、結構賑やかだったんですよね。
そうですね。
街並みも綺麗だし、もちろん。
ごめんなさい、海なんか川なんかわからんすけど
水辺ね。
水辺でした。
だし、やっぱりアルルの南フランスの温暖な気候とさ
家とかも茶瓦って言うんすか
いや、わかります。古い感じの家が残ってますよね、ちゃんと。
そうなんですよね。
そのど真ん中に丸い遠景陶器場がドーンとあるわけですよ。
これがね、本当にいいなと思いまして。
いいなって。飲みたいなって。
飲むぞ。飲むんだから。
いいな。
という場所になっていて、このアルルの遠景陶器場はどんなもんかというところなんですけども
収容人数は2万5千人です。
じゃあこの前のと同じくらい、この前の。
LGMね。
LGMが3万5千人くらいなんで、ちょっと小じんまりかな。
ちょっとLGMがでかすぎるっていうのもありますね。
なるほどね。
で、このアルルの遠景陶器場は2万5千人入るのと
136m×107mの2層2階建ての構造になってます。
3層3階建ての遠景陶器場ってもうローマのコロッセオとLGMの遠景陶器場しかないんで
ね、って言ってましたね。
ここアルルのは2階建ての遠景陶器場になってるんですけど
面白いのがここからで
中世に入るとですね、これアルルの遠景陶器場って
要塞兼住宅に使われるんですよ。
あー、はいはいはい。
集合住宅ですよね。
アパートってことなのかな。
そうなんだ。
それは何ですか?陶器場に勤めてる人とか関係なしに。
関係なしですね。家になるんです。
その部屋数なんと212個。
まあまあ、まあまあ。
すごいですよね。
中にはね、2つの礼拝堂があったそうで。
礼拝堂というか教会があったそうで。
やっぱそのあたりがこのアルルらしいなって思って
やっぱキリスト教復教の重要拠点だったじゃないですか、ローマにおいて。
デカズロマネスクの代表的な都市ということもあって
それがローマ時代の遺構の中に作られたっていうのが
ちょっとなんかエモさを感じる部分だなと思ってます。
現代の利用と文化的意義
そうなんだ。
だから住宅もどんどん集まってきたのかな。
住む場所っていう施設としての役割もあったから
なんだろう、シンボル的な感じだったのかな。
かもしれないですね。
ショッピングモール兼マンションみたいな感じだった、確かに。
周りにいっぱいありますもんね。
こしがやレイクタウン的な感じ?
まあまあ確かに。
ちょっと離れていかないで。
チャンネルはそのまま。
でもなんとなくわかるかも。
この前に住みたいなとか住んでたら便利かなみたいな感じだったんでしょうね。
そうですね。
というのが特徴で。
やっぱこのアルルの遠景陶器場もめちゃめちゃ保存状態がいいんですよ。
すごい良くて綺麗で、綺麗な状態で残ってるんで
やっぱりここもイベントとかに使われてるらしくて
復活祭の時にはですね、陶牛なんかをやってました。
時代的に陶牛が動物の権利上良くないんじゃないかっていう声もあるんで
今やってるかどうかちょっとわかんないんですけど
そういった何かしらの催しっていうのを復活祭とか
キリスト教における重要な日にやってるっていうお話でした。
なるほど。
どうですか?
アルルの歴史的背景
僕アルルって結構やっぱアーティストの街っていうイメージだったんですよ。
ゴホンがやっぱ有名なんで。
確かに確かに。
意外とっていうかなんかそういう
ロマネスク建築までわかるんですけど
ローマ遺跡が綺麗な状態に残ってるっていうのが南仏に。
人が少ないがゆえなんですかね。
街並みだとやっぱ崩されちゃったりとか。
ローマとかはそれこそ人ちゃんと管理してるから
触れないようにとかなってるけれども
あと気温とかもあるのかなとか。
気温確かにそうですね。
確かにね。
風の感じとかさ。
気持ちよさそう。南フランス。
あとイタリアとかだと
中間に
アペン山脈だったっけ?
