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2022-02-08 20:02

第11回「読書メモ『アリスのうさぎ』」

今回話した本:
図書館にまつわる奇妙な話『ビブリオ・ファンタジア』(全3巻) | 偕成社 | 児童書出版社
https://www.kaiseisha.co.jp/books/9784037272319
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こんにちは、今日もお疲れ様です。
このポッドキャストは、自分の意見というものを言うのがすごく苦手な私が、言いたいことを言うための練習帳と題しまして、
日々考えていることとか、こういうことを勉強してるんだけど、これがわからんみたいなところをこねくり回す番組です。
今、お昼ご飯作りながら喋ってるので、なんかじゅうじゅう言う音が聞こえるかもしれないんだけど、
ちょうどいいタイミングなので喋ります。
昨日また一冊本を読み終えて、感想を喋っておくかと思ってマイクつけたんですけど、
久々にっていうか、そうだな、久々にだな、自動書を読んだんですよ。
子供向けという言い方で合ってるのかな、ちょっとわからないけど。
改正者から出ている、アリスのうさぎっていう本を読みました。
これがビブリオファンタジアっていうシリーズに属している本で、
ルドルフといっぱいやってな、ちょっと私イントネーションが合ってるかわかんないんだけど、
ルドルフといっぱいやってなを書いた方によるシリーズものの本です。
なんかツイッターでこの本面白いみたいなのが流れてきたので、
ちょっといっちょ読んでみるかと思って手に取って。
なので正直私ルドルフシリーズっていうのかな、読んだことがないし、
ちょっと詳しいこと、なんていうのかな、知ったようなことは何も言えないんだけど、
単純に面白そうだったので手に取ったっていう感じです。
ビブリオファンタジアシリーズっていうのが、ひょんなことから図書館で働くことになった主人公が、
図書館を訪れるいろんな人のお話を聞くっていう展開、ストーリーになっていて、
主人公が能動的に動いて何かするっていうよりは、
図書館のカウンターに訪れた人が語ること、こんな体験をしましたとか、
こういうことがありましたっていうのを語るその内容がそのまま本のメインの筋になっているっていう感じです。
だからカウンターに訪れるお客さんによってはちょっとゾッとするような不思議な怖い話だったりとか、
あるいはちょっと胸に来るような切ない感じの話だったりとかっていうのを話すわけね。
私は個人的にはこの本を読んでよかったなと思っていて、
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読んでよかったなと思わないことあんまり読書しててないんだけどさ、
何が良かったかっていうと、子供向けの本を侮る中でというか、
どうしても本を読んでいる時って、この著者は何を伝えたいんだろうとか、
ノンフィクションとかビジネス書、実用書だったらもちろん、
著者の意図するところみたいなところを考えちゃうし、
フィクションであっても、このエピソードを入れることによって、
著者は登場人物のこういう面を表現したいんだなみたいなことをすごい考えちゃうんだよね。
それは別に悪い読み方ではないんだろうけど、
その読み方をしてると、楽しむべきところが楽しめてないみたいなのも、
時にして起こるのかもしれないなっていうのを、今回アリスのうさぎ読んでて思ったんだよな。
一応、ビブリオファンタジアシリーズっていうのが公式サイトによれば、
小学校、高学年以上をターザットにしているらしくて、
小学校5、6年から中学校1年ぐらいかな。
レンジつけて、どのくらい音がうるさくなるのかわかんないけど、
とりあえず喋ってみるか。
優しめな言葉遣いで、話の筋としてもわかりやすい。
伏線が複雑で、みたいなそういう面白さというよりは、
単純にただただ起きていることが興味深いっていう感じの話し運びなんだよね。
そういう話をただただ浴びて楽しむみたいなこと、最近してなかったなっていうことに気づきましたね。
例えばだけど、ちょっとおませな女の子が図書館のカウンターにやってきて、
図書館で働いている私、主人公に向かって、
こういうことがあるのよね、みたいなことをちょっとおませた口調で話すわけですよ。
そういう時に、例えば、主人公は一応大人なので、
小さな女の子が、ただでは自分自身の持っているエピソードを話してくれそうにないぞって思った時に、
じゃあ話さなくていいよ、みたいな感じを出して、
その子の方から聞きたくないの、あのねあのねって話し出すのを待つとかさ。
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そういうちょっとした小ネタというか、ああわかるわかるってなるようなところがちょっと含まれてたりするんだけど、
それが伏線になっているとかではないんだよね。
話を面白くするスパイスにはなっているけれども、
裏を読ませるとか、推理によって面白さを増幅させるみたいなことはあんまりなくって、
だから深読みしなくていいっていうのがすごく気楽で楽しかった。
ただただ物語を面白がる、みたいな。
そういう体験が久々にできたなーっていう感じがしてて。
なんていうのかなーっていうのも、最近そのドラマとか映画とかアニメとかに触れた時に、
ポリコレ的な視点をどうしても気にしちゃうように私がなっていて、
なんかこれどうなんだろう、みたいな。この楽しみ方ってどうなんだろうな、みたいなことを結構考えてたんですよね。
CMとか見ててもさ、忙しい親のためにこういう商品ありますよ、みたいなCMで赤ちゃんにご飯食べさせてるのが、
最近女性じゃなくて男性であることが多いんだよね。
そのCM見た時に私は、これはきっと政治的正しさというか、男女の平等みたいなところに気を使ってって言うとちょっとおかしいかもしれないけど、レンジが鳴ったね。
男女平等みたいなところに心を配った結果、CMの中で赤ちゃんにご飯食べさせてるのが男の人っていうことになったんだなーって思うんだけど。
でも、男と女のカップルがいたとして、どっちが赤ちゃんにご飯あげるかって、2分の1じゃない?
