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2023-02-03 09:22

第14回「しっくりワードに出会った」

こういうのって、本当に何の前触れもなく遭遇するよりは、意識的にしろ無意識的にしろ小さな積み重ねがあって生じるものなんだろうと思います。
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こんにちは、今日もお疲れ様です。このポッドキャストは、自分の意見というものを言うのがすごく苦手な私が、日頃考えていることとか、読んだ本の感想などをこねくり回していくプログラマです。
さっき、「これだ!」って思ったことがあったので、とりあえず録音ボタンを押したんですけど、人間関係で、嫌いとかじゃないんだけど、なんか相手に嫌われているかもしれないような雰囲気があるんだけど、いや、でも違うだろうな、みたいな。
でもなんか、ちょっと話すとき気使うんだよな、みたいな微妙な関係性の人に対して、ちょっと前からもやもやしたりして、というか、職場とかに大体一人はいたりすると思うんですけど、そういう人が。
うまく言葉で表現できなくて、私としては別に嫌いとかじゃなくて、仲良くできるものならしたいし、積極的に避けたりとか、バトったりとかはしてないんだけど、なんかうまくいかないな、みたいな。
あっちも言動に対してこっちが、なんか私のこと嫌いなのか?みたいな。いや、でも違うか?みたいな感じの空気感を感じることがあり、うーん、なんて言ったらいいんだろう?みたいなのをずっと悩んでたんですけど、
さっき、ぼんやりそのことについて考えてたら、ピンとくる言葉を思えていたんですよ。思えていたというか、なんか自然と心の中からボンって出てきて、あの人と私相性が悪いんだよなってことにふと気づいて、心の中ですごいこれだってなって、これは絶対覚えとこうと思って。
お互い、たぶん嫌い合ってるわけじゃないんだけど、価値観が違うっていうか、え、そこでそうするの?とか、え、あれ?返事してくれ?いや、聞こえてないだけか。いや、わからん。あんまりこういう時に返事しないタイプの人なだけかもしれん。
あそこは言わないと思うんだけど、いや、わからん。わからん。みたいなのを、私はたまに職場とか、学生時代は学校とかで感じることがたまにあって、でもそう言ってて、たぶん相手も私に対してなんか感じてるんだよな、たぶんだけど。
なんでそこで?みたいなのを、たぶんお互いにもんやりとしてて、なんかしっくりこないみたいな。他の人と喋る時みたいに、スパッと気持ちよく話が進まないみたいな。
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のは、お互い嫌いとかじゃなくて、相性が悪いからなんだっていうのを気づいた。やっとこの歳になって。30代、もう数年過ぎてから。
なんかすっごいスッキリした感があって、今。
相性が悪いって、どっちも悪くなくて、そういうもんなんだっていう、ポケモンのタイプ相性みたいなもんで、合わないんだよなっていう感じ?
今まで、人間関係とかについて割り切った感じで考えてる人が、合わない人とは合わないよとか言うじゃん。
でも私はそれを聞くたびに、そんな考え方言うてできんやろってずっと思ってたんですよ。
私は気にしだから、そんな風には切り捨てられないわと思ってたんだけど。
さっき、自分の中で相性が悪いっていう言葉が出てきて、今まで切り捨てるのが上手いんだと思ってた人たちの言う、仕方ないよみたいな、合わないもんみたいなのの意味がやっとわかったっていうか。
この感覚のことを言ってたんだと思って。
そう思ったらなんか、今なんかしっくりこないなみたいな。
嫌われてるわけじゃないんだろうけど、なんかうまくいかんみたいな。
相手に対しても、もうちょっと普通にっていうか、他の人と同じように、あんまり深く考えずににこやかに接することができるんじゃないのかなみたいなことを思いました。
っていうのを言いたかっただけなので、今日はこれで終わりなんですけど。
だから、今5分ぐらいか。時計見たけど、5分ぐらいしか喋ってないんだけど、今日言いたいことは、これで終わりです。
なんか今まで、自分のことをすごい気にしだと思ってたんですよね。
ドライかウェットかで言うと、完全にウェット寄りの人間で、しかも理論よりも感情で動く、感情ドリブンの人間だと思っていて、私の自分のことを。
こういうウェットな性質の人は、ドライな人とはどうやってもうまくいかないのかもしれないってすごい思ったんだけど、なんかちょっと糸口つかめたかもしれない。
ウェットであるとか、気にしであるっていうのを、結構前までは欠点だと思ってたんですよ、私は。
もっとドライになりたい。もっとすっきりと、きっぱりと、物事を整理できるようになりたいって考えていたんだけど、
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前回でも話した犬山上子さんと牧村浅子さんのオンライントークイベントに参加したときに、牧村さんが言ってた言葉がすごい心に残って。
というのも犬山さんも、私と同じくって言っていいかわからないけど、私寄りなのかな。
話しながらね、例えば学生時代の話とかをしてて、当時の友達はって言った後に、
友達と思ってたのは私だけかもしれないんだけど、友達って言っていいかわかんないんですけど、仲良くしてた人が、みたいな感じで言い直したりとかしてたんですよ。
すごいわかるなと思って、私。
友達って、私は思ってるけど、友達だなんて言っていいのかしら、みたいな気持ちとかが私にもあるから、犬山さんの言葉の選び方。
そこで一旦、でも違うかもとか、あっちからしたら違うかもしれないんだけど、みたいなのを都度挟んでいく、その話し方がすっごいわかるわかると思いながら聞いてて。
で、その話し方で喋っている犬山さんをじーっと見てたマッキムラさんが、一言、犬山さんは喋る時に思い浮かべる人の顔が多いんだねって言ったんですよ。
すごい表現だなと思って、もう私は目から鱗が100枚ぐらい落ちて、その時に。
気にしだねとか、気を使うんだねとかじゃなくて、悪くも言わないし、特別お立てたりもせずに、話している時に思い浮かべる人の顔が多いね、みたいな。
いろんな人のことを思い浮かべながら話すんだねって言ったんですよ。
そうかと思って、私がマッキムラさんのこと好きだなって思うのはそこも大きな一つなんですけど、過度に肯定もしないし、だからといって絶対否定もしなくて、
相手とか読み手の人に対して、あなたが考えていることはこうだねっていうのを、別に膨らませることもなく、でも軽視するわけでは絶対なく、ただただ紐解いて解き明かしてくれるみたいな。
あなたこういうことを考えているんだねっていうのを、ただただそこにポンって置いてくれる、置き直してくれるような人で、それは私はすごい好きで。
っていうのと、今日の相性が悪いっていう言葉の発見とはちょっと繋がるものを感じるなーっていう出来事でした。
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というわけで今日はマジで短いんだけど、本当にこれが言いたかっただけなので終わります。
聞いてくださってありがとうございました。この後もどうぞ、お元気でお過ごしください。バイバイ。
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