山脈が大きいのが立ってることで
風が吹きやすかったりみたいなのがいろいろあるみたいですよね。
そういう地形の関係もありそうですよね。
なるほど。地形、気候と。
でも少なからずあるんでしょうね。
ということで
先ほどちょっと紹介した通り
このあるっていうのは
本当にキリスト教・布教における
重要な拠点だったんですよね。
今の僕たち、今の世界でも
キリスト教って世界で一番
信者を持つ宗教じゃないですか。
ですね。誰もが知ってる。
そうですよね。
世界で一番読まれてる本だってね。
聖書って言いますからね。
イスラム教徒が増えているものの
今の段階ではやはりキリスト教徒の数っていうのは
世界中に広く分類されているので
キリスト教の布教の凄さっていうのを
感じる部分であるんですけど
どうやってキリスト教がそこまで
信者が多くなったかっていうところをひも解くと
やっぱりローマ帝国が国境化したっていうのが
めちゃめちゃでかいと思うんですよ。
確かに。
当時のローマ帝国って
北は北欧の手前の方から
南はアフリカまで点在してたので
とんでもない人がいたんで
そういう人たちにキリスト教が回るってなると
やっぱりとんでもない数になるわけじゃないですか。
確かに。
それまではやっぱり多神教っていうのが
広く一般的だったのは
一神教っていう宗教が
メジャーになるっていう
礎を作ったのも
ミラノチョクレーないし
ローマが国境化した
時代がそうなんじゃないかなっていう風に思いますし
だからその影響ってやっぱね
すごいと思うんですよ。
さらにそれをひも解くと
このアルルっていう場所は
国境化する前に
命がけでトロフィムさんが
布教しに来たっていう
歴史もあって
だから本当キリスト教が
ここまで拾ったルーツを探ると
絶対このアルルっていう場所に
たどり着くんじゃないかなって
僕は個人的に思ってるんですよね。
文化の広がり
なんかその
領土を広げる
必要がやっぱ当時あるじゃないですか。
陸続きだから日本とは違って。
常に外部からも
襲われる可能性があるしとか
どんどんどんどん文明を
高度にしていかないといけない
領土を広げないといけないっていうのは
あったと思うんですけど
領土を広げるっていうことに対して
目的がちゃんとあったのかなって
すごい思うようになりますよね。
例えばキリスト教を広めるとかもそうだし
私ちょっとワインの勉強を
一時してた時があったんですけど
ブドウの木を必ず持っていくわけですよ。
へーブドウの木を。
絶対その領土
ローマ人が始めたっていう
歴史も結構いろんなところにあって
やっぱりキリスト教の人が
一緒にブドウの木を
持ち運ぶわけですよ。
で、わざわざブドウの木をそこで植えて
キリスト教とワインってすごい
深い関係とか
必要なものだったりするので
一緒に入っていってるんですけど
領土を広げるのが目的なのか
こういうものを広げて
文化を広げていくのが目的なのか
考えちゃったんですよね
絶対持っていくから
大航海時代とかだってそうだし
やっぱちゃんと目的があるんだろうなって
ただただ
無我夢中でというか
ここは俺のだじゃなくて
無欲に広げるんじゃなくて
ちゃんと政治的なとか
そういう目的を持って
広げていってたんじゃないかなとかね
確かに思っちゃった
気づいちゃった
気づいちゃった
そうですよね
僕が言いたいのは
あるっていう街を
この情報なくてただ観光すると
この街って
ローマの遺跡もあれば
中世のね
教会も残ってて
二つの時代が楽しめるんだな
全然違う建物の形だから
両方味わえるんだなって思いがちなんですけど
でもこの話を聞くと
多分
見えない糸で繋がると思うんですよ
ローマの時代と
11世紀のロマネスクの時代
中世のこの間の部分が
詰まってるわけじゃないですか
何があったのか
キリスト教がどうやって
布教したのか
その場所がここだったってなると
見てるものは全然違う
様式の建物遺跡かもしれないけど
情報が入ると
それが一本の線で
きれいに繋がるわけですよね
でもこれって
世界遺産を知ったり
学んだりしないと
絶対に気づけないところなんで
僕ね世界遺産を学ぶとか
世界遺産を知る一番の醍醐味って
こういうところにあると思います
確かに国と国の繋がりだったりとか
自分への繋がりもそうだし
とか
本当に今まで学んできてた歴史って
私もそんなに興味なかったんですけど
ずっと
でも点で見てたじゃないですか
この時代のここがこうなんだなとか
世界遺産で見てると
あれこの人ってこっちにもいたの?