男があげるか女があげるかの2種類なわけで、そうなると男がご飯あげてるCMと女がご飯あげてるCMが1対1の割合で存在していれば問題ないはずなんだけど、
多分今テレビで流れているCMって多くが男の人があげているとかいう感じになっている気がする。
私の体感ですが、統計とか撮ってないけれども。
それはそれで不均衡な気がしているんだよね。
でも、確かに女の人が一人でいわゆるワンワペで家事頑張ってますみたいなCMを見ると、なんじゃこりゃってなんとなく思うように私はなってきたし、
私は男性と結婚した女性っていう身なので、自分がこういうたった一人で全部やらなきゃいけないってなったら結構きついかもしれないなとか、それは嫌だなーみたいなことを考えたりするんだよ。
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だから、ドラマ見てても映画見てても、「これってどうなん?」みたいな。
多分気を使ってこういう表現になったんだろうけど、それはそれでさーみたいなことをすごい考えるようになっちゃって。
こういうことを考えそうになった時に、私は心の中でカトキカトキって唱えるようにしてて。
というのも、時代の変化がまさに今起ころうとしているカトキって、絶対みんなこういうことを考えてるはずなんだよね。
スムーズにゼロから100に、「はい、じゃあ、いろんな問題があるからその社会問題に配慮して、皆さん考え方をこっちに切り替えましょう。」
ってギアを切り替えるみたいに一筋縄ではいかないわけじゃん。絶対カトキには混乱も生じるし、モヤモヤっていう気持ちも生じるわけで。
私は今、私はっていうか、私たちは今そのカトキにいるんだなーみたいなことをすごい考えるようにしてて。
だからモヤモヤする自分も悪くないし、だからといってもモヤモヤに配慮して何もしないっていうのは絶対違うと思うし。
だからカトキだねーみたいなところで自分を収めるようにはしてて。
ちょっと話がどんどんずれては来ちゃうんだけど。
だから最近、この娯楽作品に触れるときに、あんまりまっすぐな気持ちというか、無垢な気持ちというか。
で、楽しむみたいなこと、実はできてなかったような気がしててね。
女性がこういう役柄でっていう、その第1話とかを見た時にさ、これ男性でも良くない?とか。
逆にね、男性がこういう役っていう、この登場シーンとかを見た時に、これ女性でも良くない?みたいなことをすんごい考えちゃって。
で、あの典型的な、いわゆるお姉言葉を使う男性のキャラクターが出てきた時に、なんかその、なんていうの。
あからさまにこのお姉言葉を使う男っていう、それがまた変なテンプレみたいになってるのもおかしいよな、みたいなことを考えてて。
何が出てきても気になるっていう状況になっちゃってて。
でもそれは悪いことではないと思うんだが。
実際その悪いことではないにせよ、心に負荷はかかるわけよ。
毎回そのキャラクターとか話の展開に触れるたびに、これはこれでいいのかな?みたいな。
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これってちょっと違うんじゃない?みたいなことを考えてるから。
疲れるは疲れるんだよね。
でも疲れるからといって、諦めたくはないよね、みたいなことを多分前にも話した気はするんだけど。
改めて思ったっていうことだったんだよな。
話してる間にご飯ができまして。
それで、このビブリオファンタジアシリーズっていうのが、さっきも話した通り、図書館で働く人が主人公、語り部となって進んでいく話で。
何が面白いかっていうと、つまりこれ図書館が舞台だから、図書館で借りることによって完成する話っていうかさ。
本屋で買って読むっていうのももちろんいいんだけど、図書館のカウンターにこの本をお願いしますって出して、図書館の職員さんにどうぞって手渡してもらって持ち帰って読むっていうことによって、
この図書館の職員が主人公であるビブリオファンタジアっていうシリーズは完成するというか、より面白さを増すんじゃないかなって私は思いましたね。
そのちょっと怖い体験を話すお客さんとか、お客さんって言うのかな?図書館の利用者かな?客とはちょっと違う。
そう、図書館のカウンターで、ちょっと利用者さんから怖い話を聞かされたその図書館職員が、
これはどういうことなんだろう?みたいなモノローグとともにその話を閉じるっていう本を閉じた後に、これを図書館職員の人に返却しに行くわけよ。私は明日とか明後日とかに。
そういう時に、私が何を思うのかな?みたいなことがちょっと楽しむというか。
これは図書館で読むのが正解って言ったらおかしいけど、一番面白い読み方なのかな?みたいなことは感じましたね。
これなんか3冊シリーズ、全3巻のシリーズらしくって、ビブリオファンタジアっていうのが。
1冊目がアリスのうさぎ。
えーとね、2巻3巻ちょっと今タイトル、携帯が使えないので見れないんですけど。
何だったかな?確か白雪姫みたいな。
シンデレラ、シンデレラとネズミだったかな?