こっちにもいたの?みたいな
それが楽しくなりますよね
本当その通りですね
点じゃない線
でもそれって目で見えるものじゃないじゃないですか
でも話を聞いたり
調べたり
情報を入れると
今まで見えなかったものが
見えてくるんで
全く違う様式の建物にも
なんか禁じてる要素とか
そういうのが目では見えないけど
感じれるものがあって
全く別物には感じなくなっちゃうんで
本当なんかさ
人間の
人生観みたいなのと一緒で
変わっていくわけじゃないですか
それと同じ感じですよね
分かります
ここがこうだったから
今度こっちの大陸でこういうのが起こってみたいなのが
すごい分かるようになる
ストーリーで
それが確かに楽しいかもって思いますね
なんで僕はちょっとね
ローマ遺跡とロマネスクの建築っていうのを
アルで紹介しつつも
やっぱこういうところに
目には見えない
無形のものに
価値があるっていうところを
世界遺産を知っていく上での
あるっていうところを伝えたかったので
確かに
今回はそういったものが
著しく見える場所として
フランスの世界遺産
アルのローマ遺跡と
フランスの世界遺産
お紹介しました
良きでございました
なんかさ
物語としてとか
繋がりで見るっていうところに関しては
例えば全然関係はないけど
そのなんだろう
紛争とかだってやってるけれども
じゃあ攻撃した方が
悪いとかって
だいたい思っちゃうけど
そうじゃなくてもっともっとはるか昔から見てた時に
こういう理由があるから
こういう出来事があって
分かるっていうのもあるから
そうですね
全体像で
いろんなことを
俯瞰的に見るっていうのはすごい大事だなっていうのはね
確かに断片的に見ると
どっちが良い悪いとかあるけど
違うんですよね
歴史とか関わりとかを深く深掘っていくと
そうですね
波のように繋がっているものがあるんですよね
自分が逆の立場だったら
確か同じことしてるのかな
って思う時もあるし
はい
ちなみにアルルっていうのは
その後になるとゴッホとか
7タル部下たちが暮らすんですけど
ゴッホが
自分の耳切り落とした事件ってあるじゃないですか
知ってます?
知らない
ゴッホ自分の耳自分で切ってるんですよ
それ何ですか?芸術のために
なんかちょっと病んじゃって
お兄ちゃんか誰かに
そんな耳なくなってしまえばいいみたいなこと言って
本当に切っちゃうんですよね
耳切り落とし事件が起きたのも
このアルルでございます
私の耳はどこにあるんですか?