あとグレーテルとなんとか、昔ながらの童話を思わせるようなタイトルになってて。
これもまたちょっと楽しみだよね。
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アリスのうさぎっていう本を読んで、どういうことなんだろう?このタイトルってなったら、きっと不思議の国のアリスを辿るじゃないですか。
読み手は。
それによって、また一つ読んだ人の世界が広がるわけで。
多分、次のシンデレラとネズミだったかな?を読んだ後にシンデレラの話を読むと、また感じるものがあったりするんだろうし。
それはね、ちょっと楽しみだなって思いますね。
これが小学校、高学年の子が触れるっていうのもいいなぁと思った。
メインのストーリーというか、この本の主軸は、図書館のカウンターに来た利用者が、図書館職員に語るお話っていう体を成してるんだけど。
だから基本的に話し言葉でずっと書かれてて、すっごく砕けた口調でね。
この間こういうことがあってさ、それってこういうことなんだけど、みたいな感じで。
かなりフランの話し言葉に近いような語り口で書かれているっていうのも、また友達の話聞いてるみたいな親しみの持てる感覚っていうのがあって。
それがまたちょっと怖いお話の展開に深みを与えるというか、本当の友達から本当のちょっと怖い体験聞いてるみたいな感じがあって。
ゾゾゾゾーみたいな。なったりして、ちょっと面白かった。
でもやっぱり自動書らしいと言ったらあれかもしれないけど、変にホラー味見た怖さっていうのはなくて、ちょっと不思議な話。
これってどういうことなんだろうって、ふわふわっと、ゾワッとさせて終わるっていう。
その辺の差し加減はさすがだなーって思いましたね。
自動文学で名を馳せている斉藤博さんならではなのかなーっていうのは感じたかな。
っていう感じでね、この本面白かったから、今借りてる他の本を無事に読み終えられたら次も借りてみようかなと思います。
ちょっとね今ね、本借りすぎてるんだよな。
今読んでるのは恋するアダムっていう新調書のクレストブックスから出てる海外小説の翻訳で、
アンドロイドとの奇妙な三角関係みたいなお話っぽいので、
SF好きの私にはたまらないやつだなと思って借りました。
これも読み終えたら感想をこうやって喋ることでメモしておけたらなーって思います。
なんかね、読書感想文みたいなのをブログとかに書こうとすると、すごい気使っちゃって、なかなかまとまらないんだよね。
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で、ならツイッターでポポポンと気ままに書けばいいじゃないって思ったんだけど、
この前、あのとある本について、この本読み終わったから後で感想を書こうってツイッターに呟いたら、
作者の人からいいねをいただいて、ビビっちゃって何も書けなくなっちゃった。
しかもその本について、もちろんいいところもたくさんあったんだけど、ここはちょっと合わなかったなーみたいなところもあったんだよね。
だからそれも含めて、ちゃんと言葉にしてまとめておこうって思ってたんだけど、
ツイッターで作者の方からいいねをもらっちゃったから、なんか書けねーってなっちゃって。
なんかそれっきりになっちゃったんだよね。
だから音声だと、基本的に本当にたどり着いた人しか聞かないだろうから、
あと、自分の声っていうので責任の所在というか、みたいなところもはっきりするし、
ツイートと違って変に拡散することもまあないだろうから、いいかなっていう感じでこうやって喋っています。
なので、これでいわに、できれば今年ずっと続けていきたいなーって思うことの一つですね。
というわけでご飯が冷めちゃうので、そろそろ終わろうかな。
今日はね、ツナ缶をケチャップとカレー粉で炒めたタコライス風のうどんにしました。
今から食べます。
というわけで、斉藤博史さんが書いた、
快晴社ビブリオファンタジアのアリスのうさぎの感想メモでした。
お疲れ様でした。この後もどうぞお元気でお過ごしください。
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