アルルにあるかもしれませんね
確かにね
探してみてください
耳か
耳がみたいなね
はい
今回もね
お便りをご紹介したいなと
ありがとうございます
ピックアップ制で
ご紹介させていただきたいなと思います
はいということで
今回ご紹介するのはですね
第103回
スパイヒャーシュタットの会で
タモンさんから
お便りをいただいております
ありがとうございます
ではご紹介させていただきます
チエハウスはなぜレンガなのか
調べたら
エミールヘイガーさんの
建築の宝石として自然と
風土の一体化を考えたからだそうです
はい
戦後復興のシンボルとして
耐火や塩害対策で
頑丈に作ったのかもしれませんが
作り手の思いを
乗せた建築なんだな
と思いました
変わったデザインなので
素敵ですねということでコメントを
いただいております
ありがとうございます
アルルのローマ遺跡の魅力
スパイヒャーシュタットドイツですね
一面が
レンガ造りの
高層ビル街とか
写真で見たらインパクトありますね
なかなか
雲河があって両サイドが
圧迫されるような
景観
無駄なフィジカルの強さ
確かに産業大国を
物語ってる感じのね
強さ感じました確かに
いいですよね
無駄なね
頑丈さを僕言ってみたいですね
男性好きそう確かに
ああいう風景
ドイツはね行ったことないけれども
すごい好きですねやっぱり
日本とも似てるししかも
確かにそうですね
車の産業だったりとか
そうそうそうそういうのもそうだし
確かになんかドイツと関係
持ってる姉妹都市とか多そうですよね
そうあとなんかさ
規律性っていうのかな
日本語大丈夫?
ちょっと固い感じの
とかね
いろいろ似てるって言いますよね
ドイツと日本って
両方とも対戦後の敗戦国で
復興してるしね
ルーツがねちょっと
似てる部分があるなっていうので
興味がありますけれども
ありがとうございます
リスナーとの交流
ありがとうございます
ということで行きたくなる世界遺産では
引き続き皆様からのお便り
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最近してなかったな
たまにしてますよ
週に1、2回とか
たまにしてます
なので皆さん更新してください
サポートプランのメンバーさんとかも
いつも応援いただいていまして
ありがとうございます
おかげさまです
本当にありがたいことで
今後も頑張っていきたいと思います
そうですね
本当にありがたくて
機材調達にも役立ってるし
やっぱね
僕らとしてもさ
一緒に番組作ってんだなっていう
確かにね
そういうのがあるんですよ
だからさ
ガチな話で
僕らってまださ
世間一般から見ると
どこの何者でもないじゃないですか
でもさ
ぶっちゃけベネフィットがあるか分かんないんですよ
限定エピソードと
サミックスブービー送ってますけど
それで月額でいくら支援します
っていうのがあるわけですよ
それで分かんないけど
支援したいって言って
サポートしてくれてる皆さんは
僕ね一生忘れないんで
確かに
最後に紹介してるじゃないですか
名前を
でもあれは希望者の方のみなので
そろそろ名前も出さなくていいです
って言ってくれてる方もいますし
本当その方々も含めて
ありがたいですね
本当に
今さ僕ら言っても
頑張ってるとこじゃないですか
ここからさ広めたい
頑張ってる
いっぱい聞く人が
ホットキャスユーザー自体ももっと増えればいいな
とか思ってるし
そうなんですよね
この時期にフォローしてくれてる人は
絶対に忘れないんで
いくらこの後僕たちが
ワーキャー
ワーキャー言われるようになっても
でも今サポートしてくれてる人たちは
僕絶対忘れない
忘れないです本当に
土台の段階で本当に
こんなに支えてくださって
創生期なんで
良ければ
僕たちですけど
応援したいという方は
ぜひ一緒に番組を作っていきたいんで
ぜひサポートしていただけたら
嬉しいし
その人たちのことも僕は絶対に忘れないんで
忘れないという特典つきで
忘れないよ
マジで忘れない
本当そうですよありがたいですし
こうやって配信できる
好きな世界さんに関してお話をできる場を
いただけてるっていうのもすごいありがたいし
なんかねもっと広まっていいな
広まっていってほしいなとも思うし
ホットキャスだけじゃなくて
イベントとかもしていきたいと思っておりますので
引き続き皆さんよろしくお願いします
よろしくお願いします
ということでまた来週会いましょう
バイバーイ
38:23